校長室より

お祝い 優秀賞受賞しました ~第21回 高校生技術・アイディアコンテスト全国大会~

 第21回 高校生技術・アイディアコンテスト全国大会部活動部門において、優秀賞受賞しました。AIを使ってジェスチャーでラジコンカーを操作するという内容で、それによって障害のある方でも操作できるのではないかというものです。

https://zenkoukyo.or.jp/web/content/uploads/21idea_result.pdf

 昨年11月18日(土)、いしかわ子ども交流センター小松館が主催するイベント「AIを使ってラジコンカーを動かそう」でも小中学生に体験してもらい好評を得たものです。障害の有無に関わらず、誰でも楽しめるものだと感じています。

 詳しくは、こちらからご覧いただけます。

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電気科で2つの企画を実施しました

 電気科で2つの企画を実施しました。

 午前中は、2年生対象の石川県電気工事組合加南本部の皆様による懇談会、午後は1年生対象の名古屋工学院専門学校の石原先生による「キャリア教育」です。

 石川県電気工事組合加南本部の皆様は、能登半島地震の復旧作業(活動)中のお忙しい中、本校まで足を運んで、電気工事の魅力ややりがいを教えて下さいました。生徒は、自分たちは社会を支える人材として期待され、大切にされているということを今まで以上に感じることができたと同時に、日々の学習や資格取得・検定のモチベーション向上につなげてくれるものと思います。

 キャリア教育では、工業高校が就職に有利であるとともに、希望すれば大学進学も可能(というよりも容易)ということに加え、中でも電気科は将来の仕事という面では資格がなければ携わることができない数少ない分野であるということを強調してお話がありました。生徒ももちろんある程度わかっていますが、わかって入学してきた生徒は少ないです。もちろん、中学生やその保護者の皆様で明確に意識している方は少ないと思います。そういった点をもっとアピールしていかなければならないのですが、なかなか難しいのが現状です。

 電気は言うまでもなく現代社会を支える欠かせない存在です。いわゆるインフラ・ライフラインであり、その電気が当たり前のように使えることの多くの部分を「電気工事」に携わる方々が担っています。能登の地震でも水、そして電気の重要性を挙げる被災者の方が多くいました。生活を支えるという意味はもちろんですが、明かりがあるというだけでどれだけ心強いかという心理的な支えにもなっているようです。また、言うまでもなく快適で便利な生活にも電気は欠かせません。それらは電気工事に関わる皆さんの尽力によるものです。
 ところで電気工事に関するCMをよく目にしますが、CMはそもそもモノを売ることが目的で作られます。そういう視点でいうと電気工事の業界のCMは必要ないはずです。なぜなら電気を使わずして現代人は生活できないからです。それなのにCMをしているのは、なぜでしょう?私はきっと、電気を大切に使ってもらいたい、目立たないけど重要な仕事を人に知ってもらいたい、そして電気工事に携わる人を応援し、多くの人材に業界に興味を持って欲しいということだと考えています。実際に会長さんにお聞きしたところ、「まさにリクルート(活動)ですよ」、というお答えでした。

 電気の仕事は増えることやより重要になることはあってもなくならない、にも関わらず、人手不足が顕著なようです。中学生の皆さん、電気を学び、社会に貢献したい人は、ぜひ本校へ来てください。

※詳しくはこちらからご覧ください

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安否確認のシミュレーション

 能登半島地震が起きた時に安否確認をしましたが、なかなか連絡が取れず完了するまでに4日もかかってしまいました。その間、何度もメールや電話をする手間もかかりましたが、それ以上に担任の先生方は「ひょっとしたら救助が必要な事態になっているのではないか」と心配を募らせていました。

 始業式のときに、安否確認に速やかに応じないと、本当に助けなければならない他人の救助を遅らせ、命を奪うことになりかねない、あるいは自分が本当に救助が必要な状況であったとしても救助が遅れることになりかねないと、命に関わることなので少しきつめに伝え、意識向上を図りました。

 加えて今回の反省を活かし、急遽本校独自の安否確認システムを構築し、シミュレーションを実施しました。生徒からはフォームで回答するだけですが、内部の処理を工夫して担任および管理職側で容易に途中経過を確認できるようにしました。他にもそもそも安否確認の知らせが常に届くようになっているかの把握もしました。

 今後は避難訓練のように何度か繰り返すことで、より早く、より正確にそしてより容易に安否確認ができるようにして行きます。

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生徒諸君に感謝します

 本校では先日から、防災の視点から教室への携帯電話の持ち込みを許可しています。この間、先生方から携帯電話の不正使用に関する報告が一切ありませんでした。始業式でのお願いしっかりと守ってくれていることに、ただただ感謝です。本当にありがたいことです。保護者の皆様におかれましては、ご家庭でも褒めてあげていただきたいと思います。

※生徒にはGoogle Classroomを通じて伝えました。

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始業式を行いました

 始業式を行いました。
 次のようなことを生徒には伝えました。

・親戚や知り合いに被災した人がいて、暗い気持ちでここに立っている人もいるかもしれない。不安がある人は遠慮なく相談室を利用すること。また、そういう人がまわりにいるかもしれないということを忘れず、言動には配慮すること。

・しばらくのあいだ一定のルールの元、携帯電話の教室内への持ち込みを許可します。ただし、生徒諸君を信頼しての措置であることを心にとめて欲しいこと。

・今の段階では、高校生は普段の生活をすることが、間接的ではあるが、立派な貢献・協力であること。

・ボランティア等はいつか要請があるときに備えて力を蓄えておいて欲しいこと。

・復興の道のりは長く険しいものになるから、長い目で見て立派に就職・進学し役立つ人材となることも大きな貢献になるということ。

・募金などは金額の大小に関係なく、被災した方々の心の支えになるであろうこと。

・相手の身になって自分にできることは何かを真剣に考え行動することは大切であること。

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ヘリコプターの音

 ヘリコプターの音を1/1から一日中聞いているような気がします。自宅は金沢の陸上自衛隊駐屯地の近く、勤務先は小松のためです。1/1はその音がなんと心強い音か、と感じていましたが、時間が経つにつれ事の重大さを実感する音に変わりつつあります。良い意味で一日も早くヘリコプターの音が聞こえなくなることを祈っています。

