学校日誌

学校日誌

錦高日記11月29日(月)~試験終了・部活動再開~

 1、2年生の2学期末試験が午前中で終わり、試験期間中お休みだった部活動が、午後から再開されました。3階の第一フロア(体育館)では、女子バスケットボール部、男子バレーボール部、バドミントン部が、2階の柔道場では少林寺拳法部、卓球場では卓球部、テニスコートではテニス部などが活動しています。ミーティングの後、基礎練習から始まり、徐々に活動量を上げていくメニューが行われていました。久しぶりの部活動、どの生徒もいきいきとしており、楽しそうです。寒くなってきました。活動前に十分身体を温めて、けがなどしませんように!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記11月26日(金)~各種アンケート~

 3年生は今日が高校最後の定期考査でした。大学入学共通テストが行われる1月15日(土)まで50日を切り、寸暇を惜しんで勉強する3年生の姿が校内のあちこちでみられます。

 今日の「コミュニケーション英語Ⅲ」の試験の後、Chromebookなどを活用して、「授業評価アンケート」「学校評価アンケート」「学習・健康・生活に関するアンケート」を行いました。これらのアンケートは生徒のみなさんがよりよい学校生活を送れるよう、日常生活などを把握し、今後に役立てるためのものです。この結果をもとに魅力ある学校づくりに向けて積極的に取り組んでいきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.86 「寄付と投資~ミャンマー81・インドネシア69・スリランカ50・日本23で64~」

 皆さん、こんにちは。堀です。めっきり寒くなりました。こたつと鍋が恋しい季節となりました。受験勉強も、期末試験もいよいよ正念場!風邪などひかぬよう、しっかり食べて、暖かーくして、体温調節しっかりと~~~GAT!

 タイトルの国名と数字が何を表しているか、わかりますか?前回、企業のCSRの一環としての「寄付」行為について簡単に紹介しました。今回、ここにあげた国名と数字も、「寄付」に関わる、堀にとっては、とても残念なデータの一部なのです・・・諸君はどう感じますか?

 コロナ禍前の2019年、イギリスのチャリティ団体Charities Aid Foundation(CAF)が公表しているデータによると、「寄付経験がある人」の割合で、日本は世界で64位(先進諸国の中で最下位・・・)、23%の人しか寄付をしていません。日本よりずっと貧困に苦しんでいるスリランカでも50%、国民の半数が寄付経験を持ち、インドネシアでは69%、3人に2人の人が寄付をしています。さらに、寄付割合世界一がなんと、ミャンマーで、81%、5人に4人もの国民が寄付を経験しています。つまり、グローバルな視点で眺めてみれば、日本人は投資もしなければ、寄付もしない国民、お金そのものを、大事に手元や銀行にためておくことが好きな国民、お金を回さない国民ということになるのです。(一方で、パチンコ屋さんのない街は、日本中、どこにもないくらい、博打的なお金の回し方には、さほどの抵抗感もない国民ではありますが・・・外国人の多くは、ネオンきらきらのど派手看板と常に駐車場満車状態のPACHINKOという場所にものすごく違和感と興味を覚えるということ、知っておいてください。説明を求められたら、“Like a small Las Vegas”くらいに例えると、“Oh! I see.”と言ってくれます。日本独特のPACHINKO文化を、経済(史)的視点から分析すると、けっこう面白いんです。例えば、野々市のある大規模店舗は、仮に開店時刻を1分繰り上げただけで、約200万円、店舗の利益が上昇するとのこと<都市伝説か??>。お金、回しまくりです。パチンコファンの大人たちは、日本経済活性化に一役も二役も貢献しているのです?!家庭経済は崩壊か?!まさにDSG<大・損・害>?!)

 諸君は、「『寄付』と『投資』は同じだ!」と言ったら、どう思いますか?『寄付』というのは「今すぐには必要としないお金を持っている人」が「今すぐにお金を必要としている人にお金を回してあげる」という、ある種、崇高な「利他的」行為。かたや、『投資』というのは、「増えたり減ったりする、博打みたいなもの」、あるいは「自分が儲けるためにやるもの」、つまりは下世話な「自己中心的・利己的」行為と捉えていませんか?

