学校日誌

令和6年度 学校日誌

薬物乱用防止教室

 5月22日(水)、薬物乱用防止教室が行われました。輪島警察署生活安全刑事課より、本校卒業生の沢田晴人さんに、危険ドラッグや薬物乱用の実態について話をしていただきました。

 生徒達はメモを取りながら、違法薬物がどのように自身の生活や身体を蝕んでいくか、薬物乱用で失うもの、自分の家族への影響など薬物乱用の恐ろしさをあらためて学びました。

総体・総文壮行式

 5月21日(火)、総体・総文壮行式が行われました。部活動ごとに各部の主将が大会の紹介と決意表明を行いました。

 島崎校長先生は「地震の影響で練習再開まで時間がかかり、思うような活動ができなかったことと思います。しかし、どの部も練習場所を工夫しながらできることを一生懸命取り組んできました。この大会に出場できることに喜びを感じ、これまで支えてくださった方々に感謝し、ゲームセットの最後まで力を出し切ってください。」とねぎらいと励ましの言葉を述べられました。 

 5月22日(水)から陸上競技部が、それ以外の競技は5月30日(木)から金沢市など各会場で行われます。是非応援して下さい。

シイタケ植菌作業

 5月15日(水)、2年生28人が原木シイタケ「のと115」の植菌を行いました。

 JA全農いしかわ、日本きのこセンター、奥能登農林総合事務所などから指導に来て下さり、生徒達はほだ木のコナラ200本にドリルで穴を開け、1本につき35個から40個の種菌を1つ1つ丁寧に植えていきました。

 生徒達は、「ドリルで穴を開けるのはコツをつかむまでが苦労したけど慣れたらスムーズに作業できた。」「植菌はしたことがあったけど、最後まで育てた経験はないので、これからどんな風に育っていくのか世話をするのが楽しみです。」などと感想を述べ、これからの活動に意欲を見せていました。

学校公開・PTA総会

 5月11日(土)、学校公開が行われました。各クラスで公開授業が行われ、多くの保護者の方が学校の様子や生徒の学習の様子を参観されました。午後からはPTA総会が行われ、会計報告や今年度のPTA活動のあり方や事業計画について協議が行われました。その後、学年懇談会、各委員会などが行われ、それぞれの担当企画や学年での主立った行事について説明と意見交換が行われました。地震の影響で家庭環境や学習環境が一変した生徒もおり、子どもたちの不安や変化にいち早く気づけるよう、しっかり連携をとり、できるだけ生徒の教育環境をより良いものにできるよう、今後学校と保護者が協力し合い、様々なPTA活動に取り組んでいきます。

防災避難訓練

 5月7日(火)、地震と火災を想定した防災避難訓練を実施しました。

 1月1日に発生した能登半島地震を受け、従来の避難訓練を見直し、避難経路や指示の出し方、教職員の連携について変更を加え、実際の災害を想定した形での訓練を行いました。

 震災後初めての避難訓練ということで、緊張感を持ちながら、生徒達は指示に従い避難経路を確認しながら素早く行動し、指定された場所に避難することができました。

 訓練後、島崎校長は「速やかな集合と迅速な報告が行われ、生徒の皆さんはしっかりと行動できていて良かったと思います。余震は少なくなったとはいえ、いつまた災害がおこるかわかりません。今後も常に意識を高く持ち、今日の訓練のように素早く冷静に行動できるよう備えてください。」と述べられました。

同窓会自転車貸与式

 5月7日(火)、同窓会自転車貸与式が行われました。同窓会自転車貸与事業は平成19年度から元同窓会関東支部長の金谷賢一さんの発案と基金で始まったもので、穴水駅から本校までの通学用として、のと鉄道やバスを利用する生徒を対象に無償で自転車を貸与し、生徒の通学の利便を図ることを目的として実施されている事業です。

 近年は希望者がおらず、今回は4年ぶりの貸与式となりました。今年は2台の新車が購入され、新入生2名に貸与されることになりました。

 貸与式では代表生徒が幽経一郎同窓会長にお礼の言葉を述べ、幽経会長から「安全に気をつけて、自分の自転車だと思って大事に使ってください。」との言葉をいただきました。

校歌歌唱練習

 4月23日(火)、全校生徒で校歌歌唱練習を行いました。

 最初はなかなか声も出ませんでしたが、練習を重ねるうちに少しずつ大きな声も出るようになりました。今後も式典などで元気な歌声を響かせてくれることを期待しています。

第150回北信越地区高校野球石川県大会

 4月20日(土)、第150回北信越地区高等学校野球石川県大会が開幕し、21(日)、本校野球部が金沢龍谷高校と対戦しました。

 昨年度までは部員が9人そろわず他校との連合チームで出場していましたが、今年度は新入部員が加入し穴水高校単独チームとして2年ぶりに出場しました。

 結果は0-2と敗れましたが、1年生も含めた初めての試合で最後までしっかり戦い抜き、守備では好プレーも見られました。選手たちは「みんな今年初めての公式戦ですごく緊張していたので意識して声をかけ合ったことが、堅い守りにつながったと思う。」「今後もっと打撃に力を入れ、実践形式を多く取り入れてチームとしてさらに向上していきたい。」と述べ夏の大会に意欲を見せていました。

前期生徒会役員選挙

 4月17日(水)、前期生徒会役員選挙が行われました。生徒会役員に立候補した生徒達が全校生徒の前で演説を行いました。立候補した生徒達は「みんなの意見や要望を聞き、よりよい学校生活になるよう努力していきます。」「穴高生が元気になれば穴水町も元気になると思う。町に元気を取り戻せるよう頑張りたい。」など、それぞれが前期生徒会役員としての抱負を掲げました。選挙の結果、全員が信任され、令和6年度前期生徒会役員が誕生しました。 