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謹賀新年

明けましておめでとうございます

旧年中は地域の皆様をはじめ多くの方々に大変お世話になりました

ものづくりは人づくりを原点に置き
学校の教育活動全体を通じて職業人に求められる資質・能力を身に付けさせ
地域に貢献できる人材育成に努めております

その目標達成に向けて生徒・教職員一丸となって努めて参りますので
本年も何卒よろしくお願いいたします

令和6年元旦 学校長 室田昌一

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除雪機が来ました

 除雪機を導入しました

 全体の除雪は例年外部に委託して行っていますが、重機でやりにくい細かな部分の除雪をこれで効率よく行うことが可能になります。使用説明を聞きましたので、安全に注意して使用したいと思います。

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ヘルメットの着用について その5

 被害や影響もあったとは言え先日の寒波により、スキー場には十分な積雪があり、多くのスキー場がオープンを迎えたようです。本校は県内の高校では珍しくスキー実習があり、今年度は2/8を予定しています。

 ところで、先日、最近のスキー場事情を聴いて驚いたことがあります。それはヘルメットの着用が半ば常識化しているというのです。実際に見に行っていないので、どのくらいかはわかりませんが・・・・・。自分の常識がアップデートされていないことに衝撃を受けました。

 元F1ドライバーのミハエル・シューマッハが、スキー中に頭を強打して現在も体の自由が奪われた状態になってから早10年が経過しました。

 https://news.yahoo.co.jp/articles/a359db7dc9619cf2ffebdbbf2d6d44d6f8c456b5

 ところどころ岩が露出したところだったとは言え、屈強なアスリートがヘルメットを着用していたにも関わらず重傷を負い、今も闘病生活を送っていることは残念です。ヘルメットが意味がないのではありません。万が一の事故のとき命を守ってくれるかもしれないものです。冬休み中にスキー・スノーボードをする人はヘルメットを着用し、くれぐれも無理はしないで欲しいと思います。

 加えて、生徒のみんなには自転車に乗る時のヘルメット着用を重ねてお願いしたいものです。スキー場に比べて我々が生活する場所は人があふれ、岩よりも危ないものがたくさんあるのですから。

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教育長表敬訪問をしました

 高校生ものづくりコンテスト 旋盤作業部門 全国大会優勝の報告のため、本校機械システム科3年 西手秀志君、部活動外部指導者の細川輝一さん、機械システム科佐藤宏樹教諭と一緒に北野教育長を訪問しました。

 大会で製作した作品を見せながら、「難しいところはどこなの?」などの質問に答え、そのすごさを頑張って伝えてきました。記念写真を撮ってから、教育長室の外で報道の取材を受けました。新聞掲載されたらぜひご覧ください。

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吹奏楽部クリスマスコンサート

 昼に吹奏楽部によるクリスマスコンサートがありました。

 保護者懇談会があるので音に配慮して、D棟4階のデザイン室という奥まった場所で行いましたが、応援でお世話になっている野球部員30名以上をはじめとする多くの生徒・職員が集まり、クリスマスメドレー等の演奏を聴かせてもらいました。外は冷たい雨が降っていましたが、ちょっとほっとする暖かいひと時となりました。あるメドレーで、「校長先生や教頭先生にもわかる曲が・・・」という紹介があったので、どれだろうと一所懸命聴いていましたら、西城秀樹のヤングマンがかかりました。確かにそういう世代です。残念ながら踊る勇気はありませんでした。ゴメンナサイ。ところで宇多田ヒカルのFirst Loveだって、大塚愛のサクランボだってわかるぞと思ったところで、「校長先生や教頭先生にしかわからない曲が・・・」ではなく「校長先生や教頭先生にもわかる曲が・・・」と言ってくれたやさしさに気づきました。なお、吹奏楽部の演奏に向いているかは知りませんが、最近で言えば私はSUPER BEAVERが好きです。(絶対演奏に向いていないグループなら打首獄門同好会が好きです。)

 吹奏楽部の皆さん、お疲れ様でした。

詳しくはこちらからご覧ください

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うれしいことがありました  3

 うれしいことがありました。

 市内にお住まいの方から、本校の2年のある生徒が近所の除雪を自主的にやってくれた(以前からやってくれている?)ことについて非常に感謝しているというお電話をいただきました。

 終業式のときに

「明日(12/22)を休校にしましたが、理由は悪天候が予想されることから皆さんの安全確保はもちろんですが、不要不急の外出を避け、エッセンシャルワーカーの皆さんに負担をかけないようにするためです。ですから意味なく出歩かずに、必要ならば雪かきなどをして欲しい。できるなら近くのお年寄りのお宅などにも協力してくれると嬉しいです。

とお願いしたことを実践してくれたのか、以前からしていることを当たり前のようにやったのかはわかりませんが、どちらにせよ大変うれしく思います。

 きっと今回の大雪に際しては本校に限らず他にも素晴らしい行いをしてくれた生徒はたくさんいると思います。その一つ一つを把握し認めてあげることができればいいのですが現実には不可能です。私も子供のころからご近所の除雪作業をやってきましたが、褒められることはほぼありませんでした。でも生徒の皆さんには「お天道様が見とるよ」と伝えたいと思います。これは私が子供のころに曾祖母に繰り返し言われた言葉です。

