蒼頡は鳥の足跡で文字を創ったそうだ(校長日記)
稽古は強かれ、情識はなかれ
おはようございます。今朝もかなり冷え込んでいます。通勤通学時、安全第一をお願いします。
今日も一日いい日でありますように。
昨日の公立高校推薦入試の結果が発表されました。うれしい知らせ、悔しい知らせ、それぞれが受け取りました。推薦入試は高校受検の一つの機会なので、これがすべてではありません。そのチャンスを一つもらえたことが、素晴らしいのだと思います。合否にかかわらず、頂けたチャンスに「ありがとうございました」という気持ちをもって、これからやらねばならないこと、目指すべき方向に向かって頑張ってほしいと思います。
これからもっと大きな、素晴らしいチャンスが生徒の皆さんの前に現れます。目の前に現れたチャンスに素早く気づき、それをものにするためには、時間とタイミングと、運が大切です。そのためには、他人にべったり依存するのではなく、自分の思いをしっかり持って行動する。ただし、「自分は絶対に正しい。」とか、「自分は絶対間違っていない。」と思い込んではいけません。常に謙虚であることが大切です。何事もわからなければ、素直に教えをもらうこと。そういう謙虚さがゆくゆくは人を大きく成長させるのだと思います。自信もそうです。何か良い結果を出したから付くのではなく、練習や毎日の訓練、取り組みを継続することで「よし、今度はうまくやれそうだ。」と思えるかどうかです。そのためには、謙虚にふるまうこと。ひたむきに物事に取り組むこと。わからなければわかる人に訊ねること。大ぼらを吹かないこと。慢心を捨てることです。
「稽古は強かれ、情識はなかれ」
風姿花伝の序にある言葉です。情識とは、慢心に基づく強情・頑固な心のことです。
「がんばろう のと がんばろう いしかわ」
ワクワクを楽しもう
今日も楽しく一生懸命