図書室の日誌

2014年8月の記事一覧

インターアクト年次大会に参加して

東部児童館での「絵本ライヴ」を、インターアクトの大会で実演することになりました。
出し物は、あきやまただしさんの『ひつじぱん』と、かがくいひろしさんの『がまんのケーキ』です。
今回の会場となった「うらら」のステージから観客席は遠く、実物の絵本だと見えなので、
パワーポイントを使い、その大きな画像に併せて実演しました。
児童館では絵本や読み手を、より身近に感じてもらうために、
小学生に囲まれるような形でのライヴだったので、少し勝手が違いましたが、
生徒たちは戸惑うことなく、見事に演じきってくれました。
 
会場の方々にも、もちろん参加していただきました。
『ひつじぱん』の「ぱんぱかぱーん」の掛け声を一緒に発することで、
読み手と聞き手が一体になるのは、児童館でのライヴと同じでした。
大人のみなさんも、一瞬でも童心に帰ることがことができたなら、嬉しい限りです。
今回はこのようなステージ立たせてもらう経験ができ、喜んでいます。
ありがとうございました。
 

ビブリオバトル VS寺井高校

7月30日、この日は「ビブリオバトル小商VS寺井」の決戦の日でした。
「ビブリオバトル」とは?これは京都大学発祥の書評発表会です。
発表者が5分間「これぞ!」と思う本を紹介して、その後3分間の質疑応答。
この約8分間のサイクルを発表者全員が終了後、参加者全員で
一番読みたくなった「チャンプ本」を決める書評合戦です。
 
この今話題の「ビブリオバトル」を図書委員の交流会を兼ねてやってみよう!、ということになり、
寺井、小商の両校の図書担当の先生や図書委員、常連を巻き込み、この日を迎えました。
参加者は、発表者6名(各校3名ずつ)+ギャラリー=27名。
初の2校合同の図書イベントというとで、近隣の高校の司書さんもたくさん見に来てくれました。
 
バトルの内容は…?
一言で言えば、6人の発表者の個性炸裂!
バトルの中身も濃いのですが、粋な浴衣姿の者あり、
「そう思いますよね~?」と油断しているギャラリーにふる者あり、
マイワールドに引っぱり込もうとする者あり、理路整然とそれでいて温かみのある
語り口の者あり、派手なパフォーマンスあり、とちょっとしたショータイムでもありました。
多数決により、「チャンプ本」は寺井高校の『世界遺産の街を歩こう』に決定しました。
 
表彰式、寺井高校の図書担当の先生による愛あふれる講評の後、
お待ちかねの図書委員の交流会に入りました。
共通の友人、兄弟姉妹の話題、好きな本の話などで盛り上がりました。
「楽しかった」「勉強になった」「またやりたい」「参加して良かった!」の言葉を
たくさん聞くことができ、喜んでいます。
みなさん、有意義な時間をありがとうございました。
さて、次は何をしようかな?