 繰り返しになりますが、生徒の皆さんは本校の広告塔です。日々生き生きと充実した学校生活を送ってくれることで、地域の方々はちゃんと見てくれています。先輩方も含めそういった積み重ねがあってこそ地域から信頼され、貴重な人材として期待されるのだと思います。 

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積雪時の通学について

 先日小松市内で車道を歩いていたと思われる方が車にはねられて死亡するという痛ましい事故がありました。現場の国道は除雪されていましたが、歩道には雪が残り、歩きにくい状態だったということです。 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20231224/3020017422.html

 私も12/21・12/22と自家用車をやめて、バス・電車で出勤し、小松駅からは徒歩で来ました。車道に比べ、歩道の除雪・融雪は不十分というかほとんどなされておらず、場所によっては車道を通る必要がありました。車の気配を感じる度に、後ろを振り返って横によけて来ましたが、帽子をかぶっていたりすると音が聞きにくく車に気づきにくいため、危険を感じました。高校生は身体能力が高く危険性は少ないかもしれませんが、少しでもリスクを減らすために徒歩であってもヘッドフォンを使わないなどの対応はした方がいいと思いました。事故を受けて対策等がこれからとられるかと思いますが、それとは別に歩行者・運転者ともに安全第一をお願いします。

 亡くなった方のご冥福をお祈りします。

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新聞記事について

 本日12/22付けの北陸中日新聞に、「花壇復活 地域に恩返し~小松高校野球部らボランティアに感謝~」という記事が掲載されました。本校が取材を受けたわけではありませんが、昨年度の豪雨災害のときの野球部のボランティア活動について、市民の方のお話しとして報道されましたのでお知らせします。お近くにありましたら一読いただければありがたいです。

 以前にも触れましたが、きっと他にも素晴らしい行いをしてくれている生徒はたくさんいると思います。その一つ一つを把握し認めてあげることができればいいのですが現実には不可能です。でも生徒の皆さんには「お天道様が見とるよ」と伝えたいと思います。これは私が子供のころに曾祖母に繰り返し言われた言葉です。

 繰り返しになりますが、生徒の皆さんは本校の広告塔です。日々生き生きと充実した学校生活を送ってくれることで、地域の方々はちゃんと見てくれています。先輩方も含めそういった積み重ねがあってこそ地域から信頼され、貴重な人材として期待されるのだと思います。 

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MROラジオ『石橋弘崇のハイスクールNow!!』

 昨年に引き続き、MROラジオ『石橋弘崇のハイスクールNow!!』で県内の工業科のある高校について各学校2回の放送があり、現在MRO北陸放送公式HP内(https://www.mro.co.jp/kogyokoko/)でも公開中です。本校生徒の皆さんにはもちろん、保護者の皆様にも聞いていただきたいと思います。

 また、近隣の中学生の皆さんは工業高校を知る機会の一つになると思いますので、ぜひ他校とあわせてお聞きください。

 なお、上記のMRO北陸放送公式HP内にありますとおり、県内企業様のご支援によって番組が作られています。ご支援ありがとうございます。 

※昨年の取材・放送についてはこちらからご覧ください。

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臨時休校について

 悪天候が予想されるため、12/22を臨時休校としました。そのため、12/22に予定していた終業式を本日行いました。少し長めに話をしたいと思っていましたが、保護者懇談会の時間もありましたので、急遽ショートバージョンを用意し2分間程度で話を終わらせました。ただし、用意してあった長めの話はGoogle classroomを通じて生徒に示すこととしました(読んだかどうかの確認も設定しました。便利な世の中です。)。 保護者の方でもし興味がございましたら、お子様にお尋ね下さい。

 その後、生徒全員にPTAからお菓子と飲み物の差し入れがあり、生徒の代表が会議室で受け取って教室へ帰って行きました。素敵な企画ですね。PTA役員の皆様、お世話ありがとうございました。
※詳しくはこちらをご覧ください。

*********令和5年度2学期終業式 校長訓話 (ショートバージョン)*********

 皆さん、球技大会お疲れ様でした。楽しめましたか?  
 2学期を振り返ると、色々なことがありましたが、皆それぞれ懸命に努力し、成果を挙げ、成長を遂げた2学期だったのではないでしょうか?そして、この学校で良かったと思えているでしょうか?各自、後で振り返ってみてください。 

 さて、次に2学期に感じたことを2つほどお話ししようと思っていましたが省略します。なお、本来皆さんにお話ししようと思っていたことについてはGoogle classroomを通じてお知らせしますので、必ず目を通してください。 

 明日からは冬休みです。曜日の関係で18日間と非常に長い冬休みとなります。この貴重な期間をどう過ごすのか、しっかりと目標を立てて、有意義な時間を過ごして欲しいと思いますが、くれぐれもつまらないことで休みが台無しになるようなことがないよう気を付けて下さい。また、家での振る舞いについてお願いです。冬休みは家族や親戚との距離が近い休みです。ぜひ家族のお手伝いをしてください、そして、大人としての振る舞いを期待しています。 

 なお、明日、休校にしましたが、理由は悪天候が予想されることから皆さんの安全確保はもちろんですが、不要不急の外出を避け、エッセンシャルワーカーの皆さんに負担をかけないようにするためです。ですから意味なく出歩かずに、必要ならば雪かきなどをして欲しい。できるなら近くのお年寄りのお宅などにも協力してくれると嬉しいです。 

 来年1月9日には、全員が元気に登校してくれることを願って、終業式の挨拶とします。少し早いですが、よいお年を!

