日誌
中学校PTAご来校
6/21AM 犀生中学校、6/22AM 森本中学校
6/22PM 額中学校、6/23高松中学校
6月21日(水)に金沢市立犀生中学校保護者等11名、22日(木)に金沢市立森本中学校保護者等31名、金沢市立額中学校保護者等24名、そして23日(金)にかほく市立高松中学校保護者等21名の皆様がPTA事業の一環でご来校されました。授業の様子や各施設をご覧いただいた後、学校側から金商高校の特色、普通科高校との違いなどについて説明させていただきました。
ご来校いただき、誠にありがとうございました。
商業科の授業紹介 ②原価計算(2年生)
いよいよ原価計算の検定が近づき、生徒たちはエンジンがかかってきて勉強に励んでいます。授業では、模擬試験で自分の到達度を確認し、間違えているところを教員や友達に聞いてできるようになっています。教員からすると、「もう少し早くエンジンがかかってくれたらな~」と嘆きたい気持ちもあります。でも、生徒たちの熱心な勉強姿を見て、教員たちは朝夕ともなく補習をしています。金商生は、ここぞ!というときに力を発揮します。これは、普段から検定試験に向けて短期間で集中して学習する訓練をしているからだと思います。企業の方や大学の教授からも、商業高校卒の生徒は何事にも集中して取り組んでいる、と高く評価してもらっています。
ところで「原価計算」とは、どんな勉強なのでしょう。「原価計算」とは製造業における簿記のことで、材料を仕入れて製品を作る活動を通して、その製品の原価をいくらとすればよいのか、原価を下げるためにはどのようにすればよいのか、など企業の経営にも利活用されています。この科目を学ぶことで、コスト感覚が身につくと言えるでしょう。
何はともあれ、生徒たちにとっては日曜日の検定試験に合格するかが大切なことのようです。合格めざして頑張りましょう!!
先輩とのパネルディスカッション
(16名の先輩方を迎えて)
6月20日(火)7限目、3年生の進路実現に向けて、令和3年度卒業生16名を招き、「先輩とのパネルディスカッション」を行いました。就職希望者113名、進学希望者157名に分かれ、それぞれ8名ずつのパネラーから貴重な体験談や情報等を聞く機会となりました。
卒業生からは、就職希望者には「社会人と高校生の違い」や「就職先での心構え」「今後の目標と働きがい」「就職にあたって準備しておくこと」「学校生活で意識すること」について話をしていただきました。進学希望者には「高校時代、進路について悩んだこと」「高校時代にやっていてよかったことまたはやっておけばよかったこと」「現在取り組んでいることまたは今後取り組もうと思っていること」「商業高校から上級学校へ進学する際のアドバイス」などの助言があり、生徒たちは各々、メモを取るなど、進路実現に向けて真剣な眼差しで先輩方の話に耳を傾けていました。就職希望者も進学希望者も進路実現に向け、有意義な時間を過ごすことができました。
3年生はこの後、就職希望者は求人票の公開を受け、応募前訪問・履歴書記入・面接練習等を行い、文字通り「暑い夏」を迎えることになります。一方、進学希望者は目標とする進学先に向けて、小論文指導や面接練習等に臨みます。
就職:パネラーを務めた8名の先輩方 進学:パネラーを務めた8名の先輩方
就職:先輩の話を熱心に聞く生徒たち 進学:先輩の話を熱心に聞く生徒たち
商業科の授業紹介 ①総合実践(3年生)
商業の専門科目を紹介します。第1回目は総合実践です。
総合実践は、商業の授業の中でもより実務に即した内容を行っています。具体的には、会社の社員として、他社から商品を仕入れ、別の会社に商品を販売します。その中で見積もりや注文、代金決済などビジネスの一連の流れについて実践を伴いながら学習します。1人1社を担当しますので、隣の生徒と異なる書類を作成します。マネすることはできません。
「情報処理」で学んだビジネス文書の作成方法を応用して取引先に送る依頼状などを作成します。「ビジネスコミュニケーション」で学んだビジネスマナーを先生やクラスメイトを相手に応対の実践をします。「簿記」や「会計」で学んだことは、帳簿の作成に応用しています。このように1・2年生で学んだことを実践する授業で、生徒たちにとっては社会で働くイメージをつけやすい授業の一つとなっています。
受信文書を開封 注文書に係印を押印
一人ひとり作業が違う 先生にチェックしてもらう
ビジネス文書を作成
