学校行事・日誌
H24~26年度 学校行事
平成25年度 関東方面大学訪問へ行ってきました。
8月8日(木)~10日(土)、本校1年生56名、2年生4名の希望者計60名で、関東方面大学訪問に行ってきました。
8月8日(木)の夜、バス2台で金沢を出発し東京入り。8月9日(金)から見学を開始。最初の見学は東京工業大学。職員の方による大学紹介プレゼンテーションに続き、今春合格の本校OBによる案内で、‘工業大学の雄’ならではの設備(巨大なソーラーパネルなど)を含め、様々な棟を見学しました。
次に訪れた国立市の一橋大学は、建物の多くが歴史を感じさせるレンガ造りの落ち着いたたたずまいに統一された、美しい学園でした。大学が募ってくださった3人の学生さん達に、3グループに分かれて東西のキャンパスを案内していただきました。
再び都心に戻り、文京区にある河合塾本郷校で、難関大の受験合格に向けての講話を聴きました。「大学へ行く目的についての考察」や、東大を軸にした「難関大の現状と傾向」についての説明を始め、「授業を大切にした基礎固め」「ノルマノートなどによる計画性」「高い志望と強い意志の堅持」の重要性に関するお話、「小さなミスによる0.1点の差で合否が分かれる」お話など、わかりやすく大変ためになる1時間でした。東大受験生の学習風景も垣間見え、参加した生徒達は大いに刺激を受けていました。
大変充実したこの日、最後はホテルでの夕食後の「先輩と語る会」でした。今回は今春東大及び東京工業大に合格した2人の本校卒業生を迎え、それぞれの大学の概要や学生生活、受験に至るまでの体験談などについてお話ししていただきました。それぞれの自信と信念に満ちた真剣な語り口、また時には3年時にクラスメートだった2人の‘かけ合い’トークもあり、熱心な質問も出て有意義なひとときでした。
翌8月10日(土)、朝から暑い中、加賀藩ゆかりの‘赤門’をくぐり、いよいよ東京大学の見学です。グループは、東大のボランティア4名の学生さんによる‘キャンパスツアー(2隊)’と、本校卒業生1名による‘先輩と回るツアー(1隊)’の計3隊で回りました。
明治以来の歴史的建造物の重み、「銀杏散る真っ只中に法科あり」(山口青邨)の俳句を思い出させる法科の銀杏並木を始めとする巨樹の数々が作り出す緑陰のありがたさをしみじみと感じつつ、路線バスの終点もある広大な敷地を、東大生の熱心な説明に耳を傾けながら歩きました。安田講堂の圧倒的な存在感にしばし絶句する生徒達の様子が、特に印象深いものでした。
行事終了時のアンケートからは、参加生徒のやる気と緊張感の高まりがひしひしと伝わり、「夏休み後半はとにかく勉強に食らいついて行こう」「石川に帰ったら、すぐやる」という頼もしい言葉も目を引きました。
勉強に不向きなホテルの部屋をいとわず本を広げていた生徒も多く、‘修学旅行’の見本としたい充実した旅でした。お世話になった各大学の職員・学生の皆様、河合塾の講師を始めとする皆様、本校卒業生のお2人、並びにご理解とご支援をいただいた本校同窓会に、心より感謝を申し上げます。
<東工大にて概要紹介を聞く。(8/9)>
<東工大 緑豊かな図書館入口にて(8/9)>
<一橋大 歴史を感じさせる図書館の時計塔(8/9)>
<一橋大 東本館への落ち着いたたたずまいのキャンパス(8/9)>
<河合塾本郷校での研修(8/9)>
<宿舎での夜は先輩と語る会(8/9)>
<東大 工学部棟から安田講堂へ(8/10)>
<東大 小柴ホール見学(8/10)>