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建設科2年生の企業ガイダンスを行いました

 地元の建設業協会の皆様のご協力をいただき、建設科2年生の企業ガイダンスを行いました。色々な企業様から社長さんをはじめとする社員様+本校卒業生を基本としてなんと34名の方が来て、各ブースで熱心に会社の説明をしてくださいました。企業の概要から待遇面などかなり詳しく説明を受けることができました。こんなにも地域の企業から大切にされているということを、生徒は当たり前と思わず感謝の気持ちを持ってくれると嬉しいです。生徒のみんな、他校ではこんなに手厚い支援はないんだよ。

※詳しくはこちらからご覧ください。

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ハンドボールの応援に行って来ました

昨日に続きハンドボールの応援に行って来ました

立ち上がりから確実に加点し前半を19-9で終え、後半の立ち上がりはやや点差を詰められたものの、途中からは点差を有効に使って優位に進め36-23で快勝しました。

これで北信越大会に出場できることになります。

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ハンドボールの応援に行ってきました

全国高等学校ハンドボール選抜大会 北信越地区予選大会 石川県予選が小松総合体育館で行われています。

その本校にとっての第1戦の応援に行ってきました。序盤は一進一退でしたが、後半では追撃をかわして勝利しました。明日は予定変更で16:00~ 金沢市立工業高校と対戦します。

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ものづくり高校魅力発信 ビデオが公開されました

 県教育委員会のものづくり高校魅力発信事業の一環として作成されたビデオが完成し、公開されました。本校作成のビデオとは違った仕上がりになっています。工業高校の魅力が伝われば幸いです。

※ビデオはこちらからご覧ください。

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体育委員会でのICT活用

 昼休みに2学期の球技大会に向けての体育委員会がありました。Chromebookを持って集合と放送がありましたので、予想はしていましたが、1学期までは紙ベースでの説明・出場登録だったところ、今回からはGoogle Classroomを活用して説明・出場登録となりました。また、出場選手の登録も名前をタイプするのではなく学籍番号を入力することで、自動的に名前が表示されるように工夫がされています。これらにより、体育委員の負担軽減とともにペーパーレス化が進むものと思います。

 一歩一歩進めていくしかないのですが、ペーパーレス化はあくまでも結果であり、省力化によって紙の使用量が減ることが肝要です。そのことを念頭にこれからも色々な点において省力化・ペーパーレス化を推進していきたいと思っています。

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卒業生による特別授業(職業講話)

 建設科2年生に対し、卒業生による特別授業として職業講話を行いました。3限目だけのわずかな時間でしたが、5名の卒業生が快く講師を引き受けてくれて実現したものです。建設業の魅力や高校生活の過ごし方などをお話しいただきましたが、このような生の話は高校生にとって貴重でためになるものです。このような会ができるのも、地元企業様のご理解や講師の皆さんの母校愛、そして卒業生の皆様のご活躍による信頼によるものと思い、感謝の気持ちでいっぱいです。生徒には機会あるごとにそのような話はしていますが、なかなか実感できないものだと思います。卒業して就職したときにゆっくりとわかってもらえればいいのかなと考えています。そのときには講師になって後輩に話をしてあげて欲しいものです。この好循環こそが80年以上の歴史のある本校の強みです。

※詳しくは別途お知らせする予定です。

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【祝 優勝!!】第14回 高校生溶接コンテスト

 石川県教育委員会主催の高校生溶接コンテストで、本校機械システム科の高市君が優勝、松本君が4位となりました。 

 教師やものづくりマイスターの皆様の指導に、本人たちが全力で応えたものと思います。

 しかし、それ以上に私は、2人が校内選抜を勝ち抜いて学校代表となった後も、代表となれなかった生徒が大会まで何かと支援してくれたと聞き、とても感動しました。自分が大会に出られなくても一緒にいてくれるとは、なかなかできることではありません。自分たちだけでは頑張れないことも仲間と一緒なら頑張れる、といった体験は誰しもあると思いますが、それを実現させてくれた友人の存在はなにものにも代え難いものです。

 他の高校へ行ってもそのような友人に会えていたかもしれませんし、本校にいてもみんなが巡り会えるわけではありませんが、一生の財産となると思います。

 中学生の皆さん、工業をとおしてこんな経験をしてみたいと思う人はぜひ本校へ来てください。

※詳しくはこちらからご覧ください。

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白山が白くなりました

 11月中にも気が付いていたのですが、本校付近から見る白山が白く雪化粧をしました。これから半年くらいの間はこの白い白山を見ることができます。

 母なる白山と校歌にもありますが、生徒にはこの姿に見守られながら切磋琢磨して成長して欲しいものです。

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自転車はここを走る!

 自転車はここを走る!という題の本を借りて読みました。

 10年くらい前に出版された本なので、やや古いですが、具体的というか実際に筆者が走っている道路を中心に写真・図解を使って自転車がどう通行すればよいのかを解説しているいわゆるケーススタディというものになります。

 筆者は日本の交通環境では大きく分けて4つの走り方があるという前提で話を進めています。4つというのは、1法律で定められた走り方、2現実的な走り方、3安全を担保した「妥協案」としての走り方、4ルールと道路整備を行った上での「理想」です。自動車ではありえません。いやはや自転車に乗るのは難しいです。しかし、高校生は現実に自転車に乗らないことには日常生活がほぼ無理な訳で、難しいではすみません。自転車がおかれている環境はそれだけ大変な状況と言えるということです。プロローグではその状況をサッカーの試合に例えて紹介していますが、例えが的確で分かり易いと感じました。


 こんな本が出ること自体が問題とは思いますが、世の中の一人でも多くの人がここで書かれていることを(再)確認というか新たに勉強して、実践することで、少しでも安全な自転車利用ができることを期待しています。本の中でも書かれていますが、みんなが知ってみんなが守らないと意味がないので。

