2025年2月の記事一覧

Build back better

地震から 425 日目

豪雨から 161 日目

 

こちらは石川県教委が準備してくださった

住む家をなくした能登地区の教員のための住宅です

 

 

 

 

 

 

小中学校の先生方16名が入居しています

廃校となった中学校の跡地に立っています

私は正直退職まで校長室に寝泊まりする

覚悟でいたのですが

おかげで風呂に入れる生活ができています

本当に感謝です

 

湿気がひどくてすぐ壁に青かびが生えます

ペニシリンでも作って商売しようかと考えています

 

写真手前が駐車場なのですが

田んぼのようなぬかるみ状態

 

そこで先生方は自然発生的に新しい駐車場を

定め利用するようになりました

 

 

 

 

 

 

 

隣には新たな棟の建設が始まっています

 

もともと能登地区には

アパートが不足しており

飯田高校の先生がようやく見つけたのが

輪島のアパートで

輪島高校の先生がようやく見つけたのが

飯田のアパート

60kmほど離れた学校に

お互い1時間以上かけて通勤するなど

相当お間抜けな状態が日常化していたので

その解決策にもなるのかなと思います


春になると仮設校舎の建設が始まり

早ければ秋からの運用を考えています

 

こちらは旧職員室

最も傾きの激しい2号棟にあります

写真が曲がっているのではありません

部屋がもうゆがんでいるのがわかると思います

 

 

 

 

 

 

先生方がいっせいにこの部屋に入り

仮設校舎へ運ぶべき荷物の

整理を始めました


このブログを読んでくださった

国連開発計画(UNDP)シリア事務所等で活躍された方から

お便りが届きました

”Build back better”という

国連機関の災害復旧支援の合言葉を

教えていただきました

ハード面で被災前より良い施設や生活基盤を作ろう

というのが本来の意味です

「災害復旧は現場復帰が基本

 それ以上にする贅沢は許されない」

とする日本の行政のあり方は改めるべきです!

とはいえ金が無尽に湧いて来るわけではないですからね

難しい問題です

 

もうひとつこの言葉には

「被災した個人やコミュニティが

 その経験を共有することが

 他の地域の人たちにとって深い学びになる」

という意味も込められているそうです

このブログが他の地域への経験の共有という意味で

役に立てばいいなと

背中を押していただいた思いです


以前本校に勤めていた玉置先生が

赤ちゃんを連れて遊びにきてくれました

玉置先生のご実家は

珠洲で珪藻土の七輪の切り出しをされていて

以前の地震で工場が全壊

復旧して再開していたのですが今回また…

元気な赤ちゃんは現在8ヶ月

被災して避難生活が続く中で

それでもこの世に生を受けました

「珠洲の海で生きる」と書いて

生珠(うみ)ちゃん

とっても素敵な名前です

ココスクとPTO

地震から 424 日目

豪雨から 160 日目

 

学年末考査3日目

教室では生徒が残って黒板を使って

自主的に教え合いの学習会を開いています

 

 

 

 

 

 


こちらもマンツーマンでの指導

英検の練習です

 

 

 

 

 

 


稲舟地区の危険区域立入禁止の指定がはずれました

発災以来初めて立ち寄ってみました

 

 

 

 

 

 

以前あった道路の脇に

新しく登る道路を建設中です

 

 

 

 

 

 

坂道から見下ろすと

全く手つかずの家がそのまま残っています

 

 

 

 

 

 

坂の上にある輪島市営野球場は

まったく使いものになりません

 

稲舟地区にはかつて輪島実業高校があり

閉校後は野球部がグラウンドを活用していました

 

 

 

 

 

 

野球部が使っていたグラウンドは

崩落こそしているものの

中央部は使えそうです

 

 

 

 

 

 

稲舟校舎(旧輪島実業校舎)は

亀裂が走り建物が傾き窓も割れていました

 

 

 

 

 

 

こちらは輪島市総合体育館

使えそうもないですね

 

子供たちが思いきり運動できる場所が

ことごとく壊されています

輪島高校の施設で使えるものがあったら

お貸ししたいと考えています


さて被災した状況で

これまでどおりのPTA活動なんかムリ!

