2024年3月の記事一覧
部活道の3つのA
90日目
輪島高校では部活を部活道といいます
単に技術やスキルを身につけるだけでなく
人として大切なことを身につける場所
を目指しています
元校長先生である赤田英明先生の命名です
「3つのA」
あいさつのできる
あきらめない
あいされる
をモットーに日々自分磨きです
できることからひとつずつ
始めています
そしていろんな方々から
支援の手を差し伸べていただいています
サッカー部は
金沢医科大学高松球技場で
卒業生の引退試合を行いました
結果は5ー0で現役チームの勝ち
サッカーを続ける卒業生もいます
思い出に残る一日となりました
バドミントン部は
県立工業高校で
能登地区の被災した学校が集まり
合同練習会です
県高体連バドミントン専門部が企画
筑波大学バドミントン部のみなさんが
来てくださいました
竹原慧監督はじめ
アクアバドミントンの漆崎真子コーチ
一流の方々から直接ご指導をしていただきました
野球部は
仙台育英高校さんが
本校と飯田高校を招待してくださり
27日〜29日の日程で
ホームステイしながら
合同練習や練習試合をしました
ほんとうにありがとうございます
道具がない 場所がない 集まれない
でもあきらめない
男子バレーボール部は
クラウドファンディングで
資金集めを始めました
支援されるのを待つだけでなく
自分たちで行動を起こしました
おばあちゃんと一緒に
倒壊した家の下敷きになった部員が
自力でノコギリで脱出する一部始終を撮影した
生々しい動画もアップされています
https://camp-fire.jp/projects/view/749046
第二体育館の照明の修繕も始まりました
4月から部活動で活用できます
実はありがたいこと
89日目
春の嵐です
春先には突然こんな日が訪れます
被災地にとって
この世の終わりかと思うくらい
こたえます
やがてあれから3ヶ月
新しい仕事に就くと
3日 3ヶ月 3年目に
辞めたい時期が来る
なんて言われますが
このブログ
できるだけ暗い話はやめて
明るい未来を語るようにしてきた
つもりではいるのですが
正直…
なんてこと考えているうちに
TikTok で素敵な投稿を見つけました
実はありがたいこと
①ご飯が食べられること
②帰る場所があること
③体が元気に動いてくれること
④仕事ができる状態があること
⑤愛してくれる人がいること
⑥選べる選択肢があること
⑦生活できるお金があること
⑧安心して暮らせる場所があること
⑨今生きていること
ありがたいこと
有り難いこと
こうして見てみると
発災当時は
⑤と⑨しか無かったな
それに比べたら
①や③や④
ほんとは有り難いことが
今は有り易い
教育委員会のお力で
4月から②も解消されます
登山の途中
ふと来た山道を振り返ると
雄大な景色が目の前に現れ
もうこんなに登ったんだ
そんな思いになることがあります
このことをふと思い出させてくれる
TikTok あさひさんの投稿でした
僕らの街は僕らが創る「街プロ」
88日目
金沢地区へ2次避難しているみなさん
学習環境の確保ができました
かほく・津幡~野々市・白山地区に
避難している生徒は
4月以降当面の間 内灘高校へ通うことになります
詳しい内容につきましては
一斉メールでお伝えしますのでご確認ください
高校魅力化プロジェクトの皆さんが来校し
次年度の探究学習の目玉
未来の向けて輪島を創造しよう
輪高生による街づくりプロジェクト
『街プロ』について
作戦会議を行いました
プロジェクトメンバー 教員それぞれにとっても
生徒同様探究活動です
まずNPO法人「じっくらーと」代表小浦様より
先日生徒が参加した
「マイプロジェクト」全国サミットの
報告がありました
優れた発表に触れて
生徒の心に火がついたようです
新年度に入ったら
福祉 交通 教育 …
それぞれ自分がやってみたい
カテゴリーに分かれ
興味関心のある街づくりに取り組みます
仲のいい友達同士だとすぐ行き詰まるので
学年をまたいで交流したり
他校の生徒とオンラインで繋いだりします
さまざまなコンテストへの出場や
大学入試総合型選抜も視野に入れます
アイデアがどんどん膨らみます
未来のことを考えると
なんだかワクワクしてきます
自分のこれまでの経験からの知見を以下に
(1)似たものが3人寄っても文殊の知恵にはならない
「3人寄れば文殊の知恵」といいますが
3人いれば誰かがアイデアを出すだろう
という人任せな態度ではダメだし
3人いるからといって
1人が何かを思いつく確率が上がるわけでもない
誰かの考えに2人が無批判に追従するだけでは
単なる1人の思いつきに過ぎず…
特に本校生徒は
幼小中と固定された人間関係の中で育っており
仲良しグループの中では
意見を言う者と追従する者の関係が
できあがってしまっています
そんな中で話し合いをしたところで
インブリーディングを繰り返して
衰退していったメディチ家のようになるだけ
敢えてこれまで話したことのないメンバー同士の
グルーピングが求められます
(2)最初に会議ありきでは必ず失敗する
自分は昔から
長い会議 長い挨拶 長い説明
が大嫌いで
若い頃 職員会議を無くそうとして
立ち上がったことがあります
多くの賛同者を得てこれからというとき
「会議をなくすためにどうしたらいいか
会議をしますので…」
と言ったら全員離れていきました
絵に描いたようなバカですね
まずは走り出すこと
(3)「夢」を「志」へ
自分の「夢」のためだけに動いているとき
困難な場面で多くは簡単に辞めてしまいます
「夢」に
他者に対する役立ちや
社会貢献の要素が加わると
ちょっとやそっとでは諦めない
「志」に変わります
花は咲く
87日目
今日は一日お休みをもらい
輪島吹奏楽団に加えていただいて
クラリネットを抱え
避難所を廻って演奏活動をしてきました
輪島中学校
河井小学校
大屋小学校
穴水彩光苑の4カ所です
みなさん暖かく迎えてくださいました
最初の曲は「希空〜まれぞら」
土屋太鳳さんでお馴染みの
NHKテレビ小説「まれ」の主題歌です
今日は三寒四温でいう温の一日目
春の足音がきこえます
2曲目は「春の童謡メドレー」
♩春が来た春が来たどこに来た
♫春の小川はさらさらゆくよ
♬春のうららの隅田川
東日本大震災の復興支援ソング
3曲目は「花は咲く」
あのときは東北の復興を願って
よく演奏しましたが
今回は自分たちの復興を祈りながら
夜 被災した街に立つと
灯りもなく漆黒の闇に吸い込まれます
そのかわり上を向くと
満天の星空に包まれます
最後の曲は「上を向いて歩こう」
会場のひとつ河井小学校は被害が激しく
現在学校活動を行うことができません
その惨状を目の当たりにしました
校舎は裂けそして傾き
教室の床がこんもりと
運動場では仮設校舎の建設が始まっています
そんな中 被災前に植えたという
チューリップの球根が
花を咲かせる準備をしていました
以前に炊き出しで
焼き芋を振る舞ってくださった
横浜の有限会社カイトさんが
先日再び来てくださいました
首都圏では
「ほとんど放送されなくなったので
復旧が進んでいるのかと思ったけど
全く進んでいないんですね」
とのお言葉
そうか
現地以外では
もう過去のことになっているのか
空に風 桜もようと 能登の風
86日目
新学期の学校の運営について
石川県教育委員会と
奥能登5高校で会議が持たれました
生徒 保護者の皆さんは不安でしょうから
だいたいの内容について速報します
基本的には対面とオンラインの
ハイブリッドで授業を展開します
金沢近辺に避難している生徒が集合して
オンライン授業を受ける仮校舎を
確保できる見込みです
またそこまでの交通機関も
確保できそうです
金沢へ通うことも難しい生徒は
基本的には避難所で
オンライン授業を受けてもらいますが
近くの高校へ通える生徒が
複数いる場合は
その高校に場所提供をお願いしてみます
ただし現時点での確約はできません
輪島高校及び仮校舎では
体育の授業もできる見込みです
さまざまな制約の中での
高校生活のスタートとなりそうですが
その中で真の学力
本当の強さを身につけてほしいと思います
できない言い訳を考えることは
誰にでもできます
どうやったらできるかを
みんなで追求しましょう
今年の3年生は
どん底ともいえる学習環境の中
しっかりと現実と向き合い
奇跡の逆転合格を勝ち取った生徒が
何人もいます
きっとできる
信じています
北海道で
通訳をしながら学生をしていらっしゃる
信岡 晴美さまより
「論文とエッセーの中間」
を送っていただきました
通訳なるものは
英語を日本語に
日本語を英語
翻訳する事だけでなく
「さっぽろ雪まつりについて説明してください」
と外国人に言われて
外国語で説明できる人の事
とのこと
自分も普段同じようなことを考えていて
英語でケンカができて
英語で仲直りできる
そんな力が欲しいなと
詩人の伊藤比呂美さんは
インタビューの中で
自ら実践された興味深い授業について
お話をされています
中原中也の詩を英訳する課題です
お題は「サーカス」
〈ゆあーん ゆよーん ゆやゆよーん〉
をどう訳すか?