小立野小学校 校長先生よりお礼のお電話
~本校3年生が負傷していた小学生を救護~
6月19日(月)の夕刻、小立野小学校の沖田校長先生から、お礼のお電話を頂戴しました。
小立野小学校5年生の児童が学校からバス停に向かう途中、転倒し怪我、流血。その場を通った本校の女子生徒3名がすぐに救急車を呼ぶとともに、小学校にも連絡してくれた。小学校教員が現場に到着した際には、すでに救急車が到着。病院での治療も無事に終わり、女子生徒の対応に感謝したく連絡した、とのことでした。
翌日、救護に携わった女子生徒3名に沖田校長先生から感謝のお電話があったことを伝えるとともに、その時の状況について教えてもらいました。
「帰宅途中、たくさんの小学生たちが誰かを囲むようにしていたので、どうしたのかと思い、のぞき込んだところ、小学生が流血していた。すぐに救急車を呼ぶとともに、まわりにいた小学生たちの動揺が大きかったこともあり、小学校にも連絡した。」
女子生徒たちの冷静な判断とてきぱきとした対応。私たち教職員も見習わなければなりませんね。
今後もいろいろな場面で、人のため、地域のための金商、そして金商生でありたいと思います。
令和5年度 スポーツテスト
6月6日(火)金沢市営陸上競技場で、スポーツテストを実施しました。
晴天の中、50m走、ハンドボール投、握力測定、上体起こしの4種目を測定しました。
生徒たちは、こまめな水分補給など熱中症対策を行いながら、各種目に全力で取り組みました。
朝の集合の様子 50m走
ハンドボール投げ 上体起こし
1年生 働くことについての講演会
令和5年5月30日(火)総合的な探究の時間に1年生が、働くことについての講演を聞きました。短時間ではありましたが、講演の内容を一人ひとりが、しっかり落とし込んでいたようです。
演目「自分を信じる」
北陸製菓株式会社 代表取締役社長 髙﨑 憲親 氏
演目「自分に合った仕事の見つけかた」
株式会社ゴールデンバロール 代表取締役 諸江 健太 氏
髙﨑氏は、「否定する人に引っ張られず、一歩一歩進んでほしい。その一歩が成功につながる。自分のことを理解している人は3%で、残り97%の人に面白い、と思わせたら仲間が増える。これが、仲間づくりにつながる」と話していました。
諸江氏は、「自分と向き合う時間があったから新しい発見があった。それがゼロから事業を始める自信につながった。小さな挑戦から始めることで、挑戦することの怖さはなくなる。自分が楽しいと思えることと、人が喜ぶことが結びつく仕事を選択するとよい」と話していました。
【生徒の感想】
・大きな挑戦ではなく、毎日の小さな挑戦をしようと思った。
・自信を持つために、自分がしたいことに全力で取り組み、何事にも
チャレンジしたいと思った。
・最悪な人生だと思っていても、きっかけ一つで全く違う人生が始ま
ると知った。
進路ガイダンス
東和中学校の2年生来校
日時:令和5年5月16日(火)13:00~14:00
加賀市立東和中学校の2年生40名が来校しました。はじめに校舎を見学しました。本校の校舎は「金商デパート」仕様で、1階から5階まで吹き抜けとなっています。中学生のみなさんは各階からこの吹き抜けを見上げたり見下ろしたりしながら歩きました。コンピュータルームや商業の専門科目を勉強するための専門の教室、体育施設などを見学しました。あいにく中間考査中だったため、授業の見学ができなかったのが残念でした。その後、副校長より本校の概要についての説明を行いました。
東和中学校のみなさん、遠いところまでようこそお越しくださいました。金沢商業高校のことを知っていただけましたでしょうか。みなさんの進路選択の一助となれば幸いです。
1年生 職業探究講座
5/9(火) 6限目 総合的な探究の時間
株式会社全力講師 代表取締役 下村 啓介 様を講師としてお迎えし、職業探究講座 ~未来の仕事の見つけ方と叶え方~と題し、ご講義いただきました。
【内容】
・業界、職業、職種の違いについて
・高校を卒業してからと、大学を卒業してからの働き方について
・専門的な職業に就く場合の進路の選択について
・目標を達成するにはどうすればよいか
7月には、コース選択をしなければいけないので、生徒たちは真剣にメモを取りながら聞いていました。
1年生遠足(奥卯辰山公園)
1学年は奥卯辰山公園に行きました。
レクリエーションでは、どのクラスも一丸となって頑張っていましたが、優勝賞品を手にしたのは15Hでした!