4月22日(月)、前期生徒会認証式が行われ、一人一人校長先生から認証状を手渡されました。新前期生徒会長は「できるだけたくさんの生徒の意見を聞き、みんなが楽しいと思ってもらえるような学校にしていきたいです。周りに元気を与えられるような穴水高校を目指します!」と会長としての意気込みを述べました。

同窓会から試合球を贈呈

 4月17日(水)校長室にて、同窓会から野球部へ試合球の贈呈式がおこなわれました。

 幽経一郎同窓会長からは「単独チームとして出場できる喜びを感じながら、勝敗の結果よりも震災で被災した方々に元気と勇気を与えるプレーを期待したい。」と激励の言葉をいただきました。主将の3年東野魁仁(ひがしのかいし)君は「これまで思うような練習ができなかったが、自分たちが最後まであきらめないプレーで、町民の方々に元気と勇気を与えたい。」と述べ、副主将の3年細口櫂翔(ほそぐちかいと)君も「1年生が5人入部してくれてチームに活気が出てきた。単独チームとして出場できることに喜びを感じている。」と続きました。4月20日(土)に第150回北信越地区高等学校野球石川県大会が開幕し、第2日目の4月21日(日)第2試合(12:30~)金沢市民球場にて金沢龍谷高校との初戦を迎えます。

 また、夏の全国高等学校野球選手権石川大会は7月11日(木)から開幕します。

応援メッセージ from熊本

熊本県立湧心館高校より心あたたまる応援メッセージをいただきました。ありがとうございました! 

仮説住宅応援ボランティア

 4月14日(日)、仮設住宅に入居される方の表札作りボランティアに高校生14名が参加し、講師の方の指導のもと、表札作りを行いました。生徒たちは、入居される方ができるだけ前向きで元気な気持ちになれるよう、きれいな表札を作ろうと一生懸命取り組みました。

 穴水町ほかたくさんの方々・団体より、被災に対するご支援を受けたことで、生徒たちのボランティア意識も高まっている様子で、今後も色々な事にチャレンジして欲しいと思います。

朝学習開始

 4月11日(木)から朝学習が始まりました。BC組はコラム学習、A組は曜日ごとに国数英の教科学習を行っています。朝の小さなスキマ時間に集中して学ぶことで、1日しっかり勉強しようという雰囲気作りに役立っています。

街頭交通安全指導

 4月9日(火)から、穴水町内3カ所で交通安全指導を行っています。

 入学して間もない1年生が安心して通学できるよう、また2,3年生の様子は変わりないかどうか、職員が交代で朝の挨拶や声かけを行っています。

新入生歓迎会・部紹介

 4月9日(火)午後、新入生歓迎会と部活動紹介が行われました。前年度生徒会長の古道慶太さんが歓迎の言葉を述べた後、生徒会執行部から穴水高校の行事や学校生活について説明がありました。

 その後、部活動毎に各部の紹介がありました。各部の生徒達は実演も交えた説明で新入生に一生懸命PRしていました。

1年生オリエンテーション

 4月9日(火)午前、1年生オリエンテーションが行われました。授業や定期考査について、挨拶や礼儀作法・校則について、図書館の利用についてなど、中学校と違う点や高校生活で気をつけることなど詳しい説明が行われました。

 生徒達は緊張しながらもしっかりと先生方の説明に耳を傾け、今後の高校生活において守るべきルールや課題、日課や学校施設の利用の仕方等について確認していました。

令和6年度 入学式

 4月8日(月)、令和6年度穴水高校入学式が行われました。普通コース23名・キャリアコース6名が高校生活の一歩を踏み出しました。来賓には穴水町長吉村光輝様をはじめとする方々にご出席いただき、入学をお祝いして下さいました。

 島崎校長は、1月1日に発生した能登半島地震から3ヶ月経ったことに触れ、困難な状況の中で、周りの人たちと支えあいながら、こうして立派に中学校を卒業し、高校へ入学してきたことをねぎらい、「世の中には「変えられるもの」と「変えられないもの」があります。「変えられるもの」は「自分」と「将来」で、「変えられないもの」は「他人」と「過去」です。「自分」のことはいつからでも、どれだけでも変えられます。意識と習慣を変えれば人は変われ ます。変わりたい「自分」をイメージし、その「自分」になるために今何をすべきかを考えてください。「将来」と違い「過去」は変えられません。能登半島地震で被害にあったところは、完全に災害前の状態に戻ることは難しいでしょう。生活の環境が変わってしまった生徒もいます。今後も我々にとって不便な状況は続くと思います。しかし、「過去」は変えられません。今年度穴水高校は「復興元年」を合言葉に「再生」に向け歩み始めます。皆さんも変えることのできる「将来」に向け、一生懸命、後悔なく高校生活を送ってください。」と述べられました。

(入学式式辞校長全文→令和6年度 入学式式辞.pdf

 その後、新入生代表が「高校生になるということはすなわち、大人への一歩を踏み出したということです。それを思う私達の胸は、夢と希望、加えて心配と不安でいっぱいです。高校生活では、まだ私達が知らない沢山の壁にぶつかると思います。しかし私達は、決して諦めたくありません。一人一人の目標や夢を実現させたい。だから私達は、三年間の学校生活の中で、仲間と協力する力・自分自身を向上させる力をしっかりと身につけて、社会に通用する魅力ある大人を目指して日々頑張りたいと思います。」と力強く宣誓し、1年生は新しい教室へ向かいました。穴水高校での生活が充実した毎日になるよう職員一同でサポートしていきたいと思います。