教職員のつぶやき。 ー 本校の教職員全員が、週一回、リレー形式で、つぶやきます。

教職員のつぶやき。

お辞儀 あっという間に終わったGW

今年のGWは多い人は10連休。我が家の娘はUSJやBBQを満喫しており、私は1日だけ趣味であるサウナで日頃の疲れを癒すことができました。

なかにはGWに限らず、毎週能登での復興支援のためボランティア活動されている方々もいると聞きました。先日、話す機会があり静岡県や愛知県より来ているとのことでした。宿泊費や食費など自己負担ですが「もうボランティア活動が趣味というか生活の一部ですかねぇ」と笑いながら話し、日焼けした顔から白い歯が光りました。今は石川県に来ていますが、その方は東北や九州にも出向いていたとのことでした。

先日も仕事で志賀町に行った際、1月の頃と変わらず屋根にはブルーシートがあり復興にはまだまだ時間が掛かると実感しました。家屋等の被害に目はいきがちですが、墓地や霊園の墓石も崩れたり倒れたままで心が痛む思いをしました。

家屋倒壊などの物理的な不安や、転居や生活環境の変化で精神的な不安のなか生活されている方がたくさんいます。今、不自由なく生活できていることに感謝し日々を過ごしていきたいです。そして健康の保持増進に努めたいです。

がんばろう石川(^O^)/

昼 五月晴れでありたいですね

 昔から「五月病」とは言いますが、近頃は「五月病」ならぬ「四月病」が心配されているらしいです。新年度に伴う職場や家庭などの環境の変化や、寒暖差に対応するため、自律神経に過度の負担がかかることが影響して、頭痛やめまい、倦怠感や不眠を訴える人が多いとのこと。また、春は気分が高まりやすく、自分でも意識しないうちにオーバーワークになってしまうことも要因の一つらしいです。

 私も年齢が年齢だけに、すぐに疲れてしまい回復には時間がかかります。時に仕事中に居眠りをしてしまい失笑を買うこともあったりして情けない有様。自分では悔しい思いしかありませんが、年齢が高くなるにつれてやってくる老化には克てない。入学式の頃には吐き気と下痢でダウンしてしまいました。原因不明で点滴と薬で何とか乗り越えることができましたが、今から思えば老化というより「四月病」の一つだったのかもしれません。

 新学期はとにかく疲れます。とりわけ高校1年生は環境がガラリと変わるため疲れて当たり前だと思います。みんな同じなのであまり気にしすぎないことですネ。その他に栄養バランスの良い食事、快適な睡眠、趣味などでリラックスする、毎日適度に身体を動かすことなどが「四月病」対策には良いと聞きます。

 ゴールデンウイークも後半に突入しました。ゆったりできる自分の時間を確保してリフレッシュしたいものです。幸い天気も良さそうなので、私も野山を散策したり、バーベキューしたりして明日への英気を養う予定です。

   先日の遠足では、青空の下新緑の中を歩き、クラスの親睦も深まりました。今年の春は気温の関係によるのか、桜の咲いている期間が長く、桜を十分に堪能できましたが、新緑もまた美しいですね。

 ここで有名な俳句二句を紹介したいと思います。一句目は桂信子氏、二句目は山口誓子氏の作です。

   新緑の なかまつすぐな 幹ならぶ (新緑の中で真っ直ぐな幹が並んでいる。) 

   新緑に 犬が真夏の 呼吸づかひ  (新緑の季節。犬は真夏のような元気のいい息づかいをしている。)

 それではゴールデンウイーク後、お互いに元気に再会しましょう。

興奮・ヤッター! あっという間に…

 4月は、入学式に始まり、4階への引っ越し、遠足など、たくさんのイベントがあり、あっという間にゴールデンウィークに突入しました。怒涛の1か月にみなさんお疲れではないでしょうか?飛び飛びではありますが、せっかくのゴールデンウィークなので、思い切りリフレッシュして、また一緒に頑張っていきましょう!

 現在向陽高校では、令和7年度のいしかわ特別支援学校併設に向けた工事が着々と進んでいます。4月18日に、2階にあった1・2年生の教室が4階へと引っ越しし、きれいに生まれ変わった教室で授業ができています。しかし、2・3階の改装工事に伴い、2階職員室前の廊下、3階図書室前の廊下、教室棟手前の階段が使用できなくなり、移動教室などで不便に思うことが増えましたね。今後も工事の関係で、様々な変化があると思いますが、きっとあっという間に時が経ち、新しく生まれ変わった校舎で楽しく学びあう日が来ると思います。そんな日が来ることを心待ちに、今経験している出来事も、二度と経験できない思い出として楽しんでいきましょう!

