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2022年12月の記事一覧

ミラコン2022~未来を見通すコンテスト〜第5回プレゼンカップ全国大会

2022年12月14日(水)東京都立光明学園の特設会場で行われ、オンラインで参加した肢体不自由教育部門高等部3年青木蓮さんが優秀賞(第2位)を獲得しました。

このコンテストは「視点を価値に、経験を未来へ」をコンセプトに、自己の経験から得た視点から、自分の描く未来にとって必要な社会や地域への提案を行うものです。今年度は39校から全98作品の応募があり、7つある各ブロックの予選を最優秀で勝ち上がった7名のファイナリストがプレゼンテーションを行いました。

中部ブロック選出の青木さんは「意識改革はトイレから」と題し、機能を絞ったバリアフリートイレの提案を通して機能面と心理面のバリアをなくし、多様な人たちが理解を深め合う未来について提言を行いました。審査員からは、「自身の経験からさらに調べ学習を加えており、具体的で実現の可能性が見えるすばらしい提言だった」と講評をいただきました。

【受賞した青木蓮さんのコメント】

少しハプニングもありましたが、自分の思いを伝えることができました。小道具を使うなどさらに分かりやすい工夫をしてプレゼンに臨めば、一位を取ることができたかもしれません。でも、こんな機会を与えていただき嬉しいです。ありがとうございました。

【本校サテライト会場で観覧した生徒達の感想】

「青木さんのプレゼンを聞いて、説得力がある意見だと思いました。理想のトイレや新たなバリアフリーマークが実現できることを願っています」

「共感できる意見がありました。自分が困っていることをどうやったらできるかアイディアを考えて、自分もミラコンに挑戦したいです」

「それぞれが発表していたことがいつかどうにかして実現されることで、障害の有無があるとしても、それぞれが過ごしやすくなる世の中になると思いました」

「私は将来自立したいと思っているので、バスや電車など公共交通機関をもっと障害者にとって便利にしてほしいと思いました」

「プレゼンを見て、それぞれの個性を感じました。自分の病気と向き合うことはとてもいいと思いました」

東京演劇集団風「星の王子様」公演会

 今年度、文化庁主催の文化芸術による子供育成推進事業において本校に東京演劇集団風さんによる「星の王子様」の公演会が実現しました。

 12月7日(水)にA小5,6年生、B小4,5,6年生、AB中学部が鑑賞しました。体育館が本物の劇場と様変わりしました。体育館の約半分がステージとなり大きなセットが組まれ、天井には照明器具がつるされ、まさに劇場そのものでした。車いすがステージに上がりやすくするためにスロープをも特注で作ってくださいました。

 本物の空気感に圧倒されて「星の王子様」に見入っていた児童生徒達。中学部は一緒にステージに立つこともできました。俳優さんと一緒のステージに立てた児童生徒はキラキラ輝いていましたよ。また、東教頭先生は地理学者、黒坂先生は飲み助役で出演しました。

 公演後にはステージ裏探検もできて、演劇の世界に浸れた1日でした。

B小学部5年 生活単元学習でいしかわ商店街を開きました

 B小学部5年生の生活単元学習で学校の周りで働く人について調べる学習を行い、実際に森本地区にある美容院、寿司屋、駅に見学へ行きました。

 この学習を生かし文化祭では、いしかわ商店街と題して美容院、寿司屋、駅の3つのお店を開きました。実際にお店屋さんの仕事を見たり体験したりできたため、子どもたちはお店屋さんになりきることができました。

 そして、最後にはお世話になった3つのお店の方々も招待し、いしかわ商店街を開きました。子どもたちは、お店の方々に楽しんでもらおうと接客を各々のお店で頑張っていました。

B中 iPadを使って学習しています

B部門中学部3年生では、iPadを様々な学習活動に使っています。

一例として朝学習の様子をお伝えします。

1枚目は、好きな歌の歌詞を題材に、タイピング練習をしている様子です。

iPadの50音表キーボードを使って入力する生徒や、カバーについているキーボードでローマ字入力に挑戦している生徒がいます。

2枚目、3枚目は買い物学習の様子です。

その日の値段設定の範囲におさまるよう、電卓を使って、どのお菓子カードを買えるか真剣に考えています。