2025年12月の記事一覧
命のおせち
地震から731日目
あの地震が1月1日に起こったおかげで
助けられたことがひとつあります
避難所にみんなでおせち料理を持ち込んで
分け合って食べることができたことです
『おせち』は漢字で『御節』と書きます
かつて平安時代の朝廷は
正月を含む5つの節句に
特別な料理である『御節供(おせちく)』を
神に供えていました
江戸幕府が『節句(せっく)』を
公式な祝日としたことで
庶民の生活にも浸透しました
やがて『御節供』は最も大切な正月の料理を指し
『おせち』と呼ばれるようになりました
三が日は
「縁を切る」につながる包丁を使わない
などのいい伝えなどから
長期保存に耐えることのできる
調理法になっています
あの時の感謝を込めて
おせちの準備を進めています
末娘がかまぼこの飾り切りに
挑戦しました
かまぼこは形状が日の出に見えるため
おめでたい食材とされています
紅が「慶び(よろこび)」
白が「清浄」を表す縁起物です
星に願いを
地震から730日目
三大流星群と呼ばれるものがあります
8月の『ベルセウス座流星群』
12月の『ふたご座流星群』
去る12月14日には
1時間に30個から~50個の
流れ星が見られたそうです
今徐々に見え始めているのが
1月の『しぶんぎ座流星群』です
『しぶんぎ座』の正式名称は
『壁面四分儀座』といいますが
実はこの星座は現在は存在しません
国際天文学連合が
正式に認定しなかったためです
『四分儀』は星の高さを測る観測機器です
『伊能忠敬(1745~1818)』も
日本地図を作成するために使っていました
星の高さから
その土地の緯度を決めていたそうです
『しぶんぎ座流星群』は他のふたつに比べ
年によって流れ星の数が変化しやすいことや
観測できる期間が短いという特徴があるので
一般的に知られることは少ないです
2026年の『しぶんぎ座流星群』は
1月4日1時頃から見え始め
6時頃にたくさんの流れ星が
観測できるそうです
その時間は日本では明るくなり始めているので
その直前の5時頃が見頃
1時間に15個から20個観測できると
予測されています
見える方向は北斗七星の柄のあたりです
ただ今年は思わね伏兵がいます
前日の3日に迎える満月
ウルフムーンです
アメリカの先住民は季節を把握するために
各月に見られる満月に
動植物やイベントなどの名前をつけています
1月の満月を Wolf Moon (狼月)
というそうです
クイズです
次の月はそれぞれ何月でしょう
① Flower Moon(花月)
② Snow Moon(雪月)
③ Harvest Moon (収穫月)
④ Strawberry Moon (苺月)
⑤ Pink Moon (桃色月)
4日の明け方は
Wolf Moon が西の空に沈むのを待って
北の空を眺めて
星に願いを託してみてはいかがでしょう
太古の昔から人は星に願いを込めてきました
来年はよりよい1年になりますように
クイズの答えは
① 5月
② 2月
③ 9月
④ 6月
⑤ 4月
でした
レジ応援お願いします
地震から 729 日目
初日の出ではありませんが
七尾湾から
能登島ツインブリッジ
立山連峰
日の出の
スリーショットです
能登の夜明けは近いぜよ
年の瀬のお買い物もピークです
長蛇のレジの列に並んでいると
店内放送
「レジ応援お願いします」
思わず
「フレーフレー
レーージっ!
フレッ フレッ レージっ!
フレッ フレッ レージっ!」
応援してあげました
隣に立っていた小学生も
一緒に手を叩いてくれました
ノリのいい子です
日体大出身の冨水先生なら
きっとここでエッサッサで
応援するんだろうなと思います
熱闘物語再び
地震から 728 日目
年末年始のテレビ番組
楽しみなのがたくさんありますね
高校野球夏の石川県大会の総集編
『熱闘物語』
大晦日午前7時から
HAB 北陸朝日放送で
再放送されるそうです
輪島高校も登場するのでしょうか
被災地の願い天まで届けと描いた
最終回の特大アーチ
映してもらえるでしょうか?
ぜひご覧ください!