というわけで

「楽しいことだけやろう」

「できる人だけでできることだけやろう」

昨年1年間こんな感じで

PTA活動をやってまいりました

 

一部の役員が苦労して電話して仲間を募り

無理矢理組織していた各種委員会

これも廃止する

次年度はそんな方針で臨みます

 

PTAは本来

学校と保護者が協力して

子供たちの健やかな成長を見守り

よりよい学校生活のために

活動すべきもの

 

それがいつしか

無理矢理役員を引き受けてもらって

一部の役員だけが苦労して

前例踏襲のためだけに

漫然と続けている

そんな組織になっていました

 

全国を見ても

PTA活動の見直しを進めている学校が

ちらほら見られます

 

まずは兵庫県川西市の保護者グループ

「ココスクール(Connecting Community School)」

1つの中学校と3つの小学校で編成しました

ニックネームは「ココスク」

こどもたちをココでスクすく育てる

という意味が込められているそうです

 

役員はなし

参加資格は全保護者と全教職員

 

活動の方針は

「子どもの命や安全に関わること」

「学校が必要とするときに繋がれること」

のふたつのみだそうです

 

ただ個人の声だと届かないことが

組織のだとしかるべきところに届く

なのでなくすることだけは避けました

なくなることで

子どもたちにしわ寄せが行くことだけは

避けなければなりません

 

また東京都のある小学校の

「PTO(Parents Teacher Organization)」

Oには「応援団」という意味もあるそう

「できるときに

 できる人が

 できることだけやる」

会員が好きな活動を

好きな時に手伝うボランティア制です

 

これらの先進校の事例を参考に

本校もPTA活動のあり方を

見直していきます

 

保護者と教職員全員が会員です

「やってくれてありがとう」で済まさず

全員が会員である思いを持った

組織になればいいなと思います

 

「それでも輪島にいる」

みなさんへのお願いです


【今週の生徒の叫び】

校長ブログを読んだ生徒が書いてくれた

コメントを紹介するコーナー

 

今日は2月7日「能登の我慢を日本の前提にするな」

のコラムを読んでくれた生徒からです

 

 自分達の学ぶための場所がなくなるのは嫌ですが、市民のためとなると仕方ないような気もしてきます。でも教育長さんたちがなるべくグラウンドのスペースが空くようにしてくださっているのがとてもありがたいです。地震が起きてから関わってくださる人や起きる前から関わってきた人、皆に感謝して受けた恩を忘れずに日々生きていきたいです。やる気があれば工夫のしかた次第でどうにでもなる。《尾崎 煕》

卒業制作ができました

地震から 423 日目

豪雨から 159 日目

 

学年末考査の2日目

生徒が熱心に質問に訪ねてきます

 

 

 

 

 

 

部屋もないので

寒い廊下で質問対応です


「動物と共生するまちづくりの会」

の石津佐智子さまより

お便りをいただきました

 

この会は

災害発生時のペット同室避難について活動なさっており

今回

「避難情報発令時、全市民が徒歩で行ける範囲に

 最低一か所の『ペット同室避難』可能なスペースを

 確保することを求める署名」

4,835筆を明石市に提出されたそうです

 

議会本会議のあと議長に請願書を提出され

全会派の推薦を得られたとのことです

市長に署名簿を提出し

防災担当部長 環境局長 教育委員会課長にも

訴えかけられたそうです

ここから第一歩を踏み出されることとなりました


大成建設さんとコラボして進めてきた

「転生プロジェクト」

災害ゴミに新たな命を吹き込むプロジェクトです

 

 

 

 

 

 

ビジネスコースの3年生が

卒業制作として取り組んでいたベンチ

完成して校庭に設置されました

 

 

 

 

 

 

被災地の瓦や漁網などを転生させました

表面の網目模様が漁網です

 

 

 

 

 

 

 

 

これから校庭でみんなを見守っていきます


【今週のありがとう】

 金沢大学 上原 爽世花 さま

「能登写真展」成功裏に終わったことと思います

 

福田圭一監督はじめ遊学館男バレのみなさん

横断幕ありがとう!これからもよろしく!

 

For Michael Blayde's Mom

Thank you for the christmas card.Your son is doing well.

 

石川教育公務員弘済会のみなさま

助成事業への採択ありがとうございます

 

作曲家 弓削田 健介 様

「フェニックス」素敵な曲ありがとうございます

 

※このコーナーでは

 これまでご支援いただいた方々を紹介させていただいています

それでも輪島にいる!

地震から 422 日目

豪雨から 158 日目

 

「ぼくらの街はぼくらがつくる」

輪島高校では生徒が

街づくりプロジェクト「街プロ」

に取り組んでいます

 

 

 

 

 

 

先週

一年生4名と三年生3名が

鳥羽市にあるプラスチック再生工場を

見学してきました

 

 

 

 

 

 

今のプラスチックの状況や廃棄物処理の方法など

詳しくみっちり見学させてもらいました

 

 

 

 

 

 

 

 

特にまるでアートのようなアップサイクルプラが

分別された破材から高温圧縮で加工される様を

興味津々でみてきました

 

 

 

 

 

 

輪島漁業組合から分けてもらった

廃棄扱いだった漁網が

どんな色合いで生まれ変わるか楽しみです


また先日小松大谷高校で練習試合をした

男子バレーボール部が

横断幕をいただいてきました

これは県内高校のバレーボール部が

春高バレーに出場する小松大谷高校さんに贈った

心をひとつにしたメッセージです

今回被災地のために想いを繋いでくださり

本校へとバトンリレーしてくださいました

 

