学校日誌

令和6年度 学校日誌

前期新人大会壮行式

 9月5日(木)、北信越地区高校野球県大会及び前期新人大会の壮行式が行われました。

 出場する野球部、陸上競技部の部長がそれぞれ決意表明を行いました。島崎校長先生は「練習環境が整わず、他校での合同練習や競技場への遠征などが多く、苦労した分、本番では思い切り力を発揮して下さい。一球入魂、一投入魂、一跳入魂、一走入魂、一つの動作に魂を込めて大会に臨んで下さい。」と述べ、選手達を励ましました。

 野球部は9月8日(土)11時30分から金沢市民球場にて、北陸学院高校と対戦します。陸上競技部は9月19日(木)~21日(土)西部緑地公園陸上競技場で各種目に出場します。ぜひ応援して下さい!

2学期始業式

 9月3日(火)、2学期始業式が行われました。全校生徒で校歌を歌った後、校長先生の式辞がありました。

 校長先生は、生徒達が元気で始業式を迎えられたことを喜び、「先日の文化祭では1日のみの開催でしたが、生徒の皆さんの頑張りで素晴らしい盛り上がりを見せ、最高のエンディングとなりました。今日から2学期が始まりますが、気持ちを切り替え1学期より一回りも二回りも心身共に成長した姿で、2学期の学習、部活動、学校行事にチャレンジしてください。芸人で映画監督の北野武さんは「勉強するから何をしたいかわかる。勉強しないから何をしたいか分からない。」と言っています。特に1、2年生は早く自分の進むべき道を見つけてください。本校の先生方は、生徒一人ひとりに寄り添い、生徒が成長するために力を貸してくれます。みなさんは、先生方を信頼し、色々と相談しながら、自分の希望する進路に向け、今できる最大限の努力をしてください。」と2学期に向けて励ましの言葉を述べられました。

(→2学期始業式式辞.pdf

 夏季休業中に、シャドリー先生の代わりに新しいALTの先生が来校し紹介がありました。アレックス・コックス先生はイギリスのウェールズ出身で、新任式では日本語も交え、「生徒の皆と勉強できるのを楽しみしています。」とスピーチされました。授業以外でもぜひ声をかけて下さい。

 

穴高祭

 8月31日(土)、穴水高校文化祭「穴高祭」が行われました。

 今年は震災の影響で施設・環境が限られたため、一日のみの開催となりましたが、昨年に続いて本校で実施することができました。

 クラス毎の模擬店や催し物、カラオケ大会、書道ガールズのパフォーマンスや吹奏楽部ミニコンサート、PTAの方々によるキッチンカーなど盛りだくさんな内容でした。

 エンディングには青春応援団「我無沙羅」のパフォーマンスやシンガーソングライターの白井貴子さんと全校生徒による被災地応援ソング「明日という名の種をまこう」の合唱が行われ、大きな盛り上がりを見せ穴高祭は終了しました。

 今回の穴高祭ではたくさんの方々よりご支援をいただき開催することができました。ありがとうございました。感謝の気持ちをこれからの学校生活にも活かしていきます。

ウォーターサーバー贈呈式

 8月31日(土)、穴高祭のオープニングで、末日聖徒イエス・キリスト教会よりウォーターサーバーが本校に貸与されました。

 地震の影響で本校の水道が一カ所しか使用できない状態が続いています。夏場の暑い時期、生徒達は飲み物を多めに持参するなどして対応していましたが、持参できる量は限られており不便な思いをしていました。しかし今回、末日聖徒イエス・キリスト教会より1階に1台、2階に2台ウォーターサーバーを貸与していただけることとなりました。機器だけでなく水の提供もしていただけるということで生徒達は大変喜んでいます。ありがとうございました。

夏祭りボランティア

 8月30日(金)、「松本市炊き出し隊みらい」主催の「夏休み最後を思いっきり楽しもう」夏祭りイベントが穴水町住吉公民館で行われ、本校弁論部3名がボランティアとして行事の補助などのお手伝いに行ってきました。

 絵の具を使ったアイスフラワー作りやかき氷などの夏らしいイベントを子供達と一緒に楽しみました。

校外就職模擬面接

 8月29日(木)、就職・公務員希望者12名を対象に地元企業・団体から6名の外部面接委員をお招きし、校外模擬面接が行われました。校内3会場に分かれ、一人約25分の個人面接形式で実施しました。

 面接後、面接委員の方々から「皆さん今日は緊張していたようですが、緊張していても相手に1つでも強い印象を与えられるような効果的なアピールをして欲しいと思います。」「面接官はみなさんが自分の会社にとってどういうプラスになるかという目で見てくるので、自分の良い面、PRできる面を客観的に捉えておくことが大事です。」「広い視野を持ち、社会で今起きていることに関心を持ち、会社に採用してもらうために自分を俯瞰して見る癖をつけ、相手にそれを伝えられるように努力して下さい。これからの社会の礎となっていくみなさんの活躍を願っています。」と講評をいただきました。

