学校行事報告
入学式
4月8日(木)午後2時より入学式がありました。
校地内外の桜も例年より早く咲き誇り、桜色の花びらと瑞々しい緑が入り交じって、春らしく、
入学式にふさわしい1日となりました。
今年も昨年同様、新型コロナウイルスの影響で、少ない参加人数での式でしたが、河内聡一郎
校長からの「入学の喜びをいつまでも持ち続けて、先輩が築いた伝統を受け継いでくれることを
期待します」との言葉と、佐々木和彦教育振興会会長からの「3つの『あ』(あわてない、あせ
らない、あきらめない)をキーワードに、出会いを大切にして頑張ってください」との言葉で、
4名の新入生を迎えました。
「総合的な探究(学習)の時間」次年度登録
3月18日(木)1限目、「総合的な探究(学習)の時間」において、次年度のグループ登録を行う集会が開かれました。令和3年度は生徒個々の興味・関心にもとづきながら、「ものづくり・料理」「音楽」「観光・くらし」の3つのグループで探究活動を行います。各グループごとにそれぞれの探究テーマを地域課題と結びつけながら、楽しく探究してほしいものです。
西田浩康校長先生からは「今年度は大変すばらしい活動・発表でした。来年度は仲間と協働しながら、さらにワクワクするような探究学習になることを期待します」と激励の言葉をいただきました。4月からは新入生も加わり、新たな「錦城山プロジェクト」が始まります。
錦城山講話「楽しく探究しよう!!」
3月11日(木)1・2限、前田健志さん(合同会社楽しい学校コンサルタントSecond代表)を講師としてお招きし、「令和2年度錦城山講話」を開催しました。講話のテーマは、「楽しく探究学習をするために大切なこと」です。生徒は3人1組のグループに分かれ、グループワークを中心に活動しました。
前田さんには「探究的学びは、本当に小さな思いつきや自分の好きなこと、ワクワクすることをきっかけに始まる」「『~~したい』『なぜ~~なの?』『~~をもっと生かせないか?』などの問いを大切にしましょう!!」など、全国の高校生の実践事例を交え、大変わかりやすくお話しいただきました。
講話の後、生徒からは「自分が楽しいと思ったことを探究したほうがよいことが分かった」「小さな疑問や発想が特許をとれるぐらいすばらしい活動につながったことを知った」など、探究学習に対して前向きな感想が多数寄せられました。新年度から繰り広げられる聖城生の新たな探究活動(錦城山プロジェクト)がとっても楽しみです。
卒業式
3月5日(金)午後2時より卒業証書授与式が行われました。
あいにくの雨のため、気温が低く冬の名残が感じられましたが、式にふさわ
しく厳粛な雰囲気の中執り行われました。
今年は、新型コロナウイルスの影響で、来賓の方々や在校生の少ない式でし
たが、佐々木和彦教育振興会会長の「勝つ意欲より勝つために準備する意欲が
重要なので、夢を実現するための準備をしてチャレンジし続けてほしい」とい
う言葉や、西田浩康校長からの卒業生一人ひとりへの励ましの言葉、そして参
加者の温かい拍手に送られ、3名の卒業生が巣立って行きました。
「錦城山プロジェクト」生徒最終発表会
1月28日(木)、「錦城山プロジェクト(総合的な探究の時間)」の生徒最終発表会が行なわれました。今年度は、「くらしと観光」「ものづくり」「調理」の3つのグループに分かれて、一年間探究してきた成果について発表しました。
【発表のおもな内容】
①くらしと観光・・・ゲームの魅力(わたしの一推しゲーム)紹介
②ものづくり・・・簡易ベンチ・知恵の輪・おもちゃづくりを通じて学んだこと
③調理・・・うどん、ベーグル、そばづくり体験にチャレンジして
どのグループも、動画・写真・完成した作品などを使いながら、聞き手がわかりやすいように発表の内容が工夫されていました。今年度から、生徒の希望をもとに、グループ編成を大きく変更して活動してきました。新たな「錦城山プロジェクト」が今後ますます充実していくことを期待したいと思います。