野球部11月1年生大会トーナメント1回戦
【1年生大会トーナメント1回戦】
11月3日(木)第30回石川県高等学校野球一年生大会の本戦トーナメント1回戦が行われました。対戦校は鵬学園高校でした。予選では13安打9得点と序盤から打線が繋がり、投げては9回2失点と終始攻めた野球で勝利し、選手たちは本戦トーナメントでの試合を今か今かと待ち望んで当日を迎えることができました。
【試合内容】
試合が動いたのは開始早々1回表、鵬の先頭打者に2塁打で得点圏にランナーを置かれ、立ち上がり制球が定まらなかった先発投手は、その後の打者対し四球と死球で1死満塁のピンチを迎えた。続く打者には直球でカウントを追い込み、ボール球を振らせて2死満塁を作りたい場面だったが、緩い変化球が真ん中高めに入り左中間に弾かれ2点を許してしまった。2死2、3塁と立ち上がりの踏ん張り所だったが7番打者にセンターの頭上を越す3塁打を打たれさらに2点を失い初回に4失点した。2回から5回までは打者13人に対し1安打5三振と本来の制球を取り戻したが、6回に長打と犠打で1死3塁、内野ゴロの間に3塁ランナーに帰還され失点し、さらに7回にはエラーで出塁を許した後、4連打を浴び5失点した。
打撃では、4点を追う形で始り出塁したランナーを確実に進塁させ、1点ずつ返しに行きたい所だったが、相手投手の速球にタイミングが合わず凡打が続きで1回から3回までチャンスを作ることができなかった。4回に先頭打者が甘い球を捉え出塁し、犠打で得点圏に進塁させた1死2塁の場面で4番打者が右中間に弾き返して1点を返した。さらに6回裏、初球を積極的に攻める姿勢が功を奏し1、2番の連続安打で無死2、3塁とチャンスを広げた。その後、内野ゴロの間に3塁ランナーが帰還し1点を返し、再びチャンスで4番が初球をライトに弾き返し計2点を返した。6回終了時点で5ー3と均衡した展開となるが、7回の失点が大きな痛手となり、得点しなければコールドゲームと後がなくなった最終回、ランナーを出すも得点には結びつかず、悔しくも7回コールドゲームで試合終了となった。
【試合結果】7回コールド
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
鵬学園 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 |
10 |
||
金沢二水 | 0 |
0 |
0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 3 |
【試合の様子】
【今シーズン全公式戦を終えて】
1年生大会を終え、今シーズン全ての公式戦が終了しました。思うような結果を得るためにはチームの総合力を高めていかなくてはいけないことを大会を通して再確認しました。特に「個の力」の底上げが課題となります。一人ひとりが自信を持った思い切りのあるプレーをするためには練習で失敗を重ね地道に前進する他ありません。そして質を高めるために、練習やトレーニングの目的や意図を理解し「わかる→できる→教える」のステップを確実に踏んでいく必要があります。二水高校では学習と部活動の両輪を大きく前進させていることから練習時間は決して長くは取れませんが、だからこそ、これから冬シーズンで練習の質を高め、総合力の底上げと個の力を高めていく練習を全力で取り組んでいきます。