2024年6月の記事一覧
街プロ8&11 子どもの交流場所with野球部
169日目
今日も天気の話題から
あまり一般的には
知られていないことなのですが
北海道同様
能登半島には梅雨がありません
昨日の気象衛星画像を見てわかるように
北東から南西へ向かって伸びる
梅雨前線の影響を受けにくいのです
まるで恐竜が水面から
首だけ出しているようです
すっきりとした青空が
広がるわけではありませんが
雨が落ちてくる日は
期間を通してほんの数日です
野球部関係のみなさん
この時期練習試合を組むなら
能登で組むべきですよ
そんな野球部の生徒たちも関わるのが
今日紹介する「街プロ」です
今日の「街プロ」
【福祉④】子どもの交流場所を増やす
輪島市では現在
全ての小中学校のグラウンドが
壊滅状態あるいは仮設住宅が建てられ
子どもたちが
跳んだり跳ねたり為る場所がありません
そのことに心を痛めるグループです
【スポーツ①】グラウンドきれいにする
同じ課題に対して
後先考えずにとにかく行動あるのみ
というのがこちらのグループです
輪島高校グラウンドは
自衛隊の駐屯基地となっていた関係で
液状化した上にバラスや改良剤が撒かれていて
とても使える状態ではありません
そこで目を付けたのが
市内の陸上競技場を
仮設住宅にするために
はがした人工芝です
この人工芝を敷けば
災害ゴミ処理とグラウンド問題が
一気に解決とばかりに
業者に頼み込んで
運んでもらいました
ところが一枚一枚が思いの外重く
とても人力で敷ける状況ではないことを
学びました
そこでやっぱり処分しようとしたのですが
処分に費用がかかるということを
さらに学びました
輪島市では処分の費用も含めて
見積もりしてあったそうなのですが・・・
こちらが勝手に搬入場所を
変えてしまったばっかりに・・・
難しい話はよくわかりませんが
とにかく当初の目的の
子どもたちの活動場所を確保しなくては
そう考えたメンバーは
自分たちで結局
グラウンド整備を始めました
小さなお子さんを持つお母さんが
ある日行政に対して
「あなたがたは
こどもたちにひとことでも
訊いてくださったんですか!」
と怒りをあらわにしていたのを
目にしたことがあります
子どもたちの思いを訊いたところで
結局市民の生活が最優先だから
結果が覆ることは考えにくいです
でも
子どもたちに
「これこれこんなわけだから
大事な運動場使わせてね」
という丁寧な説明が
必要だったのかもしれません
もしかして
小学校の先生方が
すでにお話くださっていたかも
しれませんね
とにかくこのふたつのグループが
協力しあうことによって
新しい何かが
生まれる予感です