2024年7月の記事一覧

200日目の「ゆず」

今日で200日目ですか

なんだかあっという間というか

まだ200日というか

 

この区切りの日に

22:00からNHK「SONGS」で

先日「ゆず」さんが来てくださった様子が

放送されます

ご覧になってください

明後日は「街プロ」

199日目

 

本校卒業生で

ロサンゼルス総領事館にお勤めの

的場博子さまが一時帰国なさりました

 

セオドア・ルーズベルト高校で

日本語を学んでいる高校生

そして教えていらっしゃる

本郷依子さまからの励ましのお手紙を

南カリフォルニア石川県人会協議会

七尾出身の北垣戸会長さまのお力添えを賜り

お持ちくださいました

 

 

 

 

 

 

丁寧に漢字やひらがなを使って

そしてアメリカらしい力強い言葉で

あたたかいメッセージを

書いてくださいました

ありがとうございます

 

明後日は「街プロ」の日

 

ウィリアム・アイザック氏は

対話の心得について

(1)Listning(傾聴すること)

(2)Respecting(あらゆる発言を尊重すること)

(3)Suspendeing(判断・批判を保留すること)

(4)Voicung(素直な声を口に出すこと)

とまとめています

 

自分たちがそれぞれに思ったことを口に出す「会話」から

他者を尊重しつつ自分の考えを正確に伝える「対話」を

目指しましょう

 

「言うべきことを口にする」よりも

「言うべきでないことを口にしない」ことが

大切な場面もあります

 

日本の学校の授業は

一方的な知識の伝達から

対話に基づく学びへと大きく変わってきていますが

世界的に見れば

その手法についてはまだまだ未熟で

これから研究の余地がありそうです

 

これについては

今回繋がることができた

Rooseveit High School さんのような学校と

オンラインなどを使った交流の機会を増やすことで

そのスキルは大いに高まるものと期待しています

輪島高校は国際的な学校に生まれ変わります

 

今のところ校長の妄想ですが

いつかかならず!

 

今のままでいいやと考える

Fixed mindset を棄てて

どんどん新しく生まれ変わっていくんだという

Growth mindset の学校にしたい

 

それが能登全体の学びの復興につながると

考えています

新札お目にかかりましたか?

198日目

 

福島県立原町高等学校の3年生

島ひろるさんが

千羽鶴を折って

励ましのお便りとともに送ってきてくださいました

ひろるさん自身

幼い頃から何度も被災し

そのたびに立ち上がっておられる様子が

綴られていました

 

 

 

 

 

 

あたたかいお心遣い

本当にありがとうございます

全校生徒が通る

一番目につく生徒玄関に

飾らせていただきますね

 

ところでみなさん

新札にはもう

お目にかかれたでしょうか?

 

私は1000円札と5000円札を

おつりでいただき

お初にお目にかかることが叶いました

 

最先端のテクノロジーの結晶です

特に立体ホログラムは「何これ?」

絶対偽札を作れっこないです

偽札を作ろうなんて思っていらっしゃる方

ムダな努力はやめましょう

この新札の偽札を作る技術があれば

もっと他のところに活かせます!

 

モデルの北里柴三郎氏のお札の肖像画は

ぱっと見怖い顔していらしゃいますが

調べてみると

とても魅力的な方だとわかりました

 

やんちゃ坊主だった柴三郎は

若い頃国を守る軍人になる夢を持っていましたが

入学した医学校の顕微鏡で細菌を目にしたとき

軍人よりもはるかに多くの人を救うことのできる

細菌学の道に進むことを決めます

 

のちの東大医学部を卒業したあとは

病気を治して高い報酬を得る医者ではなく

給料は安いけど

病気にならないように予防する

予防医学の研究の道を選びます

 

その後国からの援助のもとドイツに留学し

世界的細菌学の権威コッホに師事します

7年間研究に没頭した彼は

結局アパートから研究室までの道以外は

どこにも行かなかったといいます

 

そのころ取り組んでいた研究は

当時絶対に無理だと云われていた

破傷風菌の純粋培養です

体の内部で悪さをする破傷風菌の研究のために

菌を増やす必要があったのですが

それがなかなかうまくいかないのです

 

ある日ドイツ風茶碗蒸しを作る場面を目にした彼は

串を刺して内部の火の通り具合を

確かめている様子を見て

体の内部にしか存在しない破傷風菌は

もしかして空気が苦手なのかもしれないと考え

ついに酸素を絶った条件での

菌の培養に世界で始めて成功するのです

 

