高等部・専攻科

高等部・専攻科

大学等進学セミナーを行いました

 聴覚障害のある生徒のための進路セミナーの一環として、6月20日(木)に「大学等進学セミナー」を本校視聴覚室で行いました。本校中学部・高等部の生徒、保護者、県内の高等学校の生徒や保護者、先生方など、たくさんの方にご参加いただきました。
 今回は、金沢大学教授の武居渡先生をお招きしてのご講演「大学における合理的配慮について」や、本校進路課による「入試申し込み手続きに向けての準備」、「専攻科説明会~専攻科の取組から就職について考える~」という内容で行いました。
 武居先生によるご講演では、「自分が『できること』『できないこと』を自分自身で理解していることが大切である」ことなどのお話をお聞きすることができ、参加者からも「今後すべきことが明確になった」「将来のことを深く考えるきっかけになった」などのお声をいただきました。
 今後も、進路情報提供できるような企画を考えて発信していきたいと思います。セミナーにご出席いただいた皆様、ご参加ご協力ありがとうございました。

高等部・写生会

高等部では、5月1日に「写生会」を行いました。

写生会は、高等部で3年に一度行っている行事です。県内の施設等へ出かけ、自分で決めた対象を描き、一日かけて作品として仕上げます。

今年度はあいにくの気温と天気のため、校内での写生会となりましたが、生徒たちはそれぞれの「私が見つけた風景」を描き、工夫をこらしながら自分の作品と向き合っていました。

高等部・スプリングワークショップ

高等部では、4月26日に「Spring Workshop(スプリングワークショップ)」を行いました。

「Spring Workshop(スプリングワークショップ)」とは、金沢市内の施設等を訪れて様々な見学や体験をしながら、「高等部として、この1年、このメンバーでやっていこう!」という仲間意識や高校生としての立ち居振る舞いを学ぶ機会として、毎年4月に高等部で行っている行事です。

今年度は、金沢障害者就業・生活支援センターや金沢市聴力障害福祉協会、金沢eスポーツ工房、KAMU金沢へ行きました。
自分の将来に関係することを学んだり、初めてのeスポーツ体験をしてみたり、街歩きをしながらアートを楽しんだりして過ごす中で、高等部として、高校生としての意識を育むことができました。
1年間、このメンバーで頑張っていきましょう!

令和5年度 卒業生同窓会入会式

令和6年3月7日㈭に今年度高等部卒業生7名が同窓会入会式に出席しました。現同窓会長の大倉富夫さんから今後の同窓会の行事予定や同総会便り、規約等についてご説明をしていただきました。また、次期同窓会長の吉岡真人さんからもご挨拶をいただきました。

高等部・予餞会

高等部では、3月6日(水)に予餞会を行いました。

「卒業生・修了生に喜んでもらいたい!」との思いで、在校生たちはゲームやお菓子、プレゼントを準備してきました。

企画したゲームではみんなの昔の写真に大盛り上がり!
卒業生からのサプライズ企画でどきどきしながら笑い合い、みんなで楽しい時間を過ごすことができました。

6名の卒業生・修了生たちは、卒業・修了後それぞれの道に進むことになります。
ろう学校での様々な思い出や経験を胸に、人との出会いを大切にしながらそれぞれの道を突き進んで行ってください!
卒業・修了おめでとう!!

第二回雇用促進セミナーが開催されました

 2月9日(金)に、今年度二回目となる雇用促進セミナーが開かれました。企業の人事担当者や現場担当者の方、総勢13名の方にご参加いただきました。
 企業の方と本校生徒との交流場面として、今回は専攻科生によるワークショップを行いました。「私の得意なこと」をテーマにして「お菓子作り」と「イラスト制作」のグループに分かれ、専攻科生が講師となり、企業の方に生徒との直接のやりとりを通して聴覚に障害のある生徒とのコミュニケーションを体験していただきました。
 実施後のアンケートでは、障害理解が深まった等の感想を多数いただきました。セミナーにご出席された皆様、ご参加ご協力ありがとうございました。

