工業系列(機械・電気)日誌

平滑回路【工業系列】

 前回、波形整形回路で交流信号を

       ↓

 

     半波整流            全波整流

にしました。

 この信号だとまだ直流信号にはなっていません。

 極性(プラス・マイナス)の時間による変化がまだ存在している

からです。

 そこで、負荷に対して並列に「コンデンサ」を接続します。

 コンデンサは電気を蓄えることができるパーツですので、上の

写真の波形でいう「山の頂上」から電圧が一気に下がることなく、

ゆっくりと放電して補ってくれます。これを「平滑」といいます。

 半波整流だとこんな波形になりました。

 コンデンサを大きく→ 

 コンデンサの静電容量を大きくするほど直線に近くなって

いきますが・・・まだ直線には遠いですね(リプルがあります)。

 そこで、全波整流にコンデンサを接続すると、

 コンデンサを大きく→

 ※白い波形は入力波形(元の信号)です!整流波形ではありません!すみません!

 おおっ、右側の写真ではかなり直流っぽいですね!

 きちんと波形を観測することができました!