このように日常の何気ない場面から

新たな発見につなげていく姿は

「街プロ」の探究にも大いに参考になりますね

 

こうして培養に成功した

破傷風菌を用いた研究により

柴三郎は血清療法を確立します

 

血清療法とは次のようなものです

 

たとえば毒蛇にかまれたとき

毒蛇の毒に対抗する抗体という薬が

体内でつくられます

この抗体を含んだ血液の成分を

ほかの動物に注射すると

その動物は毒蛇にかまれても

死なないようになるのです

 

この血清療法はその後研究を重ねられ

現在のワクチンにつながっていて

多くの方の命を救っています

新型コロナが収まった今

氏がお札の顔に選ばれたのは

きっとこの功績を称えての

ものなのでしょうね

 

この世界的発見をした

世界の Kitasato のもとに

巨額のオファーが殺到します

しかし柴三郎はそのオファーを全て蹴って

日本へと帰ってくるのです

 

国費で研究させてもらったので

日本を伝染病から救いたいから

というのがその理由です

 

MLBから巨額の年俸を提示されながら

古巣広島東洋カープに帰ってきた

黒田博樹投手みたいにかっこいいです

 

日本に来た柴三郎にはしかし

活躍する土壌が与えられませんでした

そんな柴三郎を支援したのが

なんと旧一万円札の福沢諭吉です

諭吉は私財をはたいて研究所をたちあげ

その建設に反対する近隣住民の声を鎮めるため

隣に息子を住まわせ安全性をPRしたのです

 

新しいことを始めると

必ず反対の声ってあがるんですね

この逸話は

今後の私自身の身の振り方に関する

大きな励みとなります

 

今回のお札にまつわる話は

歴史大好き芸人 シロップじゅんぺいさんの

Podcast 番組「あんまり役にたたない日本史」

からのものです

役にたたないどころか

本当におもしろい歴史のエピソードが満載

本校の歴史の教員にも

「ぜひ聴くように」とお薦めしています

みなさんもぜひ

本当におもしろいですよ

エスカレーターは右派?左派?

197日目

 

3連休を利用して

これまでご支援くださった方を訪ね

日本各地を回っています

 

人は右

車は左

と小学生の頃に教えてもらいますが

エスカレーターでの立ち方について

東京と大阪で異なります

 

東京では左側に立ち

急いでいる人のために

右側を空けますが

大阪では反対です

 

この右側と左側の境目は

どこにあるのでしょうか?

 

自分の経験では

その境目は京都にある気がします

京都駅の構内では

左立ち右空け

つまり関東風

ところが一歩駅を出ると

右立ち左空け

つまり関西風なのです

 

関西風の京都のエスカレーター文化に

多くの関東からの観光客

あるいはインバウンドが訪れるようになり

駅構内にだけ関東文化が流れ込んできたのでは?

と仮説を立てています

 

そもそもなぜ関東と関西で

立ち方が違うのかということから

疑問なのですが

今日は右と左にまつわる話あれこれ

 

江戸時代に刀を左の腰に下げた侍が

すれ違いやすいようにと

自然発生的に左側通行が

生まれました

西洋でも事情は同じで

馬に乗った騎士は

すれ違うときに左側を通るように

そしてその名残で

現在では車が左側を通行するように

なっています

 

西洋騎士のその習慣は

現代の音楽にも影響を与えます

騎馬音楽隊は

左腰に太鼓をぶら下げるので

叩きやすいように

右手は手の甲が上を向くように

左手は手のひらが上を向くように

スティックを持ちます

今でもその持ち方をする

ドラマーがいらっしゃいます

 

騎馬の左側通行が定着してくると

戦の際に敵と直接すれ違う

自軍の右側に強い兵を

集めるようになります

 

そうした戦法が主流だった

ヨーロッパの戦場に

新しい戦法を持ち込んだのが

ナポレオンです

 

彼は左利きの戦士を多く育てて

自軍の左側に置き

相手の弱い方から斬りかかる

右側通行作戦に出ます

 

未だかつてない戦法に

敵は混乱し

ナポレオン軍に

次々と制圧されます

 

そこで今でも

フランスをはじめとした

かつてナポレオン軍に制圧された国々では

車が右側を通ります

 

さて話をエスカレーターに戻しますが

片方空ける習慣

海外でもあるのかな?日本独自の文化?

