令和6年度 学校日誌
3学期終業式・離任式
3月24日(月)、令和6年度3学期終業式が行われました。
島崎校長先生は、震災後の日々を振り返り、物事の「ハード面」と「ソフト面」について話されました。
「震災から1年3カ月近くが経過しましたが、破損した玄関、教室、トイレ、体育館やグラウンド等のハード面では、全く復旧は進みませんでした。しかしソフト面では、この1年間素晴らしい成果を上げました。皆さんは限られた環境の中、不平不満を表に出すことなく、学習、部活動や探究活動に一人ひとりが前向きに取り組みました。学習においては、すでに自分の進むべき道を明確にし、そのための努力を続けている生徒がいます。まだ目標が決まらない生徒は、1日でも早く目標を定め、目標達成に必要な力をつけるための学習に取り組んでください。本校の先生方は、生徒一人ひとりに寄り添い、生徒が成長するために力を貸してくださいます。みなさんは、先生方を信頼し、色々と相談しながら、自分の希望する進路に向け、今できる最大限の努力をしてください。これからも皆さんと先生方が一丸となり「チーム穴高」で一歩一歩前に進んで行きましょう。」と励ましの言葉を述べられました。(→3学期終業式式辞.pdf)
終業式の後、離任式が行われ、転任される先生よりお別れの挨拶がありました。式には多くの卒業生が出席し、最後はアーチを作り別れの言葉をかけながら送ってくれました。
春季球技大会
3月19日(水)、春季球技大会が行われました。午前中はバドミントン競技、午後からは卓球競技をいずれもクラス対抗の団体戦形式で実施しました。結果はバドミントン競技では2Aが、卓球競技では2Bが優勝しました。生徒会執行部と体育委員が準備や運営に携り、大会をスムーズに進行することができました。
やすらぎたより第113号
穴水高校たより(3月号)
第76回卒業証書授与式
3月1日(土)、第76回卒業証書授与式が挙行されました。
昨年度は穴水中学校の体育館をお借りしての卒業式でしたが、今年度は本校で開催することができました。来賓には吉村光輝穴水町長、大間順子穴水町教育長、幽経一郎同窓会会長、山崎与志雄PTA会長をお招きし、在校生と保護者の方々が揃う中、本校の学び舎より卒業生33名を送り出すことができました。
島崎康一校長は、昨年の能登半島地震から今までの道のりを振り返り、困難に負けずこれまで過ごしてきた生徒達を ねぎらいました。そして日本人として初めてアメリカ野球殿堂入りを果たしたイチロー氏の言葉を紹介し、「イチロー氏は、『(満票選出には)1票足らなかった、というのはとても良かった。人は自分なりの完璧を追い求めて進んでいくのが人生だと思います。不完全であるというのはいいなって。生きていく上で不完全だから進もうとできるわけで、そういうことをあらためて考えさせられる、そこに向き合えるというのは良かったなと思います。』とコメントしました。卒業生のみなさんはまだまだ成長過程にあります。不完全だからこそ、まだまだ余力を残しています。これからのみなさんには無限の可能性があります。ぜひ、それぞれの夢を持ってこれからの人生を歩んでいって下さい。」と式辞を述べました。(→第76回卒業式式辞.pdf)
卒業生を代表して古道慶太さんが答辞を述べました。古道さんは穴水高校で3年間を過ごした日々を振り返り、友人達や家族、周囲の方々の支えに感謝しつつ、「物事が好転する手前の空白は一番辛い時間だと言われます。その時間を耐え、戦い抜いた人にしか見ることのできない世界が必ずあるでしょう。正に復興に挑む能登半島の状況も言い得ているのではないでしょうか。誰もがそれぞれの場所で最善を尽くしています。私たちは一人きりではありません。この穴水高校で学んだ日々を糧として私たちは前に進み続けます。」と力強く語りました。
卒業生は最後に保護者の方々の前に立ち、感謝の言葉を述べ、学び舎を後にしました。卒業生のこれからの活躍を職員一同願っています。
生徒指導通信第11号
「のと115」試食会
2月12日(水)、本校で栽培し収穫した「のと115」を使用して2年生全員で調理・試食会を行いました。本校の調理室が使用できないため、穴水中学校の家庭室をお借りし、穴水町の食生活改善推進協議会より3名の方々にも協力していただき、「キッシュ」や「炊き込みご飯」など、「のと115」を使った料理を試してみました。「キッシュ」はフランスの家庭料理で、パイやタルトの生地に、ベーコンや野菜・チーズを入れ、卵液を入れて焼き上げます。
生徒達は「こんな食べ方もあるのだなと思った。家でも作ってみたい。」「しいたけの味が濃くすごく美味しかった。」などと述べ、あらためて「のと115」のおいしさを実際に堪能することができました。
穴水高校だより2月号
総合的な探究の時間 最終発表会
2月6日(木)、「『総合的な探究の時間』1・2学年最終成果発表会」が行われました。
前半は1年生、後半は2年生がグループ毎にそれぞれのテーマについて発表しました。
「自分たちが出来る復興支援」「災害意識を風化させないために」「仮設商店街~現状と今後の動向について~」など13のテーマで、地域の振興と発展について、特に今年度は震災と復興をテーマにしたものが多く、色々な視点から課題を見つけ、情報を集め、じっくりと探究してきたことを皆の前で発表しました。
アドバイザーの先生方からはそれぞれの発表で「中間発表から課題を見つけてよく調べ探究を進めていたと思います。どのグループも高校生ならではの着眼点や切り口が面白く、具体的なところまで計画が進んでいるものもあり、頑張って調べていることがよくわかりました。ただ、これから実際に企画として成立していくには課題も多いと感じました。実現に向けて探究を継続していくためのしくみ作りが必要であり、アドバイスが必要ならば相談に応じますので、いつでも声をかけて下さい。」と励ましの言葉をいただきました。
「のと115」収穫・初競り
1月24日(金)、昨年5月から2年生が植菌・栽培してきた「のと115」の収穫を行いました。
冬の寒さが響き、生育状況はもう一つというところでしたが、「のとてまり」8個入り1箱、「のと115」10個入り1箱を出荷することができました。
1月25日(土)早朝、金沢市中央卸売市場にて前日収穫した2箱が競りにかけられ、穴水高校産では過去最高額の20万円で「株式会社どんたく(七尾市)」さんに競り落とされ、生徒達は喜びの声をあげていました。
その後、近江町市場で、穴水町のベーカリー「H&M」さんが焼き上げた本校のシイタケ入りの「ピザパン」を生徒5名で販売し、300個を完売しました。
ご協力いただいた奥能登原木しいたけ活性化協議会の方々や全農いしかわの皆様、ほか関係の方々に厚く御礼申し上げます。
防災食講座
1月22日(水)、3年生フードデザイン選択生徒を対象に、災害食講座が行われました。チームKYE管理栄養士、橋本良子氏をお招きして、災害時における食事について講義をしていただきました。その後、災害時でも簡単に作ることができる、ポリ袋を使った調理法を体験しました。ひじきと大豆の煮物、焼き鳥缶を使ったキャベツの和え物など、食器を汚さず鍋一つで調理し、生徒達はあっという間に美味しい料理ができたことに驚き、「家でもやってみたい」などと感想を述べていました。
こころのサポート授業
1月17日(金)、「こころのサポート授業」が行われました。
本校のスクールカウンセラーでもある臨床心理士の高賢一先生が、「震災から1年後のこころのケア」をテーマに、トラウマ反応について、ストレスに対処するリラックス法や備える防災などについて丁寧に説明して下さいました。