 自分を客観的に見て何が長所で何が短所かということはなかなか気づきにくいものですが、練習を積み重ねることによって自己PRのスキルを磨いていけるよう、今後本番の面接に向けてしっかり練習していきます。

校内就職模擬面接

 8月27日(火)、3年生就職希望者12名を対象に校内就職模擬面接が行われました。

 本校職員が面接官となり、高校生活などについて質問したり、面接の際の態度や礼法、話し方やその内容、改善点などについてアドバイスしました。

 生徒達は初めての面接ということで、緊張した様子で、面接後には「なかなか思うように話せなかった」「もっと内容を掘り下げて自分の考えをしっかり話すように言われました」などと反省点を述べていました。次回は外部面接委員による模擬面接が控えています。今回の経験を生かし、しっかり自分をアピールできるよう練習を重ねていきます。

第73回全国高P連茨城大会

 8月22日(木)、23日(金)、アダストリアみとアリーナを主会場に第73回全国高等学校PTA連合会茨城大会が行われ、本校PTA役員2名と教職員2名が参加してきました。

 1日目は基調講演と5分科会に分かれた意見交換会、2日目は二所ノ関寛氏(第72代横綱・稀勢の里)による記念講演と表彰式等が行われました。

 本校からは山崎PTA会長と苗代PTA副会長が参加し、大会では全国から5,000人超のPTA関係者が集い、意見交換や親睦を深める良い機会となりました。

復興応援ソング合唱練習

 8月19日(月)、シンガーソングライターの白井貴子さんが、令和6年能登半島地震の被災地を応援する復興応援ソングを本校生徒と一緒に歌うために来校して下さいました。

 白井さんは「チャンス」「あの素晴らしい愛をもう一度」などの曲を披露したあと、「明日という名の種をまこう」と題した復興ソングを生徒と一緒に歌って下さいました。生徒達は初めはなかなか声も出ませんでしたが、白井さんの素晴らしい歌声と素敵なトークに元気をもらい、最後には楽しそうな表情を見せながら盛り上がって歌っていました。

 本番の文化祭では再び白井さんが来校され皆と一緒に歌って下さる予定で、生徒達はその日に向けて毎日がんばって練習しています。本番でまた盛り上がれるのを皆楽しみにしています。

令和6年度同窓会総会

 8月11日(日)、令和6年度穴水高校同窓会総会が行われました。今年度の総会は地震の影響で町内の施設が使用できず、学校での開催となりました。

 総会では幽経一郎会長の挨拶の後、昨年度の事業報告や会計報告、今年度の事業計画や予算などについて話し合われました。

 学校側からは島崎校長より近況報告のプレゼンテーションが行われ、進学実績や部活動の戦績など、令和6年度の生徒の活躍の様子などが紹介されました。また、「穴高未来基金」への寄付により実現した新1年生への給付金について、令和8年度に本校が80周年を迎えるにあたっての準備について、近々発行される同窓会名簿などについて事務局から説明がありました。

 その後、先日行われた全国高校野球選手権開会式で本校野球部の東野主将が先導役を務めたことや野球部の活躍などについて、TV放映された動画を視聴しました。

 最後に宮本浩司副会長が閉会の挨拶を述べられ、地震からの復興と80周年記念行事に向けて会員の皆様の一層の協力と団結をお願いし、今年度の同窓会総会は閉会しました。

第106回全国高等学校選手権大会開会式 

 8月7日(水)、阪神甲子園球場で行われた第106回全国高等学校野球選手権大会開会式で、本校野球部の主将東野魁仁さん(3年)が入場行進する球児達の先導役を務めました。

 東野さんは能登半島地震で自宅が全壊し、仮設住宅で生活しながら部活動に励み、キャプテンとして部をまとめエースとして活躍してきました。逆境にもめげずに努力し続ける姿に日本高野連が注目し、今回の抜擢につながりました。

 東野さんは「この大役をしっかりやりとげようと緊張感をもって練習に臨みました。リハーサルでは腕をしっかり伸ばし、姿勢に気をつけリズム良く歩くよう心がけました。本番は大勢の観客が入っていて圧倒されましたが、緊張することなく気持ちよく歩け、良い先導ができたのではないかと思います。貴重な体験をすることができ、選んで下さった方々に感謝します。」と大役を果たした感想を述べていました。

