日誌

2016年12月の記事一覧

クリスマスレクチャー「成長の場としての大学」


クリスマスレクチャー「成長の場としての大学」と題して、尾張由輝也さんとデニスサヤさんによる講演が行われました。東京大学の学びを通して、大学に進学してどのような面で成長したか、今の二水生に伝えたいこと等を体験を交え話していただき、生徒も聞き入っていました。(デニスサヤさんは二水OBです。)

講演の最後には
「自分の可能性を自分で摘み取らないで、常に広い視野で物事を捉えていってほしい」
「上辺だけでなく、深い関わりができるコミュニケーションスキルを持ってほしい。そして学校という、同世代が集まり自由に議論できる場を大切にしてほしい。」
というメッセージをいただきました。










講演終了後、2人に質問する熱心な生徒もおり、大変頼もしく感じました。

会議・研修 西田幾多郎、鈴木大拙(各論第1回)

1年生総合的な学習の時間(哲学分野)

 各論の第1回は、1H~6Hは鈴木大拙について鈴木大拙館学芸員の猪谷聡先生から、7H~10Hは西田幾多郎について石川県西田幾多郎記念哲学館研究員の中嶋優太先生から、それぞれご指導していただきました。
 高度な思考を伴う作業に意欲的に取り組もうとする生徒が多くいて、次回への期待が高まるとともに大変頼もしい思いがしました。

 両先生からは次回までの課題も指示されました。この年末年始にしっかりと取り組みましょう!


(石川県西田幾多郎記念哲学館研究員 中嶋優太先生)
<私は、赤いバラを見て「赤い!」と思った。>
 存在しているのは私自身か、赤いバラか、はたまた赤いと思う意識か?


(鈴木大拙館学芸員 猪谷聡先生)
<指がなければ月を指すわけにはいかないが、指を月と間違えては大変である(大拙)>
「見る」ということ、「知る」ということ、「自由」の意味について考えました。


(教科の学習とは違った体験でした。課題にしっかりと取り組んで次回に臨みましょう!)

会議・研修 NSH+中高一貫校 合同セミナー

NSH(いしかわニュースーパーハイスクール、小松、金沢泉丘、金沢二水、金沢桜丘、七尾)+中高一貫校(金沢錦丘)の合同セミナーが、12月17日(土)本校を会場に開催されました。

午前は日本マイクロソフトの業務執行役員でエバンジェリストの西脇資哲氏による「人生を豊かにするプレゼンテーション能力を身につけよう」と題する講演。 午後はクリティカルに物事を考え高度に探究する力や的確に表現できる力を育成することを目的に、ペア・グループ活動等、生徒たちの協働的な学習でハイレベルな問題に取り組みました。


(講演講師の西脇氏 伝えたいことには愛情と情熱をもってください!)




(学校の枠を越えて協働しながら発信力を磨きます)

花丸 絵画 「育む」 ご寄贈いただきました

12月14日(水)、本校17期のご卒業で日本美術家連盟会員の辰村浩子さまから、絵画「育む」(60号)をご寄贈いただきました。

ご自身が絵の世界に入られたのは40歳を過ぎてから高校時代は合唱部であったこと、ベランダに仲間と鈴なりになって語り合ったり歌を歌ったりしたことなど、当時を懐かしんで歓談しておられました。いつまでも母校を思う先輩方に支えられて今の二水があるのだと改めて気づかされた思いです。

作品は2階の和室横に掲げさせていただきました。
本校の雰囲気にぴったりの素晴らしい作品をありがとうございました。


作品「育む」(60号)と辰村浩子さま(ご本人)

会議・研修 「明治3年の奇跡~西田幾多郎と鈴木大拙の青春~」

12月14日(水)6・7限、本校視聴覚室にて金沢ふるさと偉人館の増山仁先生より「明治3年の奇跡~西田幾多郎と鈴木大拙の青春~」と題してご講演をいただきました。

今回の講演は、今月からスタートする1年生の総合的な学習の時間の「哲学領域」の概論となります。このあと1月にかけて西田幾多郎と鈴木大拙の各論をそれぞれ2回(計4回)取り組み、2月は文学領域を学びます。
郷土の産んだ哲学、文学に触れる貴重な機会となることを期待しています。


(金沢ふるさと偉人館学芸員 増山仁先生)


(西田・鈴木を中心とした青春群像をいきいきと語っていただきました)


(やらないで分からないのとやってみて分からないのとは天と地ほどの違いがある!)