そしていつ頃から始まったのでしょう?

 

自分が教員になりたての頃

「都会ではこんな立ち方するんだよ」

と田舎もん丸出しで

ウンチク語っていた気がするので

かれこれ40年ほどになる習慣であろうと

推測されます

 

しかしこの習慣

見直す時期にきているような気がするのですが

いかがでしょう?

 

片側を人が追い越せるように開けたまま

誰も追い抜いていかないのに

乗り口で長蛇の一列になっている光景を

幾度となく目にしました

本末転倒です

急いでいる方には階段もあるので

片側空ける必要ないのでは?

と思います

エスカレーター工場の方も

片側だけすり減るので

2列で乗ってくださいと

推奨しています

 

習慣化したものを壊すのって

難しいですね

 

「街プロ」で

いろんなことに挑戦している2年生ですが

既存のシステムの壁にぶつかって

右往左往するグループも現れました

ここからですよ

みんなの街づくりは

諦めずに取り組んでいこう!

夏のはじまりに

196日目

 

3連休の中日

「いやがおうにも」夏本番

盛り上がって来ました

 

これって正しい日本語?

気になって調べてみました

 

諸説ありますが

 

諸説その1

漢字で書くと

「否が応でも」

これは「有無をいわせず」

という意味

 

諸説その2

「弥が上にも」

こちらは

「ただでさえ甚だしい状態なのにその上」

という意味

 

いずれにしても

これまで全く間違った使い方を

していたんだなと反省です

 

とにかく夏が来ると

頭の中にはいろんな音楽が流れ始めます

 

以下

私の好みの

夏に聴きたくなる音楽です

 

梅雨明けの頃はAir suppply 

空に蜂の巣雲がみられます

上空の小さい範囲内で

上昇気流と下降気流が繰り返し起こるため

みられる初夏特有の雲です

虹色に輝く彩雲が見られるのも

この時期です

 

夏休みに入る直前は達郎

妻に話すと

「えー達郎は冬」

クリスマスイブが有名ですからね

でも自分は夏の始まりってイメージです

夏休みに何しようかな

想像にワクワクしながら

 

いよいよ夏休みに突入となるとサザン

海辺のザワザワした感じにピッタリ

心の中でずっと流れています

同じ音楽が

頭の中でグルグル流れ続ける現象を

「イヤーワーム現象」といいますが

夏の盛りは「イヤーサザン」です

 

かんかん照りのお日様の下

8月に入るとTUBEです

夕方になって少し涼しくなって

ヒグラシの声が聞こえてくると陽水

 

お盆が過ぎ

夏の終わりに近づくと杉山清貴

CDが無くLPの頃

3枚目のアルバムの

B面丸ごと1曲の組曲風に仕上げられた

NEVER ENDING SUMMER

は夏の終わりにピッタリです

 

以上勝手にランキングですが

みなさんの夏の思い出の曲は何ですか?

 

明日は海の日 

 

輪島では海女さんの素潜り漁が再開

海の中も地震で風景が変わったそう

 

子供の頃毎日泳ぎに行っていた海も

カブトムシを獲りに行っていた山も

すっかり姿を変えてしまいましたが

季節は着実に夏を迎えます

新たなステージに向けて

195日目

 

野球部が最後の夏を終え

インターハイに出場する

陸上部の岩波さんを除いて

全ての運動部の3年生が

そして残された12年生が

それぞれ新たなステージへ

 

相変わらず活動場所を求めての

ジプシー生活ではあります

 

ジプシーとは

パリにやって来た

エジプト人(エジプシャン)から来た言葉で

定住地を持たない人という意味です

その点現在私自身ジプシーではありますが

調べてみると

日本では放送禁止用語となっているようで

以後使わないようにします

 

ジプシーと同じ人々を指す言葉に

ボヘミアンがあります

こちらは

ボヘミアの方から来た人

が語源です

 

ボヘミアンは

アブサンという度数が極めて高いお酒を

こよなく愛したといいます

幻覚作用があるということで

現在は製造禁止になっています

カクテルを作る際には

ペルノーというお酒で代用されます

ペルノーは

水を加えると白濁する不思議なお酒です

とまあこれらの知識は

昔アルコールをこよなく愛でていた頃に

仕込んだ知識ではありますが

震災後は口にすることも滅多になくなり

呑まなきゃ呑まないで

別にどうってことないもんだなと

新たな気づきです

 

