2025年7月の記事一覧

「体育」と「英語」のメガネ

地震から 576 日目

豪雨から 312 日目

 

石川県養護教員研究協議会に招かれ

シンポジウムのパネリストを

務めさせていただきました 

 

 

 

 

 

 

養護教員つまり保健室の先生は

学校の中で一番やさしくてあたたかい先生

県内のすべての学校のそんな方が

一同に介しての会ですので

まるで菩薩様の懐に抱かれているかのような

なんともいえない心の安らぐ会です

初めての経験です

 

 

 

 

 

 

 

輪島市立河井小学校の 中條 葉子 先生

 

 

 

 

 

 

発災直後からの安否確認

避難所巡り

校舎の片付け

学校の再開

本当にいろいろありました

6校の小学校が輪島高校に集まって

勉強していました

保健室の先生も力を合わせて

6校全ての子供たちの支援をしました

 

 

珠洲市立宝立小中学校の 小畠 尚美 先生

 

 

 

 

 

 

宝立小中学校は市の避難所に指定されています

津波発生時 800人の方が避難されました

災害人道医療支援会 HuMAさんが

支援してくださいました

 

以下は生徒さんの作品です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石川県立穴水高等学校の 山元 祐子 先生 

 

 

 

 

 

 

高台に位置する穴水高校は

学校に向かう通学路に

大きな被害を受けました

中学校の校舎を借りて学校再開しました

ランチスペースをご自分で開設なさり

生徒のケアにあたられたそうです

 

助言者の金沢大学の森慶惠先生からは

「つながり」

 学校内外との協力体制

「即応と継続」

 災害直後の対応と長期ケアの両立

「子どもを見るまなざし」

 心と体を見守る日々の視点

の大切さを教えていただきました

 

午後は兵庫県から『EARTH』の方を

お迎えしました

村尾先生と大封先生

 

Emergency And Rescue Team

      by school staff in Hyogo 

阪神淡路大震災時に

全国各地からいただいた支援に報いるため

震災5年後に作られた

災害があれば要請に基づき

学校の教育復興を支援する

教職員の組織です

 

今回の能登半島地震においても

いち早く珠洲市の支援に入られました

 

この素晴らしい組織を

ぜひ全国展開させる必要があると感じています

これまで全国で5件にしかなかった

災害時の学校支援システム

文科省からの

D-EST(Disaster Educational Support Team)

構想を受け

各県に広がりを見せています

『EARTH』さんには

ぜひその豊富な経験と知識を活かして

全国の組織の指導的立場を

担っていただきたいと願っています

 

 


【今日のDeep Purple】

教科を超えた授業実践を紹介し

深い教科横断型授業を作り出すコーナー

野々市明倫高校さんの事例紹介3回目は

『体育』と『英語』のメガネ

「No English No Futsal」です

 

英語だけを使ってフットサルをしました

日本語を話すとイエローカードです

体育の先生も頑張って英語オンリー

特別ゲストにALTも参加

楽しく英語を学べていいですね

 

Kick off!「試合開始」

Pass!Shoot!Mark!「よこせ!撃て!いてまえ!」

Man on!「後ろに敵が!」

What a wonderful  goal!「やったぜ!」

 

私も以前ALTと掃除しながら

「No English No Cleaninng」

をやってみたことがあります

ALTというのは

Assistant Language Teacher 

外国語教育をサポートする

外国籍の教員です

色々と普段使わないフレーズを

その都度訊いては教えてもらいました

問題です

英語で何と表現するでしょう?

① モップについた埃を振り落とせ!

② 黒板消しをバンバン叩いてチョークの粉を落とせ!

 

 

答えは

 

 

① Shake it off!

② Bang it off!