キラキラ 青い春、

 今年度から新卒で向陽高校に赴任させていただき、徐々に新たな環境にも慣れてきました。

 ほどよく元気に新生活を堪能し毎日学校に来ていると学生時代の記憶がよみがえり、胸が躍ります。

 私の学生時代は部活動に打ち込んでいた記憶が強いです。部活をするのが嫌な時も試合で負けて悔しいときも今となっては懐かしく、いい思い出となっています。生徒の青春を見届けていると私自身やる気が出てきて「負けていられない」と思えてきます。夢中になれるものがあることは人間の大きな原動力になるため、生徒にも何か見つけてほしいと願っています!!!

 ちなみに私がいま夢中になっているものはサウナです。休日は整うことで頭がいっぱいになります。

 今年度に入り爆食が止まらない私にとってサウナは、ダイエットにも効果的なので一石二鳥です!!皆さんも是非!!

 

笑う 金沢向陽高校ならでは

本校に赴任して10日がたちましたNEW

特色ある学校、金沢向陽高校。

県内では非常に珍しい「馬術部」があります。

部員たちは、本校からほど近い石川県馬事公苑にて活動を行っています動物

馬といえば颯爽と駆け回るかっこいい姿がイメージされますが、

本日はオフショットをご紹介いたします。

馬も横になってくつろぎます。

 

『なにみてんのよ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『なんかちょうだい』

寝たままおやつの催促です。なかなかに横着ものです。

春のうららかな陽気にウトウトしてしまうのは

人も馬も同じですね朝

 

職場の異動というものは何回経験しても緊張します。

新たな出会いに不安を期待を抱きながら迎えた4月8日(月)でしたが、

生徒たちと出会って不安が一気に吹き飛びました。

金沢向陽高校の生徒たちがとても優しく元気に迎えてくれて、

まだ数日しか経っていませんが教室に向かうのがすでに楽しくなっていますキラキラ

廊下を歩けば中庭には満開の桜。

本日も良き日でした笑う

 

朝 満開の…

気がつけばあっという間の4月、新年度を迎えております。今年度も「教職員のつぶやき」のコーナーをご覧いただければ幸いです。

気温の上がり下がりが激しかった3月から、ようやく春らしい季節を迎えました。桜の便りもちらほらと届いており、今年は久しぶりにお花見でも行きたいなぁ…と考えてはいるのですが…

私は屋外の運動部を抱えており、毎日悩まされていることが一つ…花粉はいつまで飛ぶんでしょうか…

せっかくお花見に行ってもくしゃみばかりでは風情がないなぁ…難しいかなぁ…と思い悩む日々です。

しかし、来週からは学校も開始されます。

今年は(今年も?)、桜に負けない生徒たちの満開の笑顔が、心を満たしてくれそうです。

朝 令和5年度から令和6年度へ

 3月22日(金)令和5年度最後の日となり終業式、離任式が行われました。春は別れと出会いの季節とはいいますが、今年はたくさんの先生方が転出&退職されるので、その寂しさと来年度はどうなるんだろうという不安とでとても複雑な心境になっています。転出される先生方には大変お世話になりました。本当にありがとうございました。これからも先生方のご活躍を願っております。くれぐれもお身体を大切にされてください。

 毎年この時期になるとその年度を振り返るのですが、今年も「やりきった!」という思いはなく、やり残したことばかりが思い浮かびます。数々の失敗をし多くの方に迷惑をかけて・・・。でも考えれば、その失敗したときだけでなく、いろんな場面でいろんな方々に助けていただいて今の自分があるのだなと思い、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。みなさま、ありがとうございました。

 令和6年度はどのような1年となるのでしょうか。期待と不安でいっぱいですが、新たな人や仕事等との出会いを大切にして、丁寧な仕事を心がけていきたいと思います。令和6年度もよろしくお願いいたします。

 毎年購入しているカレンダーには松下幸之助の言葉が載っています。毎月載っているその言葉にいつも元気づけられたり、はっと気づかされたりしています。その中の言葉を1つ紹介します。

 「夢が人生を彩る 楽しくする」

 ~日々の暮らしに目標を持ち、夢を描こう。明日はこう、三年後にはこうと念じ、努力を重ねていけば、毎日がずっと楽しくなる。生きがいや喜びも芽生えてくる。~

 

 

 

 

 