 

 

 

 

 

このもようは

26日(水)夕方

石川テレビの

「石川さんパレット」で放送されます


今日から学年末考査が始まっています

みんな真剣に取り組んでいます

 

 

 

 

 

 


それからサプライズなお客様

 

 

 

 

 

 

五年前に本校に留学生として通っていた

キーガン君が訪ねてくれました

すっかりたくましく成長された彼は

現在カナダの大学で心理学を学んでいます

本校在学時代

一生懸命勉強していた図書室や

お琴の練習に励んでいた和室など

懐かしそうに見学していきました


それから本日は学校評議員会が開催されました

 

 

 

 

 

 

委員長の橋田宏幸先生より

「それでも輪島にいる」

こどもたちのために

高校ができることは何か

しっかり考えながら

教育活動を行ってほしいとの

お言葉をいただきました

 

橋田先生は

輪島女子ミニバスチーム

「レッドイーグルス」を率いて

能登から日本一の偉業を成し遂げるなど

その功績が認められて

先日

「いしかわ中日体育賞」を受賞なさいました

 

「それでも輪島にいる!」

このことばを

これからの輪島高校の

キャッチコピーとさせていただきます


さて国土交通省は

航空大学校において

入学用件に定める158cm の身長制限を

撤廃する方針を固めたそうです

 

国内の操縦士の約4割を輩出している

航空大学校では

女性パイロットを増やすことを

検討しています

 

身長が158cm未満でも

操縦装置に手足が届けば問題ない

とのことです

 

昔身体計測で座高を測っていましたが

それも戦時中にパイロットになれるかどうかを

判断する基準だったと聞いたことがありますが

実際どうだったのでしょう?

 

一般的な説明としては

内臓が十分発育すれば

胴が長くなる

すなわち胴長短足は順調な成長の証

と言われていましたが

その割に私は

すぐに腹をこわしますので

胴の長さのわりには

内臓が充分に発育していないようです

 

現在学校の名簿は男女混合ですが

21世紀初頭までは

男女別名簿を使用していました

男子がさきで女子があと

ジェンダー問題から

今の形に落ち着きましたが

当時はその是非について

よく議論されていました

 

さらに昔は

50音順ではなく生まれ順

つまり生年月日の順に並んでいました

4月26日生まれの私は

いつも3番か4番でした

これはなぜか調べてみましたが

明確な答えが見つかりませんでした

私はこれは

戦時中の徴兵順ではないかと考えています

早く成人した男子から徴兵するためです

 

どなたかご存じの方教えてください

 

ところでうちの孫娘のうーちゃんは

身長制限により遊園地の乗り物にまだ乗れません

3連休も終わりですね

地震から 421 日目

豪雨から 157 日目

 

3日間まるごと豪雪に翻弄され

挙げ句の果てには朝早く余震が来るなど

退屈しない連休ではありました

 

全国的に見ると

さまざまなイベントが行われているようで

平和でいいなと羨ましくも微笑ましい3日間でした

 

北海道では「昭和新山国際雪合戦」が開催され

全国から127チームおよそ1200人が参加しました

雪合戦の聖地で熱い戦いが繰り広げられました

また温泉のまち静岡県伊東市では「枕投げ大会」が開催され

全国から集まった48チームが浴衣姿で戦いました

 

こういったおまぬけなことを真剣にやることが大好きな私は

いつか輪島高校でチームを編成して

挑戦させたいと考えています

 

こういうおまぬけな大会は世界的にもたくさんあって

教育大国フィンランドにおいて

その傾向は顕著です

 

まずは「世界ヘビメタ編み物選手権大会」

フィンランドで特に人気のある

ヘビーメタルのライブをバックに

これまたフィンランドで人気の編み物をするという

訳のわからない大会です

そしてなんと第1回大会の優勝者は

日本人だそうで

なかなか日本も教育大国という意味では

負けていません

 

それから「蚊叩き選手権」

蚊が多い地方で

蚊をやっつけることを大会にして

村おこしをしちゃったという事例です

 

これらのフィンランドネタは

大好きなポッドキャスト番組

「そんない雑貨店」からの引用です

とっても面白いのでぜひ聴いてみてください

 

さて先日亡くなられた森永卓郎さんが

週刊誌に連載していたコラムの最終回を

読ませていただきました

 

命を削って書かれた最期のコラムには

このように書かれていました

 

「今後は定型的な仕事は

 どんどんAIに置き換わる

 数多の職業が淘汰される中

 最後まで残る仕事とは何か?

 それは『アート』だ

 職場で新規授業を生み出す創意工夫をはじめ

 『創造力』を源にした仕事は全てアートだ」

 

先述の「枕投げ大会」は

地元の高校生の発想が元になっていますし

 

「ヘビメタ編み物大会」は

一見無関係なものを組み合わせて

新しい価値を生み出したもの

 

「蚊叩き大会」は

弱みを強みに変えた好事例です

 

いずれも見事な「アート」です

屋根の上に軽四7台!

