工業系列(機械・電気)

    
 
工業系列(機械・電気)の特色

機械と電気の専門的な技能を共に身に付けることができます
(科のくくりの少ない「総合学科工業系列」の強みとなっています)
★ 機械加工実習室にエアコン設置(予定) ★

【工業系列(機械・電気)】(
令和7
年度 2学年36名、3学年45名)
 機械・電気に関する基礎的な知識や技術を身につけ、工業生産に対する
 理解を深めるため、体験的・実践的学習を重視し、物作りの楽しさを味わう
 資格取得など工業系など理系の進学、就職に対応する

【令和6年度 取得資格実績】
 ★ 技能検定2級 合格  3名(普通旋盤)
 ★ 技能検定3級 合格 81名(普通旋盤、数値制御旋盤、
                 機械検査、シーケンス制御)
   前期技能競技大会(高校生部門)で
     普通旋盤    1位・2位・3位(本校が表彰台独占!
     シーケンス制御 2位
     数値制御旋盤  3位

   後期技能競技大会で
     普通旋盤    1位・3位
     

 ★第一種電気工事士  合格 14名

 ★第二種電気工事士  合格 18名(上期3年生1名、下期2年生17名)

 
【取得資格実績】
(その年度の合格者を示します)

   R3 R4 R5 R6
工事担任者 DD第3種        
消防設備士乙種第7類        
第一種電気工事士 18

14 

第二種電気工事士

22
(2年10)
(3年12)

24
(2年19)
(3年5)

15
(2年13)
(3年2)

18
(2年17)
(3年1)

技能検定2級(普通旋盤作業)   3     
技能検定2級(数値制御旋盤作業)      
技能検定2級(フライス盤作業)        
技能検定2級(シーケンス制御作業)        
技能検定3級(普通旋盤作業) 20 10 30 29
技能検定3級(数値制御旋盤作業) 12 16 11 16 
技能検定3級(マシニングセンタ作業)        
技能検定3級(フライス盤作業)        
技能検定3級(シーケンス制御作業) 17 21 15 
技能検定3級(機械検査作業) 13 37 21 
JIS半自動溶接技能者SA-2F        
危険物取扱者(乙種第4類)   4  1   
第一級陸上特殊無線技士         
第二級陸上特殊無線技士 13  5     
第二級海上特殊無線技士     1   
航空特殊無線技士   2   
1級計算技術検定        
2級計算技術検定        
3級計算技術検定 51  45  47  44 
基礎製図検定 28 21 29 30 
機械製図検定 35 29 25 43 
アーク溶接特別教育修了 40 45 53 43 

※石川労働局長登録教習機関第34号(ガス溶接技能講習) 登録期間満了日:令和11年3月30日

 技能講習実施計画


 *将来の進路

【進学(上級学校)】
 工業大学工学部・職業訓練短期大学・自動車短期大学・工業系専門学校         
 
【就職100%】 堅実な就職実績
  全職種(機械・電気等)、国家・地方公務員
工業系列(機械・電気)日誌

工業系列(機械・電気) 日誌

実習棟での熱中症対策【工業系列】

 なんだか梅雨を追い越して夏めいてきた感じですね~泣く
 本校機械加工実習室では、工作機械を使用する実習や、
技能検定(普通旋盤)の補習を行っています。
 コンクリート打ちっぱなしの構造で、かつ比較的日陰に
位置しているのでわりと涼しいのですが・・・
 それでもここ最近の暑さはつらい!
 そこで例年どおり、スポットクーラーと扇風機を出して暑さに備えました!

 
   スポットクーラーと扇風機です!       外は大雨でしたが、排熱ダクトの周囲だけ
   涼風を扇風機で周囲に送ります        乾いています


 大型のファンを設置して、熱中症を予防します
 もちろん水分補給も随時許可しています
 作業台に飲み物を用意しておきましょう

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計算技術検定試験【工業系列】

 6月20日(金)
 工業系列2年生が「計算技術検定3級」の試験にチャレンジしました。
 この試験は関数電卓を使用して、四則計算・関数計算・実務計算の3種目の
問題を制限時間内に解く技術が求められます。
 本校工業系列として最初にチャレンジする検定試験です。
 「全員合格」という最高の結果が出てほしいです!

 
    全員揃ってのチャレンジです!         四捨五入の設定も要求されます!
    みんなで合格したいぞ!            問題の条件をよく読んでとりかかろう!

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パイロットランプが点かない?【工業系列】

 普通旋盤の電源ボックスにはパイロットランプ(表示灯)がありますが、
ある日いつものようにブレーカーを「入」にしても点灯しません。
 原因はなんでしょうか・・・?

 
  普段どおりであればこのように点灯する     部屋の照明器具と違って、工作機械ですから
  はずなのですが、一台だけ点かない機械が    周囲をガードされています。それを開けると・・・
  ありました。                   えっ!?割れて跡形もないげんけど!?
                         何があったのでしょうか・・・
                         手に持っているのは本来の電球の姿です。

 
 というわけで、新品の電球を用意しました。       交換したら点きました!電球だけの
 とはいえ割れているので取り外すのも大変!        問題だったようです。
 工具でどうにかこうにか外しました!

 今回は電球が破損していたのが原因でしたが、電球を交換しても
点かない場合は順を追って原因を探さなければいけません。
(配線は大丈夫かな?ブレーカーは作動しているかな?そもそも電気が
 届いているかな?などなど・・・)
 トラブルシューティングに慣れておけば、日常生活においても慌てないで
済みますよ!

