SGHの活動を紹介します

3年SGコース成果発表会

3年SGコース成果発表会が7月12日(金)に開催されました。34Hの生徒40名が、1年半進めてきた課題研究の集大成として、東京外国語大学・金沢大学の外国人留学生に対して英語でプレゼンテーションしました。発表会では、プレゼンに加え、質疑応答も英語で行われ、生徒はこれまでの研究を踏まえ、グループで協力して質問に答えていました。参観者からは「プレゼンテーションのスキル、特に表情が良かった」「質疑応答を英語でしており驚いた」「発表の内容が論理的で多角的な視点から考察されていた」「生徒が積極的に運営に参加しようとする姿勢が感じられた」「司会も堂々としていた」など多くの高い評価をいただきました。

【生徒感想】
・考えが異なる6人が集まったので、いつも意見が二極化したり、グループ内の考えがうまくまとまらないことがありました。もちろん1人で行った方が軽く、簡潔にできそうなこともありますが、私はグループ内で役割を分担して、自分の役目を自分でやり遂げるということに務めました。いつか大学生、社会人になったらもう1度、この研究テーマに関した何かに携わることができたらいいなと思います。
・班の中で研究をどう進めていけばよいのか、とても行き詰まった時がありました。ただ、今だから言えることは、その時に立ち止まることなく確証がないままでも動き続けてよかったなということです。分からない時はとりあえず動いてみる、行動に移してみるということが1番の解決への近道だなと思いました。
・私は課題研究を通じて、答えのない問題を追及することの難しさとやりがいを感じました。ゴールがはっきりしていないので、自分達がやっていることが本当にあっているのか、軸がずれていないかどうかと戸惑ったことが何度もありました。しかし、議論を重ねていく中で“誰のためにどうしたいのか”ということを意識して、自分の研究に自信が持てるようになりました。SGコースに入って、課題研究をして世界にある数えきれないほどの課題のほんの一部だけど、関わることができて良かったです。