2021年11月の記事一覧
サイエンスフェスタ報告【3日目】
3日目も引き続き学校での活動でした。
生物実験②・・・前日にインキュベーターで培養していた大腸菌のコロニーを確認し、数を数えました。また紫外線をあて、形質転換が上手くいったかを確認しました。
オンライン特別講義・・・東京大学 新領域創成科学研究科 基盤系物質系専攻の木村 薫 教授による講義で、「ナノスペースで決まるマテリアルの機能」というテーマでした。
科学実験②・・・前日に作成した滑空飛行体の調整作業を行い、各自が作成した機体について工夫した点や特徴等をプレゼンしました。その後は講堂へ移動し、2階席の後部から機体を飛ばしてその飛距離を競いました。真っすぐ飛ばすことは中々難しかったようです。
サイエンスフェスタ報告【2日目】
サイエンスフェスタの2日目は学校での活動でした。
生物実験①・・・PGLOバクテリア遺伝子組換えキットを使用した、大腸菌の遺伝子組換え実験を行いました。滅菌操作や培地の扱い等、慣れない操作に苦戦しながらも、シャーレをインキュベーターに入れるところまで完了することができました。
科学実験①・・・滑空飛行体の原理について学び、機体の作成を行いました。使う材料は、バルサ材、ナット、ケント紙、セロテープ、ボンドのみです。重心の位置をどこにするか、翼の形をどのようにするか試行錯誤していました。
サイエンスイングリッシュ特別講座・・・スミソニアン博物館の概要や研究者の講義を英語で受講しました。火山についての講義を聞いた後、講義中にでてきたいくつかのキーワードについてまとめ、グループ毎にプレゼンを行いました。
サイエンスフェスタ報告【1日目】
10月12日(火)の午後から14日(木)にかけて、サイエンスフェスタを開催しました。この行事は、残念ながら中止となった「つくばサイエンスツアー」の代替行事として、今回初めて企画されたものです。1日目は貸切バスで片野海岸・塩屋海岸・鹿島の森へ行き、生物・地学・環境に関する実習を行いました。
片野海岸・・・この場所に分布する火砕流堆積物の観察を行ました。軽石や火山豆石(ピソライト)を確認することができました。
塩屋海岸・・・塩屋海岸では、汀線から内陸に向かって巻き尺を伸ばし、そのラインに沿って15m間隔で1m平方のコドラートを設置し、海浜植物調査を行いました。また、漂着した海洋プラスチックごみの調査・回収を行いました。
鹿島の森・・・国指定天然記念物の照葉樹林原生林とアカテガニの観察を行いました。タブやスダジイ、ヤブツバキ等の常緑広葉樹を確認することができました。
CS人間科学の特別講義を開催しました
9月24日(金)の5・6限に、金沢医科大学の八田稔久教授による特別講義を開催しました。演題は「母体と胎児をむすぶ分子の絆~胎盤と脳の関係、その破綻~」で、講義中に先生が問題を出し、生徒が回答する方式の講義でした。胎盤が実はウイルス感染によって得られたものであるということや、胎盤が脳を発達させたこと等、様々なお話しをしていただきました。
AI課題研究Ⅱ校内中間発表会を開催しました
11月3日(水・祝)の1~4限にかけて、AI課題研究Ⅱの校内中間発表会を開催し、理数科2年生が4月から研究してきた成果を口頭発表しました。今年も感染症対策として、メイン会場の発表の様子をYouTubeでライブ配信(限定公開)し、事前申し込みした保護者の皆様や卒業生の皆さんに公開しました。
今年は、北陸先端科学技術大学院大学の小田先生、金沢大学の宇梶先生、北陸大学の杉森先生から講評をいただきました。加えて、本校の卒業生の方々が3名参加してくださり、それぞれアドバイスや感想をいただきました。ありがとうございました。
2年生は、昼休みや放課後の時間も使い、実験や資料の作成を行ってきました。今回の発表会で得た意見・アドバイスを今後の研究活動や次の発表(2021年12月18日予定)に是非活かしてほしいと思います。
課題研究テーマ一覧
研究発表1「VRによる視覚情報の心理的・身体的効果」(太田、柏樹、辻口、藤田、松村 )
研究発表2「水素吸蔵合金CaNi₅の特性」(安達、澤田、杉岡、中屋、挾間 )
研究発表3「卵殻膜の物質吸着の解析」(沖野、北野、小林、高田、藤本)
研究発表4「貝類体内におけるCC結晶化の実験的再現による晶結条件の解明」(田村、塚口、橋、東、三輪)
研究発表5「コオロギの習性を利用した効率的な飼育方法の開発」(近藤、川本、上野、杉下、林)
研究発表6「Twitterエンゲージメント予測モデルを作成する」(岩本、篠地、清水、白井)
研究発表7「バイオリアクターを用いたアルコール発酵」(大山、外川、増尾、増本、諸田)
研究発表8「Space Port 〜有人宇宙施設を作る〜」(青木、可西、多田、西田、道下)