講演後はグループごとに分かれて話し合いを行い、生徒達は「自分では感じていないと思ってもストレスがかかっているのだなあと思った。」「色々なリラックス法を知ることができて良かった。いざというときやってみたい。」などと感想を述べていました。
百人一首大会
1月16日(木)、百人一首大会が行われました。グループごとに予選を行った後、それぞれのチームの1位で決勝戦を行いました。生徒達は、和やかな雰囲気の中、新春らしい行事を存分に楽しんでいました。
大学入学共通テスト出発式
1月17日(金)、3年生進学希望者が大学入学共通テストに向けて出発しました。
出発に先立ち出発式が行われ、校長先生と教頭先生より励ましの言葉をいただきました。その後、進路担当と担任から注意事項があり、お昼過ぎには先生方に見送られバスに乗り込みました。
これまでの努力の成果を発揮してくれることを祈っています。
穴水高校だより1月号
金融講座
1月8日(水)、1年生を対象に金融講座が行われました。SMBCコンシューマーファイナンス株式会社より岡元慶介氏をお招きし、「将来に備えるお金の話」と題して講義を行っていただきました。自身の人生設計や資金計画について、生涯を見通した働き方や資産運用、投資や金融商品についてわかりやすく説明していただき、生徒達は講義や投資体験ゲームなどを通して、結婚や出産、車やマイホームの購入にどのくらいお金がかかるのか、株の購入や投資とギャンブルの違い、資産運用の必要性などについて、メモをとりながら熱心に耳を傾けていました。
3学期始業式
1月7日(火)、3学期始業式が行われました。
島崎校長先生は、「昨年度の3学期始業式は能登半島地震の影響で実施することができなかったこと、震災から1年が経過した今こうして皆の笑顔を見ることができたことを嬉しく思います。」と述べ、「3学期に向けてそれぞれの目標達成のために一緒に頑張りましょう。」と生徒達を励ましました。そして、
『時間は平等に与えられるが、結果は平等ではない』という、元プロ野球監督の故野村克也氏の言葉を紹介しました。「世界中、老若男女を問わず、1日に与えられる時間は24時間であり、平等の時間です。1年365日(うるう年は366日)も揺るぎない事実です。時間の使い方次第で、結果や成果に差が生じ、勝負の肝心なところが隠されています。時間をどう使うか、どのように課題に立ち向かうか、どのような努力が可能なのかを真剣に考える必要があります。皆さんも自分の将来をしっかりと考え、その将来に向けて効果的な時間の過ごし方を今一度考えてみてください。」と述べられました。
(→3学期始業式式辞.pdf)
その後、教務課と生徒指導課より3学期の過ごし方や生活上の注意点などについて話があり、生徒達は良く話に耳を傾け、新学期に向けて気持ちを新たにしていました。
生徒指導通信第10号
2学期終業式
12月23日(月)、令和6年度2学期終業式が行われました。島崎校長先生は、今年初めの震災からこれまでを振り返り、「これまで多くの人達の支援と励ましの声に支えられ、穴水高校は学びを止めることなく令和6年度の1,2学期を無事終えることができました。これからも感謝の気持ちを持ち続けましょう。そして、それ以上に、ここまで頑張ってきた自分自身に「よくやった」と褒めてあげてください。高校はワン・ツー・スリーと進んでいきます。ホップ・ステップ・ジャンプです。1年生は基礎力を身につけ「ホップ」です。2年生は最終学年へ向け「ステップ」です。そして3年生は、3年間の集大成の「ジャンプ」です。それぞれの「ホップ」「ステップ」「ジャンプ」のために3学期を充実させて下さい。今度こそ3学期始業式に全員の生徒と笑顔で会えることを楽しみにしています。」と述べられました。
(→2学期終業式式辞.pdf全文)
その後、教務課から冬休みの過ごし方や学習への取り組み方などについて、生徒指導課からは、規則正しい生活と健康管理についての話がありました。生徒たちはしっかりと話に耳を傾け、冬休み中どう過ごすかについてしっかり確認していました。
のと里山空港クリスマスイベントに出店
12月22日(日)、のと里山空港でクリスマスイベントが行われ、本校生徒5人が「のと115」入りのピザパンや生シイタケ、干しシイタケを販売しました。
「のと115」入りのピザパンは穴水町のベーカリーH&Mさんがその日のイベントにあわせて特別に焼き上げて下さったもので、訪れたお客さん方に大好評で完売しました。
メリークリスマス♡
12月20日(金)、石川県立看護大学より本校生徒全員にクリスマスプレゼントが配られました。
生徒達は嬉しそうにプレゼントを受け取り感謝の言葉を伝えていました。
ビブリオバトル
12月19日(木)、図書委員によるビブリオバトルが行われました。
各クラスの図書委員が集まり、自分の好きな本をみんなの前で紹介しました。持ち時間は5分間で、ライトノベルやエッセイなど色々なジャンルから生徒達は自分のお気に入りの本について語りました。
他の生徒達のおすすめ本の紹介を聞くことで、自分の好みのジャンル以外の本についても興味を持ち、読書の楽しみをさらに広げる良い機会となりました。
模擬投票
12月18日(水)、1・2年生を対象に模擬投票が行われました。
石川県選挙管理委員会と穴水町選挙管理委員会の方々に来ていただき、満18才からの選挙権行使に向けた選挙制度等について詳しく説明していただきました。
選挙の仕組みや意義について理解を深めた後、投票がどのようにして行われるのか実際の手順・流れについて説明を受け、石川県知事選で2人の立候補者の中から1人を選ぶという想定で行われました。
受付や投票管理者・立会人は生徒が務め、実際の場合と同様の手続きを踏み、生徒達は真剣な面持ちで、本当の選挙と同じ緊張感を味わいながら投票を行っていました。
生徒指導通信第9号
シイタケハウス入室作業
12月11日(水)、シイタケハウス入室作業が行われました。
「のとてまり」栽培の一環として、5月に植菌した「ほだ木」をビニールハウスに入れる作業を2年生全員で行いました。地元生産農家の高森正治さん、県農林総合研究センターの八島武志さん、昨年まで日本きのこセンター技術主幹を努められていた平野伸夫さんらのご指導のもと、200本の「ほだ木」をハウスに移動した後、骨組のパイプの上にビニールシートをかぶせました。
曇り空の寒い日でしたが、全員で協力し合い、手際よく短時間で作業を終えることができました。生徒達は「地震のこともあって今年はできるのかなと思っていたけど、無事シイタケハウスを作ることができて良かったです。これからがんばって立派な『のとてまり』を育てていきたいです。」と感想を述べていました。今後2年生全員で水やりや温度管理、袋掛けなどの世話をしていきます。
福澤諭吉記念第63回全国高等学校弁論大会
12月6日(金)に、大分県中津市で福澤諭吉記念第63回全国高等学校弁論大会が行われ、本校弁論部の松本心和さん(2年)が第2位の優秀賞(大分県知事賞)を受賞しました。
この大会は全国の高校生の弁論力の向上と大会を通した交流を目的に毎年開催されているもので、一次の原稿審査を通過した全国の28人の弁士が競い合いました。
今回の優秀賞は令和元年に本校卒業生の竹中那琉世さん(当時1年生)が最優秀賞の慶應義塾賞を受賞して以来の入賞となりました。松本さんは来年夏に香川県で行われる全国高等学校総合文化祭弁論部門の出場を既に決めています。今後のさらなる飛躍に期待しています。