ジプシー(ボヘミアン)は

迫害されながらも

ヨーロッパの中に溶け込んでいく過程で

フラメンコやベリーダンスのような

新しい文化を創りだします

 

輪島高校の部活道も

今はつらいかもしれないけれど

いろんな人との交わりの中で

新しい自分に出会えるに違いありません

 

男子バレー部は金沢西高校で

多くの高校が集まり

交流戦です

 

 

 

 

 

 

 

ソフトテニス部は金沢泉丘高校で

合同練習です

部員が2人しかいないので

一緒に練習してくださって

本当に助かります

 

 

 

 

 

 

 

バドミントン部は羽咋体育館で

羽咋高校さん 七尾東雲高校さんと

練習試合です

実は羽咋高校さんの体育館には

電気がまだ戻って来ていなくて

使えないのだそうです

お互い辛いけど頑張りましょうね

 

 

 

 

 

 

 

3年生の就職戦線もスタートです

産業展示館で開催された

企業ガイダンスに参加しました  

野球の全校応援

194日目

 

今日は高校野球1回戦

全校生徒で応援です

 

朝6時

現在金沢は雨が落ちています

輪島は晴れているようですね

以前このブログでもお知らせした

石川県にありがちな梅雨の天気です

この後雨は上がりそう

試合の様子をリアルタイムで配信します

 

8時

雨は小降りになりましたが

グラウンド状況が整っていません

この後2時間予定を遅らせて試合開始です

応援バスの出発も2時間遅らせます

 

9時

選手が球場入りしました

気合いの入った顔をしています

 

 

 

 

 

 

球場には

「能登の高校球児応援プロジェクト」

にご寄付をくださった方々のお名前が

本当にありがとうございます

 

 

 

 

 

 

10時

応援の生徒が学校を出発しました

 

 

 

 

 

 

大会の運営は

各校顧問の先生方の献身的な支えにより

成り立っています

今朝も朝早くから整備をしてくださり

試合が開催できそうです

審判員の皆さんも

お仕事をお休みして

やりくりしてくださっています

 

 

 

 

 

 

12:50プレイボールです

全校生徒が応援に駆けつけました

 

 

 

 

 

 

試合の方は残念ながら敗れてしまいました

これまでご支援くださったみなさん

ありがとうございました

 

思い切り練習する場所を

確保してあげることのできなかった

責任を痛感しています

感謝の心

193日目

 

主体的な人は幸せであるという

研究結果があります

何かをいやいややっている人は

幸福度が低く

自分で進んで行動する人は

幸福度が高いのです

 

そもそもなんでも嫌がるから

幸福度が低いのか

幸福度を感じにくいから

何に対しても嫌になるのか

因果関係はわかりません

 

松下幸之助さんは

ご自分の会社の面接試験で

たった一言

「あなたは運がいいですか?」

と訪ね

「運がいい!」

と答えた人だけ採用して

世界のナショナルを作りあげたそうです

 

単に会社を運任せにしたという

行き当たりばったりな話ではなく

実は奥深い理由があるのです

 

「自分は運が悪い」と考える人の思考は

「自分は本当は実力があるのに

 それを発揮できないのは

 メンバーが悪い

 環境が悪い

 社会が悪い」

 

一方「運がいい」と考える人は

「自分が実力以上の力を発揮できるのは

 周りに助けられているから」

という感謝の気持ちを持っているからなのです

そういった考えの人が集まった組織は強いですよね

さすがそれを見抜いていたのです

 

松下幸之助さんといえば少年時代

大阪の町工場で勤めていた時に

二股ソケットを発明したことで知られています

 

この二股ソケットを商品化するために

支援してくださったのが

当時工場の横に住んでいらっしゃった

徳川光圀の末裔の方でした

 

幸之助少年はその方に

「僕大きくなったらおっちゃんに恩返しがしたい

 何がええ?」

と尋ねると

「せやな

 うちの先祖はんの物語でも作ってくれんか?」

と答えたそう

 

世界のナショナルを作り上げた幸之助少年は

約束を果たします

 

それがナショナル提供の人気番組

「水戸黄門」です

ご支援ありがとうございます

192日目

 

今もいろんな方からご支援の手を

差し伸べていただいています

 

1月にもご支援くださった

ライターの福永文子さま

ご友人の田中和子さまとご一緒に

図書カードと書籍を贈ってくださいました

 

 

 

 

 

 

