野球部日誌

『夏 11年ぶりの勝利』【野球部】

日頃から本校野球部の活動にご協力とご理解いただきありがとうございます。

 

いよいよ第105回全国高校野球選手権記念石川大会が開幕しました。
高校球児たちが一球に想いをかける夏の大会です。

 

7月11日に県立野球場にておこなわれた開会式に参加し、「さぁ行こう、僕らの夢へ」のキャッチフレーズのもと堂々と行進をしてきました。

 

私たちの初戦の相手は鹿西高校でした。
序盤から1点、1点とコンスタントに点を重ねますが、なかなか複数得点を挙げることができず、7回には粘り強い鹿西の攻撃から3点を奪われ、その時点で3ー4と勝ち越しをされてしまいました。

 

1点差で迎えた最終9回2アウトランナーなし。主将の山田が代打としてバッターボックスに立ちました。いつも献身的にチームを支え、ひたむきに練習に取り組んできたチームのキャプテンです。

 

後に彼は、「ストレートだけを狙っていました」と清々しい笑顔で語ってくれました。

 

1ボール1ストライクからの3球目、インコースのストレートを捉えた打球は、高々と内野を超えていき、レフトオーバーの2塁打となりました。

 

そこから後続の選手たちが続き、一挙3点を追加し、9回裏の守備を守り切り、6ー4で勝利をおさめることができました。

 

金沢北陵高校としては、実に11年ぶりの夏の勝利で、選手、スタッフをはじめ応援してくれた方々の想いが勝利に導いてくれたのだと思います。

 

試合後には、鹿西高校からも次の試合頑張ってくださいとエールをいただきました。

 

夏の一勝はこんなに感動的なのか、夏の勝利はこんなにも嬉しいものなのか。
試合後の選手たちの表情からは、それがひしひしと伝わってきました。

 

私たちの戦いはまだ終わっていません。
多くの方々の支えがあり、野球ができていることを忘れず次の一戦にむけて頑張りたいと思います。
引き続き、応援の程、よろしくお願いします。