「福島から能登、未来へ」
12月、福島県立福島高等学校校長の丹野純一先生が来校され、「福島から能登 未来へ」と題したメッセージ集をいただきました。
このメッセージ集は、東日本大震災を経験した福島県民の方々より寄せられた約400件のメッセージをとりまとめ冊子としたもので、能登半島地震で被害のあった奥能登の高等学校や市町などに配布していただきました。
東日本大震災や原発事故、その後の風評被害に苦しんできた福島の方々から、それぞれの体験に基づいた経験談や、今回の能登半島地震で未だ復興途上にある能登の人々に思いを馳せた温かい言葉などが綴られており、生徒・教職員一同で拝読させていただきました。
福島のみなさん、ありがとうございました。
やすらぎたより第112号
穴水高校だより12月号
石川ミリオンスターズより指名挨拶
11月26日(火)、本校野球部東野魁仁さん(3年)がプロ野球独立リーグ・日本海リーグの石川ミリオンスターズに地元枠で入団が決まり、端保聡代表取締役、納谷嶺太編成担当から指名あいさつを受けました。東野さんは「能登の人達に自分の活躍を是非見て欲しい。」と述べ、決意を新たにしていました。
生徒指導通信第8号
進路講演会
11月20日(水)、ベネッセコーポレーションから須賀中清志氏をお招きして、1,2年生徒と保護者を対象に進路講演会を実施しました。
7限の時間帯には生徒を対象に、主に4年制大学への進学を考えている生徒に向けての説明会が行われました。大学進学を目指す上での入試のポイントと学習の進め方に絞り、詳しく説明していただきました。
夕方に保護者対象の進学説明会が行われました。入試はどう変わっていくのか、これからの経済的負担や生徒へのサポートの仕方、情報の集め方や学校との連携などについてもお話しがあり、たいへん有意義な説明会となりました。
復興応援コンサート
11月15日(金)、ピアニストの中村天平氏による復興応援コンサートが本校体育館で行われました。
ご自身も阪神淡路大震災で被災されたこと、どのようにして音楽の道を志したのかなど、トークを交えながら素晴らしい演奏を披露して下さいました。
石川県高P連研究大会
11月13日(水)、令和6年度石川県高等学校PTA連合会研究大会が石川県文教会館で行われました。
穴水高校PTAが、大聖寺実業高校、金沢二水高校とともに今年度の優良PTA校に選ばれ、山崎与志雄PTA会長に賞状が授与されました。また、高P連活動振興功労者表彰で本校PTA活動に長年貢献していいただきました苗代香織さんが功労者賞を受賞されました。
食生活改善講座
11月13日(水)、3年生を対象に穴水町保健センターで食生活改善講座が行われました。
食生活改善推進協議会から5名の方を講師としてお招きし、これから一人暮らしをしたり、自分で食事を用意したりする機会も増える生徒達に、自立した生活をしていくために食生活の基本知識をわかりやすく教えていただきました。
野菜をたくさん摂ること、朝食はかならず摂ること、減塩に気をつけた献立、栄養バランスの良い献立を考えるために食事バランスガイドを活用することなど、実物や実例をあげながら詳しくお話していただきました。
講義の後は調理実習を行いました。地元の食材を使った高校生にも作りやすいメニューで、生徒達は野菜の切り方や味付けをする際のコツなどを教えていただきながらグループ毎に楽しく活動しました。
植林活動
11月13日(水)、1年生が里山保全のための植林活動を穴水町明千寺付近の山林で行いました。奥能登原木シイタケ活性化協議会やJA全農いしかわ、奥能登農林総合事務所等の方々のご指導のもと、生徒達はグループごとにコナラの苗木250本を植え込みました。
お天気に恵まれ、晩秋の良き晴れ間に、生徒達は協力し合って一生懸命作業に取り組むことができました。
租税教室
毎年11月11日(月)~17日(日)の間は税を考える週間となっています。それに合わせて11月13日(水)、2年生を対象に租税教室が行われました。
松岡税理士事務所より松岡勤五氏をお招きし、税に関する講話を行っていただきました。税にはどんなものがあるか、給料から引かれる税金について、税金がどのように使われているか、などといった基本的なことから、地震などの災害に使われる税、雑損控除などについてもわかりやすくお話ししていただきました。
穴水高校たより11月号
弁論大会結果
11月8日(金)、中能登町のラピア鹿島で行われた第44回石川県高校総文祭弁論部門・第73回石川県高校「私達の主張」発表大会に松本心和さん(2年)が出場し、能登半島地震を題材に自身の体験を交えてスピーチし、最優秀賞(石川県知事賞)を受賞しました。大橋香菜美さん(1年)が第4位の優秀賞を、安田栞さん(1年)が優良賞を受賞しました。松本さんは来年8月、香川県で行われる全国高校総文祭弁論部門の石川県代表としての出場権を獲得しました。
また、11月10日(日)に、金沢市の北陸学院中学校・高等学校栄光館で行われた第69回文部科学大臣杯全国青年弁論大会では県大会に引き続き松本心和さんが出場し、石川県勢としては11年ぶり、本校弁論部としては初めての最優秀賞(文部科学大臣賞)を受賞しました。また、片岡日和さん(3年)が大会の基準弁論を行い、お手本となる弁論を堂々と披露し特別賞を受賞しました。
県大会で最優秀賞を受賞し、県代表の切符を手にした松本さんは「昨年は入賞できず悔しい思いをしたので、今年は絶対に入賞したいと思っていました。8位以内に入れればと思っていたので最優秀賞と聞いたときは本当に嬉しかったです。来年の全国総文祭ではもっと良いスピーチができるようさらに内容や表現を磨いていきたいです。」と来年の大会に向けての意気込みを語ってくれました。
松任高校生徒会来校
11月7日(木)、松任高校の生徒会役員4名が本校を訪れ、白山市で開催された秋まつりで募った能登半島地震復興支援金を本校に寄付していただきました。
松任高校の生徒達は学校の建物やグラウンドなどの被害状況を見学したり、本校生徒から地震当日の状況を直接聞いたりなどして、生々しい地震の被害の様子を実感していました。
教育ウィーク 学校公開
11月1日(金)、いしかわ教育ウィークの取り組みとして学校公開が行われました。
午前中は1,2年生による「総合的な探究の時間」中間発表会と通常授業の公開、保護者対象のスマホ学習会が行われ、午後からは、「震災とこれから~ふるさとの価値・自分の価値を知ること~」と題して農産物販売所「神子の里」代表取締役、武藤一樹氏による里山里海講演会が行われました。
探究中間発表会では、地域の復興をテーマにグループごとに成果を発表し合い、後半では3年生を中心に探究ディスカッションも行いました。多数の保護者や学校関係者の方々が参観され、生徒の発表の様子や内容について質問やご意見をいただきました。ご来校ありがとうございました。
県新人大会後期壮行式
10月31日(木)、県新人大会後期壮行式が行われ、全校生徒で出場選手を激励しました。各部の部長が決意表明を行い、それぞれの大会にかける思いを語りました。
校長先生からは「皆さんはそれぞれの目標に向けてこれまで努力してきたと思います。自分がシンプルに何をしたいのかを明確にし、それを達成できるように良いイメージを持って頑張って来て下さい。健闘を祈ります。」と励ましのお言葉をいただきました。
試合は11月6日(水)より金沢市ほか各地区で行われます。ぜひ応援して下さい。
Trick or Treat!