福永さまは学研の「進学情報」で

「小論文ブックポート」を執筆なさっており

お薦めの書籍をご紹介くださいました

進路指導室に置いておきます

 

 

 

 

 

 

 

東日本大震災のとき

小学校にお勤めだった徳水博志先生からも

著作である「震災と向き合う子どもたち」を

送っていただきました

 

 

 

 

 

 

自分の体験と照らし合わせながら

一気に読ませていただきました

「わたしはわすれない」

当時5年生だった女の子が書いた詩に

心が震えました

 

マニュアルが機能しない大災害の下で

自主的判断力で学校運営を行ったこと

そんな中で被災した子供達にとって

真の「教育課程」とは何かを問い続けたことが

生生と綴られていました

 

 

 

 

 

 

徳水先生は

たった1本の花を植えることから始まった

「雄勝ローズファクトリーガーデン」を

復興のシンボルとして

現在運営なさっています

球技大会観ながら考えたこと

191日目

 

ひとが外部からの情報を処理するには

いくつかのパターンがあります

 

たとえば視覚優位派と聴覚優位派

私は圧倒的に視覚優位で

目で見たものは

割とスッと頭に入るのですが

ひとの話だけを聞いていると

???はてなのオンパレードです

 

頭の中で図示したりグラフ化したり

なんとか理解しようと試みるものの

話が15秒を超えると

もうパニックです

 

ですので

最近大嫌いなもののひとつが

オンライン会議です

これまで何度となく

会議していますが

白状します

もうお気づきかもしれませんが

 

全く頭に残っていません

ごめんなさい

 

「この人の部屋オシャレやなー」とか

「この人カメラに近づきすぎ」

「眉間のシワ怖いよ」

とかどうでもいいことばっかり

気になって

肝心の話はさっぱりです

 

もう一回聴こうと

巻き戻しボタンを探してもそんなのないし

そもそも「巻き戻し」なんて

言葉を使う時点で

世の中の進化についていけてない

カセット世代丸出し

オンライン会議をするたびに

落ち込んでいるのでした

 

言語を理解する時に

その言語によって

脳のはたらく部位が

異なるんだそうです

 

たとえば

 

日本語を聴いたり話したりする時は

側頭部つまり両耳の上の部分が

最も活発にはたらきますが

 

英語のときには

後頭部つまり両目の裏側あたりが

最もよくはたらくのだそうです

 

側頭部には聴覚野

音の情報を処理する部分が

後頭部には視覚野

光情報を処理する部分があるので

 

英語を理解する時には

視覚情報と合わせて理解していると

考えられています

 

口元を見ないで日本語を聞いても

さほど理解度は下がらないのですが

英語の場合は

極端に聞き取れなくなったり

聞き間違いが増えるのだそう

 

そう考えると

英語ネイティブの方が

表情豊かだったり

ボディランゲージをよく用いることも

納得がいきます

 

興味深い実験があります

「ba」と発音する口元の動画を見せながら

「da」の音を聞かせると

「ba 」にしか聞こえません

 

今日のこれらの話は先週

1年生の

「総合的な探究の時間」に

生徒に話したものです

 

現在2年生が取り組んでいる

「街プロ」を

1年生にも拡げていきます

 

1年生がまず取り組むのは

夏休みの「不自由研究」

いくつかのグループに分かれて

それぞれ教員からテーマを与えられます

テーマを自分で決めることができないので

「不自由研究」

 

先行研究を調べ

仮説を立てて

情報を集め

実験計画を立てて

実験する

データを解析し

考察して

結論を導く

検証し

新たな疑問を見出し

次の探究につなげる

 

探究活動における

こうした一連の流れを

体験するのが

「不自由研究」の目的です

 

校長も指導教員のひとりとして加わりました

私が設定したテーマは外国語

 

興味を持った6名の生徒が

集まってくれました

 

新しく生まれ変わる輪島を

世界中から人の集まる

街にしたい

そんな妄想を抱いています

 

さしあたっては

世界ではさほど注目もされていない

今回の能登半島地震について

世界中の人にまず知ってもらいたい

 

この「おこらいえ」を

英語 仏語 独語 西語 伊語 露語

宇語 漢語 한국어 比語 泰語など

いろんな言葉で発信したいな

と考えているのですが

微妙なニュアンスをどう伝えるか

頭を悩ませています

 

どなたか

訳語をそれぞれの言語で

添削できる方

いらっしゃいませんか