2025年10月の記事一覧
明日は「MAJIでWAJI活」
地震から 670 日目
豪雨から 406 日目
震災直後
来れる生徒だけで集まって
傾いた体育館の冷たい床に
輪になって座って
「どうする?これから・・・」
見えない明日に向かって
たわいもない話から始めて
「上から降ってきた復興計画に
そのまま乗っかるな
僕らのまちは僕らがつくる!」
傷ついたふるさとを
元の形に戻そう
そうやって始まった
街づくりプロジェクト「街プロ」
明日はその発表会です
たくさんの方々に寄り添っていただき
励まされここまできました
明日に向かうたくさんの勇気をいただきました
その感謝の心をこめて
これまで取り組んできたことを
それぞれが発表します
明日の様子はZOOMで配信します
ミーティング 276 485 4778
パスコード 222105
で入室ください
9:50 スタートです
無料版ZOOMを利用していますので
40分経過したら接続が切断されてしまいますが
同じミーティングとパスコードで
入室しなおしてください
ご面倒をおかけしますが
よろしくお願いいたします
配信スケジュールは次のとおりです
【ステージ発表】
10:10 らくして防災 ~防災✕AI~
10:25 ヤマメ大捜査線 in 輪島
10:40 スポーツで健康 ~訪問型ジム~
10:55 猫も人間も食べられるお菓子
11:10 神戸震災学習ツアー
【ポスターセッション】
13:00 能登のまいもんを広めよう
13:10 積雪発酵発電
13:20 高齢者といっしょ~心も身体も健康に~
13:30 未来へつなぐツアー
13:50 心も輪島も未来も明るくしよう
14:00 ペットと安全に避難するには?
14:10 災害に向けた電源づくり
14:20 千枚田の復興
今回配信機器をご提供してくださったのは
アバーインフォメーション株式会社様
360°カメラで全方向のポスターを捉え
高性能マイクで
ざわつくポスターセッションの中から
ピンポイントで目的の音声のみを拾います
クリアで臨場感ある音声をお試しください
こちらは使用する機器のパンフレットになります
今回無償でご提供いただけることになりました
ありがとうございます
じゃんけんの壺
地震から 669 日目
豪雨から 405 日目
2年前の大晦日
忙しすぎて帰省できずに
そのうち帰ろうと
アパートでお正月を迎え
被災してしまい
そのまま何ヶ月も
車中泊をせざるを得なかった
山崎裕貴先生
情報科の彼がいてくれたおかげで
輪島高校のネットワークは
1月4日に全面復旧するという
奇跡を見せるわけです
その山崎先生の研究授業が行われました
楽しみながら
プログラミングの技術を身につけます
試行錯誤しながら
諦めない力や順序立てて考える力を
身につけます
山崎先生曰く
「今日の授業は数学に例えると
因数分解ができるように
なったレベル
これから様々な技術を身につけると
アプリ開発できるようになる」
とのことでした
隣のクラスでもおもしろそうな授業をしていますよ
山上 佳織 先生の家庭一般
本物の和服の10分の1
ミニチュアの着物づくりです
和装の基礎とその特徴を学びました
昨日お越しになった
山梨県立興譲館高校さん
支援金をくださるとともに
牛奥商店様からの寄付金も
お持ちくださいました
株式会社まもかーる様も
一緒に支援金を持ってきてくださいました
本当にありがとうございます
輪島実業高校の元同窓会会長の椿原様
「元」というのは
現在は「桐章会」役員だからです
「桐章会」は輪島高校の同窓会組織
震災直前に迎えた
輪島高校の創立百周年の際に
両校の同窓会組織が一緒になりました
輪島実業高校は
元々は輪島高校の商業科
戦後のベビーブームにより
独立したのですが
少子化により募集停止
輪島実業高校の商業科や
輪島塗職人を養成するインテリア科の
優れた教育実践は
現在の輪島高校普通科ビジネスコースに
脈々と引き継がれています
いわば元の鞘に収まった
という形でしょうか
一時期両校は仲が悪く
同窓会組織が一緒になることに対して
苦情やお怒りの言葉も聞きました
しかしながら
昔のしがらみを捨て
親の出身校に関係なく
これからの輪島の子どもたちを
一緒に力を合わせて育てていくことが
重要であると判断しました
話は大きくなりますが
日韓関係もそのようになればいいなと
新しい総理の手腕に期待しています
さてその椿原様が
被災した自宅から見つけた
1952年の輪島高校の卒業アルバムを
学校に寄付してくださいました
戦後わずか7年後のアルバムには
戦後復興の中心となっていく
若者の姿が凛々しく写っていました
まるで当時の映画のポスターのような
何ともおしゃれなアルバムです
みなさんにお願いです
被災した家の片付けの際に
このような昔のアルバムありませんか?
