山岳部

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【山岳部】令和6年度 第9回山行~荒島岳~

 11月16日(土)に月例山行として、福井県大野市にある日本百名山の1つ、荒島岳(1523m)へ登りました。

 今回の登山は、紅葉の鑑賞と重い荷物を背負う体力トレーニングを目的として実施しました。特に体力トレーニングに関しては、今年度の県総体、県新人大会の結果を受けて、不足している部分の1つとして、全員ではないですが、2年生は基本的に20kgの荷物を背負って登ることとしました。重量に関しては、来年度の県総体で各自が背負う可能性のある重量+1~2kgを基準として設定しています。また、登る山の選定は、部員のリクエストによるものでした。

 荒島岳は、標高差が1000mほどある少し登りごたえのある山であり、登山道はスキー場跡の舗装路から始まり、緩やかな箇所や急なところ、滑りやすい箇所など変化に富むため飽きずに歩くことができる山でした。部員は、ザックの重さに苦労しながらも、意外としっかりと歩けている様子が見られました。紅葉に関しては、少し時期が遅く、標高700~800m程度の箇所で、少しだけ鮮やかに色づいた葉を見ることができました。

 普段は22kg程度の水の入ったポリタンクを担いで学校内の階段などを歩いて上り下りしながらトレーニングをしています。実際20kg背負った状況での登山を経験することで、普段のトレーニングからより具体的に登山をイメージして取り組めるようになってほしいと思っています。

 そして、今回はゲストとして英語科の先生も一緒に登りました。休憩ごとにおやつの差し入れがあり、部員は喜んでいました。

 以下部員の感想です。

 今回の登山は、20kgを持って紅葉登山を楽しむというどちらが本命の目的かわからない登山でしたが全員たぶん20kgを持って山に登れたので良かったと思いました。ちなみに、20kgの中身は大会の規定装備と1Lの水が入るペットボトルが何本も入っていました。普段は水なしでは生きられない山岳部でしたが、今回はそんな水に死ぬような思いをさせられました。紅葉の方は辛くてちょっとしか見られなかったけど、山に沿って木が赤色や黄色に変わっている様子が見られる箇所では、疲れが少しだけとれたような気がして良かったです。そして今後も登山を行う際には20kgだと言われているので、そんな20kgに慣れるためにもいつもの部活でポリタンクを欠かさずに持って思い荷物に慣れようと思いました。(部員N)

《山頂にて、晴れれば背後に白山が見られるはずだったが…》

《山頂から下山開始直後、中荒島岳の手前、霞んでいるが大野の町を見下ろすことができた》

《中腹の紅葉は、鮮やかだった》

【山岳部】第42回 野々市じょんからの里 マラソン大会

 10月20日(日)に行われた第42回野々市じょんからの里マラソン大会へ山岳部として出場しました。

 昨年と同様、山岳部のTシャツを着用しての参加です。今年は過去最多となる8名+顧問2名の10名で参加させていただきました。日頃、ランニングがトレーニングとして多い山岳部としては、日々の成果を試す場となりました。昨年と比較してタイムが伸びた者や伸びなかった者など結果はそれぞれでしたが、一緒に参加した顧問を含め、全員が無事に完走することができました。この大会をきっかけに日々のトレーニングの取り組み方について、改めて見直していきたいと思います。

 最後になりましたが、大会を開催していただいた方々やボランティアの方々などへ感謝申し上げます。参加させていただきありがとうございました。

《出走前、りんくんと共に》

《ゴール直前の部員》

《ゴール後、校門前にて、全員無事完走!》

【山岳部】令和6年度石川県高等学校新人体育大会登山大会

 9月18日(木)~20日(土)にかけて、富山県の立山山系を会場に県新人大会が行われました。

 初日は、国立立山青少年自然の家で、装備審査・設営審査・インスペクション(筆記試験)・炊事審査・計画書審査が実施されました。2日目は登山行動日で、天候悪化の予報を受けてコースが短縮されはしたものの、立山室堂から雄山を往復する登山が実施されました。ここでは、体力・歩行技術・読図・行動記録・装備に関する審査が実施されました。

 今回は直前のハプニングもあり、少し準備不足の感じがありましたが、多くの処で課題が浮き彫りとなりました。一方、「行動記録」は今まで不備が多かった審査項目でしたが、今回は不備なく終えることができました。

 来年度の総体へ向けて、より体力の強化を図るとともに、今回の課題を改善していきたいと思います。結果は4位となりました。

 また、閉会式では、8月に実施された夏山大会の表彰も行われ、「優秀校」として表彰されました。

 

以下、参加した部員の感想です。

 自分は今回初めて大会にB隊で参加することになって気づいたことがたくさんあった。まず始めに今までA隊では、テント設営などの時に他の高校の様子をあまりみる機会がなかったけど改めて他の高校をみてみると、チームワークが良い高校や一人が指示をたくさんだしてそれを主体に動いている高校もあったので参考になる点がいくつもあった。炊事では、満点だったけど自分がナイフで手を切ってしまったため危なかったシーンがあったので今後ナイフは一切持たないようにしたいと思った。二日目では、本来決めてあったコースよりも天気の影響で短縮する形になったけど、自分は明倫のB隊をみていて特に歩き方に気になる点はなくて挨拶もしっかりとしていたのでよかった。今回の新人大会を通して学び気づいたことは一人一人が役割分担をするということ。この点を活かして次の総大に向けて頑張りたい。

 今回の新人大会は4位という結果を収めましたが過去最悪と言って良い結果でした。元々計画書作りが遅すぎてろくに練習出来なかったり、テントの設営練習でポールを折ってしまったり、準備段階から失敗の予感が漂っていました。そしてほぼ全ての審査において何かしらのやらかしがあり、減点されすぎて1位と8.8点差の87点となりました。読図と記録書が前回より良かった点はぎりぎり褒めることが出来る点なのかなと思います。初めてとはいえ自分でも酷い結果だと思うので日々の練習をしっかりやることが重要だと改めて学んだ3日間でした。

 初めての新人大会でどんな感じなのかと心配していたけど全然きつくなく楽しく過ごせてよかったなーと思っています。雄山では風がとても強く飛ばされるかと思ったけど無事登りきり、下ることができて良かったと思います。今回の先輩たちを見ていて僕もそろそろ自分でしっかりできるようにしていかないと、と思ったので頑張りたいと思います。特に明倫山岳部が弱いインスぺクトを頑張りたいと思いました。まだ夏山や総体があるのでそこで力をつけていきたいです。

 新人大会において野々市明倫高校山岳部は第4位という結果に終わった。その結末を迎えるまでの出来事を振り返ろうと思う。新人大会1日目、我々は開会式を行った後、装備審査が行われた。審査員の方からマッチを提示するよう言われ、私はマッチを自分のザックから探した。しかし、鍋の中に入れてきたことを忘れており、焦ってザックの中身をほとんど出す奇行に走った。その後はテント設営審査が行われ、未完成のまま時間切れとなった。その後はインスペクションが行われ、私は気象問題を解いた。結果は散々だった。その後は炊事審査があり、カレーライスを作った。これは上手くいき、レベルの高い合格点を超えるカレーライスを美味しくいただいた。夜は暑く、寝袋は枕にして眠りについた。新人大会二日目、テント撤収後に車で立山駅に向かった。ケーブルカーとバスに乗って行き、室堂に着いた。山頂は霧に覆われており、ルート変更を余儀なくされた。読図ポイントを見つけながら歩いていき、一の越に着いた。ペースはかなり早かった。余裕で付いて行けるようになりたい。一の越付近では風が吹き荒れており雄山まで行って下山となった。下山はかなり早かった。登りで本気を出せば良かったと思う。室堂に着いた後地図に読図ポイントを書いて計画書と共に提出した。装備品審査も行われた。国立立山青少年自然の家で風呂と食事を済ませ、他校と交流をした。人間知恵の輪は楽しかった。夜は暑く、上下の服を脱いで、掛け布団は使わなかった。三日目の朝に閉会式が行われ新人大会が終わった。やることの全てが上手くいかなかったように思えるが第4位という結果になった。実質最下位のようなものであり、反省点は数え切れないほどある。来年の総体では新人大会の反省を活かして良い結果になるよう頑張りたい。