さて今年の年末年始は
曜日の周りに恵まれて
9日間の長いお休みになっています
昨年は
本校からの紅白歌合戦中継の
セッティングやらリハーサルやらで
29日から1日の朝まで
予定びっしりの年末年始でした
今年はNHKへの貢献が少なく
2年連続出場を逃しましたので
自宅から坂本冬美さんの歌を
楽しみたいと思います
思えば二度と味わうことのできない
経験をさせていただきました
秋ごろから秘密裏に計画は動きました
とりあえず輪島高校からの中継が決まり
歌い手さんを誰にするか
相談から始まりました
私は中森明菜さんはいかがでしょう?
と提案したのですが難しかったようです
『能登半島』の石川さゆりさん
『輪島朝市』の水森かおりさん
能登を題材に多くの方が歌われていますが
坂本冬美さんに
『能登はいらんかいね』
を歌っていただくこととなりました
実はこの曲は冬美さんのトラウマ
メロディーラインの上下が激しい難曲である上に
初めて紅白でこの曲を歌った時のメイクが
全くお気に召さないものだった
ということをある週刊誌で暴露されていました
そんなあまりいい思い出のない曲を
私たち被災者のためにということで
歌う決心をしてくださったのです
本当に感謝です
舞台はどうする?
観客はどこまで入れる?
暖房は?
駐車場は?
いろんなことに思いを巡らせ
NHKスタッフさんと何度も
打ち合わせを繰り返しました
こうやって番組が作られていくんだ
さすが天下のNHKって感じでした
29日にセッティングが始まりました
輪島から紅白の中継があります
ということだけは告知してあり
会場は秘密にしていたのですが
何台も中継者が入って来たので
市民の方はきっと気づいたと思います
セッティングが終わった後
音響確認のリハーサル
そして立ち位置確認のリハーサル
スタッフさんで代役を立てて行いました
そして翌30日には
冬美さんが実際に入られての
さらにNHKホールと繋いでの
2回のリハーサル
そして当日の本番さながらのリハーサルと
合計5回ものリハーサルを経ての
本番の中継でした
校長コメントのカンペもしっかり準備してあり
リハーサルの時はそのまま読んだのですが
本番ではいきなり違うことをしゃべりました
ご支援してくださった全国のみなさんへの
お礼を盛り込みたかったからです
台本では
伊藤沙莉さんとの掛け合いで
進む予定だったのですが
本番では
橋本環奈さんの掛け合いに
変わっていました
「ねぇ沙莉ちゃん
この校長先生と掛け合い
私に変わってくれない?」
「えっどうして?」
「だって校長先生とお話ししたい」
「だめだよ 私だってお話ししたいもん」
「そんなこと言わないで
一生のお願い
ねっ
今度おごるからさ」
きっとこんなやりとりが…
得意の妄想が始まってしまいました
日本三大大仏の地で
地震から 727 日目
日本三大大仏
奈良と鎌倉は誰もが納得です
3つめとなると各地で名乗っていて
京や兵庫それから岐阜など…
そのひとつが富山県は高岡の大仏
青銅製の大仏に象徴されるように
高岡は古くから知られる鋳物の町です
写真は大仏さんから高岡城へ渡る橋
その高岡市にある高岡工芸高校さんは
富山県で2番目に大きなワンモス校です
工芸に特化した高校だけあって
校内には素敵なオブジェが見られます
男子バレーボール部の冬合宿最終日
今日はその高岡工芸高校さんで
北信越より4チームが集まって
お互いを高め合いました
高岡工芸高校男子バレー部は
富山県で常にベスト4に入る強豪チーム
惜しみもなく胸を貸してくださいました
さらには年が明けてすぐ
もう一度招待してくださることに
なっています
交通費や宿泊代も負担してくださるそうです
本当にありがとうございます
本校の部活『道』の
3つのAのひとつ
『愛される』チームだからこそ
手を差し伸べていただけるのですね
感謝の気持ちを忘れずに
精一杯頑張りましょう
業務連絡です
年末年始のご連絡は
binbin*** ではなく