ありましたら
輪島高校に寄贈していただけないでしょうか
ある年度以降のものは揃っているのですが
貴重な資料として揃えたいと考えます
3年生「英語探究」選択の生徒たちが
「海の星幼稚園」を訪れ
園児たちとの交流を楽しみました
まずは「じゃんけん列車」
英語でじゃんけん
「Rock Paper Scissors!」
話はそれますが
フランスのじゃんけんには
石 ハサミ 葉っぱ(紙)のほかに
壺があります
グーを緩めて丸い壺を作ります
石やハサミは沈むので壺に負けますが
葉っぱは浮かぶので壺の負けです
ちょっとややこしいのですが
色々駆け引きがあって面白そうです
次はクイズ
そして絵本読み聞かせ
「きんぎょがにげた」
「はらぺこあおむし」
「Good Morning Mr. Moon」
【今日のMAJIでWAJI活】
11月1日に開催される
探究学習「WAJI活」発表会
その内容を告知し
繋がってくださる方を見つけるコーナー
今日が最終回
(21)未来へつなぐツアー
さあどんな未来が待っているのでしょう
ご覧になってのお楽しみです
当日はお昼にキッチンカーも来てくださいます
できたばかりの仮設校舎のお披露目会もあります
内田洋行さんからご支援いただいた
フリーアドレス制の職員室も
ご覧になれます
ぜひお越しください
また
360°カメラで発表会の様子を
同時配信します
お越しになれない方は
どうぞご覧ください
被災地の生徒たちが思い描く
未来のふるさとを
ぜひご覧いただきたく思います
ようこそ!興譲館高校 ご一行様
地震から 668 日目
豪雨から 404 日目
山梨県立都留興譲館高等学校のみなさんが
本校を訪れてくださいました
以前に
本校生徒のアイデアを形にした『応援弁当』と
『能登復興・輪島高校復興祈願竹灯籠製作』
でお世話になった
DJ KOUSAKU さんが
連れて来てくださいました
先日万博のフィナーレで朗読した
正角 心音 さん
実は『応援弁当」にも携わっていて
玄関でKOUSAKU さんと再会を果たしました
万博閉会式の話をすると
「フィナーレ見たよ
櫻井くんと出てたね
実はうちのバンドのメンバーが
『嵐』に楽曲提供してるよ」
とのこと
何?この引き寄せ
自ら希望してきてくださった
心優しい10名の生徒さんと
ふたりの先生方です
ビジネスコース1年生と交流しました
校舎案内のあと
山上 佳織 先生による
防災に関する授業を受けました
グループワークの結果を発表する場面では
両校の生徒で絡みながら発表する
グループも見られました
岡山県立興陽高校さんと開発したバスソルトを
お土産におあげしました
輪島高校の「さかなクン」
伊奈岡克俊 先生の研究授業です
伊奈岡先生は生物が大好きで
いつも楽しそうに授業をする
と生徒から評判で
生物の楽しさを知り
自分も生物学に進みたいという
卒業生を何人も送り出しています
今日は血液型の話です
ゴリラの血液型は全員B型
よく言われますが
実はそれは正確ではなくて
確かにニシローランドゴリラは
全員B型だけど
ゴリラ全種でいうと何種類かあります
というトリビアを導入として
DNAの塩基配列とアミノ酸配列
の関係を学びました
【今日のMAJIでWAJI活】
11月1日に開催される
探究学習「WAJI活」発表会
その内容を告知し
繋がってくださる方を見つけるコーナー
(18)千枚田の復興
(19)カフェと音楽で輪島を活性化させる
コーヒーは漢字で「珈琲」と書きます
考案したのは幕末の蘭学者
宇田川榕菴(うだがわようあん)です
「珈」は髪に挿す花かんざし
「琲」はかんざしの玉をつなぐ紐
をそれぞれ意味する字です
コーヒーの赤い実が
当時の女性が髪に飾っていた
「かんざし」に似ていることから
つけたそうです
「琲」の王篇を糸篇に変えると
「緋(あか)」になりますし
なんともセンスの塊です
「酸素」「水素」「細胞」なども
彼の命名によります
「酸」の素は実は水素イオンなので
「酸素」は誤訳といえば誤訳
なんですけどね
(20)運動で市民同士の絆を深めよう
被災地でもできるスポーツ
子どももお年寄りも一緒に楽しめる
そんなスポーツを考えています
例えばモルックのような
モルックは
フィンランドのカレリア地方の
伝統的なゲームであるキイッカ(kyykkä)を元に