その後、準備していたボールを使い各々が楽しんでいました。準備したボールは少なかったのですが、譲り合いながら、みんなで体を動かしていました。とても微笑ましい光景でした。
交通安全講話
4月25日(火)7限目に1年生を対象とした、交通安全講話が開催されました。道路交通法の改正により令和5年4月1日以降、自転車に乗る際のヘルメットの着用が全年齢で努力義務化されています。東部自動車興業株式会社の講師の方から自転車ヘルメットの重要性、交通ルールやマナーなどについて分かりやすく説明していただきました。生徒たちはヘルメット着用の重要性、交通ルールを守ることの大切さについて認識することができました。
交通安全講話の様子
ランチタイムコンサート
令和5年4月12日(水)
新年度も始まり慌しい時間が流れています。そんな中、コミュニティーホールでお昼休みに吹奏楽部による「ランチタイムコンサート」が行われました。
不定期で行われるこのコンサートなのですが、今回は新入生歓迎の気持ちを込めて「Let’s swing ~ jazz メドレー ~」を披露しました。新入生だけではなく会場全体が盛り上がっていました。
いや~癒されたぁ~ 楽しい演奏会だったなぁ~
v(≧∀≦)v
【ランチタイムコンサート】
令和5年度 入学式
令和5年4月10日(月)
春の穏やかな日差しと風に包まれながら
「令和5年度 石川県立金沢商業高等学校 入学式」
が挙行されました。
新入生280名は真新しい制服を身に纏い、新しい学校生活に胸を躍らせながら入場してきました。式では、新入生を代表して端浦 惺奈さんが「金沢商業高等学校の生徒として 校訓である【自主・誇り・思いやり】を深く心に刻み 一人一人の夢に向かって 日々精進する」と誓いの言葉を述べました。
入学式後には、合唱部と吹奏楽部が校歌を綺麗な歌声で披露しました。
~ 新入生の皆さんご入学おめでとうございます。
一緒に金商の歴史の1ページを作って行きましょう ~
学校長式辞 新入生「誓いの言葉」
入学式の様子 校歌披露
【学校長式辞】
入学式 式辞
金沢市を代表する二つの川にはさまれた、この小立野の地に、春の光がうららかに注ぐ本日ここに、ご来賓のかたがたのご臨席、また、保護者の皆さまがたのご列席を賜り、令和5年度入学式を挙行できますことは、本校にとって大きな喜びとするところです。
ただ今、入学を許可した280名の皆さん、入学おめでとうございます。本校教職員一同、皆さんの入学を心より歓迎いたします。
本校は、明治33年に、全国で28番目の商業学校、その名も金沢市立金沢商業学校として、兼六園内の施設の一部を仮校舎として産声をあげました。明治40年に県立学校となったのち、学校の名称や学科の変更、校舎の移転など幾多の変遷を重ねながら歴史をつなぎ、今年で創立123年を迎えます。
その間、3万人に迫らんとする有為の人材を、国内外の各界に送り出してきました。新入生の皆さんには、本校のよき伝統を受け継ぎ、更に発展させていってくれるものと、期待しています。
さて皆さん、さる3月15日の合格発表で、合格者番号簿にご自分の受験番号を見つけて以来、これで全てが完了したように思って気が抜けてしまったままの人はいないでしょうか。本校への入学は、それ自体が目的となるものではなく、次のステージへ向けた出発点でしかないことを、まず肝に銘じてください。
本校の校訓は、「自主・誇り・思いやり」です。この三つの言葉の意味を、その心を、一日も早く皆さん自身が具体化して身につけ、自然に行動に現わせるようになってくれることを願っています。
高校生活を意義あるものにできるかどうかは、ものごとに向かう際の皆さん自身の姿勢や考え方、受けとめ方にかかっています。自分の未熟な点は謙虚に認め、志を高く持って、よい意味での楽観主義者として何ごとも楽しみながら、さまざまなことを吸収していってください。
本校入学にあたり、新入生の皆さんに期待することをあと一つ、お伝えします。
それは、あなたの周りの人とよい人間関係を築いていってほしいということです。お互いに対等で敬意を表しあい、よい意味で競い合い、よいところを認め合い、お互いを思いやり成長していく、そんな関係を周囲の人との間に築いていってください。
時には意見が対立したり、仲違いして口もきかなくなったり、かと思えばまた仲良くなったりと、そういうことはあって当然だと思います。しかしそのような経験を重ねて、よい人間関係を築くバランス感覚を身につけていってほしいのです。