 今回の新人大会では全体的に見て反省点がとても多かったと思います。室堂から浄土山へ行かずに直接一の越まで行ってそのあとに雄山までしか行ってないですけど、個人的には体力面では僕はまだ余裕があったのでそこはよかった点だったと思います。反省点はまずチームワークがあまり取れていなかったなと感じました。テント設営の時の声かけや歩行中の間隔などチームワークをとってお互いにカバーできるように取り組んでいきたいです。あと、僕が指示を誤解してしまい行動が遅れてしまった時があったので他のメンバーと指示の内容を確認するということをこれから意識していきたいです。

 登山日の天候は悪く、室堂ターミナルに着く時点で雲が雄山にかぶさり、登山を安全にできる状況ではなく、これからどうするのかと悪天候の経験がないが故にに思っていました。それから浄土山には行かずに、一の越から雄山となり、風に注意した方が良いと聞いていたものの想像よりも強く、この中で山を登るのかとそのときは少々不安を感じています。そこから黙々と風を受けながら登り、雄山に着くと、すぐに終わってしまいました。今回の登山はすぐ終わりましたがこれからも山に登るため、悪天候での行動を踏まえつつ、また登山の経験を増やしていきたいと思います。

 

《2日目、立山室堂にて。第6回山行、夏山大会と合わせ、今年3回目の室堂》

《雷鳥沢方面、一の越手前から。意外と天気は悪くなかった。》

《登るにつれて、頭上の雲が迫ってくる》

《下山後、雲はかなり下がってきていた》

《3日目。国立立山青少年自然の家にて。賞状は夏山大会のもの》

【山岳部】令和6年度 第8回山行~白馬岳(小蓮華山まで)~

 9月14日(土)~15日(日)の日程で新人大会前のトレーニングとして、白馬岳(2932m)へ1泊2日で登りました。しかし、天候悪化により、途中の小蓮華山(2763m)までとなりました。

 コースとしては、栂池スキー場のゴンドラ・栂池ロープウェーにて、栂池自然園登山口まで上がり、そこから白馬大池山荘テント場まで歩いて1泊、翌日、サブザック(軽い荷物)で白馬山頂往復し、テントを撤収した後、同じ道を下山するという計画でした。実際には、2日目のサブザック行動時に、途中で引き返すこととなりました。

 部員たちは、夏山大会の成果もあり、メインザック(重い荷物)での行動やテント設営、炊事などスムーズに行うことができていました。新人大会へ向けてのトレーニングとしては、体力的に物足りないものとなってしまいましたが、部員たちはそれぞれの成長具合を実感することができたのではないかと思います。

以下、部員の感想です。

 今回の登山は新人体会前最後の登山でした。今回の登山も前回と同じく全部員そろっての登山だったのでよかったです。
 1日目は、ゴンドラに乗った後テント場まで約3時間ぐらいのルートでとても楽なルートだと思っていましたが、大間違いでした。最初から急斜面が多く体力をもっていかれテント場に着く頃は疲れていました。テント設営、炊事は夏山の経験が生きていたのかとても正確で素早くできたので良かったです。この日は他の登山者がとても多く大変な一日になりました。
 2日目は白馬に行く途中、部員の1人が体調を崩し、彼抜きの登山となりました。また、雨も強い中の登山となり目標の白馬まで行けず小蓮華山まで行った後引き返しました。下りでは登ってくる登山者が多く道を譲る機会がたくさんあり、その都度声かけをして道を譲れたので良かったです。ですが、まだ声が小さかったり、避ける場所を間違ったりすることもあったので新人大会ではそういうことを気をつけようと思いました。今回は全部員揃っての登山になりとても良かった一方、自分の行動に甘い点もあったので新人体会への課題としたいと思います。

 

《登山口にて》

《天狗原、徐々にガスが取れ、視界が開けてきた》

《白馬乗鞍岳山頂、視界はいまいち》

《白馬大池山荘が見えた。》

《白馬大池をバックに。池の水は思ったよりも冷たくなかった》

《2日目、小蓮華山で撤退し、大池山荘テント場に戻る直前。》

《白馬乗鞍岳より急登を下山中、天狗原がクリアに見えた瞬間》

《天狗原にて、ゴールは近いが、今回は元気、紅葉には少し早いのが残念》

【山岳部】令和6年度 第7回山行~白山~

 9月7日(土)に新人大会へ向けたトレーニングとして、白山へ日帰り登山を実施しました。今回は砂防新道から登り、観光新道を下山するコースです。天気はあまりよくなく、雨にこそ降られなかったものの山の上部には雲がかかっている状態で、登に従ってあたりはガスに包まれました。

 しかし、夏山大会に参加した生徒は、軽い荷物ということもあり、余裕そうな様子で登っていました。全員が山頂に立てたわけではありませんが、良い経験となったと思います。

 

 以下、参加生徒の感想です。

今日の登山はおそらく今年最後の白山でした。夏山大会の経験や荷物が軽かったということもあり僕は体力的には余裕があったと思います。今日は天気があまり良くなく、まわりが真っ白で景色が何も見えなかったのが残念でしたが、涼しくて歩きやすかったです。今回の登山でも反省点はいくつかあったので新人大会に向けて改善できるように頑張っていきます。特に防寒着を忘れている人が多かったので、忘れ物をしないように確認を怠らないように取り組んでいきたいです。

 

《山頂にて》

《下山途中、五葉坂にて》

《観光新道にて、雲を脱出しようとしているあたり》

《下山後、観光新道登山口にて》

【山岳部】令和6年度石川県高等学校夏山登山大会

 本年度夏山大会として、8月1日(木)~5日(月)の日程で薬師岳(2926m)へ縦走登山を実施しました。
 登山行動開始地点の立山室堂が2420mあり、最終日以外は2000mを下回らない涼しい場所を歩く計画でしたが、5日とも晴れ、良すぎる好天でした。風は涼しく心地よいのですが、日差しが強く歩いていると風がない箇所では、非常に暑く感じました。
 そのような状況の中、連日、予定よりも1時間程度早く出発し、暗い中歩き始めることでお昼ごろまでには宿泊場所へ到着するよう計画を変更しました。この変更は部員による発案でしたので、顧問としては成長を感じた部分でした。
 今回のルートは、基本的に稜線をだどり縦走するもので、景色を眺め続けながら歩くことができます。また、スタートの段階から目的地である薬師岳を遠望することができ、徐々に近くなっていく様子を楽しむことができました。
 生徒は、普段以上に重い荷物に苦しんだ部分がありつつも景色を楽しむ様子が見られました。そして、炊事をスムーズにすすめられるようになってきており、特に炊飯をマスターした部員が登場したこと(標高が上がると炊飯は沸点の関係で難しくなります)は、顧問としてうれしく感じます。
 今回の行動は以下のようなものでした。

 ≪1日目≫ 立山室堂 → 雷鳥沢野営場(泊)
 ≪2日目≫ 雷鳥沢野営場 → 一ノ越 → 獅子岳 → ザラ峠 → 五色ヶ原キャンプ場(泊)
 ≪3日目≫ 五色ヶ原キャンプ場 → 越中沢岳 → スゴ乗越 → スゴ乗越小屋キャンプ場(泊)
 ≪4日目≫ スゴ乗越小屋キャンプ場 → 間山 → 北薬師岳 → 薬師岳 → 太郎平キャンプ場(泊)
 ≪5日目≫ 太郎平キャンプ場 → 三角点ベンチ → 折立(下山完了)ここからバス・電車にて立山駅へ