10月31日(木)はハロウィンの日。生徒会役員が全校生徒と職員にお菓子を配りました。お菓子にはひとつひとつメッセージが書かれていました。生徒達は楽しそうにお互いのコメントを読み合っていました。
上級学校による模擬授業
10月28日(月)、1,2年生を対象に進路ガイダンス(模擬授業)が行われました。
金沢工業大学によるCFRPを用いた航空宇宙計量構造の紹介、金沢情報ITクリエイター専門学校によるデザイン・イラスト講座、石川県立看護大学による食生活を支える看護講座、スーパースイーツ製菓専門学校によるマカロン体験、Kist金沢科学技術大学校によるエンジンの仕組みと組み立ての講座など分野別に19の講座が開講され、生徒達は自分の興味のある分野を受講しました。
生徒たちは「実際に体験してみることができてすごく良い経験だった」「授業が面白く心理学に興味を持ちました」「大学でもっと勉強してみたくなりました。」などと述べ、今後の自分の進路決定の参考にしていました。
らく速読講演会
10月24日(木)、「楽読」運営会社CMOのヨンソ氏による「らく速読」講演会が行われました。
自分の夢を叶えるための気持ちの持ち方について、思い続けることや挑戦し続けることの大切さなどについても熱心に話していただきました。また、ご自身の著書を生徒達にプレゼントしていただきました。ありがとうございました!
書道ガールズがこども縁日でボランティア
10月20日(日)、穴水大宮境内で秋のこども縁日が行われ、本校書道ガールズが縁日の準備などのボランティア活動を行いました。
能登半島地震の復興支援のため、岐阜県の南宮大社氏子青年会の方々などがお世話をして下さり、地域の子供達にフランクフルトやうどん、みたらし団子などをふるまって下さいました。本校生徒達は食べ物の配布やビンゴ大会などのお手伝いをさせていただき、居合わせた方々とともに地域の復興を祈りました。
体育祭
10月18日(金)、本校グラウンドにて体育祭が行われました。
さわやかな風が吹く秋晴れの日、生徒達は玉入れや綱引き、障害物競走、学年対抗リレーなどの競技に汗を流しました。新旧生徒会役員・体育委員の企画・運営のもと、生徒全員が協力しスムーズな進行に努めました。
午後からは1,2年生女子によるダンス発表も行われ、観客から大きな拍手をもらい盛り上がりました。
僅差での勝負が続きましたが、結果は1年学年団が総合優勝を飾りました。生徒達は一生懸命競い合いながら大いに楽しんだ一日でした。
生徒指導通信第7号
2学年地域探訪活動
10月16日(水)、2年生が地域探訪活動として能登町宮地地区の体験型農家民宿「春蘭の里」へ行ってきました。
現地の里山でキノコ狩り体験を行い、収穫したキノコを入れた「キノコ汁」と地元で採れた山の食材の昼食を美味しくいただきました。
その後、春蘭の里実行委員会元代表の多田喜一郎氏より「春蘭の里」経営の理念や里山保全についてお話をいただき、自分達が生まれ育った地域の里山を守っていくことの大切さや自然の恵みについてしっかり学びました。
穴水高校だより10月号
「あなみずスマイルマルシェ」オープン
10月6日(日)、穴水町仮設商店街「あなみずスマイルマルシェ」がオープンし、オープニングイベントが行われました。
開所式のテープカットでは本校の新旧生徒会長2名が参加し、その後先日の文化祭でも来校されたシンガーソングライターの白井貴子さんと本校生徒10名が一緒に集まった方々と復興ソング「明日という名の種をまこう」を歌い、オープニングを盛り上げました。
後期生徒会役員選挙
9月25日(水)、後期生徒会役員選挙が行われました。立候補したそれぞれの生徒達が抱負を述べ、オンライン投票を経て全員が信任されました。
10月2日(水)、認証式が行われ、生徒会役員と各委員会の委員長に認証状が手渡され、新しい執行部が誕生しました。
新生徒会長の今牛日菜香さん(2年)は「町のイベントなどに積極的に参加したり、みんなの意見を取り入れ、生徒達が元気になれるような活動を企画したり、生徒会執行部の皆と協力して色々な事に全力で取り組みたいです。生徒の模範となれるようがんばります。」と力強く抱負を述べ、これからの活動に意気込みを見せてくれました。
書道ガールズが白山市でパフォーマンス
9月29日(日)、松任総合運動公園体育館で第18回白山市福祉健康まつりが行われました。
今年の白山市福祉健康まつりは能登半島地震からの被災地復興を願い『被災地復興応援と地域防災』をテーマにボランティア団体や福祉団体が被災地への応援メッセージを込めたステージショーなどが行われ、本校書道ガールズもパフォーマンスに加わりました。
たくさんの観客が集まった中、生徒達は「希」の文字を力強く書き上げ大きな拍手をいただきました。応援に来て下さった方々、ありがとうございました。
生徒指導通信第6号
出前授業
9月25日(水)、本校教諭2名とALTのアレックスさんが穴水中学校へ出前授業に行ってきました。出前授業は、高校の授業を知ってもらうために、また、穴水高校の先生と交流し、地元の高校に関心を持ってもらうために、穴水中学2年生を対象に毎年実施しています。
