課題研究 平成23年度
テーマ | |
1 | Androidアプリ開発 |
2 | マイコンカーの制作 |
3 | リモートセンシングの研究~震災前後の衛星画像解析 |
4 | PIC制御基板の製作 |
5 | シーケンス制御の研究 |
6 | プログラミング技術の基礎と応用 |
7 | 電子回路の研究 |
8 | 電子情報科WEBページの制作 |
1.Androidアプリ開発
Androidとは、スマートフォンやタブレットPC
などの携帯情報端末を主なターゲットとして開
発されたLinuxベースのモバイル用オープンソー
スOSである。このOS上で動作するアプリケーシ
ョンの開発環境は、全てフリーで提供されている。
近年、世界的にシェアを広げているこのOS上で
動作するアプリケーションの開発手法を、アプリ
を通じて学んだ。
県工展パネル(PDF形式)23-1.pdf
2.マイコンカーの製作
マイコンカーラリー競技大会は、ルネサスマイコ
ンカーラリー事務局の承認マイコンボードを搭載
した完全自走式マシンで、規定コースの走行タイ
ムを競うものである。カーブ、直角カーブ、レー
ンチェンジ、坂道などで構成されたコースを光セ
ンサ等で感知しながら走行するもので、プログラ
ミングが勝負の大半を左右する。また、制限があ
る中での車体制作にも様々な工夫が必要である。
北信越大会に向けて試行錯誤しながら研究を進め
ていった。
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3.リモートセンシングの研究~震災前後の衛星画像解析~
2011年3月11日に東日本大震災が発生しました。
津波で被災した石巻市周辺の衛星画像から、どれ
くらいの被害があったのか震災直後の画像解析調
査を行った。画像解析した結果から、被害の大き
さ(面積)を確認することができた。
県工展パネル(PDF形式)23-3.pdf
4.PIC制御基板の製作
今年度の新入生から電気・電子実習の教科書が新
版に変わりました。中でもPICの制御基盤の制御
プログラムが、アセンブラからC言語にかわって
いるので、自習で学んだPIC製作を応用して新し
い実習基盤の製作とC言語での開発環境を構築し
ました。さらに、LED制御を応用して信号機の製
作に取り組んでみました。
県工展パネル(PDF形式)23-4.pdf
5.シーケンス制御の研究
有接点・無接点シーケンス制御に必要な電子機
器の性能・特徴とシーケンス制御における各種
基本回路と実践的なシーケンス制御に必要な知
識と技術についての研究を行い、実践力が身に
付いたかを確認するため、全員が厚生労働省が
実施する3級「電気機器組立てシーケンス作業」
を受験した。
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6.プログラミング技術の基礎と応用
3年間で学んできたプログラミングの基礎を活
かし、もっと規模が大きいアプリケーションプ
ログラムを作成したいと考えていた。プログラ
ム言語には、これまで学んできたC言語と違い、
Java言語を利用することにし、一から勉強に取
り組んだ。CHaserという対話型のゲームに取り
組むことから始め、オリジナルのゲームを作成
することを目標として研究を進めてきた。
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7.電子回路の研究
近年身の回りの家電製品や玩具は機能が高度化
され、そのためソフトウエアの変更で様々な
機能を実装できる組み込みシステムを用いる手
法が一般的になってきた。中でもワンチップマ
イコンと呼ばれる組み込み用CPUは、機能に
応じて様々な種類があり使われている。今回我
々は、3種類のワンチップマイコンを使い、プ
ログラムでいろいろ変化するイルミネーション
やオルゴールを製作しようと試みた。
8.電子情報科WEBページの制作
3年間の中で学んでこなかったHTMLを課題研究
を通して学び、これから入学を考えている中学
生とその保護者や企業の方・外部の方により電
子情報科の良さを知ってもらいたいと思いWEB
制作に取り組んだ。
県工展パネル(PDF形式)23-8.pdf