ブランコの揺れる様子をイメージして
「Swing Swung Swinging」
素敵なのは
「You Your Yours」
(あなた あなたの あなたのもの)
沖縄の古倉小学校の皆川志保先生より
素敵なお便りをいただきました
「輪島の方々は春に桜が見たいだろうな」
と桜を散りばめた
子どもたちと一つひとつ
心を込めて作ってくださったカードです
先日志賀町へ支援に行かれた際に
ご自身で作られた曲を
みんなで歌ったそうです
志賀町防災ボランティアセンターの
Facebook をご覧ください
今日のタイトルは
皆川先生が送ってくださった
封筒に書かれていたものです
若鮎跳ねて甲子園
85日目
とにかく新年度に向けてスタートです
時は待ってはくれません
これまで小中学校に利用していた校舎を
高校用に復元です
先生だけではどうしようもないので
生徒のみなさんに声をかけて
ボランティアに来てもらいました
30人くらいが集まってくれました
自分たちの学ぶ環境を
自分たちで整えます
昔野球部の顧問をしていた頃に
和歌山県の日高中津分校へ
練習試合にお邪魔したことがあります
唯一分校で甲子園を果たした学校です
和歌山県は日高川のほとりにある
小さな分校の
甲子園までの道のりを記した
「若鮎跳ねて甲子園」
という冊子をその時いただきました
そこには
赴任されたばかりの垣内監督が
何にもない環境の中
河原の石拾いから始めて
グラウンドを創り上げたことが
記されていました
まさに今の自分たちは
そんな感じです
ゼロどころかマイナスからのスタートですが
みんなで力を合わせて「一歩前進」です
まずは生徒玄関の整頓です
ロッカーが倒れ中の履き物が散乱です
ひとり分ずつ袋に入れてあげました
まるで神経衰弱か貝合わせでもしているよう
ペアが見つかると「あったー!」
3か月ぶりにペアとなった靴たちも嬉しそう
それから体育館に駐屯している自衛隊さんに
少し空けていただき
入学式に使う椅子などを運び出しました
入学式は4月8日(月)
本校の第二体育館で行います
電灯が落ちかかっていますが
3月28日(木)修繕を入れます
床はホコリで真っ白
こすってもこすってもとれませんが
1年生を気持ちよくお迎えするために
みんなで力を合わせて綺麗にしています
お昼には
「ラトリエ・ドゥ・ノト」さんらの
支援者用炊き出しを
振る舞ってあげました
これは被災者に遠慮して
満足に食事をとることのできない
ボランティアの方々のために
ワンコインで美味しい料理を提供しようと
始められたものです
「少しばかりのお金を払っているのだから
支援の方も遠慮なく食べてくださいね」
という発想が素晴らしいですね
今日はカキフライ
終業式の日を迎えました
82日目
今年度最後の日を迎えました
【終業式】
卒業式を終えたあとで
こんなこと言ってくれた卒業生がいます
「誰も経験できないような辛い思いをしたけど
一生逢うこともなかっただろう人に
逢うことができた』
昨日の本田圭佑選手もそのひとりです
「誰よりも辛い思いをしたみんなは
きっと誰よりも強くなれる」
そうおっしゃってくださいました
一歩ずつ一歩ずつ進もう
走り疲れたら歩けばいいし
歩き疲れたら休めばいい
やがて休み疲れたら
どうせまた走りたくなる
だから
昨日よりも一歩でも進んだら
自分を褒めてあげよう
【生徒指導より】
「地震にあったことは不運だったけど
決して不幸じゃない!
自分の生き方は自分で決めろ!」
力強いエールが送られました
【離任式】
被災直後から
自分の生活もありながら
学校のために
尽くしてくださっている先生のうち
8名の先生が転勤されることとなりました
4分の1の先生が変わることとなります
今回の石川県立高校の
特に能登地区の人事は
災害復興と職員の通勤の確保
が最優先課題となっています
発災直後から
自分と一緒に学校に寝泊まりして
陣頭指揮をとってくださっていた
大坪克哉教頭先生も
家から通える学校へ
「夜明けの来ない夜はない」
生徒へ語りかけてくださいました
【小中学校もさようなら】
高校校舎での最後の授業が終わりました
元気いっぱいの声を
学校中に響かせてくれてありがとう
先生と輪島市の方が一緒に
ちっちゃな机と椅子を運び出しました
春が来て君はきれいになった
81日目
季節外れの雪が降っています
2か月ほど続いた小中高一緒の学校
いよいよ明日で終わりです
今日はみんなで体育館に集まって
最初で最後の全学校集会をしました
小中高それぞれの生徒から
お礼の言葉が述べられました
これからはそれぞれの学び舎
歩いてゆくんですね
そしてなんとなんと今日は
本田圭佑さんが来てくださいました‼️
「つらいことを体験したみんなだから
日本中の誰よりも強くなれるよ」
との言葉に胸が震えました
質問コーナーでは小学生から
「好きな食べ物は?」
「好きな色は?」
「好きなキャラは?」
「好きなスポーツは?」
勝手に好きなもん縛りで
どんどんたたみかけてきます
関西出身の本田圭佑さんは
「輪島の子はお笑いのツボ知ってんな」
とおっしゃっていました
本田圭佑さんのインスタには
全員で撮った写真がアップされています
宮城教育大学の
武田 真一 特任教授が
「あの時、
子どもだった私たちから
伝えたかったこと」
を贈ってくださいました
東日本大震災の伝承に関わる
「3.11メモリアルネットワーク」
さんによる
被災した子ども6人が
真に伝えたかったことを
まとめたものです
真っ暗な被災地で見上げる星空の綺麗なこと
自分が感じたのと同じだったり
今の自分でさえ想像すらできない
もっと悲惨な状況が書かれていたり
ありがとうございました
科学ツアー「ASCoT」のみんなが
夜遅くに帰ってきました
明日からの
「マイプロジェクト全国サミット」
に続けて参加する生徒もいます
ゆっくり休んでね
もし体調が悪いようなら
無理しないように
また野球部が
23日の日本航空石川と星稜の試合の応援のため
明日出発します
それぞれの生徒の
自分が輝くことのできる場所探しを
輪島高校は精一杯応援します
マイナス×マイナス=?