satobin*** の方へもしくは携帯電話へ
お願いします
石川県公立学校のセキュリティが強化され
これまで個人の端末で出先からでもできていた
メールチェックができなくなったためです
ご理解ご協力をお願いします
モノクロの冬
地震から 726 日目
北陸は急に冷え込みました
東京在住の知り合いのカメラマンから
以前言われたこと
「北陸の冬ってモノクロですね」
言われて初めて気づいたけど
本当にその通りなんです
今日は1年生の勉強合宿の予定でした
この嵐の中行くのは危険と判断し
急遽予定を変更
安全を第一に考え
学校で行うこととしました
公共交通機関で行けないかとか
ギリギリまで思案した結果
ご連絡が遅くなりました
せっかくご準備くださった
保護者のみなさま
申し訳ありませんでした
14名の生徒が参加し
さながら教室は寺子屋です
お互い刺激しあって頑張っています
黒板も福山雅治さんの『ガリレオ』状態
お昼にはお弁当と豚汁が振る舞われました
こちらは受験生
真剣に取り組むその姿は
1年生のよき見本となっています
今年の秋
新潟県で行われた『防災国体』
そこでご挨拶をさせていただいた
環境防災総合政策研究機構の
松本 健一 特任研究員
草野 富二雄 主席研究員
のおふたりが
訪ねて来てくださいました
草野様は
地震を研究なさっていて
前から疑問に思っていたことを
質問させてもらいました
それは
志賀町での震度7の揺れの件
今回の能登半島地震で
輪島と珠洲で震度7を記録
そこからかなり離れた
志賀町でも震度7を記録しています
私はこのことにずっと疑問を持っていて
というのは
建物被害が輪島や珠洲に比べると
圧倒的に少ないのです
「これで震度7なんて嘘やろ
震度7でも原発は大丈夫でしたよ
というアピールのため
フェイクニュースを流しているのでは?」
と質問をぶつけてみました
納得の回答がこちら
青が珠洲付近の揺れ
緑が志賀付近の揺れを表します
横軸は周期
小さいのは細かな揺れ
大きいのはゆったりとした揺れ
縦軸は加速度です
高いほど激しい揺れを表します
こうしてみてみると
珠洲で最も激しい揺れは
3秒周期のゆったりとした揺れ
志賀で最も激しい揺れは
0.2 秒周期の細かい揺れ
だったことがわかります
建物固有の振動周期と
地震の周期が一致した時に
建物が倒壊するので
揺れの大きさと建物崩壊には
直接的な因果関係はないのだそうです
むしろ人間にとって怖く感じるのは
志賀町を襲った細かい揺れの方だそうです
とっても勉強になりました
謎が解けました
しかし今回はたまたまよかったけど
周期の長い揺れが
次に志賀を襲ったらどうなるんだ?
恐怖は残ったままです
サラダ記念日
地震から 725 日
先日復興応援に来てくださった
福岡のバレエ教室の光永祐香里様が
報告書を贈ってくださいました
ありがとうございます
世界各国で
子どものSNS利用を規制する動きが
急激に拡がってきています
サイトによっては
12歳以下のアカウント作成を
禁止しているものもありますが
厳密な年齢確認はなく
生年月日を入力する自己申告制で
実効性が高いとはいえません
国を挙げての何らかの規制が必要
というのが世界の流れです
オーストラリアでは昨年 12 月
子どものSNS利用禁止に踏み切りました
SNS運営会社に
16 歳未満はアカウントを作成できないよう
義務付けたものです
ダイエット動画にはまり
摂食障害の末に自殺した
中学生の事例などが引き金になりました
違反すると数十億円の罰金だそうで
国の本気ぶりが伺えます
フランスでは昨年より
「デジタルコンマ」政策を施行しています
学校内にロッカーを設け
生徒が登校したらスマホを預かり
下校時に返します
本校と同じシステムです
「学校では成果が上がっている
生徒たちが学習に集中できている
学習に専念する学校の雰囲気なくして
学業成功はあり得ない」
と担当大臣はコメントしています
なぜこんなに急激に
未成年のSNS規制が動き出したのでしょうか?
