野球部4月 春大2回戦

【巻き起こす二水旋風】

4月24日(日)市民球場9:00~第146回北信越地区高等学校石川県大会第2回戦が行われました。対戦相手は金沢学院大付属高校でした。私立の実力校を相手に、どれだけ強い気持ちを持って挑めるかが試される試合となりました。不安と期待が入り混じる中ではありましたが、ウォーミングアップから笑顔と活気が溢れる雰囲気で気持ちを高め合い、良い緊張感を保ちながら試合に入ることができました。

【試合結果】

  合計
二  水 11
金沢学院附属

【試合内容】

二水は先頭打者から打線に勢いを付ける2塁打を放ち、続く打者が正確に犠打(バント)を決め1アウト3塁を作るも、相手投手の力投に抑えられチャンスをものにできず初回から手に汗握る展開となりました。互いにチャンスを作るも、両チームの投手がピンチをしのぐ気迫あるピッチングが印象的でした。二水は3回表2アウト1、2塁3年生がライト前へのヒットで2塁ランナーが生還し待望の先制点を奪い、勢いのまま相手を揺さぶる走塁や長打でこの回一挙に4点を先制しました。しかし金沢学院附属の打線も力強いスイングから鋭い打球でヒットを量産し3回裏に同点、4回裏に逆転される展開となりました。今まではここからミスが連鎖し、一方的な試合となる可能性が高かったが、逆転されても勝ちにこだわる泥臭く強い気持ちが折れることはありませんでした。ベンチから仲間を鼓舞する声がさらに勢いを生み、四死球や犠打、スクイズで5,6,7回に粘りの追加点、9回表にはランニングホームランを放ち集中力を切らすことなく試合終盤に追加点を奪いました。最終回は金沢学院附属の猛反撃を受けるも、二水のエース投手が最後まで力投を魅せ「最後の1アウト」を奪いベスト16を決めました。選手たちは自分が試合を決める思いでプレーし、積み重ねてきたことが大いに発揮された価値のある勝利でした。

3回戦は4月29日(金)県立球場 第三試合14:00~小松明峰高校と対戦します。試合には勝つことができましたが乗り越えるべき課題はたくさんあります。目標達成に近づくために、一歩一歩前進していきます。

【試合の様子】