 実は『投資』も、『寄付』と同じ意味を持っているのです。例えば、ある企業が工場を大きくしようと思ったとき、その資金を得る方法は大きく分けて2つ。1つは銀行から借りる方法、もう1つは増資したり、社債というものを発行して調達する方法です。そもそも、銀行の保有するお金というのは、預金した人のお金であり、巡り巡って企業に貸し出されるわけです。つまりは、銀行預金もまた、間接的に、ではありますが、お金を回していることになります。一方で、株式や社債を購入するという行為は、もっと直接的に企業にお金を回してあげることになり、この行為を『投資』というのです。したがって、『投資』とは、「自分が儲けるためにやるもの」であると同時に「人の役に立つためにやるもの」でもあるということなのです。

 諸君、『寄付』も『投資』も、今すぐには必要としないおマネーを、今すぐ必要とする人に回す行為、という点で同じだということ、理解できましたか?違いは、『投資』では、利益が出たら、お礼に配当(金)が得られ、『寄付』では、おマネーは戻らないが、相手から「感謝」の気持ちが返ってくる点でしょうか。昨今流行の「クラウドファンディング」も、ICTを活用した、『寄付』と『投資』のハイブリッド形態、と見なすことができるかもしれませんね。「ふるさと納税」なんかも、両方の性格が見え隠れします。

 『投資』は、世の中で必要とされる所へおマネーを回すという意味で、世の役に立つ立派な「利他的」行為であり、見方を変えれば、『寄付』というのは、自分の心の満足を得るという側面もあるので、「利己的」行為とも言えるのではないでしょうか。いずれにせよ、どちらも、心に余裕がないとできない行為かもしれません。諸君!自分のできる範囲で、困っている人たちに対して、おマネーを回してあげるというのは、とてもかっこいいことだと思いませんか??堀は、ステキだな、と思います。ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP & TGIF!

P.S.『投資』には、「配当(金)」以外に、「株主優待(券)」というオマケがついてくるパターンもあります。食品関連株や陸運・空運株はなかなかおトクな面白い特典があって楽しいですよ。少し具体例を紹介。

「日本マクドナルドホールディングス」やら、「くら寿司」やら。

「ANAホールディングス」やら、「東日本旅客鉄道(通称:JR東日本)」やら。

実物を見たい人、校長室へCOME,COME!

さらには、こんなんも。まさに、『投資』と『寄付』のハイブリッド!被災地支援企業への『投資』に対し、返礼品での感謝!『寄付』したかのような充足感も得られます。

こういう企業への『投資』は長期保持が基本です。参考まで。

それぞれの「優待」、ググってみてね。楽しいよ。

錦高日記11月25日(木)~考査3日目~

 定期考査3日目です。1,2年生は月曜まで試験がありますが、3年生は明日が最終日となります。放課後、校内に設置された学習スペースで、生徒たちが自習をしています。それぞれの学習スペースにはルールがあり、生徒たちはルールを守って学習しています。

 たとえば、マルチメディアセンターの5階(1番目の写真)、ここでは原則、私語ができません。みんな静かに自習しています。友だちに質問しながら勉強したい人は、4階の化学講義室(2番目の写真)に集まっています。購買前のスペースは小さな声なら相談してもよいようです。冬を迎え、購買前のスペース(3、4番目の写真)には寒さよけのカーテンが設置されています。外は雨で寒いですが、校内はみんなのエネルギーで暖められています。

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記11月24日(水)~沖縄コーナー開設~

 4階のマルチメディアセンターの一角に、沖縄に関する書籍が展示された、沖縄コーナーが開設されました。沖縄県に関するデータや琉球王国や紅型(びんがた)など文化に関するもの、沖縄戦に関するドキュメントや戦争体験者からのメッセージなどたくさんの本が展示されています。特に、2年生のみなさん、今回の期末試験が終わったら、ぜひ、閲覧してください。沖縄についての知識が多ければ多いほど、現地での思考が深まったり、感動したりなど、旅行がより意義あるものになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記11月22日(月)~今日から定期考査が始まりました~

 今日から、1,2年生の2学期末試験と3年生の学年末試験が始まりました。1,2年生は29日までの5日間、3年生は26日までの4日間です。

 今日の1限目、どの生徒も試験問題に真剣に取り組んでいました。放課後も教室や自学スペースなどで自習する生徒、教員に質問する生徒など、各自が課題に向き合っています。明日の祝日は学びを深めることができる貴重なお休みです。有意義な1日になることを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記11月19日(金)~英語研究部ードラマフェスティバル~

英語研究部です!