 さて、最後に自転車ネタの時のお約束。私からのメッセージです。

未来ある皆さんにはぜひヘルメット着用をお願いします。また、保護者の皆様におかれましては、ヘルメット着用へのご理解とご協力をお願いします。

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企業ガイダンス

 本日、2年生は試験後に企業ガイダンスを行いました。ハローワーク小松さんをとおして、地元企業20社様に足を運んでいただき、30分の説明を3回(社)受けることができる会となりました。

 普段より、本校は地元企業様から、常日頃より地域産業を担う貴重な人材を輩出する大切にされ、期待されています。2年になってからも7月の工場見学や10月のインターンシップなどをとおして、職業観を養ってきていますが、それらが多くの企業様で円滑に行われるのも、本校が期待されている証と考えています。もちろん、そのようにしていただけるのも、実際に企業さまにお勤めの卒業生の皆さまのおかげでもあります。 

 例年多くの生徒がこの企業ガイダンスをとおして就職先のイメージを固めていくようです。自分の将来に関わる大事なこととして今日はいつも以上に真剣に話を聞き、将来の進路決定の参考にしてくれたと思います。

 参加企業の皆様、本日は誠にありがとうございました。

※詳細についてはこちらをご覧ください。

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感染症について

 先週から主にインフルエンザによる発熱・体調不良をうったえる生徒が相次ぎ、一部のクラスで学級閉鎖が出ています。新聞等でもインフルエンザの流行が例年に比べて早いという報道がされていて、”早い”のならばまだいいのですが”すごい”のでなければいいのにと感じています。本来元気いっぱいで免疫力もあるはずの高校生がたくさん感染している現状を見ていると心配が募ります。

 今週後半からは2学期末試験を予定しています。しっかりと学習の成果を出して欲しいと思っていますので、体調を整えて万全の体制で取り組んで欲しいものです。保護者の皆様には、生徒の体調や学習への取り組みを暖かく見守って全力が出せるようにご協力をいただきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

※万が一インフルエンザ等に罹って試験を受けることができない場合は、速やかな考査欠席届の提出をお願います。

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工業祭

 本日、工業祭を開催しました。感染症の対策で入場者を保護者とご家族に限定しなければならず、残念な面もありましたが、インフルエンザによる欠席者が少なくない状況であり、参加できなかった生徒には気の毒と思いながらも、結果としてはやむを得なかったかなと感じています。

 朝9:00からは1年ステージ発表として動画が3クラス、実演が3クラスでした。動画はさすがはディジタルネイティブ世代のクオリティで、中学生に見せたいと感じました。実演は音声が途切れたりとトラブルもありましたが、生の良さが感じられました。1年生の皆さん、お疲れさまでした。その後、吹奏楽部の演奏があり、生演奏を堪能しました。

 11:30からは同窓会館で茶道部のお茶会に参加しました。一つ一つの所作を見ていると自然と背筋がピンとすると同時に穏やかな気分になりました。いいものですね。なお、8月着任のALTディランさんも参加し、お菓子もお茶もおいしかったと言っていました。日本人でもなかなか体験する機会がないので、日本の文化を知ってもらういい機会になったと思います。

 その後、予定を20分早めて模擬店を開始しました。PTA役員の皆様の店の売り子さんからクレープを購入しました。ピザも勧められましたが、そんなにたくさん食べられませんとお断りしました。それにしても模擬店の列のさばきが結構速くて感心しました。作業の段取りなど日々の実習などをとおして学んでいることが活きているのでしょうか?

 残念ながら、2年生のクラス企画には全く行くことができませんでした。2年生のみんな、ごめんなさい。 

 全体をとおして残念だったのは、やはり感染症対策と平日開催ということで入場者に制限のあったことです。来年度以降はぜひ近隣住民の皆様や小中学生にも来て、見て、そして本校をもっと知って欲しいと感じています。また、そのための外部の方向けの企画も生徒会を中心に検討してもらうことも考えたいと思います。

 ご来場いただいた保護者、ご家族の皆様、ありがとうございました。近隣にお住まいの皆様、ご協力ありがとうございました。

※詳しくは工業祭全般についてはこちらPTAのお店についてはこちらをご覧ください

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献血協力

 本日、同窓会館前で献血協力を行いました。

 献血車が2台で2・3年生、教職員の希望者の採血をしました。途中で様子を見に行ったときに、今回が初めての献血という生徒に話しかけたら、「大丈夫っす。全然問題ありません。」というなんとも力強い回答がありました。健康であるということは、そして誰かのために協力しようと行動できることは素晴らしいです。

 因みに最近は輸血を受ける患者さんのリスクや負担を減らすために、400mlが基本になっているとのことです。受付の方とお話ししたときに、私もお誘いを受けましたが、残念ながら服薬中のため”戦力外通告”を受けました。若いうちにもっとやっておけばよかったのにと後悔しています。生徒、教職員の皆さん、ありがとう。

※本校は今年度献血優良団体の表彰を受けました。詳しくはこちらからご覧いただけます。

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工業祭について

 今週水曜日11月22日に工業祭開催を予定しています。そのため、本日の午後から本格的に準備を開始します。体育祭同様、普段の活動では学べないことを生徒は活動をとおして色々学んでくれるものと思います。

 近隣の住民の皆様におかれましては、この期間中なにかと騒がしくなるとは思いますが、ご迷惑とならないよう日頃から指導していますので、ご理解とご協力をお願いします。もちろんお気づきの点がありましたら、遠慮なく学校までお知らせください。
 
 

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生徒による出前授業 AIを使ってラジコンカーを動かそう

 いしかわ子ども交流センター小松館様の企画に対し電気科1年生5人が講師役となって出前授業を行いました。

 楽しい教室になるようにと生徒が一生懸命に準備してきたものです。参加者1人(1班)に1人の生徒がついて熱心に教えていました。生徒にとって講師として教えるということは貴重な経験になったのではないかと思います。また、最後に行ったレースは参加者はもちろん、会場にいた全員が楽しく見ることができ、おおいに盛り上がりました。

