学校日誌

第73回卒業証書授与式

令和3年3月2日(火)、第73回卒業証書授与式が行われました。

学校長より196名に卒業証書が授与されました。

学校長式辞では、「新型コロナウイルス感染拡大により不安な日々が続いたが、粘り強く過ごした。4月からの新生活のスタートは、思うようなことが出来なかった1年を考えると、『再出発』という言葉がふさわしい。『再出発』とは、失ったものを取り戻すために、もう一度同じところに向かうのではなく新しい場所に向かって出発することである。『再(ふたたび)』という文字は『再生』『再挑戦』のようにここぞという場面で使われている。だからこそ、今日は、『再出発』という言葉を贈りたい。」と、学校長よりはなむけの言葉がありました。

 

「三ヶ年皆勤賞授与」

 

「学校長式辞、来賓祝辞(同窓会会長・PTA会長)」

 

 

「在校生送辞」

 

「卒業生答辞」

 

「卒業記念品贈呈」(目録:電子掲示板 3台)

ありがとうございました。大切に使わせていただきます。

 

 

「退場後、各教室での様子」

 

 

3学期始業式

新型コロナウイルス感染防止のため、放送による3学期の始業式を行いました。

学校長より

「爆発的な感染拡大と風雪で、穏やかな新学期スタートとはいかなかった。このような状況下では、様々な場面で、人に対する思いやりや共感が重要である。そのような視点から社会を変えていこうとする考え方がますます大切になってくると思う。

『エッセンシャルワーカー』といわれる医療従事者、ライフラインを支える方々に感謝したい。

さて、大学入試共通テストが、1月16,17日、来週の土・日曜日に行われる。本校3年生も受験する。学校全体で、感染防止に努めたい。

『マスク着用、距離を取る、換気に気をつける、マスクをはずす食事中・部活動中は特に気をつける。』

に、十分気をつけてほしい。注意していても、感染の可能性は誰にでもある。大切な友達、先輩を守るために、一人一人が日頃からできることをしっかりしていくことが重要である。

大事な話なので、もう一度、自分の頭の中で、反芻してほしい。」

と、式辞の言葉がありました。

2学期終業式

新型コロナウイルス感染防止のために放送による2学期の終業式を行いました。

学校長より「小説家島田雅彦さんの高校生に向けたメッセージの中に、『人の心は2つある』とある。その心とは、第1は -論理を組み立て、秩序、善悪、真偽を決める- の心で、第2は -想像を膨らませ、夢を見て、愛や思いやり、豊かな喜怒哀楽を生み出す- の心である。危機の時代には今までとは違う思考が必要とされ、そのカギを握るのが『第2の心-夢見る心』だそうである。今回のコロナ禍だけでなく、解決しないといけない問題は数多くある。その中で、この言葉はこれからを生きる私たちに考えるヒントや、力を与えてくれる。高校生の立場を十分理解し、臆せず、この『第2の心』を膨らませ、働かせてほしい。困難が多い時代を乗り越えるために必要な思考へと発展する可能性がある。小説家である島田さんらしい話で、私の目に留まった。

3年生は得点を伸ばす余地がある未開拓分野を徹底的に勉強する。1、2年生は学ぶ楽しさを得るために少しの我慢が必要である。がんばった先には未来が開ける。」と式辞の言葉がありました。

  

 

~いしかわ教育ウィーク~『探究学習中間報告会』

11月7日(土)に、1、2年生が「探究学習中間報告会」を行いました。2年生が進めている課題研究の中間発表を行い、1年生と2年生で研究の進捗状況を共有しました。発表者は、アドバイスを受け今後の研究の改善・修正に役立てることができ、1、2年生は、自分の課題研究の参考にする等、各々が今後の学習の進め方を考える契機となりました。発表の最後には、「先輩と語る会」で講師を務められた先輩方から「問いを持つ。深く追及する。広い視野を持つ事が大切」等の指導助言をいただきました。

 

~先輩方からアドバイスを受けました~