講座NOW

2022年11月の記事一覧

第10期学生クラス標準コース4日目 ベテラン教員の技に学ぶ!

 爽やかな秋風が心地よく感じられる中、第10期学生クラス標準コース4日目を11月5日(土)に開催しました。この日は、令和3年度マスター教員の先生方6名を講師としてお招きし、「ベテラン教員に学ぼう」の講座を実施しました。小学校は理科と社会、中高等学校は理科と英語の示範授業が行われました。
 塾生は児童生徒役として授業を受けながら、ベテラン教員の卓越した指導方法を体験し、自身の授業づくりの参考になるポイントをつかむことができたようです。その後の講義では、子どもたちの実態に応じた対応や学級づくりの工夫などを通して、教師としての使命感や情熱に触れることができ、更なるレベルアップを図ろうという思いを強くしました。

北野 靜江 主幹教諭 社会
穴水町立穴水小学校

東山 麻由美 教諭 社会
能美市立湯野小学校

別宗 美幸 教諭 理科
金沢市立夕日寺小学校

村田 祐美子 教諭 社会
金沢市立安原小学校

熊切 道人 教諭 理科(地学)
石川県立金沢辰巳丘高等学校

西 佳織 教諭 英語
石川県立小松高等学校

<塾生の感想より>
○ 流れがつかみやすく、集中力の続く、素晴らしい授業だと思った。生徒の実態を把握することの大切さ、ねらいの設定など学ぶことがたくさんあった。
○ 勤務されている学校の生徒を想定し、簡潔かつ丁寧に手順を示しながら授業を進められており、生徒の実態に沿った授業計画の必要を強く感じた。
○ 板書の見やすさに驚かされた。また、授業を構成していく中で、既習に使った資料が本時で使う資料に関係を持たせるという工夫が素晴らしいと思った。
○ 自分の専門教科の指導力を上げていくことに加えて、自分の専門外のことにも興味を持つことが深い授業を進める上で大切だとわかった。
○ ペアワークや「ロイロノート」を通して考えを共有し、生徒自らが考えをまとめ深めていくことの大切さを知った。
○ 自己肯定感や完璧主義が学習の妨げになっている生徒に対し、成功体験を積ませるとか、失敗しても良いという安心感を与えることの大切さを知ることができた。

(報告 中本)

いしかわ師範塾 設立10周年記念事業 無事終える!

 いしかわ師範塾は、平成25年4月設立以来、本年度で10周年を迎えたことを機に、7月10日、ホテル金沢にて記念式典・教育実践発表を開催したほか、8月3日には塾の講義概要や特徴をまとめた広報用DVDを作成・公開しました。また、9月30日にはこれまでの足跡をまとめた成果報告書を発刊しました。
 これら3つの記念事業を滞りなく終えることができましたことに対し、関係各位の皆様に深く感謝いたします。今後とも教員をめざして仲間と切磋琢磨し合える環境を大切にしながら、人間力と実践的指導力を備えた人材の育成に邁進してまいります。


○ いしかわ師範塾 設立10周年記念式典・教育実践発表 

 新村塾頭による挨拶、来賓としてお招きした馳知事、石田 県議会議長からお祝いの言葉をいただき、長年にわたり師範塾の指導員として本県の教育に尽力された47名の代表者に感謝状が授与されました。なお、式典後、卒塾生2名が教育実践発表を行いました。

              
 

 

 ○ いしかわ師範塾 広報用DVD作成

 学生クラスの講義・演習や模擬授業、学校現場で活躍する卒塾生や馳知事の視察等の様子を撮影し、いしかわ師範塾の特長をまとめた紹介動画として編集しました。作成したDVDは、県内外の大学、および、県内の全ての公立学校等に配付するとともに、短縮版をYou tubeで配信しています。

→ 短縮版はこちらへ! 

 いしかわ師範塾の指導員や卒塾生のインタビューを多く取り入れることにより、教師をめざす若い人たちに学んでいただき、教員となって活躍してもらいたいという想いや願いが伝われば幸いです。

 

○ いしかわ師範塾 設立10周年記念成果報告書

 成果報告書の内容は、当塾の研修事業10年間の変遷、講義録(抄)、大学関係者との教育懇談会、指導員全体研修会の概要、11名の新旧指導員による座談会の記録などを115ページにわたって掲載しています。
 なお、成果報告書の中から、「いしかわ師範塾『学生クラス』のあゆみ」をホームページ上に転載しています。

→ 転載先はこちらへ!