 参加してくれた小中学生の皆さんありがとう。ものづくりに興味を持ってくれたらうれしいです。参加者の中から将来、工業高校に、できれば本校に進学してくれる人がいたらありがたいですね。

追記)11月19日の北陸中日新聞に詳しい記事が載りました

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税に関する作文で感謝状をいただきました

 税に関する高校生の作文について、小松税務署長様から感謝状をいただきました。国語の時間を活用し、応募したものですが、このように目に見える形で評価していただけることは生徒の励みとなり、ありがたいことです。

 本校の生徒は例年約8割が就職する社会に近い学校です。ものづくりをとおして社会に貢献することに加え、市民として良き納税者となることでも社会に貢献して欲しいと思います。

先日実施した租税教室の様子はこちらご覧いただけます

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お祝い 祝!優勝 高校生ものづくりコンテスト旋盤作業部門 全国大会

 高校生ものづくりコンテスト旋盤作業部門 全国大会において本校機械システム科3年 西手秀志選手が優勝しました。

 本校にとって6大会ぶり、3度目の日本一、石川県勢としては2年連続の快挙です。

※詳しくは別途お知らせする予定です。

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献血セミナーを実施しました

 日本赤十字社、小松青雲ライオンズクラブ様をお招きして献血セミナーを実施しました。「血液のしくみを通して命の大切さを学ぶ」と題してお話しをしていただきましたが、多くの生徒が命の大切さを再認識したものと思います。

 私も高校2年生のときにはじめて献血しましたが、そのときは体がびっくりしたのか夕方になって握力が弱くなって最初はなんでだろうと不思議に感じたのをおぼえています。(夕飯を食べたらすぐに元気になりましたが)その後何度も献血しましたが、2回目からは慣れて全くなんともなくなりました。ちょうど400mlなどが始まったころで、比較的体格がよかったためかよく「200mlってなっているけど400mlにしたら」などと看護師さんにお誘いを受けました。また、なぜか左腕の血管が細いらしく針を入れにくいと看護師さんから言われたこともよく覚えています。因みに血管が細いと時間がかかるのもそのとき実感しました。残念ながら現在は協力したくてもできない状況で、個人的には非常に残念です。しそびれて心理的なハードルが上がる前に、生徒のみんなには気軽な人助け・ボランティアと捉えて一度体験して欲しいと思っています。

 今年は工業祭前日の11月21日(火)に献血協力を設定していますので多くの生徒が協力できるよう、保護者の皆様には、ご理解とご協力をお願いします。

※献血はあくまでも個人の希望によるものです

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高校生ものづくりコンテスト旋盤作業部門 全国大会があります

 今週末に高校生ものづくりコンテスト旋盤作業部門 全国大会が福岡職業能力開発促進センター(ポリテクセンター福岡、福岡県北九州市)で行われます。今年度の北信越大会優勝の本校機械システム科3年 西手秀志選手が参加します。

 本校にとって6大会ぶりの3度目の日本一に輝くことを期待しています。

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今日から後期の新人大会です

 主に屋内競技について新人大会が始まりました。本校からは、バレーボール、バスケットボール、ハンドボール、柔道、卓球、サッカー、ソフトテニス、弓道、ウエイトリフティング、ボウリング、少林寺拳法が参加します。

 天気は良くなったり悪くなったり、暑くなったり寒くなったりとコンディションを整えることが難しい面もありそうですが、生徒の皆さんには、ケガや病気をすることなく本番を迎え、持てる力を発揮することを期待しています。

 保護者の皆様におかれましては、暖かく見守っていただければと思っていますので、よろしくお願いします。

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小松ロータリークラブによる職業講話を実施しました

 小松ロータリークラブから講師6名を招いて、「職業・勤労意識を高揚させる」ことを目的に生のお話を聞きました。本校では例年約8割の生徒が就職をします。1年生と言えども約2年半後には社会人となる訳で、教師でも保護者でもない大人から、働くとはどういうことなのかということをお聞きすることは自分の進路決定に大きな意味があります。来ていただいた小松ロータリークラブの皆様、本当にありがとうございました。

詳しくは別途お知らせする予定です。

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3年生 職業講話 卒業生との意見交換

 卒業生8名を招いて、「企業が求めているものを具体的に理解するとともに、残りの高校生活における目的意識を高めることで、将来に向けて必要とされる社会人としての資質をさらに身に着ける」ことを目的に生のお話を聞きました。コーディネーターとなった教員が巧みに話を聞き出し、生徒にとって有意義な時間となったと思います。来ていただいた卒業生の皆様、本当にありがとうございました。また、快く派遣いただいた企業様に感謝申し上げます。地域の企業様から大切にされていることを改めて感じた日になりました。

詳しくはこちらをご覧下さい。

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租税教室を開きました

 本日6限目に3年生を対象にした租税教室を開きました。

 「主権者・有権者として」と「社会人として」の大きく2本立てで税理士会の方からお話しを伺いました。約8割の3年生が春からは就職し税金を納める立場になるので大切なお話しです。就職したときに当たり前のように税金が引かれていましたが、あまり関心を持つことがなかったように思います。生徒にはぜひ興味関心を持ってもらい、立派な納税者として社会を支える一員に加わって欲しいものです。

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知事表敬訪問に行ってきました

 本校電気科3年の深澤君、池田君と知事表敬訪問に行ってきました。

 10月7~8日に東京の武道館で行われた「2023年少林寺拳法世界大会in Tokyo,Japan」にて一般男子初段(組演武)で優勝したことを知事に報告してきました。知事から色々な質問を受けましたが、臆することなくはきはきと答えており、頼もしく感じました。

