2025年1月の記事一覧

麻雀は人生だ!

地震から 393 日目

豪雨から 129 日目

 

麻雀ほどその人の

人となりが現れるものはなくて

打ち方を見ると

その人の人生までが見えるようで

だからこそハマる人が多い訳で

 

かく言う私は

ことのほか麻雀が弱いです

人生の成功者とは程遠い打ち方をします

 

コンピュータ相手ならそこそこ戦えますが

対人間となると

たちまち弱点を露呈してしまいます

 

理由はふたつあります

 

まずは

気が小さくて「ロン!」と言えない問題

 

誰かが当たり牌を切っても

「ここでそれを切るとは

 勝負に来たな

 かなりいい手なんだろうな

 索子で染めてるな

 混一色あるいは清一色

 もしかして緑一色もあるな

 それに引き換え

 自分は断么平和

 なんてしょぼい

 こんな手で上がったら

 気を悪くするだろうな」

うだうだ考えているうちに

次の人がサッサとツモりだし

「あ…上がれなかった」

 

もうひとつは

手を広げすぎ問題

 

昔から目の前に転がるチャンスには

なんでも飛びつくタイプで

回転寿司では

流れてくる寿司を全て食べたくなります

最近では回転寿司でも

タッチパネルで注文するシステムなので

重宝しております

 

なので気がつくと

三色一通二盃口を本気で狙って

結局上がれないパターンがいつもです

 

熟考の上スパッと決断するのが

麻雀の猛者であるなら

何も考えずに決断して

あとからグジグジ考える私は

限りなくギャンブルには向いていない人間です

 

「石橋を叩いて渡る人」

入念な準備をして

決断したら思い切って行動する

こうありたいものです

 

「石橋を叩いても渡らない人」

諦める勇気を持っている人です

ときにはこんな決断も大事です

 

「石橋を叩きすぎて壊す人」

何にでも否定的な意見を言う人

ちょっと苦手なタイプです

 

「石橋を壊して造る人」

既存のものをぶっ壊して

自分で新しいものを造る人

何人かこんな校長先生にお仕えしてきましたが

自分は到底その域に達することはできません

 

私は

「石橋に気づかず泳ぐ」

タイプです

石橋があるか確認もせずに

勝手に泳ぎ出して

あとから

「あ!?あんないい石橋あったんや」

 

向こう岸まで辿り着いていればいいのですが

大概は流れに戻され元の場所にいる

なんのために泳いだんや?

こんな感じです

 

でも自分で決断して泳ぎ出して

そんな中でいろんな困難にぶつかって

たとえ元の場所に戻されても

流されている間に

ぶつかってきた

ゴツゴツの岩や流木のことは

決して忘れません

 

新しい学習指導要領で重視されている

「探究」の狙いはこんなところに

あると思っています

 

先日講演をしていただいた

三谷産業様から提案がありました

 

質疑応答の際に質問をしたふたつのグループ

ひとつめは

「ジムを造りたい」

ふたつめは

「再生可能なエネルギーでまちを照らしたい」

 

今日その解決策のアイデアをいただきました

「ジム」でのトレーニングの運動エネルギーを

電気エネルギーに変換することを考えては?

 

全く異質のふたつを組み合わせるだけで

新しいイノベーションを生み出すことができる 

素晴らしい発想です