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山岳部
【山岳部】令和6年度 第4回山行~白山~
総体前トレーニングとして、5月17日(金)~18日(土)の1泊2日で白山の甚之助避難小屋まで往復しました。
中間試験が終了した午後にそのまま学校を出発し、市ノ瀬野営場にてテント泊を行いました。次の日に、砂防新道にて甚之助避難小屋まで登り、登山道付近の特徴的な地形の確認と甚之助避難小屋周辺で、キックステップやフィックスロープの通過など雪上歩行に必要と思われる技術のトレーニングを実施しました。
天気に恵まれ、残雪期の楽しい登山を満喫していたと思います。
《フィックスロープの通過》
《グリセード(雪面を両足とピッケルで制動を書けながら下る技術)で遊ぶ部員》
《甚之助避難小屋前にて、御舎利山・別山を背景に》
《甚之助避難小屋下にて》
《サンカヨウ、中飯場上部》
【山岳部】令和6年度 第3回山行~富士写ヶ岳~
本年度第3回登山として、加賀市の富士写ヶ岳(942m)へ登りました。枯淵登山口から登り、我谷登山口へ下山するコースをとりました。本来は奥獅子吼山でタイムアタックの予定でしたが、先週の熊出没を受けて行き先が変更となりました。また、対策として熊撃退スプレーを持参しました。
急な登り下りが長く続く山でしたが、1年生は少し苦労する様子が見られましたが、2・3年生は安定して歩くことができていました。
以下、部員の感想です。
今回の登山は曇りの天気で暑すぎず活動しやすかったと感じています。パーティーとして良かったところは、コースタイムより早く進めたこと、15kgを重いと感じなかったことの2点です。全体的に余裕があったように思えます。今回は登りで疲れないように歩幅を小さくし、早すぎないペースで歩くことを心掛け、下りのときのは滑らないように地面に対して垂直に足をつけることを意識しました。忘れ物がいくつかあったことは反省するべき点でした。富士写ヶ岳山頂では風が吹き荒れており、景色は楽しめませんでしたが、学校への帰りの途中で寄って食べたソフトクリームとジェラートが美味しかったので満足です。
《登山口は急な登りから始まる》
《急な登りで先を見る余裕はあまりない様子》
《山頂にて。遠くに白山がなんとか見えました。》
《下山は少し雨に降られ、レインウエアを着用》
《下山後のお楽しみ。毎回あるわけではありませんが…。》
【山岳部】令和6年度 第2回山行(新歓登山)~後高山~
4月17日(水)に本校山岳部は2名の新入部員を迎えることができました。今回は、新入生の登山体験ということで、本校山岳部にとって”ホームマウンテン”とも言える奥獅子吼山のコースの一部を使用し、パーク獅子吼からスカイ獅子吼まで登る登山を実施しました。その後、学校へ戻り、遅めの昼食として、炊事(カレーを作って食べる)を行いました。
新しいメンバーを迎えての登山となり、隊列の先頭を務めた部員がペース配分に苦労する場面も見られましたが、全体としては予定時間通りに歩くことができました。
以下、部員の感想です。
今日は新人歓迎登山をしました。新しく入ってきた1年生に山岳部の登山を知ってもらうための軽めの登山です。新入りが新人じゃなかったので特に問題なく歩けていました。登っている間、1年生と会話をして仲を深めることができました(ほとんどゲームと昔のテレビの話題でしたが)。山頂についたら写真を撮りました。今後もこのメンバーで登山することが楽しみになりました。
《スカイ獅子吼にて》
《この山を代表する花?であるカタクリも見ることができました。》
《下山の様子》
《やっと食べられたカレー、ご飯に課題あり》
【山岳部】令和6年度 第1回山行~菅倉山~
本年度1回目の登山を、加賀市の菅倉山(924m)で実施しました。
多少の倒木などはありましたが、短い急な登りや平で歩きやすい箇所など、変化に富む登山道で飽きることなく歩くことができました。また、標高を上げるに従って、徐々に加賀市の平野を見渡すことができるようになっていった点も楽しめました。そして、トクワカソウが多く咲いており、登山道を彩ってくれていました。
