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山岳部
【山岳部】鶴来オリエンテーリング
オフシーズンの活動として、パーマネントコースを利用させていただき、鶴来町でオリエンテーリングを実施しました。地図を読むこと、コンパスの使い方を理解することが目的です。
短い距離でしたが、普段じっくり地図を読む機会が少ない部員たちにとっては決して簡単ではない活動だったようで、ルートミスやコントロール(チェックポイント)の見逃しなどがありつつも、相談しながらなんとかすべてのコントロールを見つけることができていました。終りの方には、「こっちのルートの方が早いけど、分岐が多くて迷いやすい。少し遠いけど、大きな道沿いに進む方が確実」といったような合理的な判断も少し見られ、成長を感じることができました。
終了後の振り返りで部員からは、「ルートミスを防ぐ方法を考えなければならないこと、コントロールの横を通りながらも見落とすことがあったので周りをよく見ながら進むことが大切であること」が反省点として出されました。今回、最後まで実施できた部活としては初めてのオリエンテーリングでしたが、地図の読図技術のトレーニングとしてよい経験となりました。
《地図を見ながら次のコントロールまでの道を相談中》
《白山比咩神社駐車場にて大判焼休憩。部員撮影》
【山岳部】第41回 野々市じょんからの里 マラソン大会
10月22日(日)に明倫高校周辺で行われた第41回野々市じょんからの里マラソン大会へ参加しました。
日頃、ランニングがトレーニングの山岳部にとって、練習の成果を試すに良い機会となりました。出走した6名は、関門にかかりリタイアすることもなく初めての10kmで完走することができました。普段よりも頑張る姿を見せてくれたと思います。また、残念ながらスタート前に棄権した生徒も、タイム計測などサポートをしてくれました。そして、1年生が1名、29歳以下陸連未登録の部で4位入賞となりました。
今回の経験が、今後のランニングによるトレーニングの質を向上の助けとなってくれればと思います。
【山岳部】令和5年度 第11回登山活動 ~大長山・赤兎山~
10月14日(土)に、10月の登山活動として、福井県勝山市北谷町小原の登山口から、大長山(1671m)・赤兎山(1629m)へ登りました。本来は、天候次第で白山テント泊の予定でしたが、先週の初冠雪を受け行き先を変更した登山でした。紅葉にはまだ早いかなという予想でしたが、山頂付近は程よく紅葉しており、白山もくっきり見え、すばらしい景色を見ることができました。
部員たちは、久しぶりのメンイザックで15kg以上を背負っての登山ということもあり、苦労している様子が見えましたが、最後までしっかりと歩き通していました。
~ 今回登山担当部員の感想 ~
登りは、悪くないペースだったが、想定よりは時間がかかったため体力の不足を感じました。下りについても転倒などした部員もおり、安定した足運びがまだまだできていない現状です。今後、総体へ向けて改善していきたいと思います。
《大長山山頂にて》
《赤兎山山頂にて》
【山岳部】令和5年度県新人大会
9月14日(木)~16日(土)に県新人大会が、国立立山少年自然の家、立山を会場に行われました。
初日は、国立立山少年自然の家で、テント設営・筆記試験・炊事などの各種審査が行われ、そのままテント泊にて就寝となりました。
2日目は、立山黒部アルペンルートを利用して室堂まで上がり、そこから登山行動開始となりました。一の越、雄山、大汝、富士の折立を経由し、大走りにて雷鳥沢へ下り、そこから室堂まで登り返すという周回ルートの登山でした。この日は主に体力・歩行・読図・記録書などの審査が行われました。歩き始めは小雨でしたが、次第に晴れてきて、室堂へ帰るころには曇り空となっていました。夜は、国立立山少年自然の家で、小松工業高校さん企画による交流会が行われ、楽しそうに活動する様子が見られました。この日は、屋内泊でした。
3日目には、結果発表と閉会式が行われました。
結果は、男子団体3位となりましたが、当日の朝早く駆け込みで特訓したテント設営はうまく行きましたが、筆記試験や記録書などで大きなミスがあり、今後の課題となりました。
部員達には、この大会で感じた気持ちや次の大会への思いを忘れず、冬の間のトレーニングに励んで欲しいと思います。
《テント設営審査》
《雷鳥沢手前にて》
《登山行動終了後、室堂にて》
《最終日、閉会式終了後、賞状とともに。晴れて入れば、背後に立山が見えたはずだが…》
【山岳部】令和5年度 第10回登山活動 ~白山・別山~
9月10日(日)に新人大会前最後の登山として、白山別山へ登りました。
本部活としては、体力的にチャレンジの登山となりました。天気に恵まれましたが、気温も高くより体力の求められる状況でした。
生徒は淡々と歩けていましたが、顧問の不調もありチブリ尾根避難小屋を過ぎた約2070mで引き返すこととなりました。しかし、7時間程度の行動時間となり、大会前の練習としては十分な時間をとることができました。