 最後に将来について聞かれたときに知事から「知事になるのはどうだ」と言われ戸惑っていましたが、本校の同窓生には小松地区を中心に地域のために活躍している議員さんが多数いますので、彼らも将来、地域産業と少林寺拳法を熟知した政治家になっているかもしれません。

詳しくはこちらをご覧ください。

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ラグビーワールドカップ

 フランスで開催されたラグビーワールドカップが終わりました。テレビで観戦してきた人も多いかと思います。ワールドカップがある4年ごとに私自身のルールや戦術の理解が進むような気がします。もっと国内リーグなども見て深く理解すればいいのですが、なかなかラグビーは難しい。

 さて、ラグビーの用語でノーサイドというのがあります。これは、試合終了を意味する言葉で、ラグビー独特のものです。知っている方も多いと思いますが、激しく戦った後でも「試合が終了すれば、敵と味方、勝者と敗者の区別はなくなり、お互いの健闘を讃えようというメッセージが、ノーサイドという言葉には込められている。」というものです。 
 因みに今回調べてびっくりしたのが、今ではこの用語を使うのは日本だけということです。ただ、ノーサイド精神は受け継がれているとのことで安心しました。 本校生徒にもスポーツは真剣に取り組んで欲しいけれど、それ以上に相手を称えるノーサイド精神や礼儀、作法といったことを大切にできるよう日頃から指導していきたいものです。
 

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産業教育フェア2023に行ってきました

 産業教育フェア2023に行ってきました。昨年度までの産業展示館から、多くの人が”通りかかる”イオンモール白山に会場を移しての開催となりました。今までは、案内を見て関心を持って来て下さる市民の皆さんがお客様でしたが、今年はショッピングに来たらたまたま面白そうなことをやっていたという方々が立ち寄って下さる形でした。もちろんすべてがうまくいったわけではありませんが、多くの市民の皆さんに興味を持って産業教育を見ていただけたことは素晴らしいことだと感じました。他校も含め参加した高校生皆が大変充実したうれしそうな表情だったのが印象的でした。

詳しくは別途お知らせする予定です。

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避難訓練を実施しました

 本日、6限目の時間に避難訓練を実施しました。これまでいろいろな機会を通じて生徒の様子を見てきましたが、今日も大変立派だったと感じました。昔は講評で「遅い」とか「自分たちの学校が燃えているのになぜ笑っている人がいるのか」といった話があったものですが、現代はそのような話をしなければならないことはありません。小学校からの訓練の成果なのかと感じています。

 今回講評として、「訓練の成果が少しでも上がるように後で振り返ってみて欲しい」、「地域でも大人として他人を助けることができるようになって欲しい」というお話をしました。 保護者の皆様におかれましては、ご家庭で今日の避難訓練についてお話しをしていただけると助かります。

 昨日、名古屋市で私立高校の体育館で火事がありました。詳細はわかりませんが、幸い人的な被害はなかったそうです。災害は火事だけではありません。本校でも万が一のときに備え、日ごろからの心構えをしっかりしたいと思います。

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高文連文化教室がありました

 高文連文化教室というのは、昭和45年から始まり50年以上続いている「石川県の高等学校生徒の情操陶冶と健やかな人間形成とに資すること」を目的とした、演劇および音楽の芸術鑑賞事業です。私も高校生のときに鑑賞しましたが、私のような演劇や音楽の分野に縁遠い者にとっては、本物の演劇や音楽に接する貴重な機会だったと思います。保護者の皆様にも覚えている方がいらっしゃるのではないでしょうか?

 年に1回ではありますが、文化的な本物に触れるということは大変意義ある機会です。この機会をきっかけに自分の進路を定めたり、生涯にわたる趣味を見つけたりする人もいると思います。そこまででなくても例えば私などでも、「たまにはコンサートに行きたいな」とか「美術館でこんな企画展をやっているのか」など文化的なものに触れる機会を持とうかなと思うときがあり、少なからず影響を受けているものと思います。 

 音楽や美術をはじめとする文化的・芸術的なものはなくても生きられるという人がいますが、そのような世の中・人生はとても味気ないものだと思います。栄養が足りているからといってファストフードやサプリメントだけを食べるのではなく、ときどき愛情のこもった料理や手の込んだデザートなどを食べてこそ、生きる喜びが感じられるのではないかと思います。だからこそ学校の教科・科目に芸術に関するものがあり、全員が学ぶことになっているのではないでしょうか?「人はパンのみに生きるにあらず」という言葉もありますね。

 今日はT.J.P.P.A.L☆(ティージェイパル)の皆様が、重厚で迫力のある、そしてスピード感と臨場感あふれるパフォーマンスを披露して下さいました。きっと生徒みんなが音楽をたっぷり堪能できる時間になったことと思います。たくさんの拍手や観客参加のボディパーカッションにより、退屈しないことはもちろんですが、結構疲れました。そして最後には生徒代表によるお礼の言葉と花束贈呈がありました。お礼の言葉が”あらかじめ用意されたかしこまったもの”でなく、今日の演奏にぴったりの感じたままの言葉であったことも大変素晴らしかったです。なお、体育館のシート敷きはハンドボール部が、片付けはバスケットボール部がやってくれました。ありがとう。

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石川の技能まつりの応援に来ました

ポリテクセンターいしかわで石川の技能まつりがあり応援に来ました。参加の西手君はものづくりコンテストの北信越チャンピオンとは言え、課題が違うので全国大会に向けた練習と並行しての準備は大変だった様です。表彰式は14:30ごろとのことでした。

 

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後期インターンシップ 

 二学期が始まって早くも1か月半が経ちました。本校では10/17~19の日程で、後期のインターンシップを実施します。インターンシップの目的は、「自らの学習内容や将来の進路等に関連した就業体験を行い、将来設計について考える機会とし、職業選択能力を養うこと。」になるかと思います。 