人は生き物ですから、どうしても合わない人、分かり合えない人がいる、という場合もあるでしょう。しかし社会に出たら、そういう人とチームを組んで共に仕事をしていかなければならないことは珍しくありません。学校という場所は、さまざまな個性をもった人とどのように折り合い、どのような関係性を築いていくかを訓練する場でもあるのです。
ただし、よい人間関係とは、あなたが一方的に自分の主張を押し通すことだけで成立するものではありません。また、あなたがひたすら周囲に合わせ、自分の意見を譲り続けることだけで成り立つものでもありません。
よい人間関係をつくるうえで大切なことは、本当の意味でのコミュニケーション力です。具体的に言うならば、何かの課題に対し、自分の意見を言い、他の人の意見を受けとめ、意見が対立する場合は対立する両者の落としどころを探り、課題解決のための提案ができる力、そしてその課題に関係する人たちから「自分の意見とは少し違うけれど、でも、あなたの提案で一度やってみようか」と合意を得ることができるような提案力とフットワークの軽さ。これらを一言で言うなら「合意形成力」となるでしょう。
本校での三年間、皆さんには金商デパートを始めとして、教室だけの学びではない数多くの実践的な学びの機会が与えられます。どうかその機会を存分に活用し、合意形成力を身につけ、豊かな人間関係を築いていってください。それらは皆さんが社会人となったとき、皆さんが自立して生きていくことを助ける大きな力となるはずです。
保護者の皆さまがた、お子様のご入学を心からお祝い申し上げますと共に、今日に至るまでのご尽力に対し、深く敬意を表します。
これからの三年間は、お子様がこれまで以上に大きな悩みや課題に直面する時期でもあります。そんなお子様の心に寄り添いつつ、ときには「お子様自身の成長を信じて待つ、見守る」という姿勢も大切にしていただきますよう、お願いいたします。親はどうしても我が子かわいさの余り、子供が歩く道筋をすべて準備し、失敗しないように先回りして動いてしまう傾向があります。しかし失敗は、次なる成長へのまたとない機会でもあります。その失敗をどのように受けとめ、どのように折り合いをつけ、どのように乗り越えていくのかを共に考えてあげてください。時代が変わるスピードは速く、お子様たちは、大人の経験に基づいた助言が過去に比べて余り役に立たない、そんな未来を生きていきます。ぜひ「自ら考え、判断する力」を身につけるため、ご家庭でもその環境づくりを意識していただけたら幸いです。
お子様が自立した社会人としてこの学び舎を巣立っていくその日まで、本校教職員、一丸となって力を尽くして参ります。どうかお子様の健やかな成長を、ご家庭と学校とが協力して支えていけますよう、本校の教育活動にご理解とご支援を賜れますことをお願い申し上げます。
最後になりましたが、新入生の皆さんに、高浜虚子作の次の句を送り、式辞といたします。
春風や闘志抱きて丘に立つ
令和5年4月10日
石川県立金沢商業高等学校長 山崎 しのぶ
スポーツ大会
令和4年度「スポーツ大会」(1・2年生)
3月22日(水)・23日(木)の2日間、「スポーツ大会」が開催されました。
2日間にわたり、バスケットボール・バドミントン・卓球・みんなでジャンプの4競技を行いました。どの競技も白熱した熱戦が繰り広げられ、「ホーム対抗」形式による「総合得点」を競いました。
各学年とも、今年度最後の行事を、1年間ともに汗を流してきたクラスの仲間と満喫した2日間となりました。
<結果一覧>
【1日目】
バスケットボール
(1年生)優 勝:13H 準優勝:12H 3 位:15H・16H
(2年生)優 勝:25H 準優勝:21H 3 位:22H・24H
バドミントン
(1年生)優 勝:17H 準優勝:15H 3 位:13H・14H
(2年生)優 勝:26H 準優勝:23H 3 位:21H・22H
卓 球
(1年生)優 勝:11H 準優勝:12H 3 位:13H・15H
(2年生)優 勝:23H 準優勝:24H 3 位:21H・22H
バスケットボール競技①(2年) バスケットボール競技②(2年)
バドミントン競技(2年) 卓球競技(2年)
【2日目】
みんなでジャンプ
(1年生)優 勝:17H 準優勝:12H 3 位:16H
