山岳・スキー部 北信越大会結果報告

6月18日(金)~20日(日)に令和3年度北信越高等学校体育大会登山大会(以下北信越大会)が富山県で行われました。富山県、石川県、新潟県、福井県、長野県から男子は6チーム、女子は5チームが参加しました。結果は…

 

        男女ともに優秀校に選出!

   

例年、北信越大会は順位付けを行わず、男女各3校ずつ「優秀校」を決める形で行われています。本校の男子3年生にとっては最後の大会であったため、とても喜ばしい結果になりました。

 

 

大会1日目~3日目の詳細は以下の通りです。

 

大会1日目(開会式、各種審査)

 開会式では今回登る雄山、大汝山(おおなんじやま)の説明などが行われました。その後、まずはテント設営審査が行われ、総体の時よりも手際よく設営することができました。筆記審査についても、各々がしっかりと勉強して臨むことができました。

  

      開会式           テント設営         テント設営反省会

 

大会2日目(登山、交流会)

 天気はあいにくの雨。さらに風も強く、登山には適さない天候でした。選手は雨対策、寒さ対策をしっかり行い、落石の可能性も考えヘルメットを着用して登山を行いました。平地では暑い日が続いていましたが、出発地点である室堂は標高約2400m。雪が豊富に残っており、普段登っている山とは大きくことなる登山道でした。そんな中でも本校の生徒は遅れることなく、一歩ずつ確実に足場を確かめながら登ることができました。予定では登山道から「一の越」→「雄山」→「大汝山」と進む予定でしたが、一の越についたときには雨、風ともに強くなり、これ以上は危険と判断し下山しました。雄山や大汝山の山頂からの景色を見ることは叶いませんでしたが、無事に全員けがをすることなく下山できました。

 夕食後、生徒同士の交流会も行われました。各学校が自分たちの県や学校を順番に発表していく形式で、本校は「金沢の方言」、「ガレリア」などをクイズ形式にし、金沢紹介・学校紹介を行いました。交流会の終盤には「ジェスチャーゲーム」を行い、盛り上がりを見せました。(新型コロナウィルス感染防止の観点からクイズは三択から挙手で答える、言葉を発しないジェスチャーゲームをするという形で行われました。)

   

     出発準備①          出発準備②        山岳警備隊より諸注意

  

     出発直後           一面雪景色           一の越

  

      下山             みくりが池へ         みくりが池

 

大会3日目(講話、閉会式)

講話では今回宿泊させていただいた国立立山青少年自然の家の職員の方から「大自然の中で培われる力」について講話がありました。また、最新の氷河の研究に関するお話などもあり、生徒たちは興味深く拝聴していました。

 閉会式では審査委員長から「自立した登山者に向けて」、「安全登山に向けて」どのような力をつけていけばよいかが具体的に示されました。

   

       講話            学校紹介         ジェスチャーゲーム

 

3日間を振り返って

 男女ともに優秀校に選ばれましたが、力不足を感じた大会でした。特に読図技術や歩行技術、基礎体力などの力をつけなければいけないと気づかされました。

 

 女子は8月末に行われる全国大会に向けて、男子は新体制になるので先輩たちから教えてもらったことを大切にし、さらなる努力をしていきます。