80日目
主に野球部が使用する本校のグラウンドは
発災時より自衛隊の基地として運用され
多くの車両が駐屯しています
当初は液状化を起こしてしまい
自衛隊車両であってもスタックして
身動きがとれない状態となりましたので
バラスを敷いたり改良剤を撒いたりと
全くグラウンドとしては
使い物にならなくなってしまいました
土の入れ替えを待つしかないのですが
いつになるか目処が立ちません
サッカー部はマリンタウンにある
学校から離れたコートで練習していたのですが
こちらは人工芝が剥がれてしまい
全て張り替える必要があります
剥がしてしまった人工芝の
処分にも困っています
マイナス×マイナス=プラス
野球部の冨水監督が知恵を絞り
とっておきのアイデアを
出してくださいました
剥がした人工芝を
輪島高校のグラウンドに敷き詰め
人工芝グラウンドにするのです
土はそのまま使え
人工芝の処分が要らず
体育にも使える
一石三鳥です
そうと決まれば善は急げ
さっそく人工芝の運び出しです
できない言い訳を考える暇があったら
どうやったらできるか考えろ
自分が日頃言っていることを
身をもって後輩に見せてくれる監督は
本当に頼りになります
野球部は23日(土)
同じ被災した能登から選抜に出場している
日本航空石川の応援に行きます
資金を保護者会の方が集めてくださっています
ご賛同される方はぜひご支援をお願いします
https://www.makuake.com/project/ishikawa-baseball/
Astro Science Cosmo Tour 2日目
ご飯を食べて出発です
まず訪れたのは地質標本館
今回の地震と大きく関わっていると考えられる
謎の水「深部流体」の特別展が
4月より始まるそうで
残念ながら見ることができませんでした
続いてはJAXAのガイドツアー
このツアーは3か月前の1日から
ネット予約が始まります
即埋まってしまうので
昨年12月1日の午前0時に
インターネットに接続して予約しました
その日の夜明けにはもう定員オーバー
去年1番の大仕事でした
新入生のみなさん
輪島高校ではこのような
学びの心に火をつける
さまざまなしかけを用意して
待っていますよ
こんなときだからこそ学んで来い!
79日目
今朝 科学研修ツアー
Astro Science Cosmo Tour(ASCoT )に
11名の生徒が旅立ちました
学びを止めるなの言葉を胸に
科学の最先端を学ぶツアーです
2泊3日でさまざまな施設を巡ります
明日は9:00からつくばの地質標本館で
地震のメカニズム等について学び
10:40からJAXAのガイドツアーに参加です
明後日は9:00から東京大学キャンパス
11:30より日本科学未来館を見学し
21:00には帰ってくるという日程です
震度7の激震にも耐えた
100周年記念モニュメントの前から
100周年記念ワゴン車で出発です
無事金沢駅に到着しました
このあと新幹線で東京へ向かいます
東京国立博物館に行きました
現在
建立900年「中尊寺金色堂」
特別展を開催中です
本当はサイエンスツアーということで
国立科学博物館を訪れる予定だったのですが
私のミスで国立博物館に行っているようです
でもまあ歴史も科学ということで…
そもそも文系理系って分けているのは
日本だけなんだそうです
女子は文系科目が得意で
男子は理系科目が得意という概念も
そう刷り込まれているだけの
単なる思い込みのようです
実際 国際学力テストの結果を見ても
女子の方が理科数学の成績の良い国も
フィンランド
スイス
カナダ
デンマークなどです
これ何かとピタリ一致しているのですが
わかりますか?
女子カーリングの世界ランキングです
氷上のチェスと言われるカーリングには
理系の頭脳が求められます
ということは
カーリングの強い日本の女子は
本当は男子に負けない
素晴らしい理系の頭脳を
持っているはずだと思います
男女のステレオタイプにとらわれない
全ての生徒が自分の得意を伸ばせる
教育をしたいと考えています
ちなみにデンマークには
「カーリングペアレント」
という言葉があるそうです
とにかく学校にクレームを言ってくる
「モンスターペアレント」や
子どもの上をぐるぐる旋回しながら監視して
我が子に危機が及ぶと急降下してくる
「ヘリコプターペアレント」の類で
本来子供が自分で解決すべき障害を
先回りして掃き取ってしまう親のことです
教育の問題は世界共通のようです
掃き取るといえば昨日
男子バレー部が練習と床掃除していたところ
長野県から派遣されている
諏訪市の山岡さんと
茅野市の牛山さんのお二人が
一緒に床をブラシとモップで
掃除してくださいました
最後には生徒たちに
「大変な環境だけど頑張って」
と言っていただきました。
日々感謝です。
ご寄付もいただいています
河田 哲也 校長先生はじめ
神戸市立長尾小学校のみなさん
先日練習試合に訪れた高岡商業高校の
野球部保護者会とネット会のみなさま
富山県は高校野球の盛んな地域で
毎週の練習試合にも地元ファンの皆さんが
ネット裏で観戦されています
これがいわゆるネット会だそうです
「最近スライダーのキレがな…」
「リリースポイントがちょっとな…」
監督より詳しかったりします
本当にありがとうございます
「JINー仁ー」
78日目
ABCラジオの
「おはようパーソナリティ小縣裕介です」
に出演させていただきました
「おこらいえ」を読まれた
香川県の方がご紹介くださったそうです
ありがとうございます
放送を聞いた原田 幸子さまから
素敵な写真をいただきました
春はすぐそこに
火災のあった朝市地区のはずれ
水浸しになりながらも
ポツンと焼け残った我が家
電気も通っていないので
日中入っても真っ暗です
ただそんな中
夜明け後1時間ほど朝日が差し込むので
その合間に忍び込んで
部屋の片付けをしています
ほとんど使い物になるものはなく
家の取り壊しと一緒に
処分してしまえばそれだけなのですが
最後に綺麗にして捨ててあげたくて
無駄な努力をしています
時折まだ使えるものが見つかったり
毎朝の宝探しです
先日こんなものが本棚の下から
いつも夏休みや冬休み
時間の取れる時に
これまでに買ったはいいけど
目を通せていない書籍
昔揃えたコミックなどを
まとめ読みしています
今回の冬休み
つまり被災直前に読んでいたのが
この「JIN ー仁ー」でした
大沢たかおさん主演でドラマ化もされ
ヒロインの綾瀬はるかさんの
「ペニシリン!」の台詞で有名です
江戸時代にタイムスリップした
脳外科医 南方仁 が
満足な医療器具もない中で
幕末の人々の命を救い
自らも歴史の渦にまきこまれていく
というストーリーです
今回自分がこの悲惨な環境の中
なんとか踏ん張っていられるのは
直前にこの物語を読んでいたから
かもしれません