(2年生)優 勝:26H 準優勝:27H 3 位:21H
みんなでジャンプ(2年) 司会進行(生徒会執行部)
【総合成績】(2日間合計)
(1年生)優 勝:17H 準優勝:12H 3 位:16H
(2年生)優 勝:26H 準優勝:27H 3 位:21H
≪ポイント付与≫
優 勝: 5ポイント 準優勝:3ポイント 3 位:1ポイント
(3位が2チームとなる競技は、2チームに5ポイントずつ付与しました)
R5年度 前期生徒会役員選挙
令和5年3月17日(金)、次年度の生徒会役員選挙を行いました。今回の選挙は、「会長」に1名、「副会長」に2名の立候補があり、信任投票となりました。
第1体育館で行われた立会演説では、「会長」・「副会長」に立候補した3名の生徒(いずれも新3年生)が、金沢商業高校の中心として、学校全体を盛り上げたいという熱い思いを語りました。
選挙後は、各ホーム選挙管理委員の生徒による開票作業が行われ、3月20日(月)SH時に、各ホームで結果が発表されました。
なお、「会計」・「書記」は後日新2・3年生より選出し、4月より活動を行うこととなります。
令和5年度「前期生徒会会長」に立候補し、当選を果たした
西方美結さん(新3年)
令和5年度生徒会役員選挙立会演説・選挙で司会進行を務めた
選挙管理委員長の岩村明音さんと、同副委員長の中村美姫さん
(いずれも新3年)
少林寺拳法部3年生進路先紹介します
少林寺拳法部3年生11名の進路先を紹介します。
今年は難関の同志社大学に一人合格しました。
少林寺拳法をしていたことが合格の要因の一つです。
これまで部活動だけではなく、「当たり前のことをしっかりやろうをモットー」に頑張ってきました。個人個人も努力しましたが、合格までにたくさんの方に支援していただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。
同窓会奨学奨励賞授与式ならびに同窓会入会式
2月28日(火)に同窓会奨学奨励賞授与式ならびに同窓会入会式があり、同窓会会長吉田様から、奨学奨励賞が名誉ある賞であり、これを励みに、これからも感謝の気持ちを忘れず、社会に貢献できる人材になってほしいとの激励の言葉をいただきました。その後、受賞者を代表して、出口輝さんが感謝の言葉を述べました。
最優秀賞 出口輝、西山瑠乃
優秀賞 髙田茂々香
奨学賞 117名
また、同窓会入会式では、同窓会相談役藤澤様から、本校の同窓生は、母校愛が強く、皆さんにも金商愛を持ち続け精進してほしいとの入会歓迎の言葉をいただきました。その後、代表幹事の小浦天輝さんが入会の決意を述べました。
同窓会吉田会長ご挨拶 記念品授与
同窓会藤澤相談役ご挨拶 小浦天輝さん入会の挨拶
第64回 卒業証書授与式
穏やかな春の陽気に包まれた、令和5年3月1日(水)午前10時より「第64回卒業証書授与式」が挙行されました。
今年の卒業生は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響等で入学当初から苦労の多い学年でしたが、立派に成長した姿を見せてくれました。
卒業生を代表して「31H 村中 英紀さん」が答辞を読み上げ、学校生活での思い出やお世話になった方々への感謝の気持ちなどを伝えました。卒業生たちは来賓、保護者の方々、教職員に見守られながら学び舎を巣立って行きました。
卒業生入場 卒業証書授与
卒業証書授与(呼名) 送辞(22H 福井 美乃)
答辞(31H 村中 英紀)
卒業式 式辞
弥生三月が間近となった先週、思いがけない雪に見舞われました。冬という季節が、あたかも去って行くのを惜しむかのような、「名残の雪」と呼ぶにふさわしい雪でしたが、今は、風の一吹きごとに、春の息吹を確実に感じとることができます。厳しい冬がどれだけ長く続こうとも、春は必ずやってきます。
本日ここに、ご来賓のかたがたのご臨席、また、たくさんの保護者の皆さまがたのご列席を賜り、第64回卒業証書授与式をこのように盛大に挙行できますことは、本校職員一同にとって大きな喜びとするところです。
保護者の皆さま、本日は誠におめでとうございます。お子様が、高校卒業という大きな節目を迎えられましたこと、心よりお祝い申し上げます。ときに悩み、揺れ動く思春期のお子様にそっと寄り添い、あるときには叱咤激励し、支え続けてくださった三年間に敬意を表します。またその間、本校の教育活動に対し多くのご理解とご協力を頂戴いたしました。重ねて御礼申し上げます。
