学校日誌

2022年1月の記事一覧

1月26日(水)消費者教育講演会

 1月26日(水)3・4限目を使い、外部講師の方をお招きして、1年生に消費者教育の講演会を開催しました。

 成年年齢が、2022年4月から、現行の20歳から18歳に引き下げられます。成年年齢引き下げとともに、18歳で契約ができるようになるので、どのようなことに気をつけたらいいのかを聞くことができました。消費者トラブルや金銭に関するトラブルは巧妙化しており、高校生だけでなく誰もが気をつけなければならないことだと感じました。

 個人の信用情報を管理しているところや契約についての基本的な考え方、アルバイト詐欺や名義貸しなど若者がかかりやすい悪質商法などの事例を紹介してもらったので、自分事としてとらえることができたと思います。今日学んだことをこれからも覚えておいてほしいです。

 

錦高日記1月28日(金)~1年・コミュニケーション英語~

 今日のコミュニケーション英語の授業、アメリカでの感動的な実話を知ることができました。要約です。『アリゾナ州に住む6歳の少年Bopsyは白血病でした。息子の将来の夢が消防士であることを知ったBopsyの母親が、地元の消防署を訪れます。そこで出会ったBob消防士に息子の最後の願いについて説明し、消防車に乗せて街を回ることができるかどうかを尋ねました。Bob消防士は、Bopsyのために本物の消防士の制服を作り、ヘルメットやゴム長靴を用意し、Bopsyを1日限定の消防士として消防車や救急車などに乗せてくれます。Bopsyは母親と消防士たちがしてくれたことに感動し、医師が考えていたよりも長く生きることができたのです。』

 授業では、Bopsyの母親やBob消防士の行動で素晴らしいと思った部分を抜き出し、理由を含めて書き出しました。ワークシートやChromebookを使ってグループで内容を共有したあと、Bopsyの立場になって、自分のために行動を起こしてくれた母親やBob消防士に対して、感謝の気持ちを伝える英文の手紙を書きます。生徒のみんなはそれぞれの課題に真剣に取り組んでいました。Bopsyを思う人たちの行動に心が熱くなった1時間です。

 

 

 

 

 

 

錦高日記1月27日(木)~音楽・ギターの練習~

 1年生・音楽選択者のフォーク・ギターの練習が今日から始まりました。右手で弦をはじく方法や左手で指板を押さえる方法などを教わった後、クリーガーのメヌエットの楽譜を見ながら、各自が音を出しています。音楽の細川先生から、「弦をはじく場所はサウンド・ホール(ギーターの穴が空いている部分)の上ですよ。」「楽器は身体と平行になるように持ってくださいね。」などのアドバイスをもらいながら、繰り返し練習します。授業の最後は、細川先生のピアノ伴奏で合奏しました。みんなの上達が楽しみなギター初日でした。

 

 

 

 

 

 

 

ほりほりの部屋Vol.95「ボーッと生きてんじゃねーよ!~Don’t sleep through life!~」

 皆さん、こんにちは。堀です。腰の調子が思わしくなく、朝の挨拶に立てていない今日この頃・・・若い諸君は大丈夫??どうかどうか、GATで!!

 昨日、校舎内を「徘徊」していたら、中学棟から朗々とした(歌?)声が響いてきます。おー!3年生の百人一首大会!毎年恒例、この時期の風物詩。しかし・・・マスクにフェイスシールド装着、エキサイトせずに、静かに静かに・・・コロナ禍で、ずいぶん、様変わりしたなあ、なんて感慨にふけりながら、しばし、観戦。かつての大熱戦風景、大盛り上がりを思い出していました。I miss it・・・

 さて、窓の外を見やると「ん?」な光景が・・・本校校舎から、ろう学校グランド越しに山科方面を撮影すると・・・

さらに、校舎の反対側、本校のグランドを撮影すると・・・

こんなカンジ。諸君も目にしましたよね?雪解けの際に見える、この模様って・・いったい何??なんでできるの??「雪の降る中、グランドに線引いた人、だれ?サッカー部の西田センセ?」なんて思っている錦生のなんと多いことか?!

 ボーッと生きてんじゃねーよ!Don’t sleep through life!チコちゃんに叱られますよ。答えはさしずめ・・・(ドンドン)「水はあたたまりにくく、さめにくいから~~~」というカンジでしょうか??理科の先生方~~~!

 雪解けの際のこの模様、実は、排水溝の埋められている場所だけ、雪が解けずに残った、自然現象なのです。ウチに限らず、学校のグランドや公園の広場など、土中に排水溝が埋め込まれていて、土に流れ込んだ水をその排水溝から排水するという土木技術が活用されているのです。排水溝の上だけ、雪解けが遅れて、このような模様が現れるということなのです。

 では、なぜ、排水溝の上だけ、雪解けが遅れるのか??キーワードは「比熱」:ものの暖まりにくさを示す数値。比熱が大きいほど、暖まりにくく、さめにくい。諸君の身の回りにあるもので、最も比熱が大きいもの、つまり、暖まりにくく、さめにくいもの、それが水。

 降雪時に雪が解けるメカニズムは・・・雪より温度の高い土から熱エネルギーが移動し、土の温度低下とともに、融雪、ということ。

 一方で・・・排水溝がある上の土→水はけ良し→水の含有量が他の場所より少→比熱小なので、土の温度がすぐにさめて雪と同じような温度に下がり、そこから先、融雪せず、ということ。

 排水溝のない土→水たっぷり→比熱大なので、雪に熱エネルギーを奪われても、土の温度下がらず、さめず、よって、どんどん融雪、ということ。

 いかがですか?「比熱」って何?と、まだ、首をひね(つ)ってる諸君?!理科のセンセに、お尋ねを!そういえば・・・クルマに積もった雪がいつまでも解けないなあ、なんていうところに気がついた先生方!「比熱が小さいものに積もった雪ほど解けにくい」とうことを覚えておけば、我が子に、ちょっこし、いいとこ、見せられるかも~~。「水はあたたまりにくく、さめにくいから~~~」なのです。素朴な疑問、大切に!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

錦高日記1月26日(水)~部活動激励~

 お昼の時間に、高体連や高文連が主催する北信越以上の大会に出場する少林寺拳法部と放送部の選手への激励が行われ、堀校長先生から「石川県の代表として、また、金沢錦丘を代表して頑張ってきてほしい。」と熱いエールが送られました。少林寺拳法部、放送部の生徒は県の代表として、大会に参加する決意を力強く伝えてくれました。

 放送部は、2月5日(土)~6日(日)に行われる第18回北信越高等学校選抜放送大会新潟大会の①朗読、②アナウンス、③ビデオメッセージの3つの部門に出場します。ただ今回、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、新潟県の会場に集まることはせず、録音による審査が2月5日と6日に行われることになっています。

 少林寺拳法部は、3月25日(金)~27日(日)に香川県の善通寺市民体育館で行われる第25回全国高等学校少林寺拳法選抜大会において、女子規定単独演武と女子規定組演武に出場します。両部の活躍を期待しています。