2025年7月の記事一覧

夏の訪れ

地震から 566 日目

豪雨から 302 日目

 

夏休みの入りとともに

北陸地方でも梅雨が明けました

梅雨明け特有の初夏の雲が広がります

 

 

 

 

 

 

左下のは肋骨雲

魚の骨に見えます

飛行機雲が横風に吹かれてできます

 

右下のは毛状雲

鳥の羽根に見えます

上空の風の様子がわかりますね

 

上空8000mから12000m付近に発生する

『巻雲』の一種です

 

『巻雲』は一時期『絹雲』と表記していました

いずれも『けんうん』と読みます

 

横に薄く拡がる雲を『①層雲』

縦にもこもこ伸びる雲を『②積雲』

といい

標高2000m〜5000m付近に見られ

それぞれ「きりぐも」「わたぐも」

と呼ばれます

両方の特徴を持つ『③層積雲』

いわゆる「うねぐも」もあります

 

それよりもやや高いところに発生するものには

名前に「高」がつき

『④高層雲』いわゆる「おぼろぐも」

『⑤高積雲』いわゆる「ひつじぐも」

と呼びます

 

さらに高いところにある筋状の雲が

『⑥巻雲』いわゆる「すじぐも」で

同じ標高に

『⑦巻積雲』いわゆる「うろこぐも」

『⑧巻層雲』いわゆる「うすぐも」

ができます

 

雨を降らせるネズミ色の雲には

『乱』の文字がつき

『⑨乱層雲』いわゆる「あまぐも」

『⑩積乱雲』いわゆる「にゅうどうぐも」
 

雲はこのように高さや形によって

十種類に分類されています