演劇科日誌

ミニ発表会に向けて邁進中!(2024.2.13)

 2月13日(火)1限目から4限目。1年生の演劇表現Ⅰの授業です。火曜日は2限目から講師の先生の授業があるので、1限目は途中で終わっている「学園天国」の振付を完成させることを目標に頑張りました。振付は無事に終了しました。創作活動や振付確認の通し(無音ですが)は下のURLからご覧できます。

 2限目は富山県から指導に来てくれている北山先生のご指導です。個別に演技指導をしていただき、順番を待っている間、図書室や語学教室でセリフ練習などを行い、指導に備えました。時には優しく、時には厳しく指導される中で「『準備』とは何か」「『動く』とは何か」を学んだ面々でした。個別指導の様子なども一部ではありますが、下のURLからご覧になれます。

  

<授業動画>

https://youtu.be/mz58piviMRo

演劇科15期生、定期公演に向けて発進…の前に⁉(2024.2.16)

 2月16日(金)2限目から4限目。2年生の演劇表現Ⅱの授業です。今日は最初にポスターのイメージ写真の撮影を15期生全員で行いました。女子はモデル(手のみですが…)を担当し、男子は照明をしてくれました。そして、15期生の生徒がポスターの原案を担当してくれます。どんなポスターになるのか楽しみにしていてください。本校の定期公演はいつも6月に実施していましたが、今回の震災で会場の能登演劇堂が被災してしまったため、12月に延期することとなりました。まだ詳細な日程は決まっておりませんが、決まり次第お知らせしたいと思っています。

 定期公演までまだまだ時間があります。この学年は1年生の時から舞台に立っています。1年次には2回、2年次には3回。定期公演までにこんなに舞台経験ができる学年はそうはいません。そこで、定期公演までにもうひと作品に挑戦しようと考えました。今は、どんな作品をするか決まっていませんが、今日はその中の候補作品の読み合わせをしました。ほぼ初見での読み合わせなのに、一人ひとりがこの読み合わせを楽しむかのように演じていたのが印象的でした。最初の読み合わせでこんなに上手くできたのは、本当に驚くべきことです。これまでの15期生の成長が垣間見られた瞬間でした。

本日は二本立てです!(2024.2.19)

 2月19日(月)1・2限目は、1年生のモダンダンスⅠの授業で、5・6限目は、2年生の狂言Ⅰの授業です。今日は二本立ての演劇科日誌です(^^♪

 今日の1年生のダンスには、演劇表現を担当されている北山先生に急遽来ていただき、ミニ発表で披露する全体ダンス作品のもう一つの作品の振りを完成させました。発表の場所が変わったことで、色々変更することもありました。写真は男の子の肩に座るリフトを急遽膝の上に乗るものに変えているところです。

  

  そして、午後は2年生の狂言Ⅰ。本当にこの2年生は「やるべきこと」が多い学年です。以前の演劇科日誌でお知らせした通り、来月ミニ発表を実施することとなっています。本当に狂言は難しいのです。所作もそうですが、狂言独特の発声や言い回しが本当に難しく、能村先生が「いや、違う。こうするんや。」とお手本を示してくれるのですが、私たちからすると「どこがどう違うんだぁ⁉」と混乱してしまいます。でも、能村先生はほんの些細な違いでも指摘されます。御年83歳。本当に素晴らしい先生です。「狂言」を本当に愛しておられ、狂言の楽しさを小学生から高校生に丁寧に教えていただける先生です。

特別授業が始まりました!!(2024.6.8)

新学期に入って2か月が過ぎました。久々の「演劇科日誌」の投稿です。

今回は、本日から始まりました、「無名塾特別授業」の様子をお伝えします。

 講師は仲代達也氏が主宰する「無名塾」の塾員である進藤健太郎さんと円地晶子さんです。とても熱く、そしてとても優しくそして、ちゃんと生徒たちのことを見守ってくれています。ただ、演技指導ではなく、生徒たちの人間性や成長を重きに置き、指導してくれる頼もしいお二人です。

 初日の今日は、全学年が同じ課題に取り組みました。今回最初の課題は、同じセリフを3つのシチュエーションで言うものです。シチュエーションの3つは、生徒たちは事前に選ぶことはできません。その場で、円地さんがシチュエーションを決めて行います。つまりどんなシチュエーションで指名されるのか分からないのです。生徒たちはドキドキしながらその時を待ちます。指名されると臆することなく前に進み出て演技をします。あるのはシチュエーションだけ、小道具も舞台措置もないなかでキャラクターの心情を表すような動きやセリフにしなければなりません。写真は2年生の様子です。さすがに、2年生とものなると、そのシチュエーションに合わせセリフを使い分ける人が多くなってきました。昨年度の3月に実施したミニ発表会の成果が出ているのでしょうか(^_^)

 

無名塾特別授業2日目・最終日のご報告です。

 今回は無名塾さんの特別授業2日目、3日目の様子です。初日は三学年とも同じ課題に取り組みました。2日目は2・3年生が同じ課題に取り組みました。男女ペアでのエチュードに挑戦しました。エチュードの台本は進藤健太郎さんが考えてきてくれます。今回のエチュードは男女の鬼気迫る台詞の掛け合いが見所ですが、そんな中ででてくる「キュン」とくる台詞に、クラスメイトの演技を見守る女子生徒からため息が聞こえてきました(*^_^*)

 1年生の2日目は、一人台詞に取組みました。それはクラスにもう一人いる架空のクラスメイトを作り、そのクラスメイトが言う言葉という設定での取組みでした。1年生はその架空のクラスメイトの設定を楽しみながら考えていました。

 そして3日目最終日、2・3年生は昨日と同じ課題に取り組むのですが、1年生が予想以上に意欲的で、2日目の課題をクリアできたので、上級生と同じ課題に昨日の途中から取り組みました。今回は、照明をつけることで雰囲気をだし、よりイメージしながら演技ができる環境を作ってみました。次回の無名塾さんの特別授業は1月となります。どんな課題が待ち受けているのか、その課題を生徒たちがどう取り組むのか楽しみです。