1996年に開発されたスポーツです。
木の棒を投げてピンを倒す
ボーリングのようなスポーツです
床が傾いている本校の体育館でやると
投げた棒が
ひとりでにコロコロと戻ってくるという
オートマチックモルック場と
なるのでした
今回の発表会はその傾いた体育館で行います
紅白歌合戦を中継した時に
待合室として使用していた場所です
そんなところもぜひご覧になってください
能登で被災した高校生たちはいま
地震から 667 日目
豪雨から 403 日目
【今日のMAJIでWAJI活】
11月1日に開催される
探究学習「WAJI活」発表会
その内容を告知し
繋がってくださる方を見つけるコーナー
(15)輪島をゆるキャラで盛り上げよう
今では観光地のマスコットとして
全国展開している『ゆるキャラ』
もともとは
イラストレーターのみうらじゅんさん
が考案したものです
『ゆるキャラ』には3つの条件があるそうで
① 郷土愛に満ちた強いメッセージ性があること
② 立ち居振る舞いが不安定でユニークであること
③ 愛すべき「ゆるさ」を兼ね備えていること
ちなみに「マイブーム」もみうらさんの造語
「ゆるい」+「キャラクター」=「ゆるキャラ」
「マイ(私)」+「ブーム(大衆)」=「マイブーム」
既存のものを組み合わせて
新しいものを創り出しているのですね
(16)災害に向けた電源づくり
さあ今回のエネルギー三部作の最後
昨年つまり被災1年目の『街プロ』では
子供やお年寄りの居場所づくりの
探究が目立ちました
今年はエネルギー
つまり被災経験を経て
次の世代へどう繋げるか?
をテーマにしたものが目立ちます
生徒たちの心の持ちようも
少しずつ未来に向かって
変わってきています
(17)ペットと安全に避難するには?
輪島高校では
避難所として
ペット同伴者の部屋を
ひとつこしらえました
ペット同伴避難の実現に向けての活動を
展開されている団体の方の話によると
学校を避難所として運営するときに
ペットを入れると
避難所を閉鎖した後
その部屋に生徒を入れることが
衛生上問題である
という理由でなかなか進まない
という話です
何ら問題がなかったことが
今回実証されましたけど
いかがでしょう?
朝日新聞さんから
「能登で被災した高校生たちはいま」
という動画のLINKをいただきました
https://m.youtube.com/watch?si=tqQGPmWELN0YFEyz&v=YPL9MfEWKdk&feature=youtu.be
24分ほどの動画になります
もとよりもっと
地震から 666 日目
豪雨から 402 日目
東陽中学校の高校説明会に行ってきました
素敵な教育目標を見つけました
「もとよりもっと」
短い言葉の中に
深い意味が込められた
素晴らしいメッセージですね
東陽中学校は
地震はもとより
半年後の豪雨で
甚大な被害を受けた場所です
氾濫した河川の両岸には
おびただしい数の土嚢が
痛々しいまでに積まれています
それでも少しずつ
ほんとうに少しずつですが
前に進んでいます
傾いた電柱の横に
新しい電柱が建てられていました
「もとよりもっと」
よくなりますように
途中の道路
一旦傾きが止まっていたのですが
またひどくなってきています
今日は急に寒くなって
冬の日本海を思わせる荒波です
隆起してできた新しい海岸と織りなす
コントラストは
ドラクロワの絵画のようです
先日「商い甲子園」でお世話になった
藤原美江さまから
すてきな贈り物をいただきました
流木アートでしょうか?
おしゃれなトレイです
11月1日の「MAJIでWAJI活」
街プロ発表会にお越しくださった方で
ご希望の方に差し上げます
またいっしょに活動してくださった
高知商業高等学校ジビエ部と
三重県の青山高等学校のみなさまからも
支援金をいただきました
ありがとうございました
OECD(経済協力開発機構)から
「ティーチングコンパス2025」 が
リリースされました
未来における理想の教員の姿を
描いたものです
本校もご指導いただきながら
作成に関わらせていただきました
ぜひごらんになってください
ポンチ絵も公開されています
世界各国からの参加者一覧です
Wajima High School (JAPAN)
の名前があります!
半島の最先端から
目指せ世界の最先端!!