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電気工事の実習【工業系列】

 工業系列2年生 工業技術基礎の授業です。
 今回は電気工事の実習の様子をご紹介します。
 本校工業系列では、主に「機械」の授業を選択する方と、主に「電気」の授業を
選択する方に分かれます。
 電気を選択した場合は電気関係の授業を受け
、電気工事士資格(二種・一種)の
合格を目指します。
 とはいえ「機械」も「電気」で動くものがほとんどです。
 そこで本校では、機械選択の生徒も電気工事の実習を体験します。
 3年生になって必要と感じたら電気工事士資格にチャレンジできます!

 
   複線図を元に、電気機器の接続工事を      この写真はランプレセプタクルに電線を
   行います                   取り付けているところです。
                          接続場所を間違えないよう気をつけましょう!

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1年生の系列別授業体験【工業系列】

5月22日(木)
 本校は2年生から4つの系列(進学、ビジネス、生活・福祉、工業)に
分かれて授業を行います。
 その参考とするために、1年生の系列別授業体験が行われました。
 多くの生徒が工業系列の体験を選択してくれましたが、まだ作業服がありませんので、
本格的な実習体験はできません。
 そこで今回は実習棟を見学してどんな実習があるかの説明を受け、機械計測の
実習を体験してみました。

 
  溶接実習室で作業の内容を聞きます。        危険を伴わない計測実習を体験しました。
  みんな真剣に説明を聞き、メモをとって        正確に目盛りを読むことができたかな?
  いました。

 系列は軽い気持ちで選んでしまうとミスマッチ(自分に合わなかった・・・)が
発生してしまいます!
 卒業後の進路も考えたうえで、真剣に選択しましょう!
 今回の授業体験が系列選択の一助になればいいですね!

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新しいフライス盤が入りました【工業系列】

 工業系列2年生 工業技術基礎
 今回はフライス盤の作業の様子をご紹介します。
 フライス盤は切削加工によって平面や段差、溝を作る工作機械です。
 下向きに取り付けられている刃物を回転させ、そこに材料を進めて削っていきます。
 この実習では正確な直方体を作ります。
 すべての角が直角かな?向かい合う辺はすべて平行かな?
 今年度から新しいフライス盤が使えるようになりました!
 従来より効率的な作業ができます!

 
 先生からフライス盤の構造の説明を受け、      では実際に削ってみましょう!
 加工のデモンストレーションを見せて         バイスに材料を固定する際にも、きちんと
 もらいます。                   固定しないときれいな形になりません!


 正面フライス(フルバック)という刃物で
 材料の表面を切削している様子です。

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アーク溶接【工業系列】

 工業系列2年生 工業技術基礎の授業
 今回はアーク溶接の授業の様子をご紹介します。
 「溶接」という作業はガスの炎や高圧電気の放電による
熱で金属を溶かし、つなぎ合わせる作業です。
 アーク溶接は放電の熱を利用する溶接です。


  作業の際は眩しい光が発生し、煙や火花も
  出ます!遮光面で光を遮り、エプロンと
  レガース、防塵マスクで体を守ります。

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製図の授業【工業系列】

 工業系列2年生 製図の授業を紹介します。
 製図の授業では、ものづくりに必要な図面の描き方を学びます。
 どれだけ素晴らしい工作機械や技術者がいても、
「こういうものを作ってほしい!」
というだけではできません。
 どんなかたちで、どんな大きさで作るのかという情報が図面として
必要になるからです。
 2年生では製図の基礎基本を学び「基礎製図検定」合格を目指します。
 3年生ではさらに発展的な「機械製図検定」合格を目指すとともに、
CAD(コンピューターによる製図)も学びます。

 
  本校の製図室の様子です              「ドラフター」と呼ばれる製図台です
  本校の製図室は校舎の最上階にあり、全幅を     高さや角度を調節でき、自由に動かせる
  使っているためにとても明るいです!        スケールも備えています
  作業しやすい環境ですね!

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NC旋盤【工業系列】

 工業系列3年生 実習の授業の様子です。
 今回はNC旋盤(数値制御旋盤)の実習です。
 まずは切削工程を考えてから、それをプログラムとして端末に入力します。
 その後、加工機に材料をセットして、加工スタート!あとは機械が自動で
作ってくれます。

 一度プログラムを作ってしまえば、あとは完成ごとに次の材料を取り付け
て加工 → 材料を取り付けて加工・・・の繰り返しなので、
同じものを
何個も作る(大量生産)ためには欠かせない機械です。

(本校にはNC旋盤が2台あります)

 
 事前準備の様子です。生徒間で教え合うことで  材料の直径に合わせたツメをとりつける様子
 深い学びにつながります。

 
  こちらはプログラムを作成しています     奥の黒いものが材料、手前が加工した
                        作品です。検定合格に向けて頑張ろう!

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材料の心出し【工業系列】

 普通旋盤2級の練習の様子です。
 先日取り付けたインディペンデントチャック(4つヅメ単動チャック)では、
主軸の回転軸と材料の中心を合わせるために、4個のツメをそれぞれで動かす
必要があります。
 チャックを少しずつ回転させ、ダイヤルゲージでずれを確認しては中心を
出していくのですが、慣れるまでは時間がかかるかかる・・・
(もちろん慣れればスパッと合わせることがきるようになります!)

 
 初めて触る4つヅメチャックに悪戦苦闘!?      おっ、少しずつ合ってきましたね・・・

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