校長室より

校長室より

ジュエルスーツとも関係のある末森城址を訪ねて

 本校家庭部のジュエルスイーツを知っている方も多いと思います。その中には、本校のすぐ近くにある末森城址に関わるスイーツがあります。「末森の風」、「永福(ながとみ)大福」、「前田慶次の末森菓っ戦」の3つだと思います。どんなスイーツなのかはHPのジュエルスイーツのメニューで確認できますし、宝達駅近くの松月堂で実際に購入することもできます。
 さて、末森城の戦いは、末森城を攻めた越中の佐々成政と前田利家との戦いであったのですが、末森城の城主が奥村永富だったのです。合戦は前田利家が勝利し、加賀百万石の礎を築いたと言われています。
 過日休みの日に、末森城址を歩いてきました。その折に撮った写真を掲載しておきます。まだ行ったことのない人は訪れて歴史に思いを馳せてみるのも良いと思います。ただし、歩いて往復50分程はかかります。

 国道159号線の案内標識です。

 国道そばの駐車場から、橋を渡ります。ここから先は歩いていきます。

 橋を渡ると、立派な石碑があります。

 草深い道を登ります。本丸まで20分程の道のりでした。いろいろな植物名の標識も設置されていました。

 本丸近くでは木々の間から海を眺めることもできます。

 これからの紅葉の季節には、良い眺めになると思います。

修学旅行を終えて

 2年生は10月3日(火)から3泊4日の修学旅行を無事終えて帰って来ました。最初の2日間は少し肌寒く雨模様の天候でしたが、後半は回復し晴天に恵まれました。2年生の皆さんは、ラフティングや札幌市での班別自主研修などで、北海道の自然や文化を満喫できたと思います。また、集団行動を通じてクラスメートとの友情も深めることができたはずです。きっと、今回の修学旅行は本校でのもっとも思い出に残る学校行事のひとつになると思います。
 2年生の皆さんには、この旅行で学んだことをこれからの学校生活に生かして欲しいと思います。一段成長した姿を期待します。また、今回の修学旅行の実施には、保護者の方々をはじめ、多くの皆さんのお世話になったことを忘れないでください。

 
 

後期生徒会役員へのバトンタッチ

 9月27日(水)に後期生徒会認証式が行われ、生徒会長や副会長などの役員の皆さんに認証状を一人一人渡しました。明日から10月、後期の生徒会へバトンタッチする時期となりました。
 前期の生徒会の皆さんは、体育祭、宝高祭(文化祭)など様々な行事を企画・運営し、立派にやり遂げてくれました。ご苦労様でした。後期の生徒会役員の皆さんも、良い伝統を受け継いで、頑張って欲しいなと思います。
 本校は決して大規模な学校ではありませんが、それでも生徒会役員として多くの生徒を束ねて活動することは大変だと思います。自分の思い通りに事が運ばないこともあると思います。しかし、話し合いながら意見の対立を乗り越え、協力して行事を行うという経験は、将来、社会できっと役立つと考えます。
 後期にも、体験学習発表会などいろいろ大きな行事があります。期待しています。生徒の皆さんは、生徒会執行部を支えて欲しいと思います。

採用内定通知書に思う

 今年度は9月16日以降に高校生の就職試験が始まり、採用内定通知書が次々と本校に届いています。通知書は校長室で生徒本人に渡していますが、毎回、生徒の皆さんの晴れやかな笑顔が素敵だなと感じています。面接等の試験の後、どうしても、結果が心配になることと思いますが、この採用内定通知書で、その不安が一瞬のうちに吹き飛び、喜びや自信に変わる様子が表情に表れ、私もほんとに良かったなとそのたびに感じています。
 来年の進路が決まった生徒の皆さんには、資格取得など残りの高校生活を有意義に過ごして欲しいと思います。また、進学を含め、懸命に頑張っている生徒の皆さんも多いので、そのようなクラスメートを支え励まして欲しいと思います。

いしかわ教育ウィーク体験学習発表会11/3について

 今年度のいしかわ教育ウィークの期間中、下記のとおり、体験学習発表会を開催する予定です。発表会は一般公開となっています。当日は祝日(文化の日)でもあり、多くの皆様のご来校を歓迎いたします。

 本校生徒の発表する内容やプレゼンの様子を見ていただき、忌憚のないご意見を賜れば幸いです。また、本校の様子を見てみたいという、中学3年生やその保護者の方々のご来校もお待ちしています。事前の申込等は不要ですのでお気軽に本校にお立ち寄り下さい。

 

1 日時 平成29年11月3日(金・祝日) 13:20~15:00

2 会場 本校第1体育館(羽咋郡宝達志水町今浜ト80番地)

3 内容

  13:20~13:30 開会式

  13:35~14:40 体験学習発表

   1年生 企業見学・大学見学 おもてなし講座

   2年生 インターンシップ ふるさとクリエイティブ人材育成事業

   3年生 後輩へのメッセージ(進路内定者)

  14:40~14:50 感動舞台(YOSAKOIソーラン部など)

  14:50~15:00 講評、閉会宣言

 

※当日午前中は公開授業となっていますので、ご自由に授業の様子をご覧下さい。

校名の由来

 「宝達高校」という学校名の由来は、もちろん、宝達山から来ています。標高637mで能登一の高さを誇ります。この宝達山では昔、金が産出されたという話しを聞いた方も多いと思います。実際、16世紀に宝達川で砂金が見つかり、加賀藩が金山を開いたそうです。宝達山という名前はこの金山に由来するのだと思います。

宝達高校のルーツ(記念誌から)

 宝達高校の創立10周年記念誌を読むと、本校創立時の出来事を知ることができます。本校は今年度が創立45年目となる県立高校ですが、この記念誌から本校のルーツが少し解ります。 

 現在の校舎は、昭和52年に建設が始まりましたから、その完成までは旧校舎を使用していたことになります。記念誌によると、昭和48年の開校式において初代の松岡校長は挨拶の中で「校舎は、昭和25年に押水中学校として建設され、昭和39年から明徳高等学校に移管、このたび本校に引き継がれたものであります」と述べられたとありました。現在の地にあった学校は、押水中学校  明徳高等学校  宝達高等学校と移り変わったようです。

 創立10周年記念誌は、本校図書室でも生徒の皆さんが閲覧できるようになっていますから、関心のある人は手にとって読んでみてください。

 

【旧校舎】

【旧校舎と新校舎】

生徒玄関前の校章レリーフについて

 写真は生徒玄関前にある校章のレリーフです。この校章の由来は、本校の名前の由来と同じく、宝達山です。宝達山の形を3つ円形につないで、デザイン化したものです。ちなみに、この3つは、優美・親和・向上を表しているそうです。デザインは笹山清作氏によるものです。
 
本校の生徒の皆さんは、覚えておいて下さい。自慢できるかもしれません。