 ※歩行距離:34km

 

以下、参加部員の感想です。

「1日目は他の日と比べると行動時間1時間というとても簡単なコースでした。舗装された道の脇にはチングルマがたくさん咲いていてとても可愛かったです。テント設営では自分達5人用テントの設営後に6人用のテントの設営を手伝うことが出来たので良かったです。炊事では明倫山岳部伝統パターンとなっている鳥野菜味噌鍋を作りました。何回も作っているので1時間程でできました。味噌を溢すというちょっとしたハプニングもありましたが美味しくできたので良かったです。」

「初めての夏山大会でした。先輩達から「めっちゃきつい」とばかり聞かされていたので最初は心配していたけれど、実際に行ってみるときつい場面もあり、楽しい場面もありで行ってよかったと思えるような登山になりました。
特に印象に残っていることは2日目で、初めて鎖やハシゴを登山で使ったことです。それほど急な場所は登ったことがなく少しおびえつつも、徐々に慣れてきて無事渡りきった後で後ろを振り返るとこんな道を通ってきたのかと楽しい気持ちになることが出来ました。3日目からは小屋でジュースやラーメンなど食べれて、その味はそこまで登りきったからこその美味しい味でした。今回みたいなきつい登山は初めてだったけど景色もよく無事に登りきることができていい経験になったとおもいます。」

「3日目は五色ヶ原キャンプ場から出発しスゴ乗越小屋へと行くルートとなっていて、自分はこの日の担当だったから先頭に立ってみんなの歩くペースを考えて登ることができたと思う。4日目も晴れていてとても暑かったけど頂上付近では風が吹いて気持ちよかった。テント場に着いたときには天気が怪しかったけどまたすぐに晴れだしてよかった。最終日の5日目では太郎平小屋から折立へと約3時間の下りとなった。全員、最終日なのもあって疲れがでていた。山とは違って下の方では気温がとても暑くて辛かったけどなんとか乗り越えることができた。今回の夏山大会を通してよかった点は晩御飯がどの日も美味しかったことで、反省点としては、下るスピードが遅かったことと滑っている様子が多々あったので歩き方を覚えることだと感じた。」

「午前2時、我々はスマホのバイブレーションと共に起床。各員食事をとり、寝袋やエアーマットを片付けて眠気を殺す。3日連続でテントの撤収作業をしているのだ、全て問題ない。撤収作業の後は荷物のパッキングだ。詰める。整える。その繰り返し。ザックの形を綺麗にしたいところだが、4日目となると難しくなってくる。準備ができたら行動開始だ。暗い空間にヘッドライトの明かりを頼りに歩いていく。決して易しい道ではない。山は誰にでも平等に過酷なのだ。5時20分頃、間山の山頂付近で日の出を見た。ほんの少しだけ元気が湧いてきた。今日は淡々と登れるような気がした。1時間後の休憩に我らが顧問の先生が2個のリンゴを持ってきてくれた。切り分けた果実の片方の様に、あの時あの瞬間にはきっと先生のリンゴが必要だったのだ。味の感想はジューシーだった。切り立った岩の上を足を捻らずにザックにぶつけないよう気をつけて歩いた。岩に描かれた印を頼りに歩き続けると今回のメインである薬師岳を完全に捉えた。そこからは黙々と進み続け、薬師岳登頂を果たした。山頂は心地良かった。過ごしやすい気温の中そう感じていた。行動食のパンや水が下界よりも美味しく感じる。ここに辿り着くまで擦り傷や足を軽く捻るなどのトラブルもあったが自分たちの足で登ったのだ。この事実は自分にとって新たな自信となった。その後下山し太郎平キャンプ場に着いた。お昼ご飯には太郎ラーメンを食べた。このラーメンを食べるために頑張ってきたのかもしれないと思った。晩御飯にはバジルソースパスタとスープを食べた。太郎ラーメンが美味しすぎたせいで晩御飯が微妙に感じてしまった。長い一日で辛いことも沢山あったが、充実した日だったと思う。山での絶景もすれ違う人たちとの挨拶も気分が上がる要素と思えたのは自分の成長と言えるだろう。登山をしなかったらこんな気持ちに気づかなかったと思う。僕たちに関わってくれた全ての人たちに感謝したいと思った。」

「完結に感想を述べると「疲れた」でした。まず疲れていたせいで終わった時は達成感より終わったという安心感しかありませんでした。4泊5日のテント泊ではその日の疲れが取れず足の痛みや喉の渇き、太陽の暑さと戦いながら歩いていました。3日目はこの5日間で一番大変でした。最初に先生が「今日は休憩日」と自分に希望を持たせるような発言も相まって精神と肉体にかなりの負担がかかりました。逆に最初から一番キツいと思っていた薬師岳に登る4日目が、道が開けていて景色を見ることが出来たことと、「今日が終われば明日下るだけ」という精神的な余裕があったことにより、本格的な登山活動で一番楽でした。ここまでずっとネガティブな内容になっていますが、この夏山大会を経て成長はできたと思います。」

「今回の夏山大会ではこれまでの登山とは違い4泊5日という長い時間の登山だったのでとても疲れを感じたけどいい経験になりました。1日目の登山は室堂から雷鳥沢までの歩きで1時間でつく楽なコースだったので体力はあまり使いませんでした。人がとても多くて景色も綺麗でした。2日目は一番きついと聞いていたので気合いを入れて登りました。早朝の出発で、暗い中スムーズに準備できたことが良い点だと思いました。2日目のコースはこの日の宿泊地、五色ヶ原キャンプ場がずっと見えていたのに歩いても歩いても近づかないので精神的にも体力的にもつらかったです。3日目は休憩日と聞いていたので少しは楽かなと思っていたけど個人的には一番きついと感じました。気温も暑く足をつって心が折れそうでした。けど、小屋の肉うどんを食べると結構回復しました。4日目の登山では薬師岳の頂上まで行く日でした。4日目もとてもきついと覚悟していたけど標高を上げるにつれ、涼しくなり、景色がとても良く、案外疲れませんでした。天気に恵まれました。太郎平小屋で食べた太郎ラーメンは美味しかったです。5日目は基本的に下りだけで楽でした。バスに余裕を持って間に合って安心しました。帰りに寄った温泉がとても気持ち良かったです。」

《1日目、雷鳥沢野営場にて、立山を望む》

《2日目、浄土山付近にて、薬師岳を背景に》

《ザラ峠への下り。右は立山カルデラの崩落、正面は五色ヶ原》

《3日目。鳶山を越えて越中沢岳を目指す。正面には薬師岳、まだまだ遠い》

《3日目、越中沢岳山頂にて、背後は赤牛岳》

《4日目、薬師岳へ最後の登り、背後には北薬師岳からの稜線》

《4日目、薬師岳山頂、4日間歩き続けた目的地》

《4日目、炊飯の様子》

《5日目、下山完了》

 

 

【山岳部】令和6年度 北信越国民スポーツ大会運営補助ボランティア

 本校山岳部として、北信越国民スポーツ大会スポーツクライミング競技のボルダー競技運営補助を行いました。

 7月28日(日)に「Step BOULDERING」を会場として行われました。私たちの役割は、審判補助と判定用ビデオ撮影でした。生徒は慣れない競技に戸惑う部分もあったかと思いますが、頑張っていました。

 また、実力ある各県代表の選手の登りを近くで見ることができ、「やってみたい」との声もありました。

 