ただいま卒業証書を授与いたしました273名の皆さん、おめでとうございます。本校の教育課程を修了し、未来へ向かって新たな一歩を踏み出す皆さんを、心から祝福いたします。
皆さんは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による臨時休校のさなかに、本校に入学されました。約二か月に及んだ臨時休校期間が明けてもしばらくの間は部活動もなく、生徒全員で集う学校行事もなく、期待していた高校生活はいったいどこへ行ってしまったのかと、鬱々と過ごすときもあったことでしょう。
今年の5月8日をもって新型コロナウイルス感染症がインフルエンザ並みの五類に指定変更されることを考えると、皆さんの高校生活は、まさに新型コロナウイルスに振り回されたと言っても過言ではないと思います。
しかし、こうも言えると思います。であるからこそ、皆さんはしみじみと実感したはずだと。今まで当たり前と思って享受してきた日常のさまざまなことがらが、実はとても貴重なものであったと。そのように皆さんは気づいたはずです。
有難い、という言葉は、漢字では、「そこにあることが難しい」と書きます。当たり前の日常の有難さに気づくということを、皆さんは高校生という多感なこの時期に経験しました。これからの皆さんの、人生という長い道のりを考えたとき、この経験は、必ずその実りを豊かにしてくれるものとなるでしょう。なぜなら、過去には多くの場合、このような経験は、人が歳を重ね、もはや人生をやり直すことなど不可能となってから、やっと失ったものの価値に気づき後悔する、しかし後悔したところで遅すぎる、といった状況で語られてきたからです。
あれもできなかった、これもできなかったと嘆き、誰かにその怒りや不満をぶつけるのは簡単です。しかし、ないものや失ったものごとを嘆くよりも、今あるものに感謝し、それをどう活かすかを考えたほうが遥かに豊かなときを過ごすことができるはずです。
ここ2~3百年ほどの歴史を振り返ってみると、「時代を切り拓いてきた」とされる人には、共通する特性が少なくとも三つはあるように思われます。それは、不遇の時代にあっても「今は苦しいがいつかは終わる」と考えることができる、ある種の楽観主義者であること。不遇の時代を雌伏の時ととらえ次の機会のために自分の力を蓄えようとする長期的な視点を持っていること。そして何かを成し遂げようとする意志の強さです。
自分を取り巻く状況に絶望することなく、自分の力でどうにもならないことは心静かに受け止める。そして自分の努力次第で変えられることについては「自分はこうしたい。どうやったら実現できるか」と工夫を重ね続け、周囲を巻き込み突き進む。このような人がそれぞれの分野で新しい時代を築きあげてきました。
社会に出れば、理不尽としか思えないことに直面することも少なくないでしょう。残念なことではありますが、この世の中には自分の力ではどうしても変えられない環境や状況というものが確かに存在します。それをどのように受け止め、自らの行動に反映させるのか。それを決めるのは誰でもない、皆さん自身です。全ては、皆さんの心の持ちようにかかっています。
皆さんは金商での三年間、制限があるなかで精一杯充実したときを過ごすための努力や工夫を惜しみませんでした。そんな皆さんの姿を、この一年間ずっと見てきました。だから皆さんなら大丈夫。どんなときも、その時々の仲間と共に、未来をしなやかに切り拓いていってくれると信じています。
名残は尽きませんが、お別れのときが近づいてきました。本校の特色ある授業を通して培ってきた素養や地域とのつながりをこれからも大切にし、あとに続く後輩たちが、人生の先達と慕い、目標とする存在となるべく、今後も力を尽くしてご活躍されることを祈念し、式辞といたします。
令和5年3月1日
石川県立金沢商業高等学校長 山崎しのぶ
卒業式・入学式の花苗植え
~高校生が運営する株式会社~
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
27   | 28   | 29   | 30   | 31   | 1   | 2   |
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