SGHの活動を紹介します
EUがあなたの学校にやって来る(駐日リトアニア大使講演会)
10月30日(水)放課後に、駐日リトアニア共和国特命全権大使のオーレリウス・ジーカス氏をお招きし、講演会を開催しました。EUの成り立ちや今日の世界で果たしている役割、EUやその加盟国が持つ多様性に満ちた歴史や文化について、またEUと日本との関わり、国境の枠を超えた平和構築や開発援助の現状について学ぶことができました。
講演会には170名の生徒が参加しました。講演の後に行われた質疑応答では、さまざまな質問が飛び交いました。
R6 SGコース2年海外研修⑥(ラスト)
アメリカからの投稿もこれでラストになります。毎晩、1日を振り返って書き綴ってきましたが、自分自身も書きながら毎日その日その日の子供たちの成長を振り返っていました。
アメリカに来て、ものすごく成長しています。これまで努力してきたことが花開いています。もしかしたら日本に帰ったらちょっとだけアメリカにかぶれているかもしれませんが、それもまたご愛嬌です。
さて、研修最終日です。(明日は飛行機に乗って帰国するだけになります。)
朝はアップルパンケーキやフルーツなどをいただきました。もうだいぶアメリカの食事にも" 慣れて "きました。今ごはんとみそ汁を食べると、これまで以上においしく感じるかもしれません。
朝食後は世界銀行へと向かいました。「世界銀行ってどんなことをする銀行なのだろう?」そんな疑問を抱きながらバスに揺られます。施設に入る際には荷物とパスポートのチェックがあり、ガイドさんからは「世界銀行ではピシッとしてください」と助言があったこともあり、少し緊張しながらゲートをくぐります。
しかし中に入ると、オープンスペースで食事をされている方がいたり、自由に弾けるピアノがおいてあったりと、少しリラックスムード。予定されている職員の方のお話の時間になるまで各々が自由に時間を過ごします。
定刻となり、場所をミーティングルームに移して世界銀行の職員のリンさんからお話をいただきました。非常にプレゼンが上手な方で、「世界銀行はどんな銀行なのか」という質問から始め、世界銀行に関わる様々なことを生徒たちとの対話形式で進めていました。その後の昼食の際に同行していただいたガイドさんから「泉丘の生徒さんは本当にすごいですね!英語で活発に質問したり意見を言ったり。他校さんではシーンとなってしまうこともあるんですよ。」と言っていただいたように、非常に活発に、そして積極的にやりとりをしていました。最終日のスタートも最高のものになりました!
世界銀行の後は、約1か月後の大統領選挙及び新大統領就任に合わせた工事のため、少し遠目からになりましたが、ホワイトハウスを見ることもできました。
昼食はハードロックカフェへ。ここは音楽好きにはたまらない場所で、マイケルジャクソンやジョンレノンなどロックレジェンドたちが実際に着ていた衣装や楽器が所狭しといろんな所に展示されています。(ちなみに展示に興奮していたのは私を含めた引率職員の2人だけでした!)
昼食後はワシントンD.C.の市内観光を行いました。リンカーン記念堂、アメリカ合衆国議会議事堂、国立美術館、そして歴史博物館と、それぞれにそれぞれ違った良さがあり、限られた時間ではありましたが、生徒たちはとても楽しんでいるようでした。
さて明日はいよいよ帰国の日です。
名残惜しさは多分にありますが、今回の研修旅行を経て一回りも二回りも成長することができたと感じています。帰国後は、今回のアメリカ研修旅行で得た経験を糧に、忙しくも充実した日々を、これまで以上に前向きに過ごしていけたらと思います。
R6 SGコース2年海外研修⑤
アメリカ研修旅行記も第5回となりました。今日は集合場所でホームステイ先のホストファミリーとのお別れからスタートです。別れを惜しむ姿を見て、見ている私も感傷的な気持ちになりました。とてもよい2日間を過ごしたのだと思います。今回ホストファミリーとして受け入れてくれたプリンストン高校の生徒のうち何名かは来月泉丘高校を訪問することになっています。再会の瞬間を楽しみに、しばしのお別れです。
本日のプログラムは全米でも屈指の名門校プリンストン大学で行われました。まずは、2名の方にスピーチをいただきました。一人目はプリンストン大学で留学生のサポートのお仕事をされているレベッカさんです。留学することで広がる世界のことについて、ご自身のフランスへの留学に触れながらお話をしてくださいました。二人目は東京大学から交換留学でプリンストン大学に来ている宇野さんです。交換留学の利点や、ご自身が留学に至った経緯などを話していただきました。みんなとても刺激を受けたようで、積極的に質問も行っていました。
次にプリンストン大学の学生さんたちにキャンパスツアーに連れていってもらいました。まるでハリーポッターの世界にまぎれこんだような素敵なキャンパスで、生徒たちは歩くだけで感動していました。
また、「ここはアインシュタインが教えていた教室棟だよ」といったように、名門校としてのステータスを感じる瞬間も多々ありました。
昼食も学生さんたちと一緒に食べました。バンズを用いたサンドウィッチに、手作りのポテトチップス、ソフトクッキーにブラックベリーなど、アメリカを感じることができる食事でした。
午後は日本語を学んでいる学生さんたちに向けて、日本語でプレゼンテーションを行いました。学生さんたちが理解しているかどうかを確認しながら、時折表現を変えたり、話す速度を変えることでしっかり伝えるということを意識して行いました。
交流の最後に英語で一人一言感想を述べる場面では、自ら手を上げる生徒の数が非常に多く驚きました。ここまでのアメリカ研修を経てみんな自信に満ちあふれているように感じます。
プリンストン大学での交流を終えたのち、名残惜しさを感じながら約3日間を過ごしたプリンストンを離れ、バスに揺られること3時間半。最終目的地であるワシントンに到着しました。
いよいよ明日はワシントンDCでアメリカ研修最後の1日を過ごします。
R6 SGコース2年海外研修④
アメリカ研修旅行も4日目に入ります。
今日は、プリンストン高校の生徒のたちを前に英語でのプレゼンテーションを行う日です。
みんな元気にバディと登校し、登校後は探究班に分かれて時間ギリギリまで打ち合わせをしていました。
「アメリカの高校生や大学生は日本の学生とは違い、プレゼンを聴くときの態度はそっけないと感じることもあるかもしれない。」
と日本での事前学習で聞いていた生徒たち。
はたして・・・
プリンストン高校の生徒は真剣に、とても興味を持って聴いてくれました!