 以下、生徒の感想です。

 今回、初めてボルダリングの大会のボランティアをするにあたって事前に学校でどういう競技でどのようにして点数を決定するのかの方法を動画で確認したおかげでStep BOULDERINGでの競技役員補助の仕事であったビデオ判定用の録画のお手伝いや点数のタブレットによる記入などをある程度スムーズにできたました。その後の小松市民センターに移動して式典会場の設置作業や撤収作業をお手伝いをさせていただいて大きなミスもなく無事に終了することができてとても良かったです。今回の大会のお手伝いをさせていただいてボランティア精神というものが少しわかったと思います。

 

《外テント撤収のお手伝い》

【山岳部】令和6年度 第6回山行~立山 夏山大会プレ合宿~

 7月13日(土)~14日(日)の日程で立山にて1泊2日のテント泊登山を実施しました。

 1年生にとっては初めての高山、初めてのテント泊装備を背負う登山でした。日程は以下の通りです。

【1日目】立山室堂~雷鳥沢~剣御前小屋~劒沢(テント泊)

【2日目】劒沢~別山~真砂岳~大汝~雄山~一ノ越~立山室堂

 1日目は天気に恵まれ、コースタイムから遅れることなく行動することができました。2日目は、曇りのち雨の予報だったため、5時出発予定を4時出発予定に早めましたが、今までに比べ朝の準備と撤収がスムーズとなっており、3時40分には歩き始めることができました。生徒にとっては初めてのヘッドライトを使用しての歩行で良い経験となったと思います。その後も順調に進むことができ、7時30分には立山雄山、9時10分には立山室堂へ下山することができました。最後20分は雨に降られましたが、なんとか本格的に雨につかまえられることなく登山を終えることができました。

 忘れ物は少しあったものの、スムーズに行動できた点など2年生の成長を見ることができた登山でした。

 

 以下、部員の感想です。

 今回の登山での一つ目の反省点は準備不足だと思いました。夜ご飯は牛丼を作る予定で玉ねぎを切るので包丁とまな板を持って行かなくちゃいけなかったけど確認不足で部室に置きっぱなしで忘れてしまいました。今回は大丈夫でしたが夏山大会では、このようなミスは致命的なので今後、確認をしっかりと行なっていきます。二つ目の反省点は無くしたものが多いということです。まず出発前に計量カップとグランドシートの袋がどこにあるか分からなくなりました。これを探すのに1時間くらいかかりました。キャンプ場でも朝ペグが一本無くなりました。このようなことも夏山大会では致命的なので、どこに何を置いたかをしっかり把握しておくようにしていきます。体力的な問題はなかったと思うのでこれからも、引き続きトレーニングをしてもっと体力をつけていきます。

《出発前に、背後は立山、室堂にて》

《雷鳥坂の途中、初日1番の登り》

《劒沢にてテント設営中、大型テントのため、毎年同じような場所…》

《炊事中、牛丼だが水分が多すぎた・・・》

《劒沢から剱岳を望む、いつ見てもカッコイイ山だ》

《2日目、真砂岳の手前、今からあの雲に突入するところ》

《立山最高峰、大汝にて》

《最後に雪渓をいくつか通過する》

《下山後、雨に降られた姿・・・》

 

 

【山岳部】令和6年度 県高校総体

 5月30日(木)~6月1日(土)の日程で県高校総体登山大会が白山を会場に実施されました。

 結果は、4位と、昨年と同様となりました。

 1日目には、装備審査、テント設営審査、インスペクト(課題試験)が実施されました。2日目には、登山行動(雨のため南竜分岐(約2100m地点)までの実施となりました。3日目は閉会式と交流会となりました。交流会では、同じ登山隊として行動した全学校が参加し、二水高校山岳部さん企画のミニゲームと1区切り付く各学校3年生部員からメッセージが述べられました。山岳部に対する思いと1・2年生への温かい激励が印象的でした。

 全体としては、細かなミスが積み重なったり、準備不足の部分があったりと十分でない部分もありましたが、概ね 実力通りの結果となりました。

 今後は、引退する1名の3年生の分まで1・2年生に頑張ってほしいと思います。

 顧問としては、3年生と共に白山の山頂へ登ることができる最後のチャンスだったため、登山行動が悪天候のため途中までとなってしまったことは、やむを得ないとは思いますが、残念でした。

 

 以下、部員の感想です。

 5月30日から6月1日まで総体が開催されました。自分にとっては最後の登山になりました。今回も様々なミスをしましたがこれまで培った力を出しきれたと思います。石川県の山岳部でありながら白山の頂上に行けなかったことが心残りですがこの2年半楽しんで活動することができました。残った部員には色々な山に登り山岳部ならではの経験を積んでいってほしいです。また、今回の失敗を次の総体までには克服してより良い結果を目指してほしいです。今後の後輩たちの活躍に期待します。

 

《交流会にて》

《閉会式終了後、駐車場にて》

【山岳部】令和6年度 第5回山行~白山 黒ボコ岩周辺まで~

 今年度、県総体下見登山として、先週と同じパターンで、5月24日(金)に市ノ瀬でテント泊を行い、5月25日(土)に登山行動を実施しました。今回は、5月24日(金)に市ノ瀬~別当出合間の道路が冬季閉鎖から開通し、車で別当出合まで上がることができました。

 テント生活では、調理に使うガス缶が切れるなど、持物確認に課題がありましたが、登山活動は予定通り実施することができました。別当出合登山口から甚之助避難小屋までは、タイム計測を行い、その後、荷物を一部デポして軽い荷物で、黒ボコ岩(約2325m地点)までのルート偵察と雪上歩行訓練を実施しました。途中、翠星高校山岳部さんと合流し、一緒にトラバース箇所の通過などを行いました(翠星高校山岳部のみなさん、ありがとうございました!)。先週の登山で練習したトラバースの雪上歩行が役に立つ形となりました。また、天気に恵まれ、気持ちの良い登山となりました。

 そして、すれ違う多くの登山者の方々から、総体のことや今回の登山のことなど多くのお声をかけていただき、大会に向けた生徒の励みになったのではないかと思います。感謝申し上げます。

《黒ボコ岩上の弥陀ヶ原入口にて、生徒撮影》

《フィックスロープを張ったトラバース通過の様子》

《別当覗付近にて。ニリンソウが相変わらずきれいに咲いていました。》

【山岳部】令和6年度 第4回山行~白山~

 総体前トレーニングとして、5月17日(金)~18日(土)の1泊2日で白山の甚之助避難小屋まで往復しました。

 中間試験が終了した午後にそのまま学校を出発し、市ノ瀬野営場にてテント泊を行いました。次の日に、砂防新道にて甚之助避難小屋まで登り、登山道付近の特徴的な地形の確認と甚之助避難小屋周辺で、キックステップやフィックスロープの通過など雪上歩行に必要と思われる技術のトレーニングを実施しました。

 天気に恵まれ、残雪期の楽しい登山を満喫していたと思います。

《フィックスロープの通過》

《グリセード(雪面を両足とピッケルで制動を書けながら下る技術)で遊ぶ部員》

《甚之助避難小屋前にて、御舎利山・別山を背景に》

《甚之助避難小屋下にて》

《サンカヨウ、中飯場上部》

【山岳部】令和6年度 第3回山行~富士写ヶ岳~

 本年度第3回登山として、加賀市の富士写ヶ岳(942m)へ登りました。枯淵登山口から登り、我谷登山口へ下山するコースをとりました。本来は奥獅子吼山でタイムアタックの予定でしたが、先週の熊出没を受けて行き先が変更となりました。また、対策として熊撃退スプレーを持参しました。

 急な登り下りが長く続く山でしたが、1年生は少し苦労する様子が見られましたが、2・3年生は安定して歩くことができていました。

 以下、部員の感想です。

 