地震から 420 日目

豪雨から 156 日目

 

ひとしきり雪が激しくなってきました

輪島では単位時間あたりの積雪量

観測史上一位タイを記録しました

 

 

 

 

 

 

雪の重みによる家屋の倒壊が気になります

雪の重さはどれくらいでしょう

さっそく実験してみました

 

 

 

 

 

 

踏み固められていない庭の一角から

30cm四方の穴を開け

その中の雪を採取しました

深さも30cmでした

 

 

 

 

 

 

これを持って体重計に乗りました

 

 

 

 

 

 

ただいまの記録 80.3kg  

雪を降ろして再び体重計に

 

 

 

 

 

 

74.3kg(衣服含む)

雪の重さは

80.3 − 74.3 = 6.0 kg 

 

体積も測ってみました

採ってきた雪を溶かして

4Lの梅干し瓶で測ると1本半

 

 

 

 

 

 

つまり6L

水の比重は1

1Lの水の重さが 1.0 kg なので

6Lで 6.0 kg 

さきほどの測定の正確性が確認できました

 

L は ℓ のこと

ある年齢以上のみなさん

今学校ではリットルをLと表記するんですよ

ヤングのみなさん

昔リットルは ℓ と表記していたんですよ

 

今回は

面積 30 × 30 = 900cm2

大雑把に見繕って

0.1 m あたり6kg

1mあたり 60 kg

の積雪があったと

見積もっておきます

 

ところで

取り出した雪片は

1辺 30cm の立方体です

体積は 30 × 30 × 30 = 27000 cm = 27L

これが溶けて6Lの水になったので

凍ることと

空気を含むことにより 4.5 倍に

体積が膨らんでいたことになります

 

水は凍ると体積が増すという

特殊な性質を持っています

この性質を持つ物質は

水以外には

アンチモンやビスマスぐらいしかありません

 

そして水は 4℃で密度が最大に

つまり一番重くなります

氷河期の海底や湖底には

4℃の水が安定的に存在していて

陸地がどんなに冷えても

その水に生物が守られて

氷河期でも絶滅せず生き延びたと

考えられています

 

さあいよいよ家屋の上に

どのくらいの重さの雪があるか

求めてみます

 

 

 

 

 

 

Google マップで屋根の面積を計算です

ふたつの長方形に分けて

12 × 7 + 7 × 6 = 84 +42 = 126 m

 

屋根の上の雪は

60 × 126 = 7560 kg ≒ 7.5 t!

 

以前リフォーム会社の方が

「軽四自動車7台分

 7tの重みがかかりますよ」

って言っていたのと

一致しました

 

今回の雪は比較的

パウダースノーに近い

サラサラの雪でしたが

いつもの北陸地方の雪は

もっと水分を含んだ重い雪なので

さらに注意が必要です

 

豪雪対策で最も効果的なのは

瓦を軽いものに替えることだそうです

全国から入る復旧支援の方は

まず屋根が真っ黒なのに驚かれます

生まれてこの方

これが普通と思っていましたが

言われてはじめて気づきました

 

昔ながらの能登瓦は

水田の土を使い

山の薪を燃料に焼成され

漆黒の釉薬で覆われており

真っ黒でずっしり重く

耐寒性に優れます

 

海に向かって斜面が続く能登半島の海岸線で

高台から集落を隔てて海を見下ろすと

艶やかに光り輝く瓦の表面と

青い海のコントラストに心が奪われます

この光景はNHK朝のテレビ小説「まれ」の

オープニングでも流れていました

 

おそらく雪が溶けやすいように黒く

日本海から吹き付ける冬の季節風に飛ばされないよう重く

進化してきたものと思われます

 

今回の地震でも

昔ながらの製法で焼かれたものは

限りなく強く決して割れなかったそうです

 

伝統をとるか

安全性をとるか

難しい選択です

尊い仕事に就くみなさんへ

地震から 419 日目

豪雨から 155 日目

 

発災以来長きにわたって

自衛隊の方々のご活躍の場面を

ずっと目の当たりにしてきました

 

床が歪み

壁がひび割れ

すきま風が入り込む

凍てつくような

傾いた体育館の中で

足の踏み場もないほどに

敷き詰められた

狭い簡易ベッドで

ひととき身を休めながら

ずっと人命救助に

当たってこられた

自衛隊員の姿を見てきたのは

生徒も同じでした

 

この尊い仕事に自分も携わりたい

と決意したふたりの生徒が

自衛隊に入隊します

 

石川県自衛隊入隊入校予定者激励会に

参列してまいりました

 

自衛隊さんにご支援をいただいて以来

イベントには極力参加して

お礼を申し上げることにしています

 