数学の授業では「暗号」をテーマに、グループで知恵を出し合いながら、いろいろな暗号を楽しみながら解いていきました。
英語では、「大きな数字を英語で言ってみよう」をテーマに、英語での数字の読み方と発音の仕方を学びました。また、今年8月より新しく着任したALTのアレックス先生の自己紹介と出身地のウェールズについて詳しく紹介していただき、アレックス先生との会話も楽しみました。
大学生による食育授業
9月17日(火)、北陸学院大学食物栄養学科の学生2名が、本校1年生を対象に食育授業を行いました。
高校生になると食事やお弁当を自分で作ったり、ダイエットなどで食事を制限したりなど、食に対して自分で選択する機会が増えます。食に対する十分な知識がないままに偏った食生活になってしまうというケースもあります。それを予防するため食の自立期である高校生に、専門知識のある大学生が、栄養バランスの良い食事をとる大切さについて丁寧に説明して下さいました。
忙しい朝にちょっと一工夫するだけでバランスの良い食事になることや、主食、主菜、副菜の割合はどうすれば良いか、高校生でもレンジを使って簡単にできるお弁当レシピなど、すぐ実行できそうな内容も盛り込まれ、生徒達はメモをとりながら熱心に聞き入っていました。
やすらぎたより第111号
グッドマナーキャンペーン
9月9日(月)~13日(金)にかけてグッドマナーキャンペーンが行われました。
早朝より保護者の方々や教職員らが穴水高校への通学路4カ所で、登校する児童・生徒達に交通マナー指導や挨拶運動を行いました。
今回は生活委員による地震後の通学路の安全点検も実施しました。地盤が沈下した箇所や段差のある場所もあり、保護者目線でしっかりとチェックしていただきました。
大学入学共通テスト説明会
9月11日(水)、3年進学希望者13名を対象に大学入学共通テスト説明会を行いました。
今年度から新しく情報の科目が追加され、出題科目が7教科21科目となることなど、昨年度との変更点や注意事項、志願票の書き方などについて、進路指導担当より詳しい説明がありました。生徒達は緊張の面持ちで熱心に耳を傾け、疑問点などをしっかり確認していました。なお、大学入学共通テストは来年1月18日(土)~19日(日)に行われます。
原子力防災訓練
9月11日(水)、原子力発電所の事故発生を想定した屋内退避訓練が行われました。
地震や火災による避難訓練とは別に、原子力防災訓練では①廊下・教室のドアや窓・カーテンを閉め、②できるだけ窓際から離れて屋内中央にとどまる、といった行動を取る必要があります。指示に従い、生徒達は速やかに退避行動をとり、その後は原子力防災とその他の防災との違いについて担任より説明を受けました。短い訓練でしたが日頃から防災意識を高めるために今後もこうした訓練を行っていく予定です。
夏季球技大会
9月10日(火)、夏季球技大会が行われました。男子は照りつける日差しの中でソフトボール、女子は体育館の熱気の中でバレーボールを実施しました。
生徒達は暑さをはねのけ元気いっぱいのプレーを見せ、揃いのクラスTシャツを身につけ笑顔一杯で楽しんでいました。生徒会執行部と体育委員が準備や運営を担い、競技をスムーズに進行することができました。
穴水高校だより(9月)
穴水町仮設商店街CM制作説明会
能登半島地震で被災した穴水町内の店舗を支援するため穴水町大町で建設が進んでいる仮設商店街「あなみずスマイルマルシェ」が完成間近となり、その店舗をPRするために高校生がCMを作成することとなりました。それに伴い、協業パートナーとして地域クリエイティブ活動で実績のある、株式会社POPSクリエイティブディレクターの田中淳一氏をお招きし、CM制作について高校生に講義と助言をしていただきました。
CM制作に至るまでのプロセスと意義について、また、店舗側がどんな課題を抱えているかを知り、どうやったらお店に人が来てもらえるか、お店や商品を知ってもらうにはどのような方法が最も効果的かなどについて、自身の制作したCMをサンプルとして挙げながら高校生にわかりやすく説明していただきました。
出来上がったCMは仮設商店街オープン前後にケーブルテレビで放送される予定となっています。高校生がどんなCMを制作するのか、ぜひ注目してください。
前期新人大会壮行式
9月5日(木)、北信越地区高校野球県大会及び前期新人大会の壮行式が行われました。
出場する野球部、陸上競技部の部員がそれぞれ決意表明を行いました。島崎校長先生は「練習環境が整わず、他校での合同練習や競技場への遠征などが多く、苦労した分、本番では思い切り力を発揮して下さい。一球入魂、一投入魂、一跳入魂、一走入魂、一つの動作に魂を込めて大会に臨んで下さい。」と述べ、選手達を励ましました。
野球部は9月8日(土)11時30分から金沢市民球場にて、北陸学院高校と対戦します。陸上競技部は9月19日(木)~21日(土)西部緑地公園陸上競技場で各種目に出場します。ぜひ応援して下さい!