 今回の登山は曇りの天気で暑すぎず活動しやすかったと感じています。パーティーとして良かったところは、コースタイムより早く進めたこと、15kgを重いと感じなかったことの2点です。全体的に余裕があったように思えます。今回は登りで疲れないように歩幅を小さくし、早すぎないペースで歩くことを心掛け、下りのときのは滑らないように地面に対して垂直に足をつけることを意識しました。忘れ物がいくつかあったことは反省するべき点でした。富士写ヶ岳山頂では風が吹き荒れており、景色は楽しめませんでしたが、学校への帰りの途中で寄って食べたソフトクリームとジェラートが美味しかったので満足です。

 

《登山口は急な登りから始まる》

《急な登りで先を見る余裕はあまりない様子》

《山頂にて。遠くに白山がなんとか見えました。》

《下山は少し雨に降られ、レインウエアを着用》

《下山後のお楽しみ。毎回あるわけではありませんが…。》

【山岳部】令和6年度 第2回山行(新歓登山)~後高山~

 4月17日(水)に本校山岳部は2名の新入部員を迎えることができました。今回は、新入生の登山体験ということで、本校山岳部にとって”ホームマウンテン”とも言える奥獅子吼山のコースの一部を使用し、パーク獅子吼からスカイ獅子吼まで登る登山を実施しました。その後、学校へ戻り、遅めの昼食として、炊事(カレーを作って食べる)を行いました。

 新しいメンバーを迎えての登山となり、隊列の先頭を務めた部員がペース配分に苦労する場面も見られましたが、全体としては予定時間通りに歩くことができました。

 

 以下、部員の感想です。

 今日は新人歓迎登山をしました。新しく入ってきた1年生に山岳部の登山を知ってもらうための軽めの登山です。新入りが新人じゃなかったので特に問題なく歩けていました。登っている間、1年生と会話をして仲を深めることができました(ほとんどゲームと昔のテレビの話題でしたが)。山頂についたら写真を撮りました。今後もこのメンバーで登山することが楽しみになりました。

《スカイ獅子吼にて》

《この山を代表する花?であるカタクリも見ることができました。》

《下山の様子》

《やっと食べられたカレー、ご飯に課題あり》

【山岳部】令和6年度 第1回山行~菅倉山~

 本年度1回目の登山を、加賀市の菅倉山(924m)で実施しました。

 多少の倒木などはありましたが、短い急な登りや平で歩きやすい箇所など、変化に富む登山道で飽きることなく歩くことができました。また、標高を上げるに従って、徐々に加賀市の平野を見渡すことができるようになっていった点も楽しめました。そして、トクワカソウが多く咲いており、登山道を彩ってくれていました。

 生徒たちは、荷物の重さに多少苦労する様子を見せつつも、しっかりと歩くことができていました。

 以下、参加生徒の感想です。

今回の登山は天気が晴れだったので良かったと感じています。パーティーとして良かったところは、コースタイム通りに進むことができたこと、15kgを重いと感じなかったこと、気温が熱くなることで起こる熱中症の対策もできたこと、の3点です。改善点は、登山口を探すのに時間がかかり、事前調査が不足していたこと、自分も含め下山で滑って転倒する部員がいたこと、の2点でした。今回は下山のとき滑らないように地面に対して垂直に足をつけることや、花の名前を学びました。また、頂上から見える白山も雪がかかっていて綺麗でした。

《苦労して発見した登山口》

《トクワカソウ?》

《山頂にて、白山をバックに》

 

 

【山岳部】春合宿 ~蓮如山・鷹落山・動山~

 3月26日(火)~27日(水)にかけて春合宿として、石川県小松市の動山を中心として以下の日程にて登山活動を実施しました。

○3月26日(火) STARRY SKYキャンプ場にてテント泊

○3月27日(水) キャンプ場をスタートして、蓮如山(328m)・鷹落山(494m)・動山(604m)を周回

 

 3月26日(火)は、天気に恵まれず雨の中レインウエアを着用し、テント設営・バーベキューとなりました。生徒にとって雨・風の中でのテント設営は初めての体験で、風の対策なども経験することができたと思います。

 3月27日(水)の登山行動は、低山とはいえロングコースをテント泊装備を背負って歩くため、体力が求められる山行となりました。歩行が安定しない場面もみられたものの全員が無事歩き切ることができました。

 

以下、生徒の感想となります。

 9月の新人戦以来のテント泊でした。

 初日はテントの立て方を忘れている人が半数以上おり、防寒対策が甘い者もいたため苦労しました。しかし、26日で一番大事と考えていたバーベーキューを無事にすることができてよかったと感じています。
 2日目は雨は上がっていたものの設営同様、テントの撤収にも手順忘れやミスなどにより、苦労しました。出発が遅れたため、最初のピークである蓮如山に1時間遅れで到着してしまい、帰りに温泉に入る時間があるかあやしくなってしまいました。しかし、ペースを登りと下りでは落とし、平らなとこではなるべく上げたお陰で動山に予定より2分早くつくことができ、当初の遅れを取り戻すことができました。
 技術面では登るときに足を踏み外して転倒しているものが多く見られたのでしっかりと重心を山側に置くことを意識して登っていきたいと感じました。(部員N)

《バーベキュー、銀色のアルミホイルは玉ねぎ、部員撮影》

《デザートのマシュマロ、焼いて、または、ビスケットに挟んで食す、部員撮影》

《動山山頂にて、天気は最高だった》

《下山、スタート地点のキャンプ場にて、疲れ切った様子》

【山岳部】鶴来オリエンテーリング

 オフシーズンの活動として、パーマネントコースを利用させていただき、鶴来町でオリエンテーリングを実施しました。地図を読むこと、コンパスの使い方を理解することが目的です。

 短い距離でしたが、普段じっくり地図を読む機会が少ない部員たちにとっては決して簡単ではない活動だったようで、ルートミスやコントロール(チェックポイント)の見逃しなどがありつつも、相談しながらなんとかすべてのコントロールを見つけることができていました。終りの方には、「こっちのルートの方が早いけど、分岐が多くて迷いやすい。少し遠いけど、大きな道沿いに進む方が確実」といったような合理的な判断も少し見られ、成長を感じることができました。

 終了後の振り返りで部員からは、「ルートミスを防ぐ方法を考えなければならないこと、コントロールの横を通りながらも見落とすことがあったので周りをよく見ながら進むことが大切であること」が反省点として出されました。今回、最後まで実施できた部活としては初めてのオリエンテーリングでしたが、地図の読図技術のトレーニングとしてよい経験となりました。

《地図を見ながら次のコントロールまでの道を相談中》

《白山比咩神社駐車場にて大判焼休憩。部員撮影》

【山岳部】第41回 野々市じょんからの里 マラソン大会

 10月22日(日)に明倫高校周辺で行われた第41回野々市じょんからの里マラソン大会へ参加しました。

 日頃、ランニングがトレーニングの山岳部にとって、練習の成果を試すに良い機会となりました。出走した6名は、関門にかかりリタイアすることもなく初めての10kmで完走することができました。普段よりも頑張る姿を見せてくれたと思います。また、残念ながらスタート前に棄権した生徒も、タイム計測などサポートをしてくれました。そして、1年生が1名、29歳以下陸連未登録の部で4位入賞となりました。

 今回の経験が、今後のランニングによるトレーニングの質を向上の助けとなってくれればと思います。

【山岳部】令和5年度 第11回登山活動 ~大長山・赤兎山~

 10月14日(土)に、10月の登山活動として、福井県勝山市北谷町小原の登山口から、大長山(1671m)・赤兎山(1629m)へ登りました。本来は、天候次第で白山テント泊の予定でしたが、先週の初冠雪を受け行き先を変更した登山でした。紅葉にはまだ早いかなという予想でしたが、山頂付近は程よく紅葉しており、白山もくっきり見え、すばらしい景色を見ることができました。