もとの世界に帰れるという保証のない
絶望の中でも
「仁」は立ち向かっていきます
それに比べると
現在の自分の置かれた環境など
本当に恵まれたもので
できることが山ほどあります
ひとつひとつのシーンを思い出しながら
自分自身を奮い立たせています
のと里山海道の下りが全線開通し
あの時8時間以上かかった道が
今は3時間かからず来れるようになりました
一歩ずつ一歩ずつ着実に
前へ進んでいます
自分の記憶の中にある
あのときの風景はなぜかモノクロです
でも今は色がついて見えています
フェニックス通りの祈り
77日目
金沢方面に2次避難している
生徒の学習場所として
石川県文教会館を使わせていただいています
これは
金沢大学と石川県教育委員会が
協働で準備くださったものです
大学生ボランティアが
質問対応をしてくださいます
交通費も負担していただき
本当に感謝しています
4月になっても仮設住宅はおろか
水道すら復旧していない家庭も多く
帰ってくる目処が立たない状況です
そんな中
4月以降の金沢での学習場所の確保を
進めています
引き続き対面とオンラインの
ハイブリッド授業となりそうです
生徒から金沢大学の皆さんに
お礼のお手紙をお渡ししました
写真左手前に写っているのは
今回教委と大学を繋ぐのに
ご尽力してくださっている
轟 亮(とどろき まこと)教授
轟教授は以前石川県立高等学校の
教諭としての経験をお持ちで
私と同じ高校で勤めていました
そんな縁もあって
今回、内灘にお持ちのお父様名義の一軒家を
住む家を無くした私の両親のために
使わせてくださっています
おかげさまで
自分は安心して学校で寝泊まりができ
なすべきことに集中して
取り組むことができています
お父様は
福井空襲そして3年後の福井地震と
立て続けに被災された経験をお持ちで
今回私の境遇を深くご理解くださり
このようなありがたい手を
差し伸べてくださっているということです
二度の地獄から不死鳥のごとく
蘇った福井市の真ん中には
フェニックス通りという
メインストリートが南北に走っています
ここにも災害を乗り越えて復興を果たした
先輩の後ろ姿が …
負けてたまるかと
勇気が湧いてきます
能登を野球でひとつに
76日目
3月18日(月)
高校野球春の選抜大会が開幕します
石川県から2校選ばれています
星稜高校ともうひとつは
日本航空石川
輪島市にある日本航空石川の校舎は
今回の地震で甚大な被害を被り
現在は山梨県にある本校で
学習や部活動に励んでいます
大会6日目 23日(土)の第一試合
初戦を迎えます
石川県高野連が
能登地方の高校の野球部員を
甲子園に招待してくださいました
災害を乗り越えて闘う仲間たちを
能登地区の高校球児が心をひとつにして
応援するためです
この活動をを支援するため
能登地方の野球部保護者会長ら有志が
クラウドファンディングで
資金を募ってくださっています
https://www.makuake.com/project/ishikawa-baseball/
星稜高校は一回戦を突破すれば
二回戦
日本航空石川の次の試合に登場します
ぜひ2試合続けて
石川の球児を応援できたら
北信越の枠は元々2校で
準決勝で敗れた日本航空石川が
選ばれることはほぼないと
思われたのですが
星稜高校が
明治神宮大会で優勝し
北信越の枠がひとつ増えたおかげで
今回の出場が叶いました
そう考えると
星稜高校が
我々を元気づけるためにくださった
贈り物のような気がします
本校は昨秋の石川県大会で
日本航空石川に敗れて
ベスト4を逃しました
甲子園は
本校野球部にとっても目標の場所
今回の経験を通して
夏の大会では
能登地区の公立高校初の
甲子園出場を果たしてほしい
このような機会を与えてくださり
本当にありがとございます
自分で創ろう自分の住む街
75日目
「輪島に残るみんな
一緒に新しい街創ろう
一旦輪島を出て行くみんな
いつの日か必ず
戻ってこい
みんな驚くような
街を創って待っている」
卒業式で3年生に約束しました
大法螺ふきにならないよう
1、2年生を集めてお願いをしました
輪島高校では
輪島の魅力を再発見し高めることを目指し
「WAJI 活」という
探究活動を展開してきました
これまでも
新しい交通システムの提案や
業者とタイアップしての商品開発
さまざまな活動を行なってきました
焼き尽くされた街を目の前にして
新しい街づくりに
高校生の力を発揮できる
逆にチャンスであると
考えるようになってきました
新しい街ができるまで
自分がこの世にいる保証はありません
であるなら
高校生たちが
自分たちが将来住む街を
自分たちで創りあげる
こんな夢のある取り組みを
体験させることが
今の自分にできること
そう考えるようになってきました
今日はそのキックオフです
輪島市高校魅力化プロジェクトさんと
「じっくらーと」さんに企画していただき
「未来に向けての輪島を創造しよう
輪高生による街づくりプロジェクト」
をスタートアップさせました
グループごとに
どんな街にしたいか
どんな街なら戻って来ようと思うか
どんな街なら行ってみたいと思うか
話し合い 提案し合いました
放課後にはオンラインで
OECD Future of Edication and Skills 2030
に参加しました
30を超える国からの参加者で
「2030年に望まれる社会のビジョン」
「それを実現する生徒像と資質能力」
を創造するプロジェクトです
今日はウクライナやトルコ
日本からは大阪 大分 そして能登から
高校生が参加して活発な議論を交わしました
本校からは久保穂乃佳さんが参加しました
取材に来てくださった方のおなまえが
「こころ」さんだったので
それで思い出したいい話をひとつ
桑田佳祐さんは
「コロ」という犬を飼っていました
ある日コロが子供を産みました
「コロ」の子なので
「ココロ」と名づけました
さらにそのあと「ココロ」が子供を産みました
「コロ」から見たら孫なのでその名は?
いい話でしょ
どうして今日はホワイトデー?
74日目
3月14日
Why today is Whiteday?
(1)気づく
どうしてバレンタインデーは
女性から男性へチョコを贈るんだろう?
(2)考える
男性から女性へ贈ってもいいんじゃ?
→ホワイトデーが作られる
(3)比べる
バレンタインデーが先なのは不公平では?
→隔年交代にしては?
→1月にも何か作れば?
そもそも男女の区別いる?
→友チョコが生まれる
こうやってビジネスチャンスが
どんどん広がっていきます
きづく→かんがえる→くらべる
頭文字をとって「きかく」
新しいものを企画するときには
この流れを意識するといいよ
これはおちまさとさんのコラムからの引用ですが
毎年探究学習のスタートアップの時に
生徒に話しています
新しい街づくりに活かそう!