今日は入隊予定者が

ひとりずつ壇上に上がり紹介されました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

主催者である石川県防衛協会の

副会長の里谷光弘様は

本校の建設にもずっと関わってくださっていて

そのご挨拶の中で

「被災民は自衛隊の車が通ると

 ずっと手を合わせている」

とおっしゃっていました

 

先輩隊員からの激励の中に

「自衛隊は掛け算の組織である」

とのお言葉がありました

一人ひとりの力が集まると

単なる足し算ではなく

大きく広がっていくんですね

そして掛け算の怖いところは

ひとりでもゼロがいたら

全てがゼロになってしまうこと

誰ひとりゼロを許してはいけない

厳しい組織でもあります

 

中部航空音楽隊による激励演奏

フィナーレを飾ったのは

「星条旗よ永遠なれ」

尊い仕事に着くみなさんを送り出しました

 

憲法九条に関係し

自衛隊のあり方について述べるのは

難しいものがあります

 

あれは湾岸戦争が激しくなってきた頃の話

自衛隊に入隊したがっている息子を止めて欲しいと

担任をしていた生徒のお母さんにお願いされ

「お母さんは君を人殺しにするために

 苦労して育ててくれたんじゃないと思うよ」

と今思えばとんでもないことを口にした思い出があります

何も知らない当時は

自衛隊イコール軍隊イコール戦争と

短絡に結びつけていました

 

自衛隊の方々の献身的な支援の姿を

ずっと見続けてきて

今では自衛隊の車に手を合わせているひとりとして

自衛隊は国家と国民を守る

本当に尊いお仕事であるとの強い想いを抱き

今日の若者の凛々しい姿を見て

式典のあいだずっと涙を堪えていたのでした

 

アメリカ軍が行ったある調査があります

帰ってきた兵士の銃を調べました

すると実際に銃を撃った形跡は

ほとんどないのだそうです

隊長が「撃て!」

と命令しているのに関わらずです

実際に撃った形跡があるのは

命令をした隊長のすぐ近くに陣取っていた 

ごく少数の兵士の銃だけなのです

戦争という極限状態の中でも

誰も人を殺したくなんかないようです

朝市通りどんなにする?

地震から 418 日目

豪雨から 154 日目

 

思考力を高める問題が満載の

ダイヤモンド社の「論理的思考問題」

という本にはまっています

 

その中から1問紹介します

 

【問題】です

「25頭の競走馬がいます

 レースをさせて最速の3頭を決めます

 1回のレースで走れるのは5頭までです

 タイム計測はできないので

 目視で順位を決めます

 最低何回のレースをする必要がありますか?」

このあとヒントを小出しに出していきます


本日

「輪島市本町周辺地区まちづくり協議会」

が行われました

本町周辺地区は

地震の際に火災により焼き尽くされた地区で

日本三大朝市のひとつ

輪島朝市がもともと建っていたところです

公費解体もほぼ終わり更地となっています

 

 

 

 

地区住民 高齢者 子育て世代 高校生

様々な年代の方が集まって

アイデアを出し合いました

 

 

 

 

 

 

あらかじめ3つの案が示されました

 

 

 

 

 

 

A案:「滞在時間の倍増計画」

 昼夜問わず買い物や飲食を地元の子供や家族連れが楽しめるようにする

 近県の顧客が食文化自然を一日通して楽しめるようにする

 全国からの観光客やインバウンドも楽しめるようにする

 

 B案:「風の人と土の人の拠り所」

 風の人とは外から来た人 土の人とは地元の人

 お互いに関わり合いながら里山里海の豊かな風土を楽しむ

 修学旅行や研修旅行を誘致し文化体験を通して復興を学ぶ

 

C案:「わふうどづくり」

 輪島の風土 + 輪島フード + 和風がコンセプト

 ものづくりとひとづくりを通して懐かしさと美味しさの街を作る

 新規移住者が相談しやすく全体では女性が活躍できる街

 

どれも素晴らしい案です

ただし今日はこの中から選ぶとか

ブラッシュアップするとかではありません

今日のメンバーで新しい案を作り出します

 

本校からも生徒10名が参加しました

大人たちに混じって

自分の案を積極的に発信していました


さて冒頭の問題の【第1ヒント】です

まず5つのグループA~Eに分けて

5回の予選レースをします

A~Eのグループ内の順位をつけて

 A1 A2 A3 A4 A5

 B1 B2 B3 B4 B5

 C1 C2 C3 C4 C5

 D1 D2 D3 D4 D5

 E1 E2 E3 E4 E5

 

では次以降のレースは

どのように走らせたらよいでしょうか?