 部員たちは、久しぶりのメンイザックで15kg以上を背負っての登山ということもあり、苦労している様子が見えましたが、最後までしっかりと歩き通していました。

 

 ~ 今回登山担当部員の感想 ~

 登りは、悪くないペースだったが、想定よりは時間がかかったため体力の不足を感じました。下りについても転倒などした部員もおり、安定した足運びがまだまだできていない現状です。今後、総体へ向けて改善していきたいと思います。

《大長山山頂にて》

《赤兎山山頂にて》

 

【山岳部】令和5年度県新人大会

 9月14日(木)~16日(土)に県新人大会が、国立立山少年自然の家、立山を会場に行われました。

 初日は、国立立山少年自然の家で、テント設営・筆記試験・炊事などの各種審査が行われ、そのままテント泊にて就寝となりました。

 2日目は、立山黒部アルペンルートを利用して室堂まで上がり、そこから登山行動開始となりました。一の越、雄山、大汝、富士の折立を経由し、大走りにて雷鳥沢へ下り、そこから室堂まで登り返すという周回ルートの登山でした。この日は主に体力・歩行・読図・記録書などの審査が行われました。歩き始めは小雨でしたが、次第に晴れてきて、室堂へ帰るころには曇り空となっていました。夜は、国立立山少年自然の家で、小松工業高校さん企画による交流会が行われ、楽しそうに活動する様子が見られました。この日は、屋内泊でした。

 3日目には、結果発表と閉会式が行われました。

 結果は、男子団体3位となりましたが、当日の朝早く駆け込みで特訓したテント設営はうまく行きましたが、筆記試験や記録書などで大きなミスがあり、今後の課題となりました。

 部員達には、この大会で感じた気持ちや次の大会への思いを忘れず、冬の間のトレーニングに励んで欲しいと思います。

《テント設営審査》

《雷鳥沢手前にて》

《登山行動終了後、室堂にて》

《最終日、閉会式終了後、賞状とともに。晴れて入れば、背後に立山が見えたはずだが…》

 

【山岳部】令和5年度 第10回登山活動 ~白山・別山~

 9月10日(日)に新人大会前最後の登山として、白山別山へ登りました。

 本部活としては、体力的にチャレンジの登山となりました。天気に恵まれましたが、気温も高くより体力の求められる状況でした。

 生徒は淡々と歩けていましたが、顧問の不調もありチブリ尾根避難小屋を過ぎた約2070mで引き返すこととなりました。しかし、7時間程度の行動時間となり、大会前の練習としては十分な時間をとることができました。

 

【山岳部】令和5年度 第9回登山活動 ~白山・御前峰~

 9月3日(日)に日帰りで白山・御前峰(2702m)へ登りました。

 山岳部としては、2年ぶりの白山山頂となりました。少し雲はあったものの登山日和となりました。長時間行動となったため、生徒たちは苦しみつつも、所々楽しむ様子が見られました。

 登り・下りともまだまだスムーズにいかない部分もあり、体力の向上も含めて今後の課題が見えました。

 今週は別山、来週は県新人大会で立山へ登る予定です。しばらく長時間の登山が続きますが、大会へ向けた練習を通してより一層成長してほしいと思っています。

 また、新人大会後は、10月22日(日)に野々市じょんからの里マラソンに参加する予定です。

【五葉坂の途中から弥陀ヶ原を振り返る】

【山頂にて】

【山頂から室堂への下山途中】

【山岳部】令和5年度夏山大会

 本年度、夏山大会として北アルプスの奥穂高岳・北穂高岳にて3泊4日の予定で登山を実施しました。

 2週間前の立山に続き、高山での登山となりました。今回は1名あたりの荷物も増え、体力が求められる登山となりました。結果的には、トラブルもあり3日目に下山することとなりました。天気には恵まれ、アルプスの景色も素晴らしく、その点は楽しむことができたと思いますが、生徒にとっては体調管理を含め事前準備の大切さを改めて認識する機会となったのではと思います。

 行程は次の通りです。

 《1日目》上高地バスターミナル~明神~徳澤~横尾

 《2日目》横尾~涸沢~穂高岳山荘~奥穂高山頂~穂高岳山荘

 《3日目》穂高岳山荘~涸沢~横尾~上高地

《1日目:本谷橋のつり橋を渡る》

《2日目:涸沢直前の斜面を登る。奥には、穂高岳と涸沢岳が見えてきた。》

《2日目:奥穂高岳山頂にて、景色は残念ながら限定的でした。》

《3日目:常念岳の向こうから朝日が昇る。》

 

 

 

 

 

 

 

 

【山岳部】令和5年度 第8回登山活動 ~立山・夏山大会プレ合宿~

 7月16日(日)~17日(月・祝)の日程で富山県の立山でテント泊登山を実施しました。

 天候不順などにより久しぶりの登山となりましたが、1日目は雲や小雨などがあったものの、2日目は快晴となり、比較的天気に恵まれました。3年生が引退してから初めてのテント泊ということで、顧問としては不安もありましたが、生徒が頑張ってくれて概ね予定通り歩き切ることができました。炊事についても、本部活初めてとなるメニュー、牛丼を選択し、少し水分が多かったものの概ね美味しくできていました。

 特に天気に恵まれた2日目の立山は、非常に美しく、部員たちも時折、声を上げていました。2週間後の夏山大会へ向けてよい経験となったと思います。

≪立山への稜線≫

≪雄山直下にて≫

≪下山後、立山室堂にて≫

【山岳部】令和5年度県総体登山大会

 6月1日(木)~6月3日(土)の日程で、本年度県総体登山大会が白山を会場に実施されました。

 本来登山行動予定日だった6月2日(金)が雨のため登山活動ができない状況であったため、6月3日(土)に登山活動を延期し、実施されました。

 3年生にとっては最後の大会となり、これまでの成果を十分に発揮してくれたと思います。結果は4位でしたが、部員はやり切った表情を見せてくれました。

 今後は、受験生として進路実現のため頑張って欲しいと思います。

【山岳部】令和5度第6回登山活動 ~白山・砂防新道・南竜分岐周辺まで~

 5月26日(金)の授業終了後から5月27日(土)にかけて、市ノ瀬野営場テント泊にて総体へ向けての練習登山を行いました。

 天気に恵まれ、暑すぎず快適な登山となりました。今回は、2・3年生4人の大会に出場するパーティーと1年生4人の2チームに分かれて、甚之助避難小屋までは登山を実施し、2・3年生のパーティーはタイム計測を実施しました。1年生のパーティーは、今回は引率として参加していただいた副校長先生に付き添っていただきました。

 南竜分岐周辺では、キックステップなど雪上歩行練習を行いました。

 

以下、部員の感想です。

 今回の白山登山では総体に向けてタイムレースの予行を行った、記録は1時間21分だったので本番では1時間10分切りを目指す。植生は主にニリンソウ、サンカヨウが見られた。筆記試験にも出題されるので他の植生含めて覚えておきたい。読図地点も一通り下見することができた、きっとなんとかなる。荷物の重さ配分について考えることができたので、本番に活かしたい。

◆サンカヨウとニリンソウ(別当覗にて)

◆タイム計測終了地点にて(甚之助避難小屋)

◆南竜分岐上部の平坦面にて

 

【山岳部】令和5度第5回登山活動 ~白山・砂防新道・甚之助避難小屋まで~

 5月19日(金)試験終了後~20日(土)にかけて、市ノ瀬テント泊にて、総体の練習として白山の甚之助避難小屋まで登りました。

 本年度最初のテント泊であり、参加した1年生にとっては初のテント泊となりました。2・3年生を中心にテント設営、炊事などを順調にこなしてくれましたが、朝の行動が遅れた点は課題として残りました。