生徒たちは、荷物の重さに多少苦労する様子を見せつつも、しっかりと歩くことができていました。
以下、参加生徒の感想です。
今回の登山は天気が晴れだったので良かったと感じています。パーティーとして良かったところは、コースタイム通りに進むことができたこと、15kgを重いと感じなかったこと、気温が熱くなることで起こる熱中症の対策もできたこと、の3点です。改善点は、登山口を探すのに時間がかかり、事前調査が不足していたこと、自分も含め下山で滑って転倒する部員がいたこと、の2点でした。今回は下山のとき滑らないように地面に対して垂直に足をつけることや、花の名前を学びました。また、頂上から見える白山も雪がかかっていて綺麗でした。
《苦労して発見した登山口》
《トクワカソウ?》
《山頂にて、白山をバックに》
【山岳部】春合宿 ~蓮如山・鷹落山・動山~
3月26日(火)~27日(水)にかけて春合宿として、石川県小松市の動山を中心として以下の日程にて登山活動を実施しました。
○3月26日(火) STARRY SKYキャンプ場にてテント泊
○3月27日(水) キャンプ場をスタートして、蓮如山(328m)・鷹落山(494m)・動山(604m)を周回
3月26日(火)は、天気に恵まれず雨の中レインウエアを着用し、テント設営・バーベキューとなりました。生徒にとって雨・風の中でのテント設営は初めての体験で、風の対策なども経験することができたと思います。
3月27日(水)の登山行動は、低山とはいえロングコースをテント泊装備を背負って歩くため、体力が求められる山行となりました。歩行が安定しない場面もみられたものの全員が無事歩き切ることができました。
以下、生徒の感想となります。
9月の新人戦以来のテント泊でした。
初日はテントの立て方を忘れている人が半数以上おり、防寒対策が甘い者もいたため苦労しました。しかし、26日で一番大事と考えていたバーベーキューを無事にすることができてよかったと感じています。
2日目は雨は上がっていたものの設営同様、テントの撤収にも手順忘れやミスなどにより、苦労しました。出発が遅れたため、最初のピークである蓮如山に1時間遅れで到着してしまい、帰りに温泉に入る時間があるかあやしくなってしまいました。しかし、ペースを登りと下りでは落とし、平らなとこではなるべく上げたお陰で動山に予定より2分早くつくことができ、当初の遅れを取り戻すことができました。
技術面では登るときに足を踏み外して転倒しているものが多く見られたのでしっかりと重心を山側に置くことを意識して登っていきたいと感じました。(部員N)
《バーベキュー、銀色のアルミホイルは玉ねぎ、部員撮影》
《デザートのマシュマロ、焼いて、または、ビスケットに挟んで食す、部員撮影》
《動山山頂にて、天気は最高だった》
《下山、スタート地点のキャンプ場にて、疲れ切った様子》
【山岳部】鶴来オリエンテーリング
オフシーズンの活動として、パーマネントコースを利用させていただき、鶴来町でオリエンテーリングを実施しました。地図を読むこと、コンパスの使い方を理解することが目的です。
短い距離でしたが、普段じっくり地図を読む機会が少ない部員たちにとっては決して簡単ではない活動だったようで、ルートミスやコントロール(チェックポイント)の見逃しなどがありつつも、相談しながらなんとかすべてのコントロールを見つけることができていました。終りの方には、「こっちのルートの方が早いけど、分岐が多くて迷いやすい。少し遠いけど、大きな道沿いに進む方が確実」といったような合理的な判断も少し見られ、成長を感じることができました。
終了後の振り返りで部員からは、「ルートミスを防ぐ方法を考えなければならないこと、コントロールの横を通りながらも見落とすことがあったので周りをよく見ながら進むことが大切であること」が反省点として出されました。今回、最後まで実施できた部活としては初めてのオリエンテーリングでしたが、地図の読図技術のトレーニングとしてよい経験となりました。