 この人手不足で忙しい中、本校生徒の将来のために、地元企業がこのインターシップに協力してくださっています。これは、受け入れて下さる地企業様のご厚意と先輩方の培ってきた信頼によるものです。本当にありがたいことです。 

 また、生徒は、一人一人、小松工業高という看板を背負って、臨むことになります。小松工業高校の名前に恥ずかしくないよう、この機会を最大限に活用し、普段の学校では学べないことをしっかり吸収して来てもらいたいと思っています。 

 さて、事前指導のときに私から、3つのことをお願いという形で伝えました。
一つ目は、安全第一。 
 作業中はもちろん休憩時間や行き帰りの交通事故など、細心の注意を払い、安全第一を心がける。 
二つ目は、目的意識を持つ。 
 明確な目的を持って、積極的に臨む。 
三つ目は、積極的なコミュニケーション。 
 まずは元気な挨拶。そして意識的に報告・連絡・相談をして、あいまいなままで迷惑をかけることのないようにする。 

 これら三つのことを意識し、インターンシップを通じて、職業に就くということについて、多くのことを感じ、学び、身につけ、学校へ持ち帰って欲しいと願っています。鮭ではありませんが、一回り大きく成長して帰って来ることを期待しています。 

 受け入れて下さる地元企業の皆様、本当にありがとうございます。 

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デュアルシステム学習発表を行いました

 デュアルシステム発表会を行いました。

 デュアルシステムとはドイツを発祥とする学術的教育と職業教育を同時に進めるシステムと聞いています。そして日本版デュアルシステムは、座学と企業内の実習を並行して実施する職業訓練システムで、文部科学省が携わるものです。中身はいわゆるOJTと呼ばれるもので単なる見学や補助作業ではなく、「現場の課題に対して基礎的な知識・技能を応用し解決する力」を養成するため、与えられた課題を解決し、実際に企業のラインに入って行う、実践的な企業実習をねらいとする、となっています。昔はOJTは就職してから行われるのが一般的でしたが、就職前に行うことで端的にいうとミスマッチを防ぐことができると考えられています。入ってみたら想像していたのと違っていて毎日つまらない思いをしたり、場合によってはすぐにやめてしまったりということが減らせるというわけです。

 この取り組みにより1学期に毎週1日、合計10日間、企業様へ生徒が通い産業の現場を体験することができました。そして今日参加した生徒の体験の成果を聴くことができました。みんな立派に発表をしていて頼もしく感じました。参加した生徒は充実した時間を過ごしたと思いますが、ときには苦しい思いをしながらそれを乗り越えて来たと思います。本当にお疲れ様でした。

 さて、現在OJTにかかる費用は基本すべて企業様側の負担となっています。しかし、全員が研修先に就職するわけではありません。つまり企業様の善意によって支えられているわけです。本来利潤を追求することが企業の大きな目的であり、入社するかわからない高校生の教育のために貴重な人的資源や時間、お金を本校生徒のために費やすということは、大きな負担となります。それでも多くの企業様が、積極的にこの事業にかかわってくださるのは、企業様の、自社だけでなく、小松地区や石川県、ひいては日本の工業全体のためになればという思いによるものではないかと思います。本当にありがたいことです。

 受け入れてくださっている企業様に、やってよかった。来年もぜひやりたいと思っていただく、win・winの関係になり、後輩に引き継ぐことができるということが大切です。発表はその一つとなったと思っています。

 発表は2年生も聞きましたが、2年生は、「次はいよいよ自分たちが取り組むのだな」という心構えや自分が行くときのイメージを膨らませながら、聞いてくれたようです。

 改めて、受け入れ、指導いただいた企業の皆様、本当にありがとうございました。発表した生徒は感謝の気持ちを忘れず発表してくれたと思います。来年度もよろしくお願いします。

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同窓会関西支部総会に行って来ました ~同窓会のありがたみ~

 10月14日(土)に同窓会関西支部総会に出席してきました。コロナ禍もあって、久しぶりの開催ということで、参加の皆さんは本当にうれしそうでした。目下の悩みは若手の方の参加が思わしくないことだそうですが、これはうちに限らず、どの学校も抱える問題です。確かに最近は社会にゆとりがなく、また、人間関係が希薄になってきておりそのような組織は煩わしく感じる人も多いのかもしれません。

 しかし、同窓会というのは学校にとってPTAに次ぐ第2の応援団というべきありがたい存在です。一人ひとりにとっても卒業後は学校の様子を伝えてくれるだけでなく、なにかと心強い存在です。しかし、残念ながらその価値、ありがたみは若い時にはわかりにくいものです。 無理もないことです。かくいう私もわかっていませんでしたが、歳を重ねるにしたがってわかって来ました 。でもそれはもったいないことです。

 例えば、故郷を離れて生活する人にとって心強いものです 。地元にいても本当に困ったときに相談したら親身になって相談に乗ってもらえることもあります。仕事をする上で同じ会社内であれば、立場を超えた縦のつながりが簡単にできます 。また、会社を超えた横のつながりが簡単にできます。しかも同窓会は金では買えません 。高校3年間を本校で過ごさないと手にすることができないプライスレスなプラチナカードです。だからこそ価値があるのです。また、同窓会は時間を超えます 。どこかの社長や議員さんがいきなり「そうか、君も●●高校か」なんて言っていきなり親しく話など普通はしてくれません。でも同窓会ではそういった出会いがあります。同窓生というだけで、同じ価値観を分かち合える存在と認めてくれる訳です。

 そんな訳で同窓生の皆さんはもちろん、今から同窓生となる在校生諸君には同窓会のありがたみや同窓会への親しみを感じて欲しいと思います。そして卒業したらその一歩として同窓会の案内があったら是非出席をしてみてください。

※12月2日に関東支部総会があります。

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