学校日誌

2学期終業式

新型コロナウイルス感染防止のために放送による2学期の終業式を行いました。

学校長より「小説家島田雅彦さんの高校生に向けたメッセージの中に、『人の心は2つある』とある。その心とは、第1は -論理を組み立て、秩序、善悪、真偽を決める- の心で、第2は -想像を膨らませ、夢を見て、愛や思いやり、豊かな喜怒哀楽を生み出す- の心である。危機の時代には今までとは違う思考が必要とされ、そのカギを握るのが『第2の心-夢見る心』だそうである。今回のコロナ禍だけでなく、解決しないといけない問題は数多くある。その中で、この言葉はこれからを生きる私たちに考えるヒントや、力を与えてくれる。高校生の立場を十分理解し、臆せず、この『第2の心』を膨らませ、働かせてほしい。困難が多い時代を乗り越えるために必要な思考へと発展する可能性がある。小説家である島田さんらしい話で、私の目に留まった。

3年生は得点を伸ばす余地がある未開拓分野を徹底的に勉強する。1、2年生は学ぶ楽しさを得るために少しの我慢が必要である。がんばった先には未来が開ける。」と式辞の言葉がありました。