2025年6月の記事一覧
冬美さんの黒歴史
地震から 544 日目
豪雨から 280 日目
大晦日に本校から全国に
「能登はいらんかいね」を歌い上げてくださった
坂本冬美さん
雑誌「FOCUS」に
連載記事を書いていらっしゃいます
今週号には
平成2年の「紅白歌合戦」の模様を
書いていらっしゃいました
この年冬美さんが歌ったのが
音程が上がったかと思えば
急に下がりまたすぐに上がる
最高に難しい難曲中の難曲
「能登はいらんかいね」でした
しかもそのときの衣装が
ぶっとい眉に白い着物
これでもかというくらいの花を
羽根のように背負わされ
とどめがおかっぱのカツラだったそう
冬美さんにとって
「二度と思い出したくもない
自分史上最大最悪の黒歴史」
なのだそうです
にも関わらず
その曲を今回
私たちのために歌い上げてくださったのです
本当に感激です
当日は校長室の隣の応接室が
冬美さんの楽屋
午前中のうちに楽屋に入られ
本番までの間
ずっと練習していらっしゃいました
最高の思い出です
本当にありがとうございました
悪い記憶って書き換えができるそうですね
今回の出演によって
冬美さんの中で
「能登はいらんかいね」が
歌いたくない曲から
歌いたい曲に変わっていてくれるといいなと
思います
北海道へ遠隔授業の視察に出向いている
山上先生からのレポート続編です
「虻田高校から移動し
北海道高等学校遠隔授業配信センター
T-base にやってきました
対応してくださったのは
次長の佐藤豊記先生と
家庭科の野尻千裕先生です
T-baseでは
9教科30科目を
離島を含む32校952名に
授業配信しています
今回実際に虻田高校から
特急北斗と地下鉄とタクシーで移動してみると
片道約3時間かかりました
家庭科の場合
年4回といっても
対面授業は移動だけで往復6時間
骨が折れます
T-baseでは
教科の特性に応じて機材の設置を変えてありました
例えば書道の場合
授業者の筆使いが生徒目線で理解しやすいように
半紙に合わせて上から撮影されています
ホワイトボードが2面の教科もあれば
グリーンバック(緑の壁に画像を付けるタイプ)
の教科もあります
興味深いのは
それらの機材は手作りの台や脚で
設置されているということ
次長曰く
「遠隔のためのセットって売ってから
みんなでせーので作った」
よく見ると手縫いだったり木だったり
次長「職員会議なし 朝礼なし 職員室はフリーアドレス」
ここまで聞くとビビビッときました
会ったことのなかった親戚に会った気分です
次長「うまれた場所が違うからって教育の質は落とせない」
遠隔のことを学びに行きましたが
教師の協働性や矜持についても学ぶ視察となりました
野尻先生は
今年度から遠隔担当になったということで
アプリや家庭科の教材について話が盛り上がりました
野尻先生からメッセージが届きました
『山上先生のパワー熱量に刺激を受け
まだまだ頑張りが足りん!と思う次第です。
本日も何だかうまくいかないことがありましたが
先生のメッセージに励まされました!
ありがとうございます』」