 

【第2ヒント】です

次に5つのレースの1位の5頭で走らせます

ところが

このレースの上位3頭が全体のトップ3とは限りません

なぜなら偶然3頭が同じ予選レースを

走っていた可能性もあるからです

このレースでトップ3に入らない馬を

絞り込むことはできます

仮に

1位A1 2位B1 3位C1 4位D1 5位E1

であったとしましょう

D1とE1ははずれますし

同時にD2以下とE2以下もはずれます

残った候補は

 A1 A2 A3

 B1 B2 B3

 C1 C2 C3

さああと何回走らせればトップ3がわかるでしょうか?

 

【第3ヒント】です

実はあと1回のレースでトップ3がわかります

走らせる馬をどのように選べばいいでしょうか?


【今週の活動性を高める授業づくり】

 

このコーナーは

久留米大学の安永悟教授に学んだ

授業づくりのポイントを

お伝えするものです

 

生徒の聞く姿勢と話す技術を高めつつ

知識の着実な定着も図る方法です

 

まずは講義型の授業で知識の伝達を図ります

時間にして10分未満程度の講義です

その後4人のグループ内で

全員が学んだことを自分の言葉で語ります

話す順番は

あらかじめメンバーに1から4の番号を振っておいて

「3番から時計回り」

というふうに先生がその都度指示をします

 

これを繰り返します

 

生徒は

必ず自分がしゃべらなければならない

ことをわかっているので

話を真剣に聞きます

そしてアウトプットすることにより

知識が定着するのです

 

一斉講義型の授業では

常にアウトプットしている教師が

実は生徒よりも学んでいる

というおかしなことが起きているのです


クイズの【答え】です

候補として絞られた9頭のうち

A1はトップ決定です

B3はそれよりも早い馬が3頭いるので外れます

C2C3も同様です

最後のレースは

A2 A3 B1 B2 C1の5頭を

走らせればよいのです

 

ここまでが本に載っていた答え

でもこれにはある問題があります

それは何でしょう

 

B1とC1が3回目の疾走となり

不公平であるということです

 

このように答えが見つかったとしても

それで良いのか問いかける

批判的思考力を高めることも

今の教育で求められているものであります

OECDオンラインミーティング実況中継

地震から 417 日目

豪雨から 153 日目

 

OECDの

オンラインミーティングに参加しています

今日の「おこらいえ」は

いつもと雰囲気を変えて

ミーティングの内容をリアルタイムで

書いていきます

 

なんと3時間にも及ぶ

長時間ミーティング

生まれて初めてです

9分ほどしかない金魚レベルの集中力の私にとって

未知の領域です

どうなるのでしょう?


まずは

次期学習指導要領の改訂について

文科省の方からの報告です

 

少子高齢化が進むこれからの日本において

マルチステージの人生が進みます

変化が激しい世界において

テクノロジーを使って

人生を勝ち取るむしろチャンスです

新学習指導要領は

その世界を見据えています

受験知識が抜け落ちたあとで

何が残るかを重視しています

 

コロナで多くの国の学力が低下した中

日本だけが学力が低下しなかったそうです

それは学習指導要領に沿って

全国で同質な教育が施されたからにほかなりません

ただし教員の過度な働きに支えられた

という側面もあります

 

今の学習指導要領は

知識技能に支えられた思考力

というイメージが強いです

 

ところが新しい学習指導要領では

複雑な課題に取り組む中で

知識を身につけることを重視しています

 

また子どもが

自分で学びを自己調整できるよう考えています

そのために学年を分けること

あるいは授業時間を定めることにも

メスが入る可能性があります

 

また教師や生徒の負担をどのように減らすか

という視点でも進められているそうです

 

(1)自分なりの「意味・目的」の大切さ

(2)多様な子供たちの可能性の開花

(3)教師の成長過程のビルトイン

以上3つが実際に改訂を進めている方が

目指しているものだそうです


次に生徒部会からのレポートです

 

まずは教育課程が作られていく過程を

実際に見学した大学生からです

 

教育課程の柔軟性が一番気になりました

教育課程に柔軟性があると

余裕のある教育につながります

学校の外での学びにもつながります

では学校は行かなくていいのか?

そうではなくて学校でしかできないこともある

被災した輪島高校では

学校に行って友達にあうという

大きな意味がありました

 

次に「おさんぽメガネワークショップ」を

主催した大学生からです

 

教科書の中からでなく日常から学びを生み出す

「おさんぽめがねワークショップ」

特に苦手な教科において

単にドリルを繰り返すよりも

日常生活との結びつきを見つけると

その教科を学ぼうとする

内発的動機付けにつながります

 

輪島高校でのワークショップも紹介されました

被災地でのおさんぽから

さまざまな学びを体験できたようです

 

「正解」を前提としない問いかけが

新たな問いを生み出します

教科と教科を繋ぐ力が生まれます

たとえば日本史の知識によると

皇居は桜田門外の変があった場所

これを不動産業に繋げるとなんと

「皇居は事故物件だ・・・」


続いてOECDのMIHOさんから

世界の教育についての報告です

 