就職直前対策講座

 8月5日(月)、3年生就職希望者を対象に就職対策直前講話が行われました。

 ジョブカフェ石川より森田浩様をお招きして、面接の所作や挨拶の仕方、面接における質疑応答のスキルなどについて詳しく教えていただきました。

 部屋に入るときのマナーや礼の仕方、個人での面接と集団の面接の違い、話す内容や身だしなみなどについて、実際にお手本をみせていただきながら学習しました。また、少しの工夫で印象が良くなる方法や、わからないことを聞かれた時の対処法、敬語の正しい使い方などについても学ぶことができ、生徒達は8月下旬の模擬面接に向けて何度も練習を重ねていました。

中学生体験入学

 7月30日(火)、中学3年生を対象に体験入学が行われました。穴水中学ほか他市町からも中学生が参加し、国語、数学、英語、理科、地歴公民、商業の模擬授業を体験しました。授業では高校生が授業の補助を行い、中学生がわからないところや授業での実演などのアシスタントを行いました。

 授業後中学生と高校生を交えた座談会を行いました。高校生が中学生に「今日の授業はどうでしたか」「穴水高校の雰囲気はどうですか」など質問したり、中学生からは「高校生活は楽しいですか」「授業はわかりやすいですか」などといった質問を受けたりと、お互いの交流を深めました。

 その後、1年生の進行のもと学校説明会が行われ、穴水高校の行事や部活動など高校生活について詳しい説明がありました。本校1,2年の生徒が受付や授業補助、全体会の司会など随所で活躍し、中学生に本校の良さをアピールしました。    

 参加した中学生は「全体的に楽しそうで雰囲気が良いなあと思った。」「他の学校も行ったけど、他の学校にない授業が体験できて良かった。」などと感想を述べていました。

インターンシップ

 7月24日(水)から26日(金)にかけて、2年生を対象にインターンシップが行われました。

 昭和建設や平和こども園など穴水町内の企業・団体8社にご協力頂き、生徒達はそれぞれの職場で多くの学びを体験しました。ご協力いただきました企業の皆様方、ありがとうございました。

全国大会出場報告

 7月19日(金)、全国総文祭弁論部門に石川県代表として出場する本校3年の髙こゆきさんが、出場報告のため穴水町長を表敬訪問しました。

 髙さんは昨年11月に行われた第43回石川県高校総文祭弁論部門で第2位の県議会議長賞を獲得し、全国大会出場の切符を手にしました。髙さんは「全国の素晴らしい弁士達が集まる大会で自分の持てる力を発揮し、最高のパフォーマンスをしたいです。上位入賞を目指してがんばります。」と意気込みを述べました。

 大会は7月31日(水)から岐阜県大野町町民センターで行われ、髙さんは「豊かさに抗いたい」をテーマに7分間のスピーチを行います。是非応援して下さい。

「復興団結~希望の灯り~」長谷部祭り代替イベント

 7月21日(日)、長谷部祭り代替イベント「復興団結~希望の灯り~」が穴水町の中心部商店街で行われました。

 本校もイベントに参加し、書道ガールズによるパフォーマンスやブラスバンド部による穴水中学校との合同演奏会でステージ出演しました。穴水高校ブースでは干し椎茸や地元採れ野菜の販売を行いました。また、復興マルシェでは生徒達がボランティアとして加わり、出店の販売補助や商品運びなどの手伝いを行いました。

1学期終業式・離任式

 7月19日(金)、1学期終業式が行われました。

 島崎校長先生は「令和6年度、本校は「復興元年」を合言葉に「再生」に向け歩み始めました。本校校舎内やグラウンドはまだ一部使用できない状況で、生徒の皆さんには大変不自由な思いをさせていることと思います。そんな中、不平不満を表に出すことなく、毎日明るい表情で学校生活を送っている皆さんの姿を目にし、我々教職員は本当に救われる気持ちです。皆さん、毎日元気を届けてくれてありがとう!明日からは夏休みです。自分の目標を達成するために充実した夏休みにしてください。そして一回りも二回りも心身共に成長した姿を2学期に見せて欲しいと思います。まだまだ困難な状況は多くあると思いますが、2学期には生徒全員の元気な姿を見られることを願っています。」と式辞を述べました。

 その後、教務課と生徒課から夏季休業中の過ごし方や注意点などについて話があり、生徒達はしっかりと耳を傾けていました。

(校長挨拶全文→1学期終業式式辞.pdf

 終業式の後、本校ALTのシャドリー・イブラヒム先生の離任式がありました。

 2年間本校に勤務されたシャドリー先生は思い出を振り返りながら「皆さんに英語を教えるのはとても楽しかったです。短い間だったけれど、皆さんはすごく成長しました。そんなみなさんを私はとても誇りに思います。私は次のステップに進みますが、皆さんのことは忘れません。いつまでも私の大切な生徒達です。いつか必ずまた会いましょう。今までありがとう。」と日本語と英語を交えて感謝の言葉を述べました。

 その後生徒代表から花束贈呈があり、全校生徒と記念写真を撮りました。

 シャドリー先生、ありがとうございました。