生徒指導通信第5号
2学期始業式
9月3日(火)、2学期始業式が行われました。全校生徒で校歌を歌った後、校長先生の式辞がありました。
校長先生は、生徒達が元気で始業式を迎えられたことを喜び、「先日の文化祭では1日のみの開催でしたが、生徒の皆さんの頑張りで素晴らしい盛り上がりを見せ、最高のエンディングとなりました。今日から2学期が始まりますが、気持ちを切り替え1学期より一回りも二回りも心身共に成長した姿で、2学期の学習、部活動、学校行事にチャレンジしてください。芸人で映画監督の北野武さんは「勉強するから何をしたいかわかる。勉強しないから何をしたいか分からない。」と言っています。特に1、2年生は早く自分の進むべき道を見つけてください。本校の先生方は、生徒一人ひとりに寄り添い、生徒が成長するために力を貸してくれます。みなさんは、先生方を信頼し、色々と相談しながら、自分の希望する進路に向け、今できる最大限の努力をしてください。」と2学期に向けて励ましの言葉を述べられました。
(→2学期始業式式辞.pdf)
夏季休業中に、シャドリー先生の代わりに新しいALTの先生が来校し紹介がありました。アレックス・コックス先生はイギリスのウェールズ出身で、新任式では日本語も交え、「生徒の皆と勉強できるのを楽しみしています。」とスピーチされました。授業以外でもぜひ声をかけて下さい。
校長室 2学期挨拶
穴高祭
8月31日(土)、穴水高校文化祭「穴高祭」が行われました。
今年は震災の影響で施設・環境が限られたため、一日のみの開催となりましたが、昨年に続いて本校で実施することができました。
クラス毎の模擬店や催し物、カラオケ大会、書道ガールズのパフォーマンスや吹奏楽部ミニコンサート、PTAの方々によるキッチンカーなど盛りだくさんな内容でした。
エンディングには青春応援団「我無沙羅」のパフォーマンスやシンガーソングライターの白井貴子さんと全校生徒による被災地応援ソング「明日という名の種をまこう」の合唱が行われ、大きな盛り上がりを見せ穴高祭は終了しました。
今回の穴高祭ではたくさんの方々よりご支援をいただき開催することができました。ありがとうございました。感謝の気持ちをこれからの学校生活にも活かしていきます。
ウォーターサーバー贈呈式
8月31日(土)、穴高祭のオープニングで、末日聖徒イエス・キリスト教会よりウォーターサーバーが本校に貸与されました。
地震の影響で本校の水道が一カ所しか使用できない状態が続いています。夏場の暑い時期、生徒達は飲み物を多めに持参するなどして対応していましたが、持参できる量は限られており不便な思いをしていました。しかし今回、末日聖徒イエス・キリスト教会より1階に1台、2階に2台ウォーターサーバーを貸与していただけることとなりました。機器だけでなく水の提供もしていただけるということで生徒達は大変喜んでいます。ありがとうございました。
夏祭りボランティア
8月30日(金)、「松本市炊き出し隊みらい」主催の「夏休み最後を思いっきり楽しもう」夏祭りイベントが穴水町住吉公民館で行われ、本校弁論部3名がボランティアとして行事の補助などのお手伝いに行ってきました。
絵の具を使ったアイスフラワー作りやかき氷などの夏らしいイベントを子供達と一緒に楽しみました。
校外就職模擬面接
8月29日(木)、就職・公務員希望者12名を対象に地元企業・団体から6名の外部面接委員をお招きし、校外模擬面接が行われました。校内3会場に分かれ、一人約25分の個人面接形式で実施しました。
面接後、面接委員の方々から「皆さん今日は緊張していたようですが、緊張していても相手に1つでも強い印象を与えられるような効果的なアピールをして欲しいと思います。」「面接官はみなさんが自分の会社にとってどういうプラスになるかという目で見てくるので、自分の良い面、PRできる面を客観的に捉えておくことが大事です。」「広い視野を持ち、社会で今起きていることに関心を持ち、会社に採用してもらうために自分を俯瞰して見る癖をつけ、相手にそれを伝えられるように努力して下さい。これからの社会の礎となっていくみなさんの活躍を願っています。」と講評をいただきました。
自分を客観的に見て何が長所で何が短所かということはなかなか気づきにくいものですが、練習を積み重ねることによって自己PRのスキルを磨いていけるよう、今後本番の面接に向けてしっかり練習していきます。
校内就職模擬面接
8月27日(火)、3年生就職希望者12名を対象に校内就職模擬面接が行われました。
本校職員が面接官となり、高校生活などについて質問したり、面接の際の態度や礼法、話し方やその内容、改善点などについてアドバイスしました。
生徒達は初めての面接ということで、緊張した様子で、面接後には「なかなか思うように話せなかった」「もっと内容を掘り下げて自分の考えをしっかり話すように言われました」などと反省点を述べていました。次回は外部面接委員による模擬面接が控えています。今回の経験を生かし、しっかり自分をアピールできるよう練習を重ねていきます。
第73回全国高P連茨城大会
8月22日(木)、23日(金)、アダストリアみとアリーナを主会場に第73回全国高等学校PTA連合会茨城大会が行われ、本校PTA役員2名と教職員2名が参加してきました。
1日目は基調講演と5分科会に分かれた意見交換会、2日目は二所ノ関寛氏(第72代横綱・稀勢の里)による記念講演と表彰式等が行われました。
本校からは山崎PTA会長と苗代PTA副会長が参加し、大会では全国から5,000人超のPTA関係者が集い、意見交換や親睦を深める良い機会となりました。
復興応援ソング合唱練習
8月19日(月)、シンガーソングライターの白井貴子さんが、令和6年能登半島地震の被災地を応援する復興応援ソングを本校生徒と一緒に歌うために来校して下さいました。
白井さんは「チャンス」「あの素晴らしい愛をもう一度」などの曲を披露したあと、「明日という名の種をまこう」と題した復興ソングを生徒と一緒に歌って下さいました。生徒達は初めはなかなか声も出ませんでしたが、白井さんの素晴らしい歌声と素敵なトークに元気をもらい、最後には楽しそうな表情を見せながら盛り上がって歌っていました。
本番の文化祭では再び白井さんが来校され皆と一緒に歌って下さる予定で、生徒達はその日に向けて毎日がんばって練習しています。本番でまた盛り上がれるのを皆楽しみにしています。
書道ガールズが石川県立美術館でパフォーマンス
8月12日(月)、本校書道ガールズが金沢市にある石川県立美術館で、「まるごと奈良博」関連イベントとして書道パフォーマンスを行いました。
令和6年度同窓会総会
8月11日(日)、令和6年度穴水高校同窓会総会が行われました。今年度の総会は地震の影響で町内の施設が使用できず、学校での開催となりました。
総会では幽経一郎会長の挨拶の後、昨年度の事業報告や会計報告、今年度の事業計画や予算などについて話し合われました。
学校側からは島崎校長より近況報告のプレゼンテーションが行われ、進学実績や部活動の戦績など、令和6年度の生徒の活躍の様子などが紹介されました。また、「穴高未来基金」への寄付により実現した新1年生への給付金について、令和8年度に本校が80周年を迎えるにあたっての準備について、近々発行される同窓会名簿などについて事務局から説明がありました。
