2025年12月の記事一覧

高松で講演会

地震から 707 日目

 

今日はこのあと高松で

講演会を行います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

高松の方ぜひお越しください

愛媛の朝

地震から 706 日目

 

気持ちのいい朝を迎えています

 

 

 

 

 

 

 

今日はこのあと高松で

講演会を行います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

高松の方ぜひお越しください

 


高松へ向かう前のひととき

丹原高校の合田校長先生に

地域巡見をしていただきました

先生はご担当が地歴であるため

地理と日本史の視点から

さまざまなことを

教えてくださいました

 

まずは四国三十六不動霊場である

西山興隆寺

 

 

 


以前に「ゆず」のおふたりが

輪島高校に歌いに来てくださった時の模様が

NHKで放送されます

【番組名】東北ココから ゆずとつくる 未来へつなぐうた

【放送日時】12/12(金) 19:30~19:57 <東北地方のみ>

      ※NHK ONEで見逃し配信

【内容】来年東日本大震災から15年を迎えるにあたり、

    ゆずのおふたりが

    震災の経験を未来へつなぐ歌を制作するべく

    東北の被災地を訪れ

    地域の人たちと語り合う

    旅のドキュメント

ぜひご覧ください

 

初冬の伊予路へ

地震から 705 日目

 

今年の夏休みに

韓国に視察旅行に行きました

バスの中で偶然隣合わせになったのは

愛媛県立丹原高等学校の

合田 明典 校長先生でした

防災教育に力を入れるなど

たいへんパワフルな校長先生でした

合田先生のお招きを受けて

本日同校で講演会を行います

今日は『防災デー』ということで

その一環ということになります

 

秋の京都駅で乗り換えです

 

 

 

 

 

 

紅葉がちょうど見ごろを迎えているようです

 

 

 

 

 

 

 駅員さんお手製の案内板

『街プロ』でも

やってみるといいですね

 

京都では

中国人観光客が減って

日本人観光客が増えているとか

ホテル代なんかもグッと下がってお得に

 

予約を取り直す方も

いらっしゃるようです

 

 


丹原高校の『防災デー』

最先端の避難訓練を見せていただきました

 

予告なしの避難訓練です

掃除中に発災の設定です

 

 

 

 

 

 

 生徒たちはすかさず

「落ちてこない倒れてこない」

場所を見つけて避難姿勢です

 

揺れが収まると

生徒たちは駆け足でグラウンドへ

途中通行不可能箇所を設定

みんな自分で避難路を見つけて

避難します

 

 

 

 

 

 

緊張感を持って取り組んでいます

 

生徒がふたり負傷した設定です

先生方が捜索に向かいます

 

 

 

 

 

 

ひとりは骨折で動けなかったようです

安全な場所までおんぶで運びました

 

もうひとりは心肺停止です

タンカで運んできました

 

 

 

 

 

 

ここは問題提起です

「訓練のための訓練」

になっていませんか?

心肺停止は一刻を争います

わざわざみんなのいるとこまで

連れてこないで

安全な場所で胸骨圧迫をすべきでは?

 

小学生も一緒に参加です

 

 

 

 

 

 

防災訓練は単独でなく

地域で行うべきものですね

勉強になりました

 

降下訓練も行いました

4階の高さから緩衝機を用いて

降下して避難する練習です

 

 

 

 

 

 

私も体験してみました

輪島高校でもぜひ取り入れましょう

 

煙避難訓練です

 

 

 

 

 

 

スモークマシンで煙を充満させた部屋を

潜って避難します

ハンカチの大切さを実感しました

 

SONPO さんのご協力による

『学防ッチャ(まなぼっちゃ)』

防災の知識を楽しみながら学べる

ボッチャです

 

 

 

 

 

 

 

防災リュックを作るワークショップ

 

 

 

 

 

 

防災バッグに必要なものを組み合わせる

パズルゲームです

 

私も講演会をさせていただきました

「南海トラフは必ずやってくる」

そう言われ続けて

暗い未来を刷り込まれるだけでは

高校生がかわいそうです

 

正しい防災知識を身につけて

地震の最初の15分間に命さえ守れば

つらいことの後には

人は大きく成長できるよ

予想もしなかった輝かしい未来が待ってるよ

そのことを

輪島高校生が頑張っている姿を紹介することで

伝えてきました

 

とっても素直で明るい生徒さんたちで

みんな真剣に話を聴いてくれました

 

藤原 禄都 さんと 桑村 桜羽 さんは

『江戸走り』を

 

 

 

 

 

 

渡部 もも花 さんと 佐々木 真央 さんは

『能登半島ポーズ』を考案して

 