質疑応答は当然英語でのやりとりでしたが、みんなしっかり聞き取り、自信を持って答えていました。これまた、昨日のバスの中での質疑応答と同様に、非常に感動した瞬間でした。英語でのやりとりの練習は英語コミュニケーションの時間にたくさんしてきましたが、みんなこれまでで一番堂々とそして一番間違いを恐れずにやり取りを交わしていました。
プリンストン高校の生徒たちとの自由交流の時間もとりました。こちらもみんな積極的に話しかけにいき、日本のお菓子を配りながら、お互いのことを話すなどして時間いっぱい交流していました。
昼食は校内のカフェテリアでそれぞれ好きなものを購入し「アメリカの高校生の昼食」を堪能していました。(一部、ホストファミリーからお弁当を受け取っていた生徒も見られました。)
昼食後の午後は、実際の高校の授業を見学させてもらいました。外国語の授業は、日本語や中国語、スペイン語やフランス語、そしてラテン語まで様々な言語の授業が開講されており、非常に興味深いものでした。身体を使ったアクティビティなどもあり、非常に楽しそうに参加していました。生物や物理の授業では実験を行っていました。内容は中学で習ったことや既習のものが多く、逆に日本の数理教育のレベルの高さを実感することもできました。
さあ、研修旅行も折り返しです。明日はプリンストン大学訪問です。世界有数の大学のうちの一つであり、ジョンFケネディ、ミシェルオバマ、スコットフィッツジェラルド、最近ではジェフベゾスといった、世界中の誰もが一度は名前を聞いたことがある人物たちを輩出しています。
もしかしたら後のノーベル賞受賞者の前でプレゼンをすることになるのかもしれませんね!
明日も非常に楽しみです!
R6 SGコース2年海外研修③
3日目にしていよいよアメリカ研修スタートです。
ホテルでの朝食を済ませたあと、バスで自然史博物館に向かいます。道中、昨日予定されていた研修先のアバナードのスタッフのランさんのご厚意により、急遽プレゼンテーションをいただくことができました。
「trainedとeducatedの違いは何か」
といった問いから始まり、日ごろから身近な物事に常にアンテナを張り、思考し続けることの大切を教えていただきました。プレゼンだけでなく、質疑応答についても英語で行われましたが、複数の生徒が自ら挙手し、英語で質問を投げかけていました。生徒たちの成長を感じることのできる素晴らしい瞬間でした。
その後、自然史博物館に行きました。広すぎて全てをじっくり見ることは難しいのですが、生徒たちは許された時間の範囲内で各々展示を楽しんでいました。
セントラルパークにも少しだけ寄ることができました。芝生で休憩する人、ランニングをする人など、ニューヨーカーや観光客たちがそれぞれの時間をそれぞれに楽しむ場所になっており、緑豊かな公園ですが、大都会の生活にすっかり溶け込んでいるのが印象的でした。(我々はみんなでジャンプ!元気いっぱいです。)
続いて自由の女神を見るためにバッテリーパークに向かいます。遠目からの眺めでしたが、遠近法を用いて自由の女神を手にのせたり、手でつかんだりする写真を撮ったりして楽しんでいました。
次に向かったのはバッテリーパークからほど近い、グラウンドゼロです。9.11のテロでワールドトレードセンターは崩落。文字通り何もかもがなくなってしまった場所です。生徒たちもどこかそれまでとは異なる表情を見せています。
たった半日のニューヨーク市内観光でしたが、非常に刺激的で、将来またニューヨークに来たいと思った生徒たちもいっぱいいました。そして、いよいよニューヨークを離れプリンストンに向かいます!ホランドトンネルでハドソン川を抜け、バスを走らせること1時間半。「本当に高校!?」と思うくらい趣のある建物が目に入ってきました。そうです、プリンストンハイスクールです!
いよいよアメリカ研修のメインとも言えるプリンストン高校との交流事業です!ホームステイ先の家族の方たちに盛大に出迎えられ、みんな感動していました。今日はホームメイト(バディ)との顔合わせののち、そのまますぐに各家庭へと帰宅しました。明日はバディとともに登校し、1限、2限の時間帯にいよいよ英語での探究活動の成果発表です!