日誌

第46回北信越高等学校ホッケー選手権大会【女子ホッケー部】

6月14日(金)~16日(日)にかけて

第46回北信越高等学校ホッケー選手権大会が福井県越前町営朝日総合運動場で開催されました。

 

     

 

今大会はリーグ戦総当たりで、

14日(金)VS福井県立丹生高校

15日(土)VS富山県立石動高校

16日(日)VS新潟県立巻高校

 

と厳しい戦いが3日間続きます。

それぞれの試合前には、ミーティングで入念に自分たちのやるべきことを確認し、

それぞれで目標を立てて挑みました。

 

初戦の丹生高校、次戦の石動高校は、全国トップレベルのチームで昨年の全国選抜では、優勝、準優勝のチームです。

格上の相手に対し、少しでも失点を減らそうと、守備面の確認を全体でしっかりと話し合い、挑みました。

 

   

 

丹生戦では、相手の速いスピードについていくことに必死でしたが、粘り強いDFを見せ、

何度も相手のシュートを止め、自分たちのゴールを全員で守っていました。

点数は多く入れられてしまいましたが、それでも自分たちで立てた最小失点の目標に達するほど、

集中した守備をすることができました。

 

   

 

次戦の石動高校戦でも、とても粘り強い守備を見せてくれました。

とにかく、シュートを打たれることを最小限に減らして、フィールドゴールを減らすことを考えました。

またセットプレーを取られても、セットプレーに対してしっかり対応しよう、と共通理解を持ち臨みました。

 

   

全員で自分たちがやるべきことをしっかりと理解し、試合に臨んだことで、

強豪石動高校相手にとてもいい試合展開を魅せてくれました。

   

 

そして、最終日の巻高校戦。

ここ数年間、巻高校に勝ちたいと目標を立て、挑み続けてきましたが、いつもあと一歩及ばない相手との最終試合です。

みんなの緊張感はさらに増し、思いの強さもより一層感じられた試合でした。

 

   

 

まず先に第1クォーターで先制し、自分たちのペースで試合運びしようと臨みましたが、

先にペースをつかんだのは、巻高校でした。

自分たちが思うように攻められず、反対に相手に攻められる時間が続きました。

 

   

そんな状況からなかなか抜け出せず、焦りもあり、前半はいつもの自分たちのプレーが全くできませんでした。

なかなか点数が入らない焦りと、相手に攻められる時間が多い不安から、選手たちの表情は少し曇りがちになっていきました。

 

ハーフタイムで切り替え、後半に臨みましたが、なかなかペースをつかみきることができず、

第3クォーターを終えてスコアは0-0のままでした。

   

 

そんな中、3年生のプレーが後半に入ってから少しずつ変わり、

なんとか1点を先に取ろうと、3年生の想いがプレーに表れ、

疲れてくる後半にも関わらず、守備ラインから前線まであがり、前で相手ボールを取ろうとする姿が見られました。

そんな3年生の想いのこもったプレーから、後半は本校ペースで試合が進み、何度も攻め続ける時間が続きました。

 

第4クォーター開始5分、セットプレーから待望の1点を決めることができました!

そしてその1点はなんと3年生が決めてくれました!!!

 

   

 

1点を決めた瞬間の喜びの笑顔、忘れられません。

 

そのまま試合は終了し、ずっと勝ちたかった相手に1-0で勝つことができました!!!

 

   

 

みんな本当に最高の笑顔です!!

3位入賞もし、賞状もいただくことができました。

 

これもたくさんの方が支えてくれて、応援してくださったこと、

たくさんの方にご指導いただいたこと、

いろんなチームの方に練習試合の相手をしていただいたこと、

そしてチームの一人一人の日々の頑張りと、チームに貢献したいという想いがあったからこそ

この結果を残すことができました。

 

本当にこの日、この瞬間を、このチームで味わうことができたこと、幸せに思います。

 

そして、遠方まで足を運んでいただき、応援してくださったみなさんの力があったからこそ、

最高の笑顔で大会を終えることができました。

本当にありがとうございました!!