SGHの活動を紹介します
卒業生講話「先輩が語る社会貢献のいろいろ」(4月18日)
4月18日(金)に卒業生講話として、本校の卒業生でいらっしゃる稲垣陽子さんに講義をしていただきました。当日は、2~3年の希望生徒が35名参加し、講義だけでなく、その後の質疑応答でもたくさんの質問が出て、大いに盛り上がりました。
講師の稲垣さんは、金沢大学医学類をご卒業された後、いくつかの病院で医師として働かれていました。その後、アメリカのジョージタウン大学で学ばれた後、同大学の国際保健学部特任助教授として現在活躍されています。グローバルな舞台で活躍されている先輩のお話を聞くことができ、そのありがたさを生徒たちはかみしめているようでした。
最後に、稲垣さんからいくつかお言葉をいただきました。
(1)キャリア形成は曲がり道。曲がった先に、予想外のきれいな景色が広がっていることもある。
(2)やりたいことが周りと違っても大丈夫。探せば必ず同士は見つかる。
(3)社会への後継方法は様々。本当に自分が好きな形を見つけ、後悔のない人生を。
<生徒感想>
とても楽しそうに発展途上国などの経験をお話ししてくださったことが印象的でした。国際貢献の大変なこと、魅力を知ることができ、国際的に活動するという私の進路に新しい道を見つけることができました。発展途上国では日本では当たり前の技術を提供することで、多くのことが解決する。また、貧しい方々は忍耐強く謙虚で一緒に仕事をしたいと思えるということが興味深かったです。そして、直接解決するのではなく、研究などを通して根本を解決するということが自分の中で気づかなかった新しい方法で将来の新しい道を開けた気がします。