高等部・献血セミナー

 1月26日(金)に、石川県赤十字血液センターより講師の方に来ていただき、高等部・献血セミナーを行いました。動画やクイズもまじえてお話ししていただき、元気のおすそわけボランティアである「献血」がなぜ必要なのか、どのような流れで献血をするのかなど、献血に関する知識を学ぶことができました。

卒業生親子講演会

 12月11日(月)の午後に、本校視聴覚室にて、卒業生親子講演会を行いました。
 講師に、本校卒業生の土倉仁菜氏とその母である土倉博美氏をお招きし、「私の進路~親と子それぞれの思い~」と題して、ご講演いただきました。高等部から中学部生徒、保護者、教員を受講対象者として実施しました。
 卒業生の土倉仁菜氏からは、ろう学校生徒時代の進路選択やその時に大切にされていたことを振り返ってお話しして下さいました。生徒にとって進路だけでなく、自分との向き合い方を含めて考える機会となりました。
 また、母親である土倉博美氏からは保護者として、ろうの子どもとどのように向き合ってきたか等の実体験をもとに、子どもの社会自立に向けた支援のあり方についてお話ししていただきました。お子さんと日々向き合っておられる保護者の方から、大変有意義であったとのお声を多数いただきました。
 ご多用中の中、ご協力いただきました講師の土倉仁菜氏、土倉博美氏に御礼申し上げます。また、平日開催にも関わらず、ご参加いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

高等部・事業所見学会

 12月11日(月)の午前中に、高等部・事業所見学会を行いました。
 小松市のジェイ・バス株式会社に行き、会社説明を聞いたり、実際にバスが作られている様子を工場見学させてもらったりしました。また、勤務されているろう学校の卒業生が、実際に働いている現場の紹介や、働くうえで大切なことや大変なこと等についてお話しして下さいました。
 ご多用中の中、ご協力いただきましたジェイ・バス株式会社の皆様に御礼申し上げます。

ホッとネット大作戦&情報モラル講演会を開催しました

授業参観日の11月23日(木・祝)午後に中高生徒と保護者、教職員を対象に「ホッとネット大作戦&情報モラル講演会」を育友会の主催で開催しました。
金沢法務少年支援センター相談員の岡田氏を講師に迎え、安心安全な学校づくりの学校目標を踏まえ、生徒が情報モラル・情報リテラシーを守って、安心安全にインターネットやSNSを使用するために必要な正しい知識の習得と理解を図る目的で実施しました。
講演会では、具体的なトラブル事例や紙芝居等を通して、分かりやすく丁寧にお話いただき、情報モラル・情報リテラシーの目的や注意点、SNSトラブル、インターネットと脳の成長等についての認識を深める大変良い機会となりました。また、当日の講演会では情報保障として、手話通訳と要約筆記を同時に実施しました。生徒たちは自分の聞こえの状況等を踏まえ、将来自分が派遣依頼するときの参考となり、たいへん良い経験となったようです。

第一回雇用促進セミナーが開催されました

 11月22日(水)に雇用促進セミナーが開かれました。企業の人事担当者や現場担当者だけでなく、県立金沢錦丘高等学校校長や、野々市明倫高等学校進路担当教諭も含め、総勢22名の参加となりました。
 また、今年度から、専攻科生徒との交流場面を設定し、参加の企業に聴覚に障害のある生徒とのコミュニケーションを体験していただくことを目的にして、自分の就職活動について発表したことを題材に各グループに分かれて話し合いを行いました。専攻科生は自分の就職活動について発表し、進路について話し合いました。各社人事担当者の方々7~8名と50分間のグループ討議の司会を一人でするというのは、専攻科生にとっては初めての経験でした。どのグループも話し合い後は達成感をもって取り組めていました。
 実施後のアンケートでは、障害理解が深まった等の感想を多数いただきました。セミナーにご出席された皆様、ご参加ご協力ありがとうございました。

金沢市立工業高校との交流

金沢市立工業高校との交流がありました。

電気科・機械科の生徒たちと一緒に、プログラミングを使ってLEDを点灯させたり、ロボットを操作してゲームをしたりしました。

市立工業の生徒の皆さんは明るく親切で、一緒に楽しく活動することができました!ありがとうございました。

学園祭が行われました【高等部】

11月3日に学園祭が行われました。高等部の表現会では手話パフォーマンス「石川の四季」は手話パフォーマンス甲子園や、いしかわ百万石文化祭で発表したものを披露しました。学部コーナーでは多くの先輩達も来てくれて盛況でした。

いしかわ百万石文化祭「きらめくステージ」大成功!