11月12日に第43回イングリッシュドラマフェスティバルが行われました。

 

 

 

 

 

 

 

(プログラムの表紙イラストは本校生徒が担当しました!)

私たちは「The Guardian of Ocean」という、環境問題をテーマにしたオリジナル劇を発表しました。出番が最初ということで皆緊張していましたが、始まる前には舞台袖で互いを励まし合い、本番では練習した成果を発揮できました。

今回の発表に向け、本番2週間前からは毎日集まって練習を行いました。セリフを覚えるだけでなく、発音や小道具作りにもこだわり、良い作品が作れたと思います。


次は2月に暗唱コンテストが行われます。部員一人一人がアドバイスなどを通して高め合い、本番に臨みたいと思います!

錦高日記11月18日(木)~錦丘中学校公開研究会参観~

 今日の午後に開催された錦丘中学校の公開研究会、たくさんの来校者に混じり、高校の教員も、保健体育、社会、英語、数学、国語、理科、音楽の授業を参観させてもらいました。高校の教員は一般的に中学校の授業を観る機会はあまりありません。しかし本校では、日常的に中学生の学ぶ様子を観ることができるのです。

 今年度の錦中の研究主題は「自律的に学ぶ生徒の育成~考える軸を明らかにした教科指導を通して~」今日の授業でも、中学生がいきいきと学び、考え、表現している場面をたくさん観ることができました。Chromebookの使い方もスムーズで効果的です。また、授業内容が工夫されており、高校でも活用できるヒントがたくさんあると感じました。参観された先生方のこれからの授業に生かされることと思います。授業された先生方、今日はありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

錦高日記11月17日(水)~少林寺拳法部 新人大会~

11月12日(金)~13日(土)根上勤労者体育センターで新人大会が行われました。

今大会テーマ「剛毅直諒~さらなる高みを目指し突き進め~」は錦丘高校の部員みんなで考えたものが採用されました。大会では、錦丘を代表して21Hの松林さんがテーマに込めた想いを発表しました。

「剛毅直諒とは、『意志が強く、正直で誠実なこと』です。コロナ禍で大会開催も危ぶまれる中でも、一人ひとりが目標を持ち、仲間や自分自身を信じてまっすぐ少林寺拳法に向き合っていきたいという想いを込めました。どのような時も、誠実さを忘れずに、強く高い志を持って、突き進みたいという想いを込めました。 

 ・女子規定単独演武第2位 12H松谷向日葵 3月に行われる全国選抜大会に出場します。

 ・女子規定組演武第2位  13H中岡凛子・16H林穂乃花 3月に行われる全国選抜大会出場に出場します。

 ・女子自由組演武第3位  21H松林美桜・27H山口凛

 ・女子団体演武第3位

 ・弁論の部第3位     12H橘百花

 大会で見えてきた課題やさらなる目標にむけて、これからもみんなで修行に励みたいと思います。

錦高日記11月16日(火)②~金沢大学長 山崎先生講演会~

 今日の7限目、金沢大学長 山崎光悦先生の講演会が行われ、2年生がお話を伺いました。演題は「21世紀を生き抜く諸君に伝えたいこと」

 山崎先生はご自身が研究者になられるに至った道筋から始まり、考え抜く力を鍛えることの大切さ、なぜ大学進学を目指すのか?大学で何を学び、何を鍛えるのか?金沢大学はどのような取り組みをし、どのような人材を育成しているか、なぜ今イノベーション人材育成が必要か、日本を取り巻く世界の情勢や、「他人とは違う『とがった』自分が素晴らしい。」「どうやって社会に貢献するか考えてほしい。」など多岐にわたる内容を、熱く熱く語ってくださいました。山崎先生の示唆に富むお話は、2年生にとって、自らの生き方、あり方を深く考える貴重な機会になったと思います。

 山崎先生が書いてくださった、座右の銘の1つ、「定雲止水 鳶飛魚躍」を2階講義室前に掲示しますので、ご覧ください。