数年前に
「インターネットの利用時間が長い子どもほど
学業成績がわるい」
という論文が発表されました
「インターネットしている分
勉強時間が減るから
それは当たり前でしょ」
そんな単純なものではないのです
この研究は
同じ学習時間の子ども同士の比較です
例えば
一日2時間勉強している子ども同士比較しても
インターネットをする時間が長いほど
成績が悪いとうものです
こうなると
インターネットをすること自体に
大きな問題があるような気がします
iPhoneの開発者スティーブ・ジョブズ自身
我が子には青年になるまで
スマホ使用を禁止していたことが
何だか不気味に思えてきます
さらには
多くの欧米のハイテク企業のトップたちが
身体活動や芸術などを重視し
12歳未満のスクリーンタイムを禁止する
といった自然教育を実施する学校に
わが子を入学させているそうです
開発者側はここまで神経質に
わが子をデジタル機器から守ろうとしています
なのにSNSにどっぷりと使っている我々は
何だかアヘンを売りつけられている
昔の発展途上国のような気になります
SNSの利用そのものが
子どもの発達に悪影響を及ぼすことを
裏付けるような研究が
数多く発表されています
東北大学の 川島 隆太 教授の研究によると
SNSの着信音が鳴った途端
集中力が途切れ
作業効率が格段に落ちたそうです
SNSには関係のない
アラーム音だと
集中の途切れは見られなかったそうです
医学的な証明もあります
5〜18歳の子ども約200人の
脳の発達をMRI(核磁気共鳴)で
検査したところ
インターネットの使用時間が
長い子どもは
大脳の3分の1の発達が止まっており
特に神経細胞を繋ぐ大脳白質においては
ほぼ全域の発達が止まっていたそうです
SNSの利用が
未成年の脳の発達に
こんなに悪影響を与えるということは
もはやアルコールのレベルです
であるならば
倫理観に委ねるよりも
法的に強制的にでも
禁止する必要があると思います
自分で節度ある飲み方ができるまで
飲酒を禁止しているように
自分の人生に責任が持てるようになるまでは
何らかの規制が必要です
「この味がいいねと君が言ったから
7月4日はサラダ記念日」
詩人の俵万智さんも
「子どものうちはなるべく
触らせないのが吉」
と考えていらっしゃいます
息子さんは小学校2年生の時に
石垣島に移住して以来
ゲームをしなくなったそう
曰く
「だって今オレがマリオなんだよ!」
だそうです
大自然の中で
真っ暗になるまで駆け回ることで
自分がゲームの主人公だと
気づいたのでしょうね
素敵な話です
酒は飲めのめ 呑むなれど
地震から 724 日
年末年始を迎え
お酒を飲む機会も増えてきます
節度のある飲み方でいきましょう
「酒の失敗」
「酒の上の失言」
これは昔からあったようです
古くは奈良時代 763年12月29日
忘年会でしょうか
中臣伊加麻呂 真助親子と
葛井連根道の3人が
「酒を飲みて言語うこと
時の忌諱に渉れる」
酒を飲んでよからぬことを話しした
ということで流罪になった記録があります
時の孝謙天皇と僧侶道鏡に絡むことかと
推測されます
実はこの事件の5年前に
「近年
ひとびとが宴に集まり
政を謗ったり道理を失うことがある
今後は祭礼や治療以外に
酒を飲むことを禁ずる」
と禁酒令が出されていたようです
酒にまつわるエピソードの宝庫はこの人
福島正則 です
彼は豊臣秀吉の従兄弟にあたり
賤ヶ岳の戦いで
「七本槍」と称されたほどの
勇猛果敢な槍の名手です
『三名槍』のひとつ『日の本号』を
秀吉から賜り大切にしていました
この槍は
扇町天皇から足利義昭そして信長秀吉と渡った
槍でありながら貴族の称号『正三位』を与えられた
大大名並の権威を持った槍です
それはそれは由緒正しき槍です
ある日のこと
黒田官兵衛の息子長政の家臣
母里友信(もりとものぶ)が訪ねてきた時
ちょうど嗜んでいてご機嫌だった正則
「おお よく来た!一緒に飲もうぜ!」
「いえ今日は使いで来ましたんで」
「いいじゃねえか!飲もうぜ」
「いえ仕事中ですし」
「固えこと言うな!やろうぜ!」
「うちの殿にも止められてますんで」
すると正則
優勝力士が飲むようなでっかい盃に
並々と注ぎ
「これ飲んだら好きなもんやるから」
「せっかくですが・・・」
「なんだよ!俺の酒が飲めねえてのか?