 10月28日(土)に県立音楽堂にて、いしかわ百万石文化祭の「きらめくステージ」において、 田鶴浜高校との合同チームで、手話ポエム「石川の四季」を発表しました。また、奈良県立ろう学校のみなさんと手話歌を披露し、交流を深めました。
 観に来てくださった皆様に、「手話パフォーマンスを初めて観たけど素晴らしかった」などと感想をいただきました。ご来場、応援いただきありがとうございました。

 

 高等部 「第10回手話パフォーマンス甲子園大会 全日本ろうあ連盟賞受賞」

今年9月24日(日)に鳥取県で行われた「第10回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」に、高等部と田鶴浜高校手話部の皆さんとの合同チームで出場し、みごと入賞することができました。

2校合同チームでしたが、往復のバスや食事を共にし、絆を深め「ONEチーム、OURチーム」を合言葉に、練習の成果を発揮して、大舞台で最高の演技ができました。

次は、10月28日(土)いしかわ百万石文化祭のきらめくステージです。ぜひ、県立音楽堂邦楽ホールで両校の情緒あふれる手話ポエムをご覧ください。

手話パフォーマンス甲子園について

今年9月24日(日)に鳥取県で行われる「第10回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」に、高等部と田鶴浜高校手話部の皆さんとの合同チームで出場します!

田鶴浜高校の皆さんとの合同練習も行いながら、4月から少しずつ練習を重ねてきました。その練習の成果が発揮できるよう、そして、楽しんで本番のパフォーマンスができるよう、頑張ります! 応援よろしくお願いします!

 

就業ガイダンス

7月7日(金)の5・6限目に、就業ガイダンスを行いました。

講師に卒業生の武藤亜紀穂さんをお招きし、「人の目を気にせず、再出発してもいいんじゃない」というタイトルで、働く経験を通しての様々な思いや今感じていることなどをお話しいただきました。

生徒たちは、それぞれ自分の立場だったらと考えながら、武藤さんのお話を聞いて質問をしたり、グループに分かれて自分が感じたことについて話し合ったりしました。仕事に対する考え方や、自分が大事にしたいことなど、「働く」ということに対するそれぞれの思いが深まる、貴重な機会となりました。

ハローワークとの進路相談会

高等部では、毎年5月ごろに、普通科2年生全員と就職コースの3年生、専攻科Ⅰ・Ⅱ年生を対象に、ハローワークとの進路相談会を行っています。

今年度も、5月中に、金沢地区・羽咋地区・能登地区に分かれてハローワークへ行き、進路に関する相談をしてきました。

 

ハローワークの利用の仕方のガイダンスを受け、ハローワークの方に個別に相談をしたり、パソコンで求人票検索をしたりしました。

卒業学年の生徒は、このときに、求職者登録の手続きも行っています。

 

自分の働きたい業種・職種や仕事内容などの希望について自分で説明し、卒業後の進路について改めて深く考える機会となりました。

 

高等部 特別講演会「ろう学校の先輩から後輩たちへ」

 

10月13日(木)

特別講演会「ろう学校の先輩から後輩たちへ」

講師:㈱金澤木房en樹 代表取締役 西川 健太郎 氏

 ろう学校の卒業生である西川氏と株式会社DARUMA 代表取締役 達磨知典氏をお招きし、高等部生徒達へ社会に出るにあたっての心構え等を、ご本人の体験談を交えながらご講話いただきました。講演後に生徒が書いた感想文を礼状と共に西川氏にお渡ししました。講話の詳しい内容や、感想を、お子さんから聞いてみて下さい。