学校日誌
科学実験講座
講師を同大学の田中忠芳准教授にお願いし、「台ばかりで大気圧を計れるか?」というテーマで、ボイルの法則をもとにした授業を行っていただきました。
実験では、ピストン付きシリンダーを力を変えながら押し、加えた力の大きさを台ばかりで測ってそこから大気圧を算出するのですが、非常にシンプルな装置で大気圧の測定ができることが驚きでした。また、有効数字を意識した測定、単位の換算、逆数を利用したグラフの作成など、データの扱い方という点でとても勉強になりました。理系の生徒にとって今後に生きるスキルを学ぶ場になったと思います。
来週9月28日(水)には、同じく田中先生の特別講義「宇宙誕生と現在とこれからの自分」があります。この2回の授業を通じて、科学に対する興味関心や意欲がより一層高まることを期待しています。
いしかわの食文化探究プロジェクト実施
9月17日(土)、社会と関わる土曜学習「いしかわの食文化探究」プロジェクトを実施しました。今回は石川県の食文化の不思議を探究するという目的で、ふぐの子(フグの卵巣の糠漬け)に焦点を当てた探究活動です。本校家庭部、自然科学部、放送部、新聞部、石川県立ろう学校高等部の皆さんが参加しました。
お招きした講師の先生は㈱あら与 代表取締役社長 荒木敏明さんです。講演会の後にはふぐの子を使った調理実習を行い、目と耳と舌で石川の食文化を学習しました。初めてふぐの子を口にした参加者も多く、発酵の力で猛毒テトロドトキシンが消える不思議と、洋食にも和食にも合う食材の魅力に驚いていました。講師の荒木敏明さん
講演会の様子
錦丘グッドマナーキャンペーン
・歩行者や他の車両(自動車や自転車)に対して安全に配慮しているか。
ただし、挨拶の声はもう少し大きい方が良いのではないでしょうか。
グッドマナーキャンペーンの期間以外も、自転車マナーを守って登下校してくださいね。
2学期始業式等
大掃除の後、体育館の第1フロアに集まり集会が持たれました。
始業式に先立ち、表彰伝達式とALT新任式が行われました。
新しいALTの先生はアメリカ出身のローラ・C・パーティーダ先生です。
始業式では、藤田校長先生からまず挨拶の大切さを、次に3年生への激励、
続いて1・2年生へは学ぶこととともに自分を知ることと、
読書などを通じて視野を広げ何事にも果敢に挑戦していって欲しいとの訓示を頂きました。
文武両道を保つためにも、地道に学習に取り組んでいってくださいね。
平成28年度 紫錦祭
それらを2学期以降の活躍に繋げていって欲しいと切に願います。
農業体験
8月4日(木)、「社会と関わる土曜学習 いしかわの食文化探究プロジェクト」の2回目が石川県農林総合研究センターにおいて行われ、自然科学部、新聞部、放送部、家庭部が農業体験を行ってきました。
企画調整室長の佐南谷信龍さんから石川県の農業の現状等についてお話を伺った後、トマトの葉かきと収穫、赤と緑のトマトの糖度比較実験、梨の収穫体験等をさせていただきました。
参加した生徒の感想は、「農業に対する関心が深まった。」「農業の楽しさを伝えたい。」「採れたてを食べることができたので、本当のおいしさを実感した。」「体験を通して、野菜や果物を作ることは大変だと分かったので、ありがたみを感じながら食べたい。」「石川の農業は研究を積み重ねていて素晴らしいことを伝えたい。」「農業試験場に来れてよかった。」等でした。
今回の農作業、収穫体験、試食を通して、農業の魅力を体感することができました。暑い中、体験のお世話をしてくださった石川県農林総合研究センターの皆さまに感謝します。平成28年度 体験入学
最後に部活動見学をして解散しました。
今日は金沢錦丘高校の体験入学に参加してくださり、ありがとうございました。
1学期終業式・離任式等
先週の金曜日から学年別に行われていた球技大会も今日で終え、
7限目にまず、県総体・総文などの表彰伝達式、インターハイや北信越大会の壮行式を行いました。
続いて1学期の終業式が行われ、藤田耕造校長から訓辞をいただきました。
校長先生ご自身の経験を踏まえ、計画を立て本気になって取り組むことの大切さを伝えるとともに、そういう経験が人生の貴重な財産になるという激励がありました。
さらにALTのアリス・ワン先生の離任式が行われました。
錦丘での1年間を含め4年間の日本滞在を終えてアメリカに帰国され、大学院生になられるそうです。錦丘で教鞭を執っていただき、ありがとうございました。
英語と日本語の両ヴァージョンで挨拶された先生、「サヨナラ」ではなくて「See you!」ですね。
終業式を行ったと言っても、明日からは早速、夏期補習が始まります。
計画を立てて、メリハリのある夏休みを送りたいものですね。
2年生キャリア教育~「ふるさとに学ぶクリエイティブ人材育成事業」
◆7月15日
「未来に必要な力」 講師 : リクルートマーケティングパートナーズ まなび事業本部専任講師 山本 一輝 氏
これからの社会はどのように変わっていくか、社会で求められる力とはどんなものか、これからの社会に向けてどのように生きていくか・・・といった内容を、沢山の具体例を交えてお話しいただきました。
◆7月20日(水)
「社会は変わる、社会を変える -よりよい社会を作るために科学技術ができること、あなたができること」
講師 : 東北大学工学部電気情報物理工学科 特任教授 中村 肇 氏
新たなモノが生み出されることによって世の中のあり方が変わってくるということを、科学技術や工学の観点からお話しいただきました。文系・理系の枠を超えて、参考になることがたくさんありました。
2年生にはこの後も、地元企業訪問や「いしかわふるさとセミナー」参加、各大学のオープンキャンパス参加など、さまざまな行事が予定されています。夏のキャリア学習を充実させて、学びのモチベーションがさらに高まることを期待しています。
辨野先生講演会
7月19日(火)の午後、授業の発展的内容として外部専門家を活用し、最先端の科学技術に触れたり、専門分野について深く学ぶことを通して、学習意欲を高め主体的に思考する人材を育成することを目的に「外部専門家等を活用した最先端分野を学ぶ授業」が行われました。
今回は、1年生(約360名)が家庭科「家庭基礎」の食生活分野に関連した内容として、腸内環境を整え、健康な生涯を過ごす方法について、日本における便研究の第一人者である国立研究開発法人理化学研究所辨野特別研究室 特別招聘研究員 辨野義己(べんのよしみ)先生から、最新の知見を講義していただきました。
演題は「腸内細菌が健康寿命を決める!〜大切な腸内環境コントロール〜」
講演を聴いた、ほとんどの生徒が、今日のお話がこれからの生活に生かせると答えています。〒921-8151
金沢市窪6丁目218番地
TEL: 076-241-8341
FAX: 076-241-8495