今日は石川県立高校の合格発表がありました
本校でも正午に掲示がありました
こんな状況でも
輪島高校で学ぼうって
選んできてくれたみんな
ありがとう
つらくさみしい集団避難所で
一生懸命勉強してきた人もいます
君たちの期待に応えれるように
精一杯のことをしますね
先日、京都府久御山町立東角小学校
のみなさんからご支援をいただきました
子どもたちが作ってくれた
メッセージボード
本校の校舎に通ってくる
輪島市6校の小学校のみんなから
よく見えるところに張りました
みんな元気が出ます
本当にありがとう
先日紹介した
熊本県立御船高等学校のみなさんから
ビデオレターも届きました
被災から立ち直られて立派になっている様子
頼もしいですね
励みになります
体育館では部活動再開の準備をすすめています
拭いても拭いても埃で真っ白です
床がハーフパイプのように窪んだ
第一体育館に比べ
第二体育館は比較的傾きが少なかったため
新年度からなんとか体育でも使えそうです
今日は男子バレー部の生徒が
活動しています
学校は石垣型組織
73日目
卒業式に
サプライズでお越しくださった
Smile Up さんからお便りが届きました
以下に掲載します
「2024年3月1日(金)
昨年、創立100周年を迎えられた
石川県立輪島高等学校の卒業式に伺いました。
ある生徒の方は
「誰もが遭わない不幸に遭ったけど
代わりに誰でもが会えない幸せにも会えた」
と話してくださりました。
皆様に幸せを感じていただくことは
わたしたちの活動の目的であり
喜びでございます。
すてきなお言葉を頂戴し
感謝申し上げます。
SMILE-UP.グループ」
卒業式の日に
都合により出席できなかったふたりに
校長室で小さな卒業式です
熊本県立御船高校の生徒会の皆さんが
集めてくださった募金を送ってくださいました
添えられている手紙には
心に沁みる流れるような美しい文字で
「熊本地震から八年が経つ今
熊本は皆様のお力添えにより
確実に復興し
私達も元気に
学校に通うことができています」
文脈からすると
生徒さんが書かれたものでしょうか?
こんな素晴らしい書をしたためられるなんて
驚きです
ありがたく大切に使わせていただきます
熊本城は石垣の立派なお城です
私はいつも教員の仕事を
石垣に例えています
一般の会社はブロック塀のように
隙間なくびっちりと
役割が決められています
経理なら経理
人事なら人事
ところが学校の仕事は石垣のように
隙間がたくさんあるのです
隙間とは
誰の仕事かわからない
役割分担のできない仕事
これが多すぎるんです
この隙間仕事をどうするか?
気づいた教員でフォローしあうのです
教員という仕事は
隙間に気づかない教員にとっては
実はとっても楽な仕事だったりします
みんながみんな
自分の役割だけこなして
隙間仕事に気づかずにいると
こうなります
一部の教員の献身的な支えにより
なんとか倒れはしません
でもこれでいいのか?
しわ寄せは
歩いてこない
一気に襲って
くるんだネ
こうならないために
普段から
コミニュケーションを
しっかり取って
全員で隙間を埋めに
いかないと
東日本大震災13年に思う
72日目
11日付の朝日新聞「天声人語」です
「女川町を見下ろす丘の上で、
これを書いています。
いかがお過ごしですか?
あの日と同じように、
さっきまで小雪が風に舞っていました。
あなたたちを忘れぬようにという
空からのメッセージでしょう。」
昨日3月11日は忘れてはならない日
学校でも14時46分に黙祷を捧げました
あの時亡くなった方が
命と引き換えに残してくださった
教訓のおかげで
あの時生き残った方が
差し伸べてくださる
温かい手のおかげで
今私たちはこうして生きています
今回最も大きな被害のあった場所のひとつ
珠洲市の高屋という地区に
かつて原発を建設する計画がありました
私が教員になりたての頃
40年ほど昔の話です
賛成派と反対派が
珠洲市を二分して争いました
立場が異なれば
親子や兄弟であっても
口すらきかないという
殺伐とした空気が
街中を覆っていました
選挙が近くなると
ほとんど車の通らない山奥の道沿いに
真夜中に点々と車が停まっているのです
夜中にこっそり往来する車を見張って
寝返るものがいないか
お互いに見張っているのです
不気味な光景でした
教員になりたての頃は
「珠州の子はなんて物言わぬ子だろう」
と正直感じていたのですが
おそらく大人たちのそういった雰囲気を
感じ取っていたのだと思います
珠州に限らず
石川県の人は総じて自己表現が苦手
よく言われます
百万石の領地を抱える前田の殿様は
徳川家に目をつけられぬよう
鼻毛を伸ばすなど
わざと馬鹿なフリをして
領民をお守りになったとも言われます
目立つことが嫌いで控えめな
石川県民の気質はそういったところから
脈々と引き継がれてきたものかもしれません
今回も
支援に来てくださっている
大阪府の方に言われました
「よう黙ってんな
大阪やったら
みんな暴れてるで」
言うべきことを言う
ということをやっていかなければ
今回の被災を次に活かすことはできません
結局
珠洲の原発は反対派が勝利しました
もしあの時原発が建っていたら・・・
考えるだけで恐ろしくなります
物言わぬ当時の珠州の人々が
心の声をあげて
今の我々を
放射能から守ってくださいました
「天声人語」は続けます
「なぜでしょう。
あなたたちの命の代わりに学んだはずのことが
なぜこんなふうになってしまうのでしょう。
女川原発は秋にも再稼働するそうです。」
どんなときも学びを止めるな
71日目
どんなときでも学びを止めるな
発災以来一貫して言い続けています
学校としてさまざまな学びの場面を整えています
(1)科学旅行 Astro Science COsmo Tour(ASCOT)
3月19日(火)~21日(水)
JAXA 国立科学博物館 日本科学未来館
などを訪れ最先端の科学を学びます
希望者9人が参加する予定です
地震のメカニズムや
地球のダイナミクスなども学べます
(2)日本OECD協働研究ワークショップ
3月15日(金)ハイブリッド形式で行います
今だ戦禍にさらされているウクライナ
昨年大地震に見舞われたトルコ
そして輪島から高校生が参加します
通訳もつくので日本語でOK
こちらは参加者募集中です
(3)全国高校生マイプロジェクト
「わたし」からはじめる未来
日本最大級の「学びの祭典」
東京で開催される全国サミットを
見学し次年度の探究活動へ繋げましょう
3月22日(金)~24日(日)
交通費宿泊費無料です
こちらも参加者募集中です
(4)食で復活へ向けて歩きだそう
日本司厨士協会北陸地方本部理事で
VICTORIA GROVEの料理長を務める
宮野裕次郎さんが学校を訪れ
生徒全員にフレンチコースを
ごちそうする約束をしてくださいました
こちらは4月22日(月)に実施します
そのほか、まだ詳細は言えませんが
ワクワクする企画次々としかけますね
お楽しみに
学ぶ環境を整えることも
少しずつですが着実に進んでいます
(5)OECD教育スキル局訪問
アンドレア・シュライヒャー局長
田熊 美保シニア政策アナリストをはじめ
多くの方がお見えになりました
高校生が自ら住む街をデザインする
今後取り組む企画について理解を求め
未来を向いて歩き出す高校生への
絶大なる支援をお願いしました
お土産にフランスの塗り絵をいただきました
被災された方への心の慰めにということです
(6)県教委保健体育課の方が視察に入られました
床が陥没した体育館
逆に隆起したトレーニング場
液状化したグラウンドなど
全く体育ができない現状を見ていただき
新たな体育施設の建設が急務であることを
説明しました
現在、第2体育館の床は比較的傾いていません
蛍光灯が落ちかかっていますが
3月28日(木)に修繕が入る予定です
それ以降、部活動を再開します
階下にはまだ避難民の方が
いらっしゃいます
大きな声と足音が予測されますが
どうかご容赦願います
今日の「PLAY FOR JAPAN」
メキシコより
日本の皆さん、
私たちはいつでも一緒にいます。
戦後の復興を遂げたのと同じように、
この困難を乗り越え、
立ち上がっていけると信じています。
そして粘り強く戦い続けるということを、
いままた皆さんは、
世界に偉大なる手本を示してくれているのです。
日本の皆さん、頑張れ!
