日々の出来事
1/18 うれしい贈り物
18日(木)の朝、西本さんのお父さんが学校においでて、子どもたちにドーナツの差し入れをいただきました。みなさんそれぞれ被災された中で、子どもたちへのお気遣いに深く感謝いたします。
ドーナツは昼食のデザートに、じゃんけんをして順番を決めて、公平に分けていただきました。おこぼれは職員にも。美味しくいただきました。西本さん、ごちそうさまでした。
1/18 今日の授業は?
18日(木)、今朝は小雨。それでも子どもたちは登校してくれました。また玄関前の桜は、大きな枝が折れて傷が残っています。今後の様子にも注視したいと思います。
現在全児童のうち、登校する児童、オンラインでつながる児童、他校で学ぶ児童がほぼ確定してきて、明日もう一人がオンラインでつながると、全員学びをすすめる状況が完了します。1つめの課題はクリアできることにほっとしています。
今朝はまず1年生の朝の会に参加しました。参加している児童は2名、どちらもオンラインなので担任がパソコンを操って、工夫しながらすすめている様子が見られました、次は3・4年生の朝の会に参加しました。オンラインでつながる児童が司会進行し、いつも通りに行う様子が見られ安心と喜びを感じる時間となりました。担任が「今日から、いつものようにスピーチを始めようか。」と提案し、今日の当番のスピーチが始まりました。テーマは「今日の朝ご飯」。何を食べたか、味はどうだったかを上手に話していました。聞く児童も反応しながら聞く姿がありました。質問する子もいて、いつもどおりの活動がもどりつつあるなと感じました。
その後1限めの授業が始まりました。4年生は国語:熟語について、5年生は国語:漢詩について、6年生は算数:小数の混じった計算の立式について学んでいました。5年生は登校とオンラインが半々、6年生は登校1名、他はオンラインですが、各担任は慣れてきた様子で、うまく画面の角度を変えながら学習をすすめていました。
本校では、来週までは午前中の授業(3限まで)、再来週からは地震後約1か月であることを踏まえ、午後の授業を行うことを見通して準備をすすめます。詳しいことが分かり次第、保護者の皆様にお伝えします。
1/17 午後 突然の来客
17日午後、午前中の授業を終え、午後からは避難所本部が職員室から別室へ移動することになり、職員は職員室の現状復帰作業を行っていました。そこへ、ある保護者の方から「校長先生!」との呼び出しが。行ってみると、クエートの大使館から大使が避難所の子どもたちへ激励に来られたとのこと。すぐ校内放送で子どもたちを集めると、大使から直接一人一人に挨拶とプレゼントをいただきました。子どもたちは嬉しそうに英語で会話し、プレゼントをいただいていました。
クエート大使館の皆さん、素敵なプレゼントと励まし、ありがとうございました。
素敵な贈り物
今朝、自宅近くの避難所で生活している皆口さんの保護者の方から、子どもたちに甘ーい焼き芋のプレゼントがありました。朝、熱々が届いたのですが、授業もあり、昼食時に温め直して出すことに。今日の昼食は、アルファ米おにぎりと焼き芋、みかんと野菜ジュースでした。子どもたちはパクパクと全員完食!特に焼き芋は蜜が入っていて本当に美味しかったです。
皆口さん、素敵な贈り物ありがとうございました。たくさんの元気をいただきました。
1/17 朝の読み聞かせ
17日の朝、冷える日でしたが気持ちの良い冬晴れが、子どもたちを励ましてくれているような朝でした。グラウンドでの仮設住宅建設も着々と進んでいるようです。
今朝は、月に1度の朝の読み聞かせの日。12月までは4名の皆さんにご来校いただいていたのですが、今回の地震を受けできないものだと考えていました。今週に入り、4名の中の1名の方、大句さんが用事で本校の避難所の方に顔を出され、お話することができました。大句さんは地震でお家が壊れ、その下敷きになりましたが、なんとか自ら脱出し、現在はケガの治療をしているとのこと。それでも元気にお会いできたことは本当によかったと思いました。「今週、読み聞かせがありましたが、可能ならぜひお願いします。いつも通りに教育活動をすすめたい!」と伝えると「分かりました」との快諾のお返事!地域あっての学校だなぁと強く感じさせられる時間にもなりました。
今日は登校10人、オンライン12人、今日からオンラインで参加した児童も3名いて、久しぶりにみんなが集まったと感じる時間ともなりました。
大句さんが持ってきて下さった本は3冊、「大ピンチ図鑑1・2」と「おにはうちふくはそと」です。大ピンチ図鑑は今子どもたちの中で流行の本とのこと。この図鑑は、こどもが出あう世の中のさまざまな大ピンチを、「大ピンチレベル」の大きさと、5段階の「なりやすさ」で分類し、レベルの小さいものから順番に紹介します。また、その大ピンチの対処法や、似ている大ピンチ、大ピンチからさらにおそいかかる大ピンチなど、あらゆる方向から 大ピンチをときあかします。作者の鋭くもあたたかい観察眼と、思わずふき出すユーモアにあふれた1冊でした。
次は「おにはうちふくはそと」でした。節分の日、貧しいおじいさんとおばあさんにはまくための豆がありません。豆をまかず「おにはうち」と言い間違えたとたん、鬼がやってきて…? ユーモアたっぷりの昔話でした。子どもたちは食い入るようにお話に聞き入っていました。
大句さん、被災した中いつも通りに読み聞かせをしていただいてありがとうございます。来月も予定通りのご来校、お待ちしております。