「見方考え方」と「教科横断」

このことは全世界で注目されています

ただしカリキュラムが変わったとしても

実践はなかなか難しいです

 

イギリスでは問い立ての重要性が議論されています

「なぜ空は青い?」

「動物にも同じように見える?」

 

エストニアでは「環境と持続可能な開発」がテーマです

学校の自由裁量のもと

おさんぽめがねのような

取り組みが行われています

さまざまな教科の先生といっしょに

お散歩して問いを見つけます

 

これら他国の例から見えた「教科横断」の落とし穴は

(1)見方考え方を教えてしまう

(2)問い自体を教師が作ってしまう

(3)先生同士の相性が悪いと困る

の3つです

 

さきほどカリキュラムの自由裁量が必要という

提言がされましたが

実は日本のカリキュラムは

世界的に見ても自由裁量が大きいです 

教科書も他の国ではもっと分厚いです


そして「対話の時間」です

対話のルールは次のとおり

(1)あいづちやうなずきで話しやすい雰囲気をつくる

(2)あせって結論をだそうとしない

(3)キーワードにとらわれず自分の言葉で話す

(4)大人に忖度して話してほしいだろうと思われることを云わない

 

5人のブレイクルームに分かれて

「こんな授業があったらいいな」

をテーマに話し合いました

 

各グループで出された意見では

授業と授業の合間に休む場所がほしい

どんな授業がいいか話し合う授業がいい

自分が何を学んだか語れるプロセスがある授業がいい


次は「カリキュラム・オーバーロード」の話

(1)Curriculum Expansion

(2)Content Overload

(3)Perceeived Overload

(4)Curriculum Inbalance

の4つの論点があります

うーん 

むずかしい・・・

ここで挫折・・・

 

脳にはキャパがある

必要以上に詰め込んでも意味が無い

ちょうど今の自分にぴったりな話題が

されだしたので復活

 

香港では宿題オーバーロード

宿題の出し過ぎが問題になったそうです


【泉大津市立小津中学校の事例】

「先生と生徒のワクワクで乗り越える

 カリキュラムオーバーロード」

積み上がった書類と

「やらないといけない」という意識から

抜け出して軽やかになりました

 

4月1日に学校の経営ビジョンを

なんと生徒が先生にプレゼンします

 

生徒自身が学校の目指す姿を作り上げました

「自芯を持つ

 認め合う

 やわらかさで0から1をつくる」

生徒の希望から50分の授業を45分に短縮しました

かえって集中力が増しました

 

授業も5限で終わったり6限で終わったり

 

生徒の願いをもとにして

教員が授業の形を決めました

生徒達が自分達で

学ぶスペースを創ったりもします

 

職員室もフリースペースです

 

「ワクワクしながら

 たくさん話し合って

 解消していくもの」

それがカリキュラム・オーバーロードの解決方法です

 

Q:教科横断に相性のいい教科は?

A:国語はどの教科とも繋がる

  英語も同様です

 

Q:高校入試のための学力保障は?

A:経年変化を見ると成績は伸びてきている

  長時間やれば成績が伸びる訳ではない

  先生が教えた ≓ 生徒が学んだ


【福島県立郡山高校の事例】

「既存の教科でプラスする

 データサイエンスコース構想」

 

今のカリキュラムの弱点は

(1)知識を使う場がない

(2)教科がばらばらで繋がりを学ぶ機会が無い

(3)クリティカルシンキングの鍛え方が弱い

 

これらの課題を解決するために

新教科を作ると教員の負担が大きくなるので

既存の教科を活かしたクロスカリキュラムを

考えました

 

(1)新しいコンテンツを作る系

(2)一部を別教科で深掘り系

(3)1年間を通じた連携系

 

ウクライナからの中学生が

数学の中点を求める問題で

「なぜ中点を求めるの?」

と日本の先生に尋ねたところ

言葉につまりました

この中学生は

数学コンテストで優勝するほどの生徒です

なぜ学ぶのかを理解して学ぶので

深い学びにつながるのです

 

しかしながら

協力的ではない教員もいらっしゃいます

原因は

① 変化を拒む免疫システム

② 専門外のことを教える不安

③ 教科書を終わらせないといけない不安

④ そもそも効果あるの?問題

⑤ 新しいことしたくない問題

 

大事なのは

松下幸之助さんの

「やってみなはれ!」


次回の学習要領改訂では

教科横断が大きなテーマとなりそうです

キーワードは「おさんぽメガネ」

教員には

日常生活のあらゆるものを

教科に結びつける力が

求められることになりそうです

 

先生方は

机に座って仕事ばかりしていないで

外にでていろんなものを見てきましょう

遊べ!