絶対に、前に進んでいける!
心からの愛と深い敬意を
週の始まりは土曜日から
70日目
世の中には
誰かがやらなくてはならないけど
誰もやりたくはないこと
でも誰かがやらなければ
誰もが困ること
そんな仕事があります
学校の生徒会の仕事も
そんな仕事です
「自分がやらないと…」
そう考えてくれる生徒の力で
成り立っています
小松高校の生徒会の呼びかけにより
南加賀地区の高校の生徒会のみなさんが
3月2日に小松駅で
能登地区の被災した高校のために
募金活動を行なってくださいました
今日はその贈呈式がありました
「多くの同世代の高校生が
みんなのことを想っているということを
知ってもらいたくて」
小松高校生徒会長の
橋紀仁さんがご挨拶をしてくださいました
贈呈式の進行も全て生徒だけで執り行い
きっと将来の日本を背負って立つ
未来の担い手になるんだろうな
とても頼もしく感じました
募金活動にご協力してくださったみなさん
ほんとうにありがとうございます
夜、燃え尽きた街に立つと
街灯も店もなく
ひたすら真っ暗闇で
本当に星が綺麗です
夜中なんにもすることない昔の人は
こうやって星空を見上げて
星座を考えたりしたんだろうな
時を超えたような錯覚に陥ります
星座の中を5つの星だけが
他の星を追い越したり
途中で引き返したり
不思議な動きをしているのも
はっきりとわかります
惑う星「惑星」です
古代のひとびとは
この5つの惑星に月と太陽を加えた7つの星が
時間を支配していると考えました
七つの星を地球から遠い順(当時の知識)に並べて
土星、木星、火星、太陽、金星、水星、月
この順に1時間ずつ時間を割り当てました
0時から1時までは「土星の時間」
次の1時から2時までは「木星の時間」
という具合です
そうすると
その日の最後の時間
つまり23時から24時は「火星の時間」となり
次の日は「太陽の時間」から始まります
同じようにたどっていくと
その次の日の始まりは「月の時間」
そして「火星」「水星」『木星」「金星」
と続きます
これが
土日月火水木金と並ぶ1週間の始まりです
週に1日または2日休みのあるこの制度は
なんてよくできた制度なんだろう思います
7日に1日くらい
ゆったりする時間がないと
いい考えなんて浮かびません
被災生活を送っている中
週に一度だけ風呂に入っている瞬間に
そんなこと考えています
明日からまたがんばろう
今日の「PRAY FOR JAPAN」
週末、小2の娘が
どこで覚えてきたのか
「上を向いて歩こう」を
熱唱しながら歩いていた。
「どうした?」と尋ねたら、
「地震で大変な人に
聞こえるように」との事。
届きましたか?
豊かな日本語の使い手に
69日目
春はあけぼの
昨日までの寒さとはうって代わり
今朝は青空が
これからあたたかくなりそうな予感
三寒四温という言葉があります
三日寒い日が続いた後に
四日暖かい日が続くという
この時期の季節の移り変わりを
表す言葉です
こうやって
一歩一歩春が近づいてきます
クイズ第1問
四字熟語を完成させてください
一( )二( )
二( )三( )
三( 寒 )四( 温 )
四( )五( )
五( )六( )
六( )七( )
七( )八( )
八( )九( )
九( )一( )
私は昔から国語が大の苦手で
特に
「筆者の言いたいことを選べ」
という問いに対しては
「十中八九」はずしていました
あるとき
大学入試共通テスト
(当時は共通一次と呼んでいた)
の問題文として採用された
文学者の話を聞く機会が得られました
その方はこう言いました
「私がこの文章で言いたかったことは
正解以外が全て正解だった」
後日このことについて
本校で校長先生を務められたこともある
国語科の表純一先生に
議論をふっかけたことがあります
「人の気持ちなんて
その人にしかわからない
そんなことを問うて
正解不正解を決めつける
国語という教科は
ナンセンスだ」
表先生はこう答えてくださいました
「国語という教科はね
実は作者が言いたいことを
考えさせる教科ではなくて
その文章を読んだ
大多数の人がどう捉えるかを
考えさせる教科なんだ」
目から鱗が落ちた瞬間でした
「そうか
自分は世間大多数から
ずれていたんだ」
以来この言葉は
自分の心の中にずっと響いており
このブログを書くときも
読んで傷つく人はいないか
何度も何度も読み返しては
書いています
このことを
国語でしっかり学んでこなかった人が
失言で世間を騒がせる政治家や
SNSで炎上する人になるのでは
↑ これも失言かな?
クイズ第2問
SNSとかけまして
江戸の街とときます
その心は?
答えは最後に
この年になってようやく
国語の楽しさに目覚めています
昨日の読売新聞に
「おしごと小町短歌大賞」の
受賞作の発表がありました
クスリとしたり
ホロリとしたり
どれも素晴らしい作品でした
「なんてことぼくのメダカを
じゃこごはんみて涙する息子4歳」
岐阜県 佐藤さん
「豊かな日本語の使い手をめざしましょう」
本校の松本昭子先生がおっしゃっています
クイズの答えは
第1問
一石二鳥
二人三脚
四捨五入
五臓六腑
七転八起 七転八倒
八索九丘
九死一生
六七の四字熟語
どなたか知りませんか?
第2問
火事とケンカが華です
金沢大学、大阪大学
合格のしらせが
入りました
未来を創れ!輪高生
68日目
3月1日に行われた卒業式の
校長式辞の中で
こう言いました
「輪島に残るみんな
一緒に新しい街つくろう
一旦輪島をはなれるみんな
驚くような街を作って待っている」
高校には
「総合的な探究の時間」
という授業があります
実社会や実生活と自分との関わりの中から
自ら問いを見つけ出し
他の人との協働をとおして
新たな価値を創造し
よりよい社会の実現を目指す教科です
輪島高校のテーマは「WAJI活」
自分たちの住むWAJIMAの魅力を再発見し
未来を創造するための活動を
これまで行ってきました
新しい交通システムの提案や
スイーツフェスなどの企画実践
地元の企業とコラボしての商品開発
さまざまな工夫を凝らした取組を
これまで行ってきました
なんのためにやってきたのか
今このときのためである
そんな気がしてなりません
焼け野原から新しい街を創り出す
その大切なミッションを
これからここに住む世代の意見を抜きにしては
語ってはいけないと思うのです
自分たちの住む街を
自分たちの力で創り上げていってほしい
希望に溢れる未来の街を
「WAJI活」実践編のキックオフです
生徒のみんな
新しい街のコンセプト
それぞれ考えておいてください
自分がワクワクするようなプランをぜひ
いろんな街を調べてみるといいね
あらゆるところにヒントがあるよ
たとえばディズニーランドにある
7つのテーマランド
西から東へ向けて過去から未来が
北から南にかけて夢から現実が
それぞれ配置されてるんだそうですね
ATMは南にあるのだとか
ファンタジーランドやトゥモローランド
輪島だとどんなテーマランドが考えられますか
次に挙げる都市の共通項は何かわかりますか?