その後、先日行われた全国高校野球選手権開会式で本校野球部の東野主将が先導役を務めたことや野球部の活躍などについて、TV放映された動画を視聴しました。
最後に宮本浩司副会長が閉会の挨拶を述べられ、地震からの復興と80周年記念行事に向けて会員の皆様の一層の協力と団結をお願いし、今年度の同窓会総会は閉会しました。
第106回全国高等学校選手権大会開会式
8月7日(水)、阪神甲子園球場で行われた第106回全国高等学校野球選手権大会開会式で、本校野球部の主将東野魁仁さん(3年)が入場行進する球児達の先導役を務めました。
東野さんは能登半島地震で自宅が全壊し、仮設住宅で生活しながら部活動に励み、キャプテンとして部をまとめエースとして活躍してきました。逆境にもめげずに努力し続ける姿に日本高野連が注目し、今回の抜擢につながりました。
東野さんは「この大役をしっかりやりとげようと緊張感をもって練習に臨みました。リハーサルでは腕をしっかり伸ばし、姿勢に気をつけリズム良く歩くよう心がけました。本番は大勢の観客が入っていて圧倒されましたが、緊張することなく気持ちよく歩け、良い先導ができたのではないかと思います。貴重な体験をすることができ、選んで下さった方々に感謝します。」と大役を果たした感想を述べていました。
就職直前対策講座
8月5日(月)、3年生就職希望者を対象に就職対策直前講話が行われました。
ジョブカフェ石川より森田浩様をお招きして、面接の所作や挨拶の仕方、面接における質疑応答のスキルなどについて詳しく教えていただきました。
部屋に入るときのマナーや礼の仕方、個人での面接と集団の面接の違い、話す内容や身だしなみなどについて、実際にお手本をみせていただきながら学習しました。また、少しの工夫で印象が良くなる方法や、わからないことを聞かれた時の対処法、敬語の正しい使い方などについても学ぶことができ、生徒達は8月下旬の模擬面接に向けて何度も練習を重ねていました。
中学生体験入学
7月30日(火)、中学3年生を対象に体験入学が行われました。穴水中学ほか他市町からも中学生が参加し、国語、数学、英語、理科、地歴公民、商業の模擬授業を体験しました。授業では高校生が授業の補助を行い、中学生がわからないところや授業での実演などのアシスタントを行いました。
授業後中学生と高校生を交えた座談会を行いました。高校生が中学生に「今日の授業はどうでしたか」「穴水高校の雰囲気はどうですか」など質問したり、中学生からは「高校生活は楽しいですか」「授業はわかりやすいですか」などといった質問を受けたりと、お互いの交流を深めました。
その後、1年生の進行のもと学校説明会が行われ、穴水高校の行事や部活動など高校生活について詳しい説明がありました。本校1,2年の生徒が受付や授業補助、全体会の司会など随所で活躍し、中学生に本校の良さをアピールしました。
参加した中学生は「全体的に楽しそうで雰囲気が良いなあと思った。」「他の学校も行ったけど、他の学校にない授業が体験できて良かった。」などと感想を述べていました。
インターンシップ
7月24日(水)から26日(金)にかけて、2年生を対象にインターンシップが行われました。
昭和建設や平和こども園など穴水町内の企業・団体8社にご協力頂き、生徒達はそれぞれの職場で多くの学びを体験しました。ご協力いただきました企業の皆様方、ありがとうございました。
全国大会出場報告
7月19日(金)、全国総文祭弁論部門に石川県代表として出場する本校3年の髙こゆきさんが、出場報告のため穴水町長を表敬訪問しました。
髙さんは昨年11月に行われた第43回石川県高校総文祭弁論部門で第2位の県議会議長賞を獲得し、全国大会出場の切符を手にしました。髙さんは「全国の素晴らしい弁士達が集まる大会で自分の持てる力を発揮し、最高のパフォーマンスをしたいです。上位入賞を目指してがんばります。」と意気込みを述べました。
大会は7月31日(水)から岐阜県大野町町民センターで行われ、髙さんは「豊かさに抗いたい」をテーマに7分間のスピーチを行います。是非応援して下さい。
「復興団結~希望の灯り~」長谷部祭り代替イベント
7月21日(日)、長谷部祭り代替イベント「復興団結~希望の灯り~」が穴水町の中心部商店街で行われました。
本校もイベントに参加し、書道ガールズによるパフォーマンスやブラスバンド部による穴水中学校との合同演奏会でステージ出演しました。穴水高校ブースでは干し椎茸や地元採れ野菜の販売を行いました。また、復興マルシェでは生徒達がボランティアとして加わり、出店の販売補助や商品運びなどの手伝いを行いました。
1学期終業式・離任式
7月19日(金)、1学期終業式が行われました。
島崎校長先生は「令和6年度、本校は「復興元年」を合言葉に「再生」に向け歩み始めました。本校校舎内やグラウンドはまだ一部使用できない状況で、生徒の皆さんには大変不自由な思いをさせていることと思います。そんな中、不平不満を表に出すことなく、毎日明るい表情で学校生活を送っている皆さんの姿を目にし、我々教職員は本当に救われる気持ちです。皆さん、毎日元気を届けてくれてありがとう!明日からは夏休みです。自分の目標を達成するために充実した夏休みにしてください。そして一回りも二回りも心身共に成長した姿を2学期に見せて欲しいと思います。まだまだ困難な状況は多くあると思いますが、2学期には生徒全員の元気な姿を見られることを願っています。」と式辞を述べました。
その後、教務課と生徒課から夏季休業中の過ごし方や注意点などについて話があり、生徒達はしっかりと耳を傾けていました。
(校長挨拶全文→1学期終業式式辞.pdf)
終業式の後、本校ALTのシャドリー・イブラヒム先生の離任式がありました。
2年間本校に勤務されたシャドリー先生は思い出を振り返りながら「皆さんに英語を教えるのはとても楽しかったです。短い間だったけれど、皆さんはすごく成長しました。そんなみなさんを私はとても誇りに思います。私は次のステップに進みますが、皆さんのことは忘れません。いつまでも私の大切な生徒達です。いつか必ずまた会いましょう。今までありがとう。」と日本語と英語を交えて感謝の言葉を述べました。
その後生徒代表から花束贈呈があり、全校生徒と記念写真を撮りました。
シャドリー先生、ありがとうございました。
生徒指導通信第4号
やすらぎたより110号
インターンシップ事前学習
7月16日(火)、夏休み中の7月24日(水)~26日(金)にかけて実施するインターンシップの事前学習が2年生28名を対象に実施されました。
ジョブカフェ石川から森田 浩様をお招きし、インターンシップの心得やマナーについて話していただきました。挨拶や言葉遣いについて、時間を守ること、職場でのホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)などについて、中学生の職場体験と違い高校生に求められることは何かなどについて詳しく学びました。また、インターンシップ終了後は他の生徒と情報を共有し、お互いどういう経験だったかを話し合って欲しいとアドバイスをいただきました。
最後に、挨拶や自己紹介の仕方などについて練習し、生徒達は自分たちの希望した職場でのインターンシップに向けてしっかり準備をしました。
第106回全国高等学校野球選手権石川大会
7月13日(土)、夏の高校野球石川大会第3日、石川県立野球場で本校と小松明峰高校との試合が行われました。生徒と教職員約50名が貸し切りバスで応援に向かいました。