 

このブログも

机の上だけで書いているものよりも

出張先から書いているものの方が

おもしろいでしょ


さてさて

3時間にもおよぶ

長時間ミーティング

そろそろ終わりです

 

自分でアウトプットしながらだと

なんとか

もつもんですね

 

今日は本校から

山上先生(家庭)

山下先生(保健体育)

栃木先生(養護)

も参加してくださいました

熱心な先生方です

お疲れ様でした

仮校舎はどうなる?

地震から 416 日目

豪雨から 152 日目

 

現在3棟ある建物のうち

危険判定のため2棟が使用できず

1棟の建物に無理矢理詰め込んで

授業をしている状況です

 

この状況を早期に打破するため

仮設校舎の建築計画が進められています

 

本日は保護者説明会を開催し

現時点でお伝えできること

現時点で要望していること

について理解を求めました

 

 

 

 

 

仮校舎は同じ敷地内

グラウンドに建設の予定です

春に竣工

早ければ秋より運用可能です

 

現在全学年で使用している旧校舎3号棟は

そのまま3年生が3階を

定時制が1階を使用します

 

仮校舎は2階建てで

真ん中に廊下を設置し

両側に教室を配置するコンパクトなつくりとし

グラウンドを使用する面積を

最小にする配慮がなされています

 

このことは

北野喜樹石川県教育長が

「生徒が運動する場所をできるだけ奪うな」

との指示を出してくださっているとのことです

コロナの時に健康福祉部長を務められていた方で

毎日のようにテレビで説明されていたので

ご存じの方も多いかと思います

さすが緊急時の対応に力を発揮くださっています

 

仮設校舎には

1・2年生が入ることになり

実験室や実習室も設置されています

 

ただしパソコン室はふたつとも旧校舎3号棟にあるので

もしかすると

旧校舎3号棟をビジネスコースが

仮設校舎を普通コースが使うことになるかもしれません

これについては時間割など諸条件を鑑み

最も最適な使い方を考えていきます

 

グラウンドを使用せずに

グラウンド脇のアスファルト部分への建設を

要望したのですが

まず寸法が足りませんでした

部室やブルペンを壊してもいいからと要望しましたが

建設に関する法律があって

仮設校舎は現存の校舎から

10m 離して建てなければならないそうです

 

以上の理由より図に示された

グラウンドの校舎側に建てることとなりました

 

第一体育館と第二体育館はそのまま使用し

接続する仮設廊下を設置します

旧校舎3号棟への接続も同様です

 

以下

質疑応答の様子です

Q1:工事の間の部活動は?

A1:工事は必要最低限のスペースでやってもらいます

   並行してグラウンドでの部活動はできます

 

Q2:本校舎の復旧見通しは?

A2:損壊した基礎の横に新たに基礎を打ち

   ジャッキアップする計画ですが

   工期など詳細については未定です

 

Q3:もう決定か?変更は無理か?

A3:できないことはないかもしれませんが

   再調査などで工期が大幅に遅れます

   得策ではありません

 

Q4:稲舟校舎(旧輪実)を使用することはできないか?

A4:校舎は使い物にはなりませんが

   危険立入禁止区域指定が外れたと聞きます

   グラウンド使用要望の余地はあるかもしれません

 

Q5:体育館の使用は?

A5:今のところ使用禁止命令は出ていません

   多少床の歪み等はありますが

   なんとか使用できる状態です

 

Q6:学ぶ場を確保するため子どもたちの意見を聞いてほしい

A6:同様のご意見を

   小学校の運動場に仮設校舎を建てた後で聞きました

   「あなたたちは一度でも子どもたちの意見を聞いてくれましたか!」

   もう決まってしまって仕方ないことであったとしても

   子どもたちに説明する義務は大人にあると考えます

   そうすることにより

   自分の力で社会は変えられると考える若者が

   世界一低いという現実を変える

   第一歩になると思います

   このブログを読んで

   言いたいことを校長室まで言いにくるよう

   明日の朝生徒に伝えます

 

Q7:学校以外での部活動への移動費の負担が大きいが?

A7:今年度は県より補助をいただいています

   引き続き要望してまいります

 

Q8:習熟度別授業はどうなる?

A8:問題ありません

   これまで通りの習熟度をかけることのできる

   教室数を確保できます

   これまで通りきめ細かな指導ができそうです

 

Q9:工事の際の騒音は?

A9:時間をずらすなどの要望はしますが

   ある程度の騒音はやむを得ません

   逆にどんな悪環境でも集中力を発揮できる

   生徒の育成を目指します

 

最後に

「現在輪島市内で唯一使用できる

 屋外体育施設が輪島高校グラウンドである

 だから自校の体育や部活動のことだけでなく

 輪島市民みんなが使用できる手立てを

 県と市の枠組みを超えて進めていくべきである」

とのご意見をいただきました

 

このことについては

まず手始めに

テニスコートを全面人工芝にして

部活動以外の時間帯に

ゲートボール場として

高齢者に提供できないか

市に申入れをしてみようと思います