オランダのアムステルダム
https://worldheritage-mania.com/heritage-canal-amsterdam/
デンマークのコペンハーゲン
https://www.styleofnorth.com/archives/8430
アメリカのポートランド
https://hotels.his-j.com/ct/tripiteasy/post-3020/
フランスのストラスブール
https://www.arukikata.co.jp/web/article/item/1005462/
オーストラリアのメルボルン
https://www.tripadvisor.jp/
これらはコンパクトシティといって
街の大切な機能が小さくまとまっている
住みやすい街です
住民が積極的に街作りに関わった結果
みんなが住みやすい街に仕上がっています
いろんなところに
アイデアの種がころがっているよ
高校入試最終日
67日目
高校入試の全ての日程が終了しました
今日も夕方に
中ぐらいの余震がありましたが
試験中でなくてホッとしてます
悲しいお知らせとうれしいお知らせがあります
悲しいお知らせから
神戸大学の名誉教授で
阪神淡路大震災からの復興への提言を続け
東日本大震災の復興構想会議の議長を務められた
政治学者の五百旗頭真(いおきべまこと)さんが
亡くなりました
能登半島地震の復興計画にも
お力を貸していただけるのでは
と期待していたのですが…
ご冥福をお祈りいたします
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6493921
先生の残されたご提言を
次世代に繋いでいくのが
我々の役目であると思います
https://mainichi.jp/articles/20240301/k00/00m/040/350000c
決して自衛隊の初動が遅いなどと
責めるつもりは毛頭ありません
むしろ苛酷な現場で
命がけで闘ってくださっている姿を
目の前で見ているだけに
感謝の気持ちでいっぱいです
日本の自衛隊は
世界に誇るべき
唯一無二の組織であると思います
しかしながら
今回得られた教訓は
必ず次に活かさなければ
なりません
千葉県の方でも地震が続いています
最低でも自力で最初の3日間を生き延びる
準備はしておいてください
必ず起こるものとして
最善の準備をしておいてください
初詣のおみくじで
「大凶」あと数時間で今住んでいる街が消えてなくなる!
と書かれていたとしたら
誰がそんなこと信じますか?
でも本当に起こったのです
次にうれしいお知らせ
国公立大学前期日程の合格発表が始まりました
ぞくぞく合格の知らせが入ってきています
おそらくダメだろうなと思っていた生徒も
逆転合格を勝ち取っています
本人が「震災枠かな?」とうそぶくくらい・・・
そんなことないよ
一生懸命頑張った結果だよ
それもこれも
金沢での学習環境を提供してくださった
公立高校の関係者
およびハイアットセントリックのみなさま
2次避難先として落ち着いた生活環境を
保証してくださった金沢彩の庭ホテルのみなさま
最後まで学校を信じてくださった
保護者のみなさまのおかげです
もちろん3年生の担任
進路指導担当の教員も
自身も被災している中
最後まで粘り強く指導しました
このあとも合格発表は数日間続きます
今日の「PRAY FOR JAPAN」
病院のレストランで働いている
母から聞いた話。
節電かな?
暗いレストランで食事中の老夫婦。
ただでさえよく目が見えない老婦人
『じーさんの顔が見えないから
昔のじーさんの顔を思い出しながら
食べることにしましょ』だって。
なんかいいよね~。
高校入試1日目
66日目
高校入試の1日目です
8:30頃余震が観測されました
受験生は落ち着いています
予定通り実施します
検査中の余震も考えられます
何かありましたら
このブログで速報します
隣の文化会館で復旧工事の音がします
英語の「聞くことの検査」の時間帯のみ
工事を中断してもらうことにしました
本当は検査時間中
ずっと止めてもらいたいのですが
復興の歩みを止めるわけにもいきません
つらい環境の中
耐え抜いて勉強してきている子たちだから
少しの騒音があっても
集中して力を発揮できる
そう信じています
高校に入学しても
できない言い訳を他に探すことのない
たくましい生徒を育てたいと考えています
今朝の朝日新聞で
鳥屋小学校の中谷萌瑛先生の記事を
拝見しました
能登の子は13年前の私だ
先生は
小学校4年生の時
福島県で被災し
おかあさまの実家の石川県に
引っ越してきたそうです
クラスのみんなとのお別れの時
日が暮れるまで外を走り回り
「もう一生会えないのかもしれない」
とめどなく涙が
今、その時と同じ
4年生を受け持っておられます
輪島からの転校生もいるそうです
気持ちをわかってくれる
先生に出会えてよかったね
つらいときに
頑張る姿を見せるだけじゃなく
一緒に「しんどいね」って言える
大人でいよう
だそうです
こんな素敵な記事を書かれる
朝日新聞の記者の
力丸祥子さんにも
ありがとうございます
真実を伝えることが報道の使命
それは理解できるつもりですが
真実が不安を煽るだけ
そんな記事を目にすることもあります
例えば
ウミガメのお母さんは卵を産むとき
涙を流します
それは涙ではなく浸透圧の関係で
体液が滲み出ているだけだよと
真実を伝えることに
どれだけの意味があるのか
「どうして泣いているのかな?