結果は残念ながら7-4で敗退しましたが、途中は5-4まで追い上げ、所々に好プレーや二塁打・三塁打など長打も見られ、困難な環境の中練習してきた成果を充分に発揮し、最後まで力を尽くし頑張ってくれました。応援に駆けつけて下さった保護者や同窓生、地域の皆様、ありがとうございました。
こころのサポート授業
7月12日(金)、各学年の生徒を対象に「こころのサポート授業」が行われました。
この授業は、能登半島地震を経験してきた生徒が抱えるストレスやトラウマを自己分析し、対処法を学ぶことで自己回復力を高め、落ち着くためのリラックス法を学び、安心感を育むことを目的として実施されました。
チェックシートで1週間を振り返りストレス反応を自分自身でチェックしたり、眠れなかったり不安を感じたりしたときにどんな工夫をしてきたかなどについてグループで話し合いを行いました。
スクールカウンセラーの高先生からは、より具体的な身体のほぐし方やストレス反応への対処の仕方などについて話していただき、つらい出来事が思い出された時に落ち着いて対処できるよう学年全体で情報を共有しました。
丸井織物さんよりタオルを寄贈
中能登町にある丸井織物株式会社から、能登復興の願いを込めて、のと鉄道のひまわりヘッドマークをモチーフにデザインされたタオルを寄贈していただきました。
7月12日(金)、丸井織物様とのと鉄道様より代表の方が来校され、生徒にタオル90本を寄贈していただきました。生徒は感謝の言葉を述べタオルを受け取りました。タオルは明日の高校野球石川県大会の応援にも活用させていただきます。ありがとうございました。
令和6年度交通安全フォーラム
7月11日(木)、令和6年度交通安全フォーラムがオンラインで行われました。
石川県内の高校生がオンラインで集まり、各高校の活動内容を聞き、テーマごとにディスカッションを行い交流を深めました。
本校からは交通安全委員2名がオンライン討論会に参加し、「自転車の安全利用についてみんなでキャッチフレーズを考えよう」をテーマに話し合われた会議では、自転車の乗車用ヘルメット部門で本校の作品が採用され、自転車マナーや交通安全についての理解を深める良い機会となりました。
「総合的な探究の時間」最終成果発表会
7月10日(水)、「総合的な探究の時間」の3年間の総まとめとして、3年生による最終成果発表会が行われました。
「安心して暮らせる町づくり」「能登の自然を生かした観光開発」「のと鉄道活性化プラン」など、1年生の時から継続して調べてきた内容について6グループに分かれ発表しました。
探究アドバイザーの先生方からは、「どの発表も地域の課題をとらえていて良い発表でした。正解がない課題なので、自分たちのやりたいこと、あったらいいと思うことなどを若者視点でもっと盛り込めばさらにインパクトのある面白い発表になるのではと感じました。自分たちだけでは限界を感じたら、色々な方面の方々と話をして協力をお願いしたり、様々な視点からの意見をもらったりして発展させていくことが大事です。今日の課題を1、2年生に引き継ぎ、さらに良い内容にしていって下さい。」と講評をいただきました。1、2年生は3年生の発表を聞き熱心に評価シートを作成し、自分たちの取り組みの参考にしていました。
高校野球等壮行式
7月9日(火)、高校野球県大会・全国総文祭弁論部門・吹奏楽部定期演奏会の壮行式が行われました。
野球部は、ここ数年部員の人数が足りず他校との連合チームで出場していましたが、今年度は新入部員の加入もあり、穴水高校単独チームとして出場します。試合は7月13日(土)、石川県立野球場の第2試合(11:30~)で小松明峰高校と対戦します。
弁論部の髙こゆきさん(3年)は、7月31日(水)から岐阜県大野町で行われる全国総文祭弁論部門に石川県代表として出場します。
吹奏楽部は7月15日(月)に穴水高校視聴覚室で定期演奏会を行います。
壮行式で島崎校長は、「ここまでたくさんの方々の力を借りてきたことを忘れないで下さい。地域の方々に喜んでもらえるようなパフォーマンスができるよう、これまでの練習の成果を発揮してきて下さい。」と励ましの言葉を述べました。
代表生徒達は「チームの勝利に貢献できるよう自分の役割を果たしたい」、「本番でいい演奏ができるよう、残り少ない練習時間、みんなとしっかり練習したい」「全国の大舞台で自分の意見をしっかり話してきたい」などと意気込みを述べ、応援団や全校生徒の励ましに感謝しつつ健闘を誓い合いました。
高校野球石川大会では貸し切りバスで生徒・職員が応援に駆けつける予定となっています。
シェイクアウトいしかわ
7月9日(火)、シェイクアウトいしかわ(県民一斉防災訓練)が行われました。この訓練は「しゃがむ、かくれる、じっとする」といった「安全行動」を約1分間行うもので、この日に石川県で一斉に訓練が行われました。生徒と職員は、授業中での放送指示に従い、速やかに安全行動を約1分間とりました。その後、今いる場所からの避難経路を確認し訓練を終了しました。
能登半島地震から半年が過ぎましたが、まだ余震も起こる日々、災害に対して危機意識を持ち、いざというときにしっかり行動できるよう、これからもこうした訓練を実施していく予定です。
穴水高校たより(7月号)
JRFによる穴水応援訪問
6月29日(土) 梅雨の晴れ間のこの日、オートバイツーリングイベントなどを開催しているJRF(一般社団法人日本ライダーズフォーラム)が、「にっぽん応援ツーリング2024」能登応援ボランティアとして穴水町由比ヶ丘団地(仮設住宅)をバイクで訪問し、被災された住民の方々への支援活動として各家を訪れて慰問し、交通安全反射グッズ、花、風鈴などを手渡しました。
この活動に穴水高校の生徒2名と職員も加わりました。暑い日で大変でしたが、訪問した各家の皆さんに喜んでいただきました。風間深志JRF代表やライダーの皆さんと住民の皆さんとのミニ交流も行われました。
生徒指導通信第3号
大学等説明会
6月19日(水)、1年生を対象に大学等見学会が行われました。
大学等見学会は早期に進路に対する意識と学習へのモチベーションを高めるために毎年実施している行事です。ネット情報だけでなく、実際に現地に出向き学校の特徴や雰囲気を知り、学生や先生方に直接話を聞くことができる良い機会でもあります。
☆金沢星稜大学(午前)・金沢大学(午後)
金沢星稜大学と金沢大学を訪問しました。金沢大学では学生アシスタントの方々が施設案内をして下さり、大学生活のことや受験勉強などについて、生徒達の質問に答えたり、アドバイスしていただきました。
☆Kist金沢科学技術大学校(午前)・国際ビジネス学院(午後)
Kist金沢科学技術大学校と国際ビジネス学院を訪問しました。専門学校での授業の様子を説明していただいたり、簡単な実習などをさせていただきました。
修学旅行記③(その2)
修学旅行記③
6月20日(木)修学旅行3日目
今日も元気で3日目出発です。
今日も湿度が高くジメジメです。雲が厚く、午後は日が差す予定です。
修学旅行記②その2
◇不登校児童生徒の保護者の方のための情報冊子です
〇性暴力被害者を支援するための相談窓口です。
いしかわ性暴力被害者支援センター
「パープルサポートいしかわ」
URL https://www.pref.ishikawa.lg.jp/josou/purplesupport.html