野球部 9月 第145回北信越地区高等学校野球石川県大会 3回戦 報告

9月20日(月)3回戦 第3試合 VS遊学館 14:00~県立野球場

ここまでの2試合をコールドゲームで勝ち抜いた二水野球部は、ベスト8をかけて迎える3回戦の対戦校は遊学館高校でした。夏の大会で悔しい敗北を経験した新チームは、3年生の思いを受け継ぎ、大会で勝ち上がっていくと共に、大きく成長を遂げようとしています。新型コロナが終息していない現状ですが、大会を開催していただけたこと、思い切り野球に打ち込めること、応援に駆けつけてくれる家族や3年生、教職員の方々に感謝の意を込めながら試合に挑みました。

 

【試合内容】

二水は初回から、打たせて取るピッチングでリズムを作り、1回裏の攻撃ではヒット3本、犠打2や死球などで確実に進塁させ、2点先制することができました。しかし2巡目以降は、相手投手のコースをついた厳しい制球に打ち取られ、出塁するも、チャンスをものにできず得点に結びつく決定打を放つことはできませんでした。

一方遊学館打線は、3回4回5回に打線が集中し、甘く入ったボールを確実に仕留められ単打と長打が重なった結果8点の失点を許してしまいました。6回以降は遊学打線を2安打に抑え、攻撃の流れをシャットアウトするも、チャンスでの一打がなかなか出ず、2回以降のスコアには0が並ぶ結果となりました。9回裏の攻撃では意地を見せた主将の一打で0死1、3塁で粘りを見せたが、その後の打線が繋がらず無得点で試合終了となりました。

 

1

2 3 4 5 6 7 8 9
遊学館
金沢二水

結果として「長打力」の差がこの点差となってしまったことは、選手全員が痛感して感じました。試合後のミーテイングではチームの課題を明確にし、今後取り組むべき具体的行動について話し合いました。野球を通して、大切なことに気づかされる毎日の中で、日々成長していく選手たちの練習に取り組む姿は、少しづつ変化してきています。試合後学校に戻りスイングする中、黙々と振り続け誰一人帰宅しようとする選手がいませんでした。このように勉強にも部活動にも一生懸命に向き合うことができる粘り強さは、二水高校の強みです。

大会を通して、試合観戦の規制が厳しい中、多くの方に応援していただき感謝しております。さらに皆様が応援したくなるような集団となるべく、隙が無く愛されるチームへと前進していきます。