《地図を見ながら次のコントロールまでの道を相談中》
《白山比咩神社駐車場にて大判焼休憩。部員撮影》
【山岳部】第41回 野々市じょんからの里 マラソン大会
10月22日(日)に明倫高校周辺で行われた第41回野々市じょんからの里マラソン大会へ参加しました。
日頃、ランニングがトレーニングの山岳部にとって、練習の成果を試すに良い機会となりました。出走した6名は、関門にかかりリタイアすることもなく初めての10kmで完走することができました。普段よりも頑張る姿を見せてくれたと思います。また、残念ながらスタート前に棄権した生徒も、タイム計測などサポートをしてくれました。そして、1年生が1名、29歳以下陸連未登録の部で4位入賞となりました。
今回の経験が、今後のランニングによるトレーニングの質を向上の助けとなってくれればと思います。
【山岳部】令和5年度 第11回登山活動 ~大長山・赤兎山~
10月14日(土)に、10月の登山活動として、福井県勝山市北谷町小原の登山口から、大長山(1671m)・赤兎山(1629m)へ登りました。本来は、天候次第で白山テント泊の予定でしたが、先週の初冠雪を受け行き先を変更した登山でした。紅葉にはまだ早いかなという予想でしたが、山頂付近は程よく紅葉しており、白山もくっきり見え、すばらしい景色を見ることができました。
部員たちは、久しぶりのメンイザックで15kg以上を背負っての登山ということもあり、苦労している様子が見えましたが、最後までしっかりと歩き通していました。
~ 今回登山担当部員の感想 ~
登りは、悪くないペースだったが、想定よりは時間がかかったため体力の不足を感じました。下りについても転倒などした部員もおり、安定した足運びがまだまだできていない現状です。今後、総体へ向けて改善していきたいと思います。
《大長山山頂にて》
《赤兎山山頂にて》
【山岳部】令和5年度県新人大会
9月14日(木)~16日(土)に県新人大会が、国立立山少年自然の家、立山を会場に行われました。
初日は、国立立山少年自然の家で、テント設営・筆記試験・炊事などの各種審査が行われ、そのままテント泊にて就寝となりました。
2日目は、立山黒部アルペンルートを利用して室堂まで上がり、そこから登山行動開始となりました。一の越、雄山、大汝、富士の折立を経由し、大走りにて雷鳥沢へ下り、そこから室堂まで登り返すという周回ルートの登山でした。この日は主に体力・歩行・読図・記録書などの審査が行われました。歩き始めは小雨でしたが、次第に晴れてきて、室堂へ帰るころには曇り空となっていました。夜は、国立立山少年自然の家で、小松工業高校さん企画による交流会が行われ、楽しそうに活動する様子が見られました。この日は、屋内泊でした。
3日目には、結果発表と閉会式が行われました。
結果は、男子団体3位となりましたが、当日の朝早く駆け込みで特訓したテント設営はうまく行きましたが、筆記試験や記録書などで大きなミスがあり、今後の課題となりました。
部員達には、この大会で感じた気持ちや次の大会への思いを忘れず、冬の間のトレーニングに励んで欲しいと思います。
《テント設営審査》
《雷鳥沢手前にて》
《登山行動終了後、室堂にて》
《最終日、閉会式終了後、賞状とともに。晴れて入れば、背後に立山が見えたはずだが…》
【山岳部】令和5年度 第10回登山活動 ~白山・別山~
9月10日(日)に新人大会前最後の登山として、白山別山へ登りました。
本部活としては、体力的にチャレンジの登山となりました。天気に恵まれましたが、気温も高くより体力の求められる状況でした。
生徒は淡々と歩けていましたが、顧問の不調もありチブリ尾根避難小屋を過ぎた約2070mで引き返すこととなりました。しかし、7時間程度の行動時間となり、大会前の練習としては十分な時間をとることができました。