学校長挨拶

北信越高等学校体育大会壮行式

 北信越大会に出場する4競技40名の選手の皆さん、出場おめでとうございます。   皆さんの中にはインターハイへの出場を決めて北信越大会に臨む生徒、この大会にインターハイへの出場権をかけて臨む生徒、そしてこの大会を最高のパフォーマンスの場として臨む生徒、置かれた状況は様々ですが、厳しい練習の成果として北信越大会の舞台に立つ皆さんを心から讃えます。 

 各部の選手の皆さんには、これまで鍛えた力と技を存分に出し切り、素晴らしい成績を持ち帰ってくることを期待して、2つのことを話します。

  一つ目は、週末の大会を迎えるに当たって急に強くも弱くもなりません。会場の雰囲気や競う相手に対して必要以上に意識しすぎず、大切なのはどういったふうに戦い、どうしたら自分のベストパフォーマンスが発揮できるかのみに集中して大会に臨んで下さい。

  二つ目は、県大会より高いレベルで試合が行われると思いますが、さらに自分の競技レベルを高める絶好の機会ですから、自分自身が取り組んできたことを信じて、臆することなく、自分の持ち味をだしきり、ワクワクした気持ちで戦ってほしいと思います。

  このことが、今後のインターハイや国体への出場、そして秋の新人大会や選抜大会に繋がるとともに、自分の自己実現や一生懸命応援してくれる家族をはじめ、関係者の皆さんに感謝の気持ちを表すことになると思います。

  一昨日、「石川緊急事態宣言」が解除される中でコロナの影響でまだまだ制限された環境でありますが、開催に向けて取り組んでいる大会関係者への感謝の気持ちも忘れず活躍することを祈念して、激励の挨拶とします。

令和3年6月15日(火)

                 石川県立鶴来高等学校長  北川 博勝