喜ぶ・デレ 今日もほっこりした1日でした

向陽といえば「ひまわり」。そして、モットーは「元気で、明るく、前向きに!」です。そんならしさを感じる場面に触れるとうれしくなります。            

今日は、予備入学の会場準備と生徒会役員選挙がありました。いつものことながら一丸となって動いてくれる生徒たちに感謝です。おかげで予定より随分早く会場設営が完了しました。新しく仲間になる人たちのことを思いながら頑張ってくれたと思います。生徒会役員選挙では、現会長としてあいさつをした生徒の言葉が、仲間や学校を思う気持ちにあふれていました。「いつでも頼ってください」の声かけは頼もしかったですね。そして、新役員に立候補した生徒たちも勇気ある一歩を踏み出してくれました。壇上にあがって決意を述べる姿は、立候補をためらっていたときの顔とは違って見えましたよ。エールを送ります。                                                    

やはり生徒の成長はうれしいもの。ほっこりでした!  

                                                              

昼 1月2日はとても静かでした。

 2007年3月25日(日)9時42分にも能登半島地震が起きています。私は、父親の33回忌の法要のために珠洲市にいました。震度5弱の揺れで、たいした被害はありませんでした。法事を済ませ、午後には金沢に向かいました。穴水までは特に問題はなく、その後も金沢方面へは順調に走行できましたが、穴水輪島方面は大渋滞でした。そしてその横を県外ナンバーの消防車や救急車が、サイレンを鳴らしながらひっきりなしに通りました。地震発生から数時間でこんなに県外からも来るんだと感心しました。

 2024年1月1日(月)16時20分頃能登半島地震が起きました。翌日の1月2日は穏やかに晴れて青空が広がっていました。たまにヘリコプターが飛んでいきますが、それ以外は静かでした。本当に静かでした。消防車も救急車も自衛隊も見ることはありませんでした。1月3日金沢に向かいました。珠洲を出るとき初めて自衛隊を見ました。金沢方面へは大渋滞でした。珠洲に向かう車はほとんどありませんでした。時折、県内の消防車、金沢駐屯地の自衛隊を見かけました。夜遅くなって県外からの消防車も数台見かけました。

 道路がズタズタだったのは身を以て知っています。しかし、あの1月2日の静けさは忘れられません。重い話をつぶやいてしまいましたが、あのとき珠洲や輪島にいた生徒もいると思います、人に話すと少しは心が楽になりますよ。

 

昼 今日は3月11日です。

 今日は3月11日です。あれから13年になります。あの時私は、当時勤務していた学校の職員室で同僚と話をしていました。その同僚が、「揺れなかった? なんか気持ち悪い。」と言いました。私自身は感じていませんでした。その後、東京に出張に行っている人から「東京が大変なことになっている」という連絡が来て、何か大変なことが起きたことを知りました。生徒の皆さんは、幼すぎて記憶もないでしょうね。

 今年の1月1日帰省先の珠洲で私は地震に遭遇しました。1回目の揺れでいつもの揺れではないと思いました。電気を切っておこうと仏壇の灯を消し、神棚の灯のスイッチを探しているときに2回目が来ました。床が波打って手すりにつかまっているしかない状態でした。1回目の揺れで玄関を開けておいたのですが、その戸がふっとび、向かいの家がグシャリとつぶれるのを見ました。「あの家は空き家だから大丈夫。」と思いながら、夢を見ているようで現実感がありませんでした。

 外に出ると、「津波が来るって!」と誰かが叫んでいました。「逃げなきゃ」と思い、車の鍵を取りに中にもどりました。鍵の入ったバッグを持って出ようとしたところに3回目が来ました。揺れが収まったときには、車の鍵がなくなっていました。探していられないと外に出て、気づくと手から血がしたたっていました。家中の建具が壊れ、そのガラスで指を切ったのでした。道路は、すべてのマンホールが浮かび上がり、橋と道路には段差ができて車は通れませんでした。津波からの避難所は、崖崩れで途中までしか行くことができず、そこから波が押し寄せてくるのを見ました。

 避難所は人が多く、私は玄関で過ごしました。私の前には、技能実習生と思われる外国人の青年が四人、段ボールを敷いて毛布をかぶって過ごしていました。その中の一人は、揺れが来るたびに飛び起きていました。こんな外国の地でこんな目に遭ってどんなにか不安だろうなと思いましたが、声をかけることもできませんでした。明かりがないので、外に出て見上げると星空がはっきりと見え、本当に美しいと思いました。しかし目を転じると、引き裂かれた道路とつぶれた家があり、そのギャップで、まだ夢のような感じでした。あの時の東北の方たちもこんな気持ちをもったのでしょうか。