黒田家も大したことないな」
自分のことならまだしも
主君黒田家をけなされたとあっては
友信も引き下がるわけにはいきません
「わかりました・・・」
ところが実は友信
黒田家きっての大酒飲み
一息で盃の酒を飲み干したかと思うや否や
「何でもくれるって約束しましたよね
その槍いただきましょう!」と
『日の本号』を指さしたのです
武士に二言はないと
泣く泣く天下の名槍を手放すことに
このことは
「酒は飲めのめ飲むならば
日の本一のこの槍を」
と黒田節となって現代に伝えられています
また別のある日
家臣の柘植清右衛門(つげせいえもん)
に関する失敗を
福島家には
「船から降りるときは
木綿のふんどしをつける」
なんて謎校則みたいな掟があり
ところがそれを破ったのを見るや否や
「責任者の柘植呼べ!」
「柘植!お前
今回は掟に従えって言ったよな!」
ところがこの時正則は
すっかり出来上がっており
言ってもいないことを
酔って勘違いしているのでした
「殿!勘違いにございます
柘植は何も悪くありません」
と他の家臣の諫言に聞く耳持たず
「バカやろ!おめえ!切腹だ!切腹」
他のものに迷惑かけてはと
柘植は見事な?最期を遂げるのでした
首を見て満足した正則はそのまま爆睡
翌朝目覚めたシラフの正則は
「用事がある 柘植をこちらに」
昨夜のことを全く覚えていません
「殿…柘植はこちらに…」
と家臣が差し出した柘植の首に
ようやく全てを悟り号泣したと
伝えられています
酒を呑んで記憶を失うことについては
私も話題に事欠きませんが
なぜそうなるのか調べてみました
味の素のうま味成分『グルタミン酸』が
関わっているようです
グルタミン酸は
脳内で興奮性の神経伝達物質として
はたらきます
脳内で記憶や学習に携わるのは『海馬』
海馬の表面には
『NMDA型受容体』という
グルタミン酸を受け取る部分が
広く分布しています
NMDA型受容体にグルタミン酸が結合することで
学習記憶に必要な生化学反応が起こります
アルコールは
NMDA型受容体の働きを鈍くするのです
逆に受容体の働きを活発にする物質が見つかれば
『暗記パン』を作れるかもしれませんね
お間抜けな酔っぱらい伝説に
事欠かない福島正則
実はカッコいいエピソードもあります
正則の所領広島は酒造りが盛んです
ある日将軍家に献上する酒を積んだ船が漂流
八丈島に家臣達が上陸すると
ひとりの老人が近づいてきて
「広島の酒を所望したい」と
老人の名は宇喜多秀家
「関ヶ原の戦い」に敗れ
島流しの身になっていたのでした
家臣たちは酒を1樽置いて再び江戸へ
勝手なことをしたと切腹覚悟の上でしたが
事の顛末を聞いた正則はたいそう喜び
褒めたたえたそうです
秀家と正則は関ヶ原の戦いこそ
東西の敵同士として戦いましたが
幼い頃から共に秀吉に仕えてきた仲
その後も八丈島に酒を贈り続けたそうです
またあの日が来ます
地震から 723 日目
またあの日が来ます
去年に比べると今年は
くらべものにならないくらい
幸せな一年でした
来年もきっと
今年よりはいい年になるはずです
お正月に向けて
生徒はさまざまな活動を行っています
図書室では毎年恒例の
『百人一首』大会です
クリスマス絵本の読み聞かせや
折り紙コーナーもありました
図書室カフェは
みんなのための
ほっこりとした空間です
冬休み中はひとり10冊の本を
借りることができます
年明けには
『おみくじ本』のイベントもあるそうです
箏曲部は
お正月のイベントに向けて
お稽古に余念がありません
今日は2学期の最後の日というわけで
終業式を行いました
生徒指導の冨水先生からの話
とっても大事なので掲載します
「今輪島市で犯罪検挙率が
急激に上がっています
被災地の中でダントツです
特に多いのは覚醒剤です
犯罪者に
「高校生を巻き込む時に
狙いやすいのは?」
と質問すると
「身だしなみのひどい奴」
と答えるそうです
ルールを簡単に破る奴は
引っ掛けるのがチョロいから
だそうです
狙われてますよ
そしてナメられてますよ