 登山行動自体は、大会に向け読図の練習をメインに、一部残雪の上を歩く可能性があるので甚之助避難小屋周辺の緩斜面で雪上歩行訓練を行いました。雪上歩行の練習(キックステップ)、フィックスロープを使用した歩行練習、使う予定はありませんが、一般的知識としてのピッケルの使い方の説明・体験を行いました。

 

 以下部員の感想です。

 今回は今年初の泊まり登山でした。夕食は自分達で炊事して作ったご飯と鶏野菜みそでした。味は良く今回も炊事が上手くいって良かったです。また、甚之助小屋での雪上歩行練習は少し苦戦したけれど楽しいものでした。一方で朝起きてからの行動が遅かったことや別当出合が通行止めだったことなどの理由から少し帰りが遅くなってしまいました。次回はもう少しテキパキ行動できたらいいなと思いました。

 

○甚之助避難小屋にて、雲海をバックに

○キックステップの練習

○甚之助避難小屋までは、一部を除き雪はほとんどない

 

【山岳部】令和5度第4回登山活動 ~奥獅子吼山~

 ゴールデンウイークの最終日、5月7日(日)に県総体へ向けての体力強化登山として、白山市の奥獅子吼山(928m)へ登りました。

 奥獅子吼山自体は、本校山岳部としては登り慣れている山でしたが、久しぶりの雨の中の登山で、特に1年生を中心に苦労している様子が見られました。一方、気温はちょうどよく登りやすいものでした。また、雨の中だったため、楽しみにしていたカタクリの花を見ることができなかったことが残念でした。

 以下、今回の登山担当部員の感想です。

 今回の登山は奥獅子吼山で、1年生にとっては初めて山頂まで登り、2,3年生は登山口から月惜峠までのタイムアタックを行いました。自分のタイムレースの結果は38分ほどで去年よりも2分かかってしまいました。1年生の様子は登りは良かったが、下りに少し時間がかかってしまっていました。下りに慣れるには経験を積むしかないので、これからもどんどん登山をして、いろんな経験をして成長していってほしいです。最後に、奥獅子吼山の山頂は霧がかかっており、何も見えませんでした。

 

【山岳部】令和5年度 第3回登山活動 ~富士写ヶ岳・小倉谷山・火燈山~

 4月29日(土)に、加賀市の富士写ヶ岳(942m)・小倉谷山(910m)・火燈山(803m)を日帰り縦走しました。

 予報に反して天気に恵まれ、期待していたシャクナゲの花もそれなりに楽しむことができました。日差しが強く気温も高かったものの、風があり稜線上では春らしい快適な登山を楽しむことができました。

 以下、今回登山担当部員の感想です。

 今回、2年ぶりに富士写ヶ岳に登りました。前回と違って、不安だった雨の気配はどこにもなく、晴れて見晴らしの良い天気でした。コースは急坂が多く、荷物の重さもあって辛く感じました。頂上付近では有名なシャクナゲが咲いていて綺麗でした。下山では2つのピークを越えましたが、1つ目の小倉谷山は急坂が多く、かなり辛いものでした。2つ目の火燈山までの道は直射日光も多く暑さにバテました。次回は、今回の反省を活かし、暑さに少しでも慣れて、対策をして臨みたいです。

◆富士写ヶ岳山頂

◆富士写ヶ岳~小倉谷山までの間はシャクナゲが多く咲いていました。

◆雰囲気の良い森を歩く

◆小倉谷山にて

◆火燈山にて

 

 

 

 

【山岳部】令和5年度 第2回登山活動 ~後高山・新歓登山~

 4月22日(土)に、後高山(649m、スカイ獅子吼)まで、登山道を往復しました。

 今回は新入生歓迎登山ということで、片道2時間程度の短い登山となりました。今回新たに8名の1年生が加わり、顧問が知る限り最大の人数となっています。時間が短かったこともあり、全員問題なく歩くことができていたと思います。

 山頂付近からは、少しかすんでいたものの手取川扇状地がきれいに見えました。

【山岳部】令和5年度 第1回登山活動 ~大倉岳~ と 部活動勧誘案内

 4月9日(日)に、本年度第1回登山活動として、小松市の大倉岳(650m)へ登りました。

 前日とは変わって良い天気に恵まれましたが、前日に降った霰が登山道の脇やスキー場の斜面に薄く積もっており、4月とは思えない景色を見ることができました。今回は年度最初の登山ということもあり、軽めの登山となりました。

 3月末の動山では、それなりに花を見ることができましたが、大倉岳周辺はまだ限定的な咲き具合でした。

 なお、山岳部でも部員を募集しています。2・3年生の部員は全員高校から山岳部に入った生徒ばかりですので経験がなくても大丈夫です。アウトドアでの運動が好きな方、運動能力に自信がないけど運動したい方、たまに非日常の活動をしたい方など、一定の体力があり、しっかり歩くことができる方ならできる活動ばかりですので、興味のある1年生(2年生も歓迎です)は是非、活動紹介を聞きに来てください。4月12日(水)の放課後から4月14日(金)の放課後まで、5南学習室にて部員による活動説明を行っています。

◆スキー場斜面

◆ツツジ

【山岳部】本年度第15回登山活動 ~動山~

 3月29日(水)に小松市大杉町の動山(ゆるぎやま、604m)へ本年度最後の部活動として登りました。

 前回の第14回登山活動と違い天気に恵まれ、気温も寒すぎず、暑すぎずで快適な登山となりました。多少険しい地形や落ち葉で滑りやすい箇所などありましたが、部員たちは苦労する様子もなく歩いていたように思います。

 また、山頂からは、加賀市や小松市の市街を見渡す展望を楽しむこともできました。そして、登山道には、少しですが、イワウチワやスミレ、タムシバ、山桜などの花を見ることができ、春の様子を感じることもできました。

 

◆斜面をトラバース中

◆タムシバ

◆山頂にて

【山岳部】本年度第14回登山活動 ~三童子山・鞍掛山~

 3月18日(土)に三童子山(493m)・鞍掛山(478m)に登りました。

 雨の中の登山でしたが、三童子山を経て鞍掛山へ近づくにつれ、雨が弱くなり、霧に覆われた周囲が徐々に晴れてくる様子は幻想的でした。本校山岳部にとっては登り慣れた山でしたが、雨の中で普段とは違った登山を経験することができました。

 今回のルートは、鞍掛山第一駐車場よりスタートし、車道と林道を経て三童子山登山口より、三童子山に登り「鞍掛山参道山スカイライン」を経て、鞍掛山に縦走するものでした。

◆展望岩にて

◆鞍掛山山頂にて

【山岳部】本年度第12回登山活動 ~銀杏峰~

 11月12日(土)に銀杏峰(福井県大野市 1441m)に登りました。

 紅葉を求めての登山でしたが、時期が少し遅く登山口周辺が見ごろでした。山頂付近は落葉していて、冬の気配を濃く感じました。天気にも恵まれ、生徒たちは変化に富むルートを歩くことができ、よい経験になったと思います。

 銀杏峰は地元の方によりルート整備されている山で、夏の暑い時期を除き、秋~春まで福井県・石川県の人が多く登る山です。しかし、標高差は1000m弱とそれなりに登りごたえのある山で、急な登り下り・大野盆地の眺望・白山や荒島岳の眺望など登山の魅力がコンパクトにまとまっている楽しい山でした。今回は。名松新道を登り、小葉谷コースを下山する周回ルートをとりました。

