野球部4月 活動報告

 【春季大会1回戦】第148回北信越地区高等学校石川県大会

4月25日(火)春季大会1回戦VS飯田高校が行われました。アウトオブシーズンでコツコツ積み上げてきたこと、シーズンに入ってから実践を通して得たことを公式戦で発揮できるよう準備してきました。大会までの練習ゲームでは思うような結果が出ないことが多かった中、それぞれ課題に向き合いながら大会を迎えることができました。

【試合内容】

・二水の初回は、先頭打者が試合開始のサイレンが鳴り響く中、相手投手の初球を捉え、外野の頭上を越える2塁打で試合が始まった。続く打者が犠打で進塁させ、4番の一振りが最高の形での先制点に繋がった。初回から3年生2人の堂々たるスイングがチームを勢いづかせた。

・3回表には1死から安打で出塁し、盗塁と進塁打で2死3塁のチャンスから相手のミスで追加点をあげたが、迎える3回裏に先頭打者を四球で出塁させた後、長打2本と安打で3点を失った。(二2ー3飯)

・中盤はお互いチャンスをつくるも得点には結び付かず、試合終盤7回裏、粘りを見せた二水投手だったが、飯田の中軸打線から連打を浴び、ヒット3本で2点を失ってしまった。(二2-5飯)

・3点差がついた8回の攻撃では、先頭打者がチャンスを作り、後続4番打者が右中間を破る3塁打で1点を返した。その後も0死3塁、犠牲フライで追加点をあげ、1点差まで追い詰めるも、8回裏に再び長打と単打で2点差となった。(二4ー6飯)2点を追う最終回、何としても出塁したい場面だったが、力及ばず3者凡退で試合終了となった。

先発投手は100球を超える力投で粘りのピッチングではあったが、バッテリー間での課題が残る試合となった。アウトオブシーズンで磨きをかけたデイフェンス面では幾度のピンチを3つのダブルプレーでしのぎ切り、良いリズムで試合の流れを引き寄せてきたが、結果的に長打力の差が得点の差となってしまった。

【試合結果】

秋季大会ベスト8のチームにあと一歩及ばず勝利を手にすることができませんでした。「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」の言葉の通り負けたことには必ず原因があり、その原因を全員が理解して向き合い突き詰め、個の力を伸ばし、個人でも戦える力をつけなければなりません。夏までにやれることはまだまだたくさんあります。現状を受け止め、前を向いて最後に笑える準備をしていきます。そして二水野球のチームカラーを全開に出していきます。

【活動の様子】