高校が身だしなみを指導するのは
みなさんの身を守るためです」
防災アナウンサーの 奥村 奈津美 さまが
amazon ランキング7冠の
ご自身の書籍を
贈ってくださいました
正直被災地では
生活の復旧で手一杯で
次来たらどうする?なんて
考える余裕もないんですよね
次来たらもうどうでもいいわ
という投げやりな気持ちに蓋をして
これではいけないと鞭打っています
さまざまなノウハウの詰まった一冊です
これを機にもう一度
生徒の命を守る責任を問い直してみます
ありがとうございました
こちらは
本校卒業生の 木棚 照一 先生が贈ってくださった
世界一周クルーズの旅行記
今後の人生を考えさせる一冊です
何冊かありますので
明日からの保護者懇談会で
ご希望の方にお分けします
玄関に置いてありますので
ぜひお持ちください
M1に涙
地震から 722 日目
来年1月パリへ研修旅行に行くことになりました
今日保護者説明会を行いました
今回は1年生1名と2年生3名が参加します
OECDのパリ本部を訪ね
シュライヒャー局長に直接お会いし
被災地への変わらぬご理解とご支援を
お願いしてきます
また
国際見本市
『MAISON ET OBJET Paris 2026』
を訪ねます
これはインテリアデザイン
ホームデコレーション
ライフスタイルに特化した
世界的な見本市で
最新のトレンドやクリエイティブな製品が
展示されます
そこに今回出店なさっている
田谷漆器店様とお逢いしてきます
「半島の最先端から世界の最先端へ」
をまさに体現されている姿は
生徒にとって大きな希望となることでしょう
こんな話をしました
「仙台藩の伊達政宗は
1613年に慶長遣欧使節を派遣し
スペイン国王やローマ教皇に謁見させています
このことが計画され造船が始まったのが
東日本大震災のちょうど400年前
1611年に起こった慶長大地震による津波で
仙台藩が甚大な被害を受けた
わずか2ヶ月後のことでした
きっと震災からの復興を担う若者に
世界を見せようと計画したのでしょう
みなさんは令和の遣欧使節団です」
この話どこかで話したかもしれません
生徒にしたら2回目かもしれません
心に響かせるため
一回した話は覚えておかないとですね
そういった意味で
昨年の今日このブログで
どんなこと書いたか確認してみたら
「100日で死ぬワニ」の話をしていました
昨日「M1グランプリ」がありました
久々に見てみました
若い頃ご年配の方が
「最近のお笑いはやかましいだけで
何言っとるかさっぱりわからん!」
おっしゃっていたのを横目に
大笑いしていたものですが
どうやら私もその域に達してきたことを
思い知らされる瞬間もありましたが
それでもさすが決勝に残った3組は
年齢に関係なく大笑いできました
「たくろう」さんが優勝しました
『M1』には
夢を追いかけて
何度失敗しても
それでも挑戦し続けているコンビが
たくさん出ています
実はうちの娘婿もそんなひとりではあったのですが
諦めず挑戦し続けている姿に
被災地で挫けそうになっても
それでも前を向いて頑張っている生徒の姿が重なって
笑っているよりも
泣いている時間が長かったような気がします
特に審査員のみなさんのコメント
それぞれ長い下積み生活の上
栄冠を勝ち取った方々だけあって
「こうすればもっとよくなるよ」
といった
厳しい中にも愛情あふれるもので
感動しました
ナイツさんは
「素晴らしい漫才は絵が浮かぶ」
とおっしゃっていました
授業も同じですね
絵が浮かぶ授業をしたいものです
ミルキーボーイさんは
全ての出演者に対して
「すごい!」
と良いところを見つけて絶賛されていました
生徒に接する際には
ぜひこうありたいものです
「教師は五者たれ」に『芸者』があります
お笑いのみなさんは
優れた教師であると思っています
個人的には予選をトップで通過した
『エバース』を応援していました
コンビのひとりの出身が福島県で
もしかして被災して
その中からお笑いの道を目指して
頑張っているのかなと
勝手に妄想したからです