前山(1150m)にて、荒島岳・白山を背景に

山頂にて。背景は部子山。

駐車場へ戻る車道にて①

駐車場へ戻る車道にて②

【山岳部】テント泊練習

 11月4日(金)~5日(土)に、志賀町の大島キャンプ場にて、テント泊の練習を行いました。

 この活動は、あまり登山活動に参加できない部員とともに、テント泊をしたいという部員の希望から始まりました。

 初日がメインの活動で、能登半島の海沿いを10kmランニングし、キャンプ場到着後、テント設営練習を行いました。その後、普段使うことのない緊急装備の1つであるツェルトの設営練習を行いました。そして、薪割、焚火、炊事と普段なかなか練習できない活動を行いました。数回失敗してきた炊飯もうまくいき、炊事能力の成長も見ることができました。

 天気にも恵まれ、寒くはあったものの生徒にとっては良い経験となったのではないかと思います。

○初めて設営したツェルト

○焚火で暖を取りながらの朝食準備風景

【山岳部】第40回野々市じょんからの里マラソン大会へ参加しました。

 10月16日(日)に開催されました「第40回野々市じょんからの里マラソン大会」の10kmの部に、部活動として参加しました。

 出走は、顧問1名を合わせて4名で、全員が日ごろのランニングの成果を発揮でき、(おそらく)過去最も早いタイムでゴールすることができました。それぞれが疲れながらも達成感を味わってくれたことと思います。「ナイスラン!」な頑張る姿を見せてくれました。また、ケガ等のため残念ながら出走できなかった2名の部員も応援や写真撮影、飲み物の運搬などサポート面で頑張ってくれました。

 最後になりましたが、貴重な機会を与えていただいた、大会主催者の方々やスタッフの方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。

【山岳部】令和4年度石川県高等学校新人体育大会登山大会

 9月15日(木)~9月17日(土)にかけて行われた令和4年度石川県高等学校新人体育大会登山大会に参加しました。

 今回は3年ぶりに、宿泊での実施となり、富山県の国立立山青少年自然の家に宿泊し、周辺の来拝山(899m)・大辻山(1361m)にて登山行動が行われました。登山行動日の第2日は、朝は快晴に近い晴れでしたが、だんだん雲が出てきて大辻山山頂から見えるはずの立山が見えなかったのは残念でした。

 本校山岳部は、部員の準備・当日の頑張りもあり、結果は男子団体3位となりました。大会の全日程を通してしっかりと取り組むことができていたと思います。一方で、装備品の不備や計画書の不備、行動記録の不足、他校との体力差など課題も多く見つかりました。来年度の総体へ向け、よりレベルアップできるよう取り組んでいきたいと思います。

 また、新人大会閉会式に合わせて、夏山大会の表彰も実施され、優秀校に表彰されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1日目:テント設営審査

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2日目:大辻山山頂にて(先行した顧問撮影)

3日目:閉会式終了後、うっすらと写る立山を背景に。

【山岳部】令和4年度石川県高等学校夏山登山大会

 7月30日(土)~8月2日(火)の日程で、今年度、夏山大会へ参加してきました。

 本校は、「縦走スタイル登山における総合力を養う」ことを目標に、3泊4日で槍ヶ岳へ登りました。

 コースは次の通りです。

 《1日目》新穂高温泉 → 槍平小屋テント場宿泊

 《2日目》槍平小屋 → 千丈乗越分岐 → 飛騨乗越 → 槍ヶ岳 → 槍ヶ岳山荘テント場宿泊

 《3日目》槍ヶ岳山荘 → 樅沢岳 → 双六小屋テント場宿泊 (西鎌尾根縦走)

 《4日目》双六小屋 → 弓折分岐 → 鏡平小屋 → わさび平小屋 → 新穂高温泉

 重い荷物を背負っての総距離約38kmと体力が必要な登山となりましたが、頑張り切ってくれました!

 初日を除き行動中は天気に恵まれ、景色を楽しむことができました。重い荷物に苦労している面もみられましたが、ところどころ景色を楽しみ、小屋で購入した食事などを楽しんでいました。

〈1日目〉滝谷の川を渡る

〈2日目〉槍ヶ岳の穂先への登頂を前にカレーでエネルギーを補給する

〈2日目〉無事登頂、槍ヶ岳山頂にて

〈3日目〉朝、快晴、夜明け直前

〈3日目〉朝、これから歩く西鎌尾根を望む

〈3日目〉西鎌尾根を歩く(青いザックが生徒4名+顧問1名)

〈3日目〉西鎌尾根を歩き切る直前より、今日歩いてきた尾根を振り返る。槍ヶ岳が遠くに見える。

〈4日目〉最後の森林限界上の尾根を歩く。景色は見納め。左奥には、乗鞍岳。

〈4日目〉鏡平小屋でかき氷を食べた後、鏡池で逆さ槍とともに。最終日、疲れ気味の顔だが・・・。

 

夏山大会事前合宿

 7月30日(土)~8月2日(火)の夏山大会の事前合宿として、立山で7月23日(土)~24日(日)の1泊2日登山を行いました。

 はじめてのテント泊登山、また、高地での長めの登山行動ということで、苦しくつらい部分もありましたが、部員たちは頑張り切ってくれました。

 初日は雨で景色が見えませんでしたが、夕飯時から次第に晴れ、2日目は快晴となりました。雄大な景色に、部員たちは感動していました。

令和3年度 県新人大会(山岳部)

 9月16日(木)~17日(金)の2日間、白山青年の家、奥獅子吼山にて新人大会が行われました。

 まん延防止等重点措置の影響で部活動が制限される中、短い準備期間でしたが、部員たちは準備・練習の成果を発揮し、頑張っていました。結果、男子団体3位入賞をいただきました。

 顧問としては、部員たちが引退した3年生から「頑張れ」と告げられていたテント設営審査で、ミスなく、手際よくきれいにできていたことをうれしく感じました。

【大会内容】

〇9月16日:装備審査・テント設営審査・インスペクション(自然観察・救急・気象・天気図の知識を問う筆記試験)  

〇9月17日:登山行動(白山青年の家から御堂山) ※本来、奥獅子吼山までの往復を予定していましたが、蜂の目撃情報が多く、ルートが短縮されました。

 

6/5の総体2日目(山岳部)

 6月5日(土)に総体2日目として、奥獅子吼山で登山行動を行いました。

 樹木公園から登り、山頂を経由してパーク獅子吼へ下山するコースで行われました。

 この日の審査項目は、体力・歩行技術・読図(地図読み)・行動記録書です。どの項目においても、おおむね練習通り、または練習以上の結果を出すことができ、生徒たちの頑張りを見ることができました。総合の順位は4位となりました。

総体1日目(山岳部)

 今日は、装備品審査(持ち物検査)テント設営審査、インスペクト(知識を問うペーパーテスト)が行われました。

 事前準備と練習の成果を活かし、頑張って取り組んでいました。

 登山行動(奥獅子吼山)は、6/4の予定でしたが、悪天のため、6/5に延期となりました。

テント審査中

【山岳部】部員募集!

 山岳部は、登山活動を通じて、低山から高山まで様々なフィールドで活動し、植物や雄大な景色、ダイナミックな地形などの中で自然を満喫できる部活です。単に山に登って帰ってくるだけでなく、テントでの宿泊や食事作りなどの活動も行います。自分の足で山を歩き、つらさも味わいながら山頂に立った時の達成感は素晴らしく、下山後の温泉も楽しみの1つです。

 


 

 登山活動は、冬を除き、月1~2回(総体前の5月を除く)で、夏には日本アルプス(飛騨山脈や赤石山脈)で合宿も行います。冬にはスキー実習もあります。
 平日は、校内や学校近くの公園にてトレーニング(ランニング・筋トレ)や登山準備(登山のプランニングや道具の準備)を行っています。
 県総体では、北信越大会出場を目標に日々活動しています。

 是非、一緒に山に登ってみませんか?

○活動拠点:視聴覚研究室

○活動日:平日4日
     登山がある場合は、土日どちらか、宿泊を伴う場合は、土日両日
     (登山がない場合は、基本的にお休み)