 

 

 

 

 

それぞれ披露してくださいました

 

 

 

 

 

 

この中のどこかに

「能登半島ポーズ』の

ふたりがいます 

金沢大学特別講義

地震から 704 日

 

金沢大学特別講義

「石川県の学校安全」で

お話をさせていただきました

 

金沢大学では

学校安全の中核を担う教員を育成するため

地理的環境・過疎化・被災など

石川県の地域特性を踏まえた

学校安全の取り組みについて

理解を深めるために

本講義を開講しています

 

今日明日と集中講義期間となっていて

通常講義はお休みです

キャンパスはガランとしていましたが

そんな中この講義を選択した学生さんは

熱心に講義を聴きに来てくださいました

 

さすが休みの日に進んで受講されるだけあって

みなさん本当に熱心に耳を傾けて

こちらからの問いかけについては

積極的に答えてくださいました

意識高く頼もしい限りでした

 

午前中は

発災後珠洲市の中学校で

陣頭指揮をとってこられた

現奥能登教育事務所長の

山岸 昭彦 先生の講義があり

拝聴させていただきました

 

珠洲市は今回の地震以前から

群発地震に見舞われていたので

防災教育そして地震への備えを

計画的に実践されていました

我々の認識の甘さを痛感しました

 

講義を受けられた方の中に

大切なご家族を亡くした方も

いらっしゃいました

言葉を一つひとつ選んで話したつもりです

 

教員採用試験に合格された方も

いらっしゃいました

 

被災地に赴任となる可能性もありますよ

とお伝えしました

被災地での教師としての実務経験は

今後の長い教員人生にとって

かけがえのないものを学ぶ機会になりますよとも

お伝えしました

 

実際震災わずか3ヶ月後

傷だらけで

住むところもない本校に

大学出たてのふたりの先生が赴任しました

そのうちひとりは

こんなとこ住めないと

金沢から毎日通い続けました

そんな厳しい環境の中

ふたりは真剣に生徒に向き合いました

どんなにつらい環境に置かれようと

それでも前を向いて歩き出そうとしている

生徒たちに

自分にももっとできることがある!

ふたりはそう思うようになってきました

今年はふたりとも学級担任をしています 

 

明日は丸一日

「子どものための心理的応急処置」と題して

セーブ・ザ・チルドレンさんによる

実習が行われるそうです

がんばってください

高校生ガイドツアー

地震から 703 日目

 

石川県では

全国から修学旅行に訪れる学校向けに

高校生ガイドの取り組みをしています

 

本校もそのガイド校のひとつです

被災地ではありますが

今しかここしか体験できないコースもあります

今日はそのリハーサルということで

輪島市内の全中学校の生徒に来てもらい

お客さん役をしてもらう予定でした

 

ところが北陸特有の冬の気候となり

となると『鰤起こし』つまり

冬の雷もありうるなということで

急きょ予定を変更して

屋内で実施することとしました

せっかく来てもらうのだから

すこしでも楽しんでもらえるように

先生方は知恵を絞ります

建ったばかりの仮設の校舎に

高校生よりも一足早く入ってもらい

被災地ライフを楽しんでもらうことにしました

 

 

 

 

 

 

ところがここで問題発生

Wi-Fiがつながりません

生徒と先生は知恵を絞ります

急きょアナログの資料を準備して

紙芝居形式で何とかつなぐことにしました

 

 

 

 

 

 

ここでさらに問題発生

街を案内しながら話す原稿だったので

座ったままだと10分で終わってしまいました

先生方は知恵を絞ります

出たがり校長にに喋らせとけ

良いアイディアです

 

 

 

 

 

 

急遽音楽室に全員を集めることにしました

先生方がドタバタ準備をしている間

生徒たちが勝手に喋り始め

場を盛り上げてつないでくれていました

なんて気の利く生徒たちでしょう

 

想定外の出来事が次々と起こる中

生徒たちも先生方も

自分たちで最善を考え

自分たちで行動する

そんな姿が着実に身に付いています

震災がくれたプレゼントです

と言っては不謹慎でしょうか

 

さて、東陽中学校と門前中学校のみなさんは

道路事情が悪く

震災後輪島市街に入ることも

滅多になかったということで

バスで輪島塗会館とキリコ会館を案内しました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生がそっちについて行ったので

残された生徒たちは

「おい!片付けやっちゃおうぜ」

自主的に使った部屋の片付けと

掃除をしてくれました

 

入学した頃は

やんちゃでどうなることやらと

心配した子たちではあったのですが

本当に成長しました

頼もしい限りです