生まれてくる子たちに
しあわせになってねって
祈って泣いているのかな?」
嘘でもいいから
そう伝えるほうが
はるかに意味のあることだと
自分は思うのですが
教育と報道は違うって言われると
それまでですけど
ふたりの素敵な女性から
65日目
先日、山椒魚のピアノを運び出す際に
情報を拡散してくださった
カウンセラーカレッジ石川の森辰美さんより
生徒のみなさんにメッセージがあります
「困ったらまず人に相談する
という経験が大事
相談すること
助けを求めることは
恥ずかしいことでも
みっともないことでも
何でもない
この経験が
青年になって
もしもしんどくなった時でも
誰かに相談することができる
礎になるの
たった一人で抱えて
崖っぷちにいる大人が
本当に多いんだわ」
このことは
自分も身をもって経験しています
捜し物をするときは
「あれ、どこいった~?」
って大騒ぎしながら探すんです
そうするとたいがい誰かがどこかで目にしていて
「あそこにあったよ」
ってあっけなく見つかります
日本では
「人様に迷惑をかけないように」
って育てられるけど
ある国では
「あなたも人に迷惑をかけるんだから
あなたも人からの迷惑を許しなさい」
って育てられるんだそうです
「こどものすること怒るでない
かつておまえが通った道
年寄りのすること笑うでない
いつかおまえが通る道」
って言葉もありますしね
先日ラジオに出演させていただいた際に
インタビューをしてくださった
MROの原田 幸子アナからも
力強いメッセージが届きましたので
ご紹介します
「みなさんの目の前に
立ちはだかっているのは
壁ではなく
きっと扉で
その扉には鍵がかかっていたり
とても重かったりするかもしれないけど
きっと開く
開けることができる
自信を持って扉を開けて
前に進んで欲しいです」
そのうちなんとかなるだろう
64日目
今日もいろんな方からの支援が
山田長満奨学金より
本校から4名の生徒が採択されました
この奨学会は
世界の平和及び経済成長
並びに人々の幸福に
寄与することを目的に
日本や国際社会に貢献する人材を
育成する会です
今回の被災を受け
急きょ10名の増員をしてくださり
奥能登5高校の生徒に
支援していただけることに
なったものです
お世話をしてくださった
サンテック株式会社の
岩和志会長様にも
厚く御礼申し上げます
山椒魚のピアノの脱出にも
本日成功しました
運び出してくださったのは
大浦運輸株式会社
石川ピアノ配送センターのみなさん
絶対無理だと思っていたのですが
さすが専門家です
傷ひとつつけずに
あっという間に運び出してくださいました
設置したのは
輪島高校の吹き抜け階段
誰でも弾ける屋内ストリートピアノとして
第二の人生のスタートです
大浦運輸さんを紹介してくださったのは
白山市の楽器店ポンポロプーの島崎克宏店長
石川のマイスターにも選ばれている
名ギタリスト
ポンは太鼓
ポロはギター
プーはラッパ
なんでも揃う楽器の総合店です
山中温泉の近くのお寺に
こんなお触れ書きが
「大変」とは大きく変わるチャンスのこと
輪島高校卒業式校長の言葉
として紹介してくださっています
ただこの言葉は
36日目のブログでご紹介したように
インターネットで見つけた
島本麻衣子さんの言葉であって
私のオリジナルではありません
そもそもこのブログ自身に登場する名言は
ほとんどどなたかの言葉のつなぎあわせであって
オリジナルは1割程度しかありません
島本さんの言葉を私が始業式挨拶で使い
それを聞いた生徒が卒業式答辞で使い
それを報道したものをご住職が書いてくださり
素晴らしい言葉というのは
このようにして伝わって行くものなのですね
お寺に書かれている言葉というのは
ほんとうに奥深いです
私がある日見かけてずっと心に残っているのは
「いのち◯わたし◯生きている」です
◯には助詞が入ります
どんな助詞が入っていたか忘れましたが
入る助詞によって
幾通りにも解釈できる言葉だなと…
「いのちでわたしは生きている」
「いのちのわたしが生きている」
「いのちもわたしも生きている」
「いのちがわたしを生きている」
名言と言えば
私のお気に入りの一休さんの逸話です
亡くなる前に弟子達に
「どうにもならないほど困った時があったら
この遺言を開きなさい」
その後実際どうにもならないほど困った弟子達が
遺言を開けると
「大丈夫 心配するな なんとかなる!」
植木等さんの名曲
「金のない奴ァ俺んとこへ来い!
俺もないけど心配するな」
と同じくらい大好きです
「見ろよ青い空白い雲
そのうちなんとかなるだろう」
でも勘違いしてはいけないのは
何にもしなくて
なんとかなっている訳じゃなくて
なんとかしようと思って
一生懸命頑張っている人がいるからなんですよね
だから大事なのは
なんとかなるだろうと
楽観的に構えながら
今できることを
精一杯やることだと思うのです
「誰かがなんとかするだろう」では
いけません
「すみれ」の花言葉
63日目
輪島高校のすぐそばに
そのピアノ教室はありました
「すみれグループ」かわいい名前の教室の
先生のなまえは高出紘子先生
今はもう通う子はいませんが
自分の3人娘もそこで習っていました
今 かつての教え子さんが
いろいろな場所でご活躍されています
今回の地震の知らせを受けて
イタリアで音楽活動をされている
羽根由紀美さんが
急きょ帰国し先生のお世話をなさっています
輪島高校の避難所の方へも
シャワーをしに来られていました
今回卒業式の場所探しの件で紘子先生にご相談したら
大海文さんが音楽堂の手配をしてくださいました
文さんはオーケストラアンサンブル金沢(OEK)で
現在お仕事をされており
「とっても信頼できる人」と
紘子先生一押しのお弟子さんのひとりです
卒業式は
OEKで歌を歌っていらっしゃる
仲谷響子さんの「君が代」で始まり
パイプオルガンの演奏に合わせた
「聖母への祈り」の独唱で
多くのみなさんが魅了されました
「聖母への祈り」は
輪島の一本松公園の丘の上に立つ
「海の星幼稚園」のイタリア人神父さまが
作詞作曲なさった曲です
すみれの花言葉は「誠実」「小さな幸せ」
とっても誠実な「すみれグループ」の
みなさんのお力で
小さな幸せをかみしめるような
素敵な式になりました
ほんとうにありがとうございました
みなさんのおかげです
62日目
昨日 無事卒業式を行うことができました
ほんとうにいろんな方々にお世話になりました
石川県立音楽堂の山本美智子さん
「思い出に残る卒業式にしたい」と
会場の設営や式の進行に
いろいろと素敵なご提案をくださり
プロデュースをしてくださいました
舞台 音響は金沢舞台さん
当日 直前の変更にも
嫌な顔ひとつなさらず
思うがままのリクエストに
応えてくださいした
会場をお花で彩ってくださったのは
フラワースクールミュゲ代表の水上詩子さん
多くの農家が被災されている中
石川県の花エアリーフローラを集めてくださいました
卒業生一人ひとりにコサージュも
みなさんをお迎えするBGMは
パイプオルガンの荘厳な調べ
演奏してくださったのは
オルガン奏者の黒瀬 恵さん
圧倒される演奏に胸が高鳴ります
卒業証書は一人ひとりに手渡しました
バックに流れるは
リトアニアからの
ジドレ・オヴシュカイテさんの
ヴァイオリンソロ
輪島吹奏楽団のみなさんが
式歌「ふるさと」の演奏をしてくださいました
卒業生田中琉惟さんのお母さんが
メンバーに声をかけてくださり実現しました
卒業生退場のBGM「輪高讃歌」も奏でてくださいました
卒業式の後には
サプライズです
つつがなく式を終え
卒業生が退場したあと
もう一度式場に戻し
プレゼントです
プレゼンターとして登場したのは
スマイルアップのみなさん
東山紀之社長をはじめ
元V6の長野 博さん
SexyZoneを卒業する中島健人さん
関西ジュニア Lilかんさいの
大西風雅さんと嶋崎斗亜さん
見たいなと思いながらまた見れていない映画に
斗亜くん出演の
「あの花の咲く丘で、君とまた出会えたら。」
があります
今度絶対見に行こうと思っています
5人の登場に会場のボルテージは最高潮
生徒よりもお母さん方の目が
ハートになっていました
5人はまず立ち振る舞いから違います
立っているだけでオーラが違います
若いタレントの活躍する場を守るため
自ら矢面に立つ東山紀之社長の姿は
困難の中 立ちあがろうとしている我々にとって
心の励みです
ホンモノの持つ力は素晴らしいですね
同じ場所